つれづれに

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 何か、嵐の前の静けさという感あり。
 来週になると4月に入るが、不気味な予兆がする。
 不安がっていても仕方がないが、景気に底抜けの雰囲気が漂っている。
 毎年のことだが、4月の初旬と、ゴールデンウィークの連休明けに一度妙な落ち込みがあり、
 後で振り返ると大きな日本経済の落ち込みの前兆のケースが多い。
 今年は、やはり少し異様。 産業全体に重大な事態になっているのだろうか。
 輸出入が、昨年の半分以下になっていると発表されたが、実際に日本の産業全体が
 半分近くに減っている。 メーカー半減、サービス業は4割減は、既に恐慌入りということ?

 こういう時に一番初めに影響を受けるのが、タクシー、飲食店、そしてホテル業。
 それとトラックなどの物流である。 関東を中心に土地バブルと同時にホテルバブルが
 起こった。特に外資系や、日本の都市型ホテルが去年の9月以来、壊滅的な大打撃。
 次にリゾート、そして2時間日帰り圏のビジネス・シティホテルになる。
 状況から見て当分の間回復の兆しがない。2009年度はマイナス5・8パーセントとかいうが、
 その倍以上になる可能性が大である。 去年の夏の輸出入が半分以下など、考えられない。
 
 まあ、マイナスのことばかり並べ立てているが、金融恐慌の後には、経済恐慌が必ずあることを
 忘れないことだ。