つれづれに

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 今日のYoutube
http://www.youtube.com/watch?v=CgiZbCR6-YA&NR=1

  あるブログにあった小話、非常に考えさせられる内容である。

    * アイルランドのダブリンで拾った話。
  アイルランドの閑散とした都市で・・・。 雨が降り、人どおりも少なかった。経済は厳しい。
みんな借金だらけだ。誰かにカネを借りている状況。 そんなある日、恰幅の良い旅行者が
通りかかり、とあるホテルに寄った。 100ユーロ紙幣をカウンターに置いて、
「今夜泊まるのに適当な部屋があるか検討したいので階上の部屋を見せてくれないか」。
ホテルのオーナーは部屋のキーを幾つか選んで渡し、旅行者が階上に行くや、
100ユーロ紙幣を掴み隣の肉屋のツケを払うために走った。
受け取った肉屋は、直ぐに養豚業者に走り、滞っていた支払を済ませた。
その100ユーロ札を受け取るや、養豚業者は、
餌と燃料の販売業者(農協)に走り、溜まった請求を払った。
農協の人は、直ちに近くの飲み屋でツケを払った。
その飲み屋のオヤジは、丁度店で酒を飲んでいた馴染みの売春婦に以前から「ツケ」で
楽しませてもらっていたので、その支払を済ませた。
そのお姐さんはホテルのカウンターに行き、先日のホテル部屋代を支払った。
それを受け取ったホテルのオーナーは、何事もなかったかのようにカウンターの上に
100ユーロ紙幣を戻して置いた。 恰幅の良い旅行者は何も気がつかず
「気に行った部屋がない」と去っていった。 誰も何も生産したわけではない、
誰も何かを汗水流して働き得たえわけでもない。
でも街全体が借金から解放され、未来に向けて再出発することになった。
これが「景気刺激策」の効果なのだろう。
 ー--
 デフレ・インスパイラルは、この話の逆の回転になったいる様。
誰も先行き不安で財布の金を締め、その結果、経済が悪化、そこで、更に節約をして
物を買わなくなる。その逆循環が始ったということ。 恐ろしいを遥かに越えている。
落語の花見酒のようでもある。