つれづれに

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 この時期、取引会社、とりわけ銀行関係の担当の交代である。 
時が時だけに、高速人事配転をするのが銀行にとっても良いのだろう。
そろそろ、ものによっては、鉄鉱石や食料などの値上がりが始ってよい時期である。
何処から始まるのか? 見ものである。 資源の少ない日本は、ハイパーインフレが世界的な傾向を
示すと、一番打撃を受けるはずだが。 のんびりしたものだ? 
 
 ところで、中国の温家宝首相が、中国の失業者が2億人もいると、公式の席で述べたという。
15パーセントである。 都市部は5パーセントというから、農村部は20パーセントを遥かに越えているという。
今回の毒入り餃子の犯人の年収が27000円とあった。月収2200円である。 妻と子供二人を含めて4人といえば、
どうにもならない収入である。 これで、本人が逮捕されると、残された、三人の生活はどうなるのだろうか。
中国国内では、年間数万回の暴動が起きているというが、TVなどで都市部の裕福な生活を見るにつけ、
大部分の貧困層の暴動が日常的に起こるのは、何ら不思議ではない。 
 20年前に、北京、上海、桂林に行った時に、北京に立体交差の道路が一箇所しかないといって、
そこの下を通ったが、地方都市の列車の線路の下を通るような道路。 それが、20年で激変である。
地元の添乗員が、「紅衛兵による虐殺で2000~3000万人が殺戮され、村外れに死体の山が
彼方此方にあった」と、薄ら笑いをしながら話しているのを聞いたことがある。 
そういう話は、日本のマスコミは知ってから知らずか、一切書かなかった。現在も、書けないことが多いのだろう。

 で、今度は日本の話。 もう、アメリカが100年か、500年の白人支配の近代資本主義を根本から破壊してしまった。
それが、まず日本に軽く前波が押し寄せている。 何とか表面を取り繕っているが、茹で蛙。 どうもこうも、しどろもどろ。
あとわずかな後に、違う形で波がくる。 年内は朝起きてみないと、何が起こるか分からない事態が起こるはず。
アメリカは破綻してしまったが、まだドルとアメリカ株式が暴落をしていない。 しかし、もう起こってしまったのである。
それが、どういうことか、9割以上の??は実感として理解してないのでは。 他人事ではないから深刻である。
昨日の日曜日のモーニングショーはいただけない。 あまりに政治ショーが過激で21年続いた番組も、昨日で終了。
これは正しい判断である。 あまりにトップの無能さが露出しすぎるからである。 露出するには、あまりの過激な
日々が目先にまっている。 国家非常事態に入っているのに、その自覚が全くないに等しい。 
知人が、「金を買わない馬鹿、 東京周辺に住んでいる馬鹿、個人国債を買っている馬鹿、まだ預金している馬鹿」
と自嘲気味に言っていたが、実際には言いえて妙である。 それに年金を当てにしている馬鹿が加わるか。
もし、これが一般に浸透したら、ハイパーインフレである。 国の債権ー札、国債などが、信用が出来なくなるからだ。
 リーマンショックを、リアルに映画化したストーリーで、金融界のドン達が話す内容は、シビアである。
それを、私レベルで噛み砕いたのが上記の文章と思えばよい。  どうすればよいか、私たちレベルでは金を
買うしかないのか?しかし、金の相場も、上げ下げは一部の連中の思惑でどうでも可能である。 
といって、それしかないのなら、有り金すべてを換金しておくしかないのか。 それもない?
なら、大丈夫、何も失うものが無いから・・・ 中途半端な会社経営をしているものは悲劇だろう。 誰のこと?
 年金暮らしで ノホホンとしている人が一番危ない?