閑話小題 ~ミャンマーでクーデター

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    * 昼まで何を食べていたの…?
 60年前の高校生の頃、TVでビルマのクーデターを報じていた。
その国で再び、軍部がクーデターが起きたが、この一連で眠っていた面白い
エピソードを想いだした。
 居間に居た甥っ子が、『昼まで何を食ってたの…?』と、私に聞いてきた。
ビルマ」を「昼間」と、「クーデター」を「食(く)ていた」と勘違いして
のこと。 独り爆笑していた! その国でクーデターが再び発生したのである。
 軍部が怖ろしいことに… 北朝鮮、中国をみて、暴力装置を内部に使うと絶大
な効果があることに気づいてしまった。 …中国から<数百も殺し弾圧すれば、
大衆は恐れ慄いて大人しくなる>と! 
  …ネットニュースによると、
≪ ☆ ミャンマーでクーデター、軍が再び権力掌握(CNN)
 今月1日、国軍がクーデターで権力を掌握した。かつてビルマと呼ばれた
ミャンマーは、1962年から2011年まで軍事政権が国を支配し、恐怖と
残虐行為によって人々に自分たちの絶対的権力を誇示した。 しかし6年前、
変化の希望が生まれた。ノーベル平和賞受賞者で元政治犯アウンサンスーチー
が率いる国民民主連盟(NLD)が選挙で圧勝し、ミャンマー初の文民政府が
誕生したのだ。しかし、2月1日に状況は一変した。国軍がクーデターで権力
を掌握し、スーチー氏を逮捕したのだ。インターネットは遮断され、ニュース
放送局の放送も中止された。軍営ニュース放送局の司会者は、ミンアウンフ
ライン最高司令官が国家の権力を掌握したと発表した。≫
 ――
▼ これが成功すると、他国にも軍事クーデターが波及する可能性が出てきた。
 特に、国家の態をなしてない韓国が危ない。特にコロナ禍二年目の今年が危ない。

・・・・・・
6941,閑話小題 ~新型コロナの現状と、行方は? ~16
2020年03月16日(月)
   * このブラックスワンの到来の意味することは? 
◉ 〔中国の新型コロナがピーク越え?〕… そんな訳ないのは少し考えれば
 解ること。強権国家の情報コントロールのたわもの。現在も全国津々浦々で、
静かに浸透していると考える方が理屈に合っている。 
イタリアが、異常に流感したのは、「ハグ」の習慣だけでなく、中国関連企業が、
北イタリアに多々存在しているため。中国に遠慮して表立った公表が出来ない
云々の結果である。 欧州にあと2ヵ月、アメリカには、3ヶ月後がピーク。
パンデミックの結果、経済恐慌の可能性がある中で、無観客や、数ヶ月、1年後
の開催は到底無理。2年先か、中止が筋だが…中止なら、安倍の政治生命は
即死… 
WHOや、IOCは、日本経済の都合など関係なく、自身の立場で判断するから、
当事者にとっては、その判断待ちは針の筵…。
◉ これで、世界の様相がブロック化に向けて大きく舵をきることになる。
 ブロック化で、難民など弱者への皺寄せが重なる。大混乱の中で、彼らを
守ってくれる国は無いに等しい。国が有ればこその個人である。国家間では
弱肉強食の法則が直にはたらく。…何やら第一次、第二次世界大戦辺りの時代
感覚に似てきた。当時の「スペイン風邪」が、この新型コロナに類推される?。 
◉ 昨日の日曜日のモーニングショーで、東京オリンピック開催の件で、非常に
厳しいコメント。ここの取扱いで神経を使ってきたが、その全てを、そのまま
露出してしまった。これ以降、空気が更に一変する。
〔65歳以上の老人は当分、外出することなく、巣籠をすべし!と、宣託された
ことになる。  このままだと
< …世界の7割が感染し、80歳以上は1~2割は死亡し、年内はパンデミック
治まらない。その手立ては、今のところなし。手洗いとマスクをして、可能な
限り静かに在宅。特に老人と持病持ちが危ない病気。新型インフルエンザと比べ
ようもない死亡率> これでは、世界恐慌になって然るべき>… 
 と一般に知られてしまった。
 ――
【パリ時事】
・フランスのフィリップ首相は14日、新型コロナウイルスの感染拡大を受け、
生活必需品を扱う店以外の国内全ての店舗を休業にする政府決定を発表。
またスペインのサンチェス首相も同日、非常事態を宣言。同様の店舗休業措置
を取り、住民の外出を制限すると表明した。欧州は感染者の急増に歯止めが
かからず、各国は強力な措置に踏み切った。
・仏政府の決定は15日午前0時(日本時間同8時)に発効し、期間は未定。
衣料品店や飲食店が休業となる一方で、食料品店や薬局などは営業を続ける。
フィリップ首相は記者会見で、15日の統一地方選は「投票者同士が一定の距離
を保てるようにするなどの対策を取った上で予定通り行われる」と述べた。
仏保健省は14日、国内の感染者が前日より約800人増え約4500人に、死者が91人
になったと明らかにした。
・14日のスペインの報道によると、国内の感染者は前日から約2000人増え6200人、
死者は191人。サンチェス首相は14日、不要不急の外出が同日から禁止されると
明らかにした。 
 ――
▼ 中世の「黒死病」はモンゴルが、スペイン風邪オスマントルコが欧州
 制圧の武器として使われたと疑われている。 そして、この疑い先は… 
アメリカ、中国、イラン、ロシア、韓国のどの国をとってもフィットする。
タイミング的にみて、英国がEUから無事、離脱した直後とすると、英国もか。
離脱派からすれば『ほらみろ!』である。ロシアも然り。不名誉な不参加が、
むしろプラスに評価される… こうなると、魑魅魍魎、エログロの話になる。

 追; 以下の昨年は「不景気」。今年は「恐慌風邪」が吹いてきた
と、様変わり。世界も、日本経済も、土壇場の可能性がある。
土壇場の向うに何がある?

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6575,+6576 閑話小題 ~不景気風がふいてきた! -2
2019年03月17日(日)
   * 色濃い不況の影が
 リタイアをして8年が経過した。以来、生々しい話題に触れないようにして
きたが、ここで不況感が強まってきたようだ。 団塊世代年金生活に移行し、
その家族を含めて生活を縮小せざるをえなくなってきた。世界的不況からくる
物価値上りは、当然のこと。それに人口減少問題が重なり、以下のように…
オリンピックなど一時的特需を除くと、もう右上り経済は望みようがない。
目先ばら撒きのアベノミクス東京オリンピックで覆い隠す手法も、世界経済
の潮流に逆らえない。これが追詰められた北朝鮮とトランプを刺激し、開戦の
可能性すらある。EUからの離脱問題で大揺れの欧州。そして財政基盤の弱い
中国、ロシア。そのシワ寄せは南米、アフリカ、中東の最貧国に甚大な影響を
もたらす。ニトリ社長の1年前のインタビューが、さらに進む…
 
≪  ―明らかに、日本の消費が萎んでいる―
・「消費傾向が大きく変化している。なにより、人間が動かなくなってきた。
以前は買い物自体がレジャーで、百貨店やスーパーに行くのが娯楽の一つだった
のに、いまは買い物のために遠出しなくなった。加えて、いまはインターネット
でなんでも買えてしまう。トイレットペーパーでも水でも食品でも、安く買えて
すぐに届けてくれるから、家にいながら買い物を済ませられるわけです。
・それに、百貨店、スーパーの売り上げ減が止まらなくなったのは、コンビニで
買い物を済ませる人が増えたことが大きかったのですが、ついにその大手コンビニ
オーバーストアで既存店売上高が落ちてきた。
・一方、唯一と言っていいほど消費が増えているのがスマホなどの通信費です。
'00年から'16年の消費支出の変化を見ると、『通信・光熱関連』は10.1%の伸びが、
衣食住の衣は32.1%減、食は3.9%減、住は17.9%減。これが現代の消費の姿です。
 ー
   ―業界が丸ごとなくなる
 ~訪日外国人によるインバウンド消費は伸びていますが。
「インバウンド消費は、いつ引いてもおかしくない。日本人もバブル期に欧米に
旅行して爆買いしていましたが、いまはしていない。同じようにインバウンド
需要もいつかなくなるでしょう。
・結局、給料が上がらないと消費は増えない。しかし、日本のGDPの70%以上を
占めている流通・サービス業は、目の前の売り上げ低迷を食い止めるのに必死。
だから合理化で賃金も消費も増えない。したがって、デフレは続いていく」
そして…。「これから日本では多くの企業が勝ち残れずに淘汰されていく競争が
本格化していく」と、穏やかならぬ予測まで語るのである。そんな日本の未来を
先取りするように、すでに企業がバタバタと倒れ始めているのがアメリカ。
似鳥会長によれば、「アメリカで起きたことは、将来そのまま日本で起きる」。
そのため、毎年1300人ほどの社員とともにアメリカに視察・調査に出かけ、
現地のナマの姿を見てきた。 '17年の視察で最も印象的だったのが、
「アマゾンvs.ウォルマートの2強対決」。アメリカではすでに多くの企業が淘汰・
吸収され、残る2強の直接対決に収斂してきたというのだ。
アメリカはもう大変ですよ。'17年にアマゾンが約460店ある高級SMチェーン
のホールフーズ・マーケットを1兆5000億円で買収したのは有名ですが、買収から
数ヵ月もしないうちに、そのリアル店舗で値下げを始めているんです。
それに対抗するように、ウォルマートも約3800億円でネット企業を買収して
ネット通販を強化し、独自の配送網も整備するなど大改革を推し進めている。
さらに、ウォルマートはこれまでは4000坪前後の巨大店舗を構えていたのが、
食品中心の1000坪規模の新店舗の出店を加速させている。ネットでもリアルでも
巨大企業同士が真っ向対決しているんです。 その煽りをモロに受けている
『その他大勢』。これまで世界で日本だけがデフレだと言われてきましたが、
アメリカでも2強が値下げ競争を仕掛けていることで、デフレ化が顕在化。
多くの企業がそれに耐えきれなくなっています」      ≫


▼ アメリカの統計だが、リタイアをして7割は、近所のSCに買物に行く以外、
 外出をしないという。まして内向きな日本人は、同じ傾向のようだ。私自身、
これに加え、早朝の自転車散歩と、スポーツジム、週一の映画館通いと、ランチ。
隠居生活で、メッキリ金を使う機会がなくなった。合理的にストレス解消ができて
いるため。生活の均衡縮小ということ。還暦までに、75~80歳の終焉を想定して
遣り終えていたことがある。見栄さえ捨て、『閑』の唯我独尊の世界を作れば、
何ということはない。未だに世間にまみれた世間人と隔絶した『世捨て人』を
自認すれば… これでは、不景気になるわけである。背景にはデジタル社会の
本格的到来がある。ジッとしていてもネットTVで、何処へも行ける。それも
リアル世界と変わらない体験可能となれば… 「冷食」もデジタル技術の産物と
すると、商品コストは半値以下。 年齢からして、これで満足できるだけ?
宅配にドローンが使われようという時代。 我家も週に1~2度は宅配が届く。
ネット価格は、店舗経費の中抜きと、宅配経費を差し引き、20%オフが常識。
不景気になるわけだ。 最近じゃ、オレオレ詐欺が、強殺に進化?始めた。

・・・・・・
6576 閑話小題 ~不景気風がふいてきた! -2
読書日記 本当のことも、ほどほどに…

 <『誰もが嘘をついている ~ビッグデータ分析が暴く人間のヤバい本性 』
             セス・スティーヴンズ=ダヴィドウィッツ (著)>
    * 検索は口ほどに物を言う!
 若い時は親の影響で保守的だが、年齢を重ねて社会を知るにつけ、どうも
その実態は嘘だらけに気づく。本音は心の底に押しこんで世間には、違った顔
を見せる。老年になって、その誤りを知り、本音を話そうとすると、嫌味な老人
として扱われ、孤立化していくのが世の常、そのことを元社員が気づき問題提起
をしたのが、この書。 ー検索は口ほどに物を言う― 本音が、もろに出てくる。
その事例だけでも充分に面白い。世間話で暇を消費している人間には、「暇」と
『閑』の差異が解らない。社会学を隠れテーマとして読書や、社会経験を50数年、
学び、遊んできたが、考え続けている人が、僅か3%、少しは考えている人が30%、
ほゞ考えてない人が67%。情報化は、その現実を露骨に表立っている。それは
社会的身分ではない。問題は、その本音。日本人は、その本音と建前を使い分ける
国民性が強い。これを書き続けていると、否応なく、本音が露見する。世の中、
誰も嘘をついている、そのまま書き表す面白さ。問題は己の嘘に気づかないこと。
ここには、通説や直感に反する事例が満載されてある。それを流し読むだけで
充分に価値がある。質問(検索)の中に本音が露見する現実とは?

≪  ―Amazon 内容紹介―
 実際人々はどれほどセックスをしているのか?
 アメリカには人種差別主義者がどれほどいるのか?
 ビッグデータで証券市場に勝てるのか?
 不況時に児童虐待は本当に減っているのか?
 本を買った人のうち何パーセントが読み終えるのか?
  ー検索は口ほどに物を言う―
人は実名SNSでの投稿や従来のアンケート調査では見栄を張って嘘をつく一方、
匿名の検索窓には本当の欲望や悩みを打ち明けている。グーグル、SNS、ポルノ
サイトの検索データなど、ありとあらゆる「ビッグデータ」が利用可能になり、
それを分析する手法が確立された今、通説とは全く違う人間の本性が明かかに!
 ビッグデータとは何なのか、どこにあるのか、それで何ができるのかをわかり
やすく解説する一方、データ分析にまつわる罠、乱用の危険や倫理的問題にも
触れる。ビッグデータ分析による社会学を「本当の科学」にする一冊!

• 黒人への差別表現はグーグルで「頭痛」「経済学者」と同程度検索されている。
• 失業者は検索サイトで「職業安定所」や「新しい仕事」よりも、ポルノサイトを。
• 男女ともにセックス回数を過剰に自己申告するが、
 結婚生活最大の悩みは「セックスレス」。
• インドやバングラデシュの男性が、ポルノサイトでとりわけ多く検索する
 言葉は「授乳」。
• ジョークが検索されるのは世間が悲しいムードのときではなく、うまくいって
 いるとき。月曜や曇天・雨天には検索頻度は低く、週末は高くなる。
• 名門校にギリギリで合格した人とギリギリで落ちた人の人生にはどのような
 違いがあるか。
• オンラインのP2P借金サイトでコメントを書かせると、借金を返す人と
 返さない人は言葉遣いに差がある。踏み倒す人は特定の単語を使う傾向にある

 グーグルの元データサイエンティストで、ニューヨーク・タイムズにも寄稿
する著者が、グーグルの検索データを分析して米国の隠れた人種差別を暴くのを
皮切りに、男女の性的な悩みや願望から、名門校入学の効果、借金を返す人と
踏み倒す人の差まで、豊富な事例で人間と社会の真実を明かしていく。 ≫


▼ トランプの正体は、資本主義に忠実な白人第一主義。ロシアマフィアとの
 関係や、ポルノ女優とのスキャンダルなど何でもありのアメリカンジョーク
そのものの大統領としても、42%支持率は、そう簡単に落ちやしない。
女性や、黒人に比すれば、まだまし!という本音が、支持岩盤に根強くある。
しかし、情報化、グローバル化の時代の中で、建前と本音の乖離は許されない。
 ~次回はランダムに、面白そうなドッキリを…