つれづれに

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 今日のYouTube
http://www.youtube.com/watch?v=1O0fc277ACQ&feature=related


 オリンピックも元気がよいのが女性だけ。 男はどうしたである。
暑さも、ここで一息ついている。直ぐにお盆なら不思議なことでないが、熱暑は
夏の後半が最近の傾向。 

 政治も、ここで解散風が吹いてきたが、何か自民党の残党が目につく。
どうみても、権力を握って利権狙いのような嫌らしい臭いが全体から出ている自覚がない。
もしかして、もう一度民主党に投票をしたくなる、あの薄気味悪い、あの連中の空気がある。
映像は正直に、ありのままの姿を映し出す。 

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2007年08月09日(木)
 2319, 5次元世界が存在する?      ヽ(★>з<)。o○[ォハヨ]○o。(>ε<☆)ノ
何かSF的な話か、新興宗教の本に出てくる異次元の話が、たまたま見ていたNHK・TVで
放送していた。「エッ、何?」と注目してみた。あと数年もしないうちに「『5次元の世界』が
発見される可能性がある」という。
来日中の理論物理学者のリサ・ランドールがNHKのアナウンサーと、朝から異次元を語っていれば、
私でなくても誰でも驚くであろう。彼女は、いま全米が注目する物理学会のニューヒロインで、
5次元世界の提唱者。加速器を使った粒子の衝突の実験で、消えてなくなる素粒子が存在することから、
その理由を探しているうちに5番目の次元に移動するのでは?と、思い至ったという。
5次元の世界は私達が触ったり、感じたりはできないが、物理的には必ず存在するという。
3次元空間の中にスライスされた2次元の平面(膜)が無数にあって、その膜のひとつに私達や
銀河が張り付いているようなイメージという。 これは「超弦理論」の「M理論」に非常に似ている。 
M理論とは「プレーンとプレーンの間は唯一重力が伝播されていて、あるときプレーンとプレーンが
何かの要因で接触すると莫大なエネルギーが解放されてビッグバンが起こり、新たな宇宙が発生する
カニズムを理論化したもの」 M理論は11次元の超重力理論であり、ランドール博士の5次元宇宙と
何処が違うか私の知識内では理解できない・・ ランドールは子供向けに数式を使わずに
「ワープトパッセージ」という本を書いていて、全米の科学分野でベストセラーになっているという。
20年位前に、NHKがシリーズで壮大な「宇宙」についての番組を放送していた。
その中で、「ブラック・ホールが周囲の星など何もかも吸い込んでしまうが、その宇宙の歪みから
できた穴の行き先は、この宇宙とは違う宇宙に通じている。」という説を紹介していたが、それにも
通じるのかも知れない。その時、その別宇宙への目に見えない管が我々周辺にも満ちている、と。
それにしても、数年以内に5次元世界の存在が証明される? 現実的には信じがたいことである。
発見されれば、科学にとって、いや人類にとって衝撃的ニュースになる!
別宇宙の空間が我々の周辺に満ちている?そんなバカな!        (≧∇≦)ノ~~~マタネー

3995, 宇宙は本当にひとつなのか ー2
2012年03月03日(土)
         「宇宙は本当にひとつなのか」 村山斉著
 先日、「 宇宙論コペルニクス以来の大転換 」について書いたが、そのタネ本が、
この「宇宙は本当にひとつなのか」。私にとって、世界観がひっくり返るほどの驚きである。
オーバーにいえば夜半に目がさめ、これを考えると息苦しくなるほど。宇宙の果てがあるかどうか、
時間の始まりがあるのか、神の存在とは、自由とは何か、どこまで自由になれるのか?などの問いは、
この本を読んでしまうと根底から揺らいでしまう。 前提が宇宙がひとつ、だったのが、
10の500乗の宇宙の存在の可能性を突きつけられれば、今までの宇宙論と、世界観は何だったのか?
になる。コペルニクスの地動説が事実と知ったキリスト教徒のようなもの。 
 これは万物の存在に根底から問い直しを迫った宇宙論になる。
「 宇宙で原子でできている目に見える物質は5 %に満たず、残りの約23 %は正体不明の暗黒物質
ダークマター)と、73 %の暗黒エネルギーが占めている。それが、どうもあるらしい。ということは、
宇宙の約96%は正体不明で、それらは他の宇宙から、私たちの宇宙に流れ込んできている 」という
途方もない説。 まず、「 第一章 私たちの知っている宇宙 」から、幾つか書き出す。
   * 私たちの知っている宇宙
・ 地球が太陽の周りを回る速さは、秒速 30 km。
・ 星の成分は光を分析することで解る。 温度が高い場所ではどんな物質でもガスになる。
  光がガスの中を通るとガスにより決まる波長が吸収される。このスペクトラムの欠けで元素がわかる。
・ 宇宙の年齢は137億年。宇宙が膨張して38万歳のときに電子と原子核がくっついて光が真っ直ぐ
  進めるようになる(宇宙の晴れ上がり)。
  このときの光が宇宙背景放射である。 地球の年齢は約46億年。
・ 2006年8月に冥王星は惑星から準惑星に格下げになった。光の速度で4時間。 月は7分。 
  太陽系の中で恒星は太陽だけ。次に近い恒星はケンタウルス座プロキシマ星で4.2光年。 
  我々の天の川銀河には約2000億個の星がある。太陽系は中心から28千光年離れた端に近い場所にあり、
  天の川銀河では、まだ若く星や惑星が生まれている。太陽系は銀河の中心を秒速220kmで動いている。
・ 銀河団より広い6.6億光年でみると、銀河は一つの点になり、線のようにつながったフィラメント構造と
  空洞になった泡になる。 これを宇宙の大規模構造という。
・ 60億光年くらいの範囲で見ると、宇宙はだいたい均質で同じような性質をもっている。これを宇宙原理という。
・ スイス・ジュネーブ郊外の地下一周27kmの世界最大の加速器「大型ハドロン衝突型加速器」で
  ビッグバンを再現する実験を行なっている。ここでは、ブラックホールをつくる計画があり、できれば
  4次元以外の次元、つまり、異次元があるという証拠になる。そうすれば、異次元の中を運動する
  物質の暗黒物質の正体もわかるかもしれない。
 ▼ この数年来で最も面白く、ショックを受けた本である。このところ、ショックのことが多い。
   異次元世界、いや異次元宇宙があるとはね。
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