つれづれに

今度の秋葉原の無差別殺人、ＴＶや新聞で生々しい映像や写真が多く映し出されている。
警察が拳銃を右に左手で警棒で犯人と対峙している写真もあった。
また、映像では犯人を取り押さえる瞬間のものもあった。
人工呼吸をしているものや、牛丼店に通行人が逃げ込んでくるビデオもあった。
さすが、秋葉原で映像機器が溢れかえっていたということ。
最近近くで無差別の予告殺人があったばかり、何か底知れない恐ろしさを感じる。
殺人もゲーム感覚なのだろう。格差社会の、底から這い上がることに絶望的な心の爆発である。

国連大学経済研究所の発表だが、世界の資産分布は
　最も豊かな１㌫が個人総資産の４０㌫を保有。
　その９割が先進国１０ヶ国に住んでいる。
　上位１０㌫が、８５㌫を保有。
　下方５０㌫が、逆に１㌫にとどまる。
という。その上位１㌫の３７㌫がアメリカ人、２７㌫が日本人だという。

日本も、総中流社会といわれたのが、この十数年で下流に中流が雪崩れ込んでいる。
その苛立ちが、今回の背景にあるのだろう。