閑話小題 ~つれづれに

f:id:horii888888:20200811065446j:plain

f:id:horii888888:20200811065505j:plain

   * こりゃ、何だ!
 数時間前の0時半に、何時もように目が覚めた。 その時、気づいたのが、
快適温度と顔に当たる微風! 暑からず寒からず、何とも心地がよい。ベッド
の下地も、枕も低反発マットで快適この上ない。エアロ・ヨガの最後の仕上げの
「死者のポーズ」で両手・両足を大の字にしたポーズ。 鼻風邪の詰りもなく、
快適そのもの。秘・異郷ツアーの最後の機内で一眠りをして目が覚めた時の状態に
似ている。週に数回、この状態にいるのだろうが、自覚するか、しないか…
 そこで、ゴーグルを付け、その向こう側の人形に入りこんだたイメージを持って
宇宙遊泳をしたが、そう上手くはいかないが、遊泳の感覚が強くなってはいた。
TVのYouTubeで様ざまな世界を漂ったり、夜半の覚醒を利用した世界を遊泳したり、
何やらオカシナ世界に立ち入ってきた。それとも呆けか!
 ―
   * 帰省列車の予約は昨対比5~20%
 毎日毎日、湧くように出てくるコロナ禍の問題。
昨夜の新潟駅構内のニュース映像に驚いた!改札口に、コロナ禍で、ほぼ誰の
姿がない。 次男夫婦が、16日の帰省予定を中止との電話が入ったが、なる程!
とき悪く、「帰省した家に嫌がらせの手紙が投げ込まれた」と大々的な報道。
中国の旧正月春節)は1月下旬。のべ30億人の大移動。そこで、中国が、思い
きった規制をしなかったのが、パンデミックに繋がった。日本は自主規制? 
その位、このパンデミックは大ごと! 問題は、まだ初期段階? ここで経済
恐慌の可能性の兆候が出てきている。 30年間、新潟駅前ビジネス・ホテルを
4棟を経営してきた経験からして、想像を絶する何でもありの事態!

・・・・・・
6722,閑話小題 ~職業は、その人を現す
2019年08月11日(日)
    * 「ああ、司会者か」… ね!
 その人の外郭を知ろうとすると、まずは職業、そして家柄、出身校、人柄、
センス… 等が続く。それだけ職業が、その人物を大きく体現する要素になる。
ところが、本人は意識していない。クリステルは、それを聞いた時、「ムッ」
とした表情だったような。 それぞれのキャリアといえば職業である。
そのため、男には名刺がある。とすると、名刺は、「釣書」「吊り書」の役割
を示す。ネットで、小泉元首相が、息子の相手を知った時のことが紹介された
時のひと言が注目に値する。
《 小泉進次郎衆院議員と滝川クリステルが結婚することを父親の純一郎元首相
が知ったのは、今年6月(2019年)のことだったという。元首相は「よかった。
一度はした方がいい」と喜んだが、相手の名前を聞こうとしない。
兄で俳優の幸太郎さんが同席していて、「相手が誰なのか、気にならないのか」
と聞いて、進次郎氏がスマホで写真を見せると、「ああ、司会者か」とひとこと。
初対面の席でも「クリスタルさん」名前間違えてる! 》
 ―
▼ 熟年同士の有名同士のカップル。クリステルあれだけの美貌で、華やかな
職業からして、あんのじょう浮名も多かったようだが。
…10年前の2009年に熱愛が報じられたのが中田英寿
その直後から小澤征悦(2009年末〜2015年)。
最近では外国人の新恋人のデートの画像がマスコミを賑わせていた。
芸能世界は、特殊とみれば、進次郎など、赤子を捻るようなもの。その経歴が
災いになり、親父と同じ道を歩むことに? 数年の新婚生活は、それは楽しい
だろうが、骨抜きに? お二人の心の内までは解らないが、それも人生には必要に。
特に、離婚経験は、この政治家にとって必要条件とすれば、最適な御相手。年寄り
冷や水の一歩手前で。成るようになるのが、娑婆世界。でもまばゆいばかりの
絵に描いたようなカップル。何をや言わん! 幸せな人には幸せの人が集まる! 
問題は危機管理。 糸の切れた凧のように… そこまで心配することもなし。

・・・・・・
6359,読書日記 ~嫌なことはやらない
2018年08月11日(土)
            <「好き嫌い」と才能 楠木建 編著>より
   * まずは「嫌いなことをしない」
 「好きな事をやる」より、まず「嫌いな事をしない」が、第一歩。
戦略とは「何に焦点を合わせ、集中することより、何を絶対にしないかを
決めることを優先すること」といいうが、人生でも、ビジネスでも同じ。
黒柳徹子の「仕事も、遊びも、好きなことしかしない」からこそ、現在でも現役
でいられるコツ」の言葉は有名だが、それ以前に「嫌いなことはやらない!」が
優先するとは… 20歳の頃、「キリスト教倫理」の課題に『人生の将来設計図』
が夏休みの宿題にあった。 考えあぐねた結果、『創業人生を生きる』で、両親
の戦後の転職の苦労話を書き連ね、自分も、同じ人生を生きたいと、書上げ提出。
その時に、驚いたことに、丁寧な長文の返事が返ってきた。
 『素晴らしい、その人生を生きるべきです!』
この遣り取りで、自分の性格が一変してしまった。丁度、都会生活と、寮の先輩
夫婦がペアレントをしていた軽井沢山荘のヘルパーに駆り出されて、単調な学生
生活から抜け出し始めた頃であった。何か世界が明るく輝き出したような… 
 世界は「自由、平等、博愛」を理想としているが、世界は真逆。それらは一つ
ずつ自分で獲得するものと。人生は自分の意思で選択するものと。考えるとは、
何が好きで、何が嫌いかから出発する。
 
  ~著者の、以下の部分が、一番の要点…
≪ テレビの創成期の日本テレビのプロジューサーだった井原高忠さんが
 書いた『元祖テレビ屋大奮戦』という本に、ガツンとやられた。…
<自分の好き嫌いで仕事をしている!これこそ理想だ>と思いました。
漠然とした自分の方向感覚が出来ました。以来、井原さんが僕のモデルです。
会ったことがないが、勝手に心酔しています。彼の本の素晴らしいところは、
<「好きなことをしろ」より「嫌いなことをするな」である>というメッセージ
が前面に出てくるところです。 フツーの人はそもそも自分が好きなことが何か
わからない。それで困っているのに「好きなことをやれ!」って言っても…。
好きなことはわからなくても、まず嫌いなことをやらないと決めたのです。≫

▼ 兄姉たちは、両親から距離を置いていたが、末っ子の私は、常日頃、
 親元にまとわりついて育ってきた。 面白いのが、商売のコツの話。
情報と知識の重要性、特に読書と新聞購読がベースと… それと知恵の捻り
出しの具体的ケースの数々。何ごとも好きになるまで努力をすること。
それと師と仰ぐ人の存在。父は津上製作所社長の「津上退助」「野本恭八郎」。
努力の量も、質に変化していくこと。ここでいう、『努力の趣味化』。
まずは「嫌いなことをしない」こと。好きなことをすれば、当然「嫌いなこと」
は薄れていく… ただし、これも慣れ、コインの裏表と同じく、そこに素晴ら
しい何かが隠れていることがえてして多い。時と、場合次第である。 
 誰がすき好んで、17年も連日、頼まれたわけでなし、小難しいテーマを
取上げ、書きつづけますか。嫌が応でも意地で続けてきたため。 
人生で一番良かったことは、嫌なことでも、嫌と思わなくなれたこと。
良し、悪いの比率が6対1のため。好きを増やすか、嫌いを減らすかは人による。
<500mで安住してきた人、大好き。> お前自身のことかい? 皮肉かい?

・・・・・・
5262,贅沢を敵にしない ~ニーチェ「超」入門~
2015年08月11日(火)
              ~ニーチェ「超」入門~白取春彦
   * 贅沢を敵にしない        
 ここで何度も書いているが、小・中・高・大学の同級会に毎年、出席して
いるが、進学するほど当然、空気が違ってくる。その大学でも、進級するに
つれ、属したグループの人の質(知識、家柄、人柄,etc)もアップしていく。
 4年前から、世界が住居の長岡だけに狭まったが、この小さな世界の段差が
嫌でも見えてくる。この城下町は未だ『贅沢は敵』の精神が付いてまわる。
 稼いだだけ、堂々と使えば良いだけだが。で、30年間、堂々と使ってみて、
どうだったか? いや、良かった。本当に!使った分は、あの世とやらに、
持っていける。ということで、両親にも教わっていたが、以下の論に納得! 
≪ やせた土地には作物が育たない。これと同じことが人間にもいえる。
 貧しい状況から豊かなものは生まれてこない。しかし、経済的に豊かな
状況からのみ何かが生産されるということではない。心が豊かであれば、
あるいは豊かな感受性を持っていれば、そこから生まれてくるものが必ずある。
豊かな知識、豊かな経験、豊かな能力、豊かな力、豊かな度量、そういった
ものから必ず生まれるものがある。
 しかしまた、いくら莫大な資産を持っていようとも、それを使わなければ
何かが生まれてくるということはない。当然のことながら、贅沢から生まれる
ものは多い。贅沢を好む気持ちからでさえ、蕩尽からでさえ生れるものがある。
ケチ、節約、出し惜しみ、死蔵、衰弱、弱気、過度の貯蓄などから豊かなもの
は生まれない。それでは、豊かなに生きられない、人生を十全に生きられない、
いきいきと生きられない、ということを意味する。
 たとえば、返済に数十年もかかるローンを組んだために好きな本も買えずに
図書館から借りては返し、質の悪い衣服をまとい、質素な物を食べなければ
ならない生活というのは、それ自体が豊かなことではないし、豊かなものを
生むのがとても難しくなる。実際に、そのために子供すら育てられない家庭が
あるのだ。粗食だの節約だの質素だのというのは、早々に人生を見切った老人
にまかせておけばいい。わたしたちは人生を見切るという愚をおかさないため
にも、豊かさを好み、贅沢を味方にしておかなければならない。
 そうでないと、ただ生きるだけになるからだ。税金をはじめとした支払いの
ためだけに生きることが人生といえるのだろうか。それはそもそも人生と呼べ
るのか。 豊かに、多彩に、悲喜こもごも、味わい尽くすのが人生である。
 あのイエスさえ、粗末な衣服をまとってはいなかった。ニーチェもまた
質素な生活はしていなかった。昼はいつもホテルのレストランでステーキと
オムレツを食べていた。ニーチェは、人間はもともと贅沢を好むものと述べる。
 人は豊かさを好むものだ。禁欲よりも放縦になびく。誰が好んで広い空より
も狭い空をあおぎたがるだろうか。誰が好んで、多くの可能性よりもわずかな
手だてを選択するだろうか。人間の本性の顔は贅沢に向いているのだ。
 たしたちは、机上の計算をするだけで金銭を得ることが当然だと思っている
ような経理的な人間にだまされてはいけない。これだけの金しかないのだから
この程度しかできないと彼らはいうのだ。彼らは金こそ可能性と力だと思い込ん
でいる。数字の計算が重要だと思っているような彼らより、本当に生産に
たずさわっている人たちは知っているはず。狭さよりも広さ、制限よりも解放、
圧迫よりも自由、計算上の明日よりも望みを含んだ今、貧弱よりも豊満、臆病
よりも大胆、反撥よりも限りない抱擁。そういったものこそ、人間をもっとも
人間らしい自由に導き、そこから新たなものを生むことを。かがんで身構えて
いては何も掴めない。踏み出し、進み、手を伸ばし、欲望をあらわにし、
求めなければならない。賛沢は何かを捨てることではない。何か新しいことを
得ることだ。贅沢は人間の能力を解放することなのだ。~p109~111  ≫
▼ 上記の意味すら理解できない人が、地方には多い。周辺の思惑に左右され、
「かがんで身構えて何も掴もうとしない!」 そう、ただ彷徨っているゾンビ
のような人が、身近な顔色を伺っているだけ。近づかなければ良いだけだが、
それが、また・・ 21歳時に、一ヶ月で、現在の300万以上の大学の欧州一周
ツアーに参加してみて、それまでの、小さな先入観が粉々に粉砕された。
そこで知ったのが、上記のこと。可能な限り力を発揮し、その力で、最大限、
豊かさを得て、この世を楽しむことこそ人生。 だからこそ創業を目指した。
 創業45年の人生、一応、豊満で、面白おかしい経験が行蔵に残っている。
贅沢は敵でなく、素敵である。どの道、直ぐに死ぬのだから!で、以下に続く!

・・・・・・
4897,閑話小題 ーシャバシャバ
2014年08月11日(月)
   * 娑婆とは
 「娑婆」の定義を知りたいとネットで検索したところ、次の内容があった。
≪ 娑婆とは仏法では人が生きる世界を指し、世界四苦八苦に耐える自由の
 ない世界としている。しかし、俗語的に娑婆は刑務所に入っている人にとって
の外の自由な世界を意味する。これは江戸時代、遊郭を娑婆に対する極楽安堵の
地と例えていたが、遊郭で働く女郎からは「娑婆(外の世界)こそ自由の世界」
になるためで、意味は逆だがどちらも人が普通に暮らす世界をさす意味では
変わっていない。俗語的意味で娑婆がよく聞かれるのはドラマの出所シーンで
「シャバの空気はうめえ」というセリフ。また、日常生活でも合宿中の生徒や
新入社員、人里離れた地で勤務する人など自由のきかない生活をしている人が
「早くシャバに戻りたい」といった形で使用する。≫ 
≪「彼岸」は「此岸」に対する言葉で、ともに仏教から出た言葉。「此岸」
(こちらの岸)とは、私たちの住む世界のことで、仏教では娑婆(しゃば)世界
ともいいます。「娑婆」とは昔のインドの言葉で、堪忍土とも訳され、耐え忍ぶ
世界という意味です。≫ とあった。
▼ 父の口癖が娑婆。日常的に世間を娑婆と言換えて使っていたため、たびたび
 聞いていた言葉。商家は、日常が戦場の真只中で四苦八苦世界の側面があった。 
終戦直前に、空襲の焼夷弾で街が焼かれた直後に物心がつき、一家は転業を
しながら日々を過ごす娑婆世界の環境であった。若者言葉に「やばい」と
「シャバ」をかけ「シャバイ」があるとか。今の私の日々は、シャバイになる?
この言葉から「ショバイ」が連想される。ショバイ日々、商売に熱中する日々。
ショバショバである。現在の私は「ショボショボ」になるのか!

・・・・・・
5992,閑話小題 ~最後の講義・12 ー石黒浩:対談
2017年08月11日(金)
   * 人の感情を推し量ることからの開放
 大人数の家族の末っ子として育ったこともあり、周囲に気を使い過ぎる
きらいがある。 SJでも、軽い会釈か、挨拶さえしないで独り、無言で、
イージーライン、ヨガ、ウォーキングマシン、マッサージのコースを大よそ、
2時間、熟している。メンバーをみると、3分の2が独行で、残りが2~3人で
談笑しながら過ごす。対話の話題には、こと欠かないが、日常会話は苦手。
どうしても口が重くなってしまう。 まずは、何気なく褒めれば良いのは
分かってはいるが… 表情を最小にしたロボットが、思いの外、重宝して
いるようだ。無表情な部分を人は、想像でカバーしているようだ。無口で、
無表情の人に何やら魅かれるのは、そのせいである。
――
<石黒>
 アンドロイドの研究を行ってきた結果、最終的に行きついたのが、
「人の存在をどうやったら表現できるか」、「その条件は何か」ということ。
人間の脳は、「見る」と「聞く」を足し合わせて、1+1の2で認識すると
思われがちですが、実は、2つ情報が重なったときに、4とか5に反応する
しくみになっています。その結果、「知っている」という状態になるのです。
ハグビーの場合も2つの情報は「声」と「触感」です。
 人間そっくりのアンドロイドをつくって分かったことは、人間は大事では
ない要素を引き算して認識するということです。さらに、あるところまで行き
つくと人間は相手のことを想像でカバーし始めます。テレノイドが受け入れ
られるのは、人間は、「誰かはっきり認識できる相手に話しにくいこともある」
という性質があるからです。後期高齢者認知症の人は、人に対して申し訳
ないといった感情から、話ができなくなっています。ところがテレノイドに
対しては、自分の記憶の中で適当な想像を働かせながら話すことができます。
<本荘>
 それは面白いですね。リアルな人間よりも、テレノイドに対しては、人間に
対する遠慮のような感情が湧かなくなるから、ピュアに受け入れられるのですね。
<石黒>
人間は相手のことを推察しますが、相手の感情を直接見ることができるわけ
ではない。すべて自分の想像の産物です。ネガティブな想像をはじめれば、
とことんネガティブになってしまう。ところが、ロボットだと分かっていれば、
ネガティブな想像をしなくなります。 私たちが行った実験では、高齢者、
認知症の人、自閉症の子ども、みんなロボットが大好きです。
今の社会では、人の感情などを推し量る必要があるため、そこで問題が起きる
ことが多いのです。もちろんロボットで全ての問題が解決できるわけではあり
ませんが、少なくとも治療の手段にはなります。ロボットを使用してある程度
話せるようになれば、人間を相手にして話す、といった活用です。 既に、
自閉症専門病院では、小型のコミュニケーションロボットであるCommUが使われ
ています。精神障がいの女の子の例ですが、大ゲンカをする嫌いな相手の女の子
がいるのですが、嫌いな理由は一切医師には言わない。しかしCommUにはすべて
話すのです。CommUを通じて、次は相手の女の子と話すことを約束した結果、
普通に話すことができて、関係を回復させることができました。 
心に引っかかっている、ちょっとした何かを取り除く助けになるかもしれない。
それがロボットの可能性です。
<本荘>
認知症や精神障がい以外にも、ロボットは、転職や職探しのケースで効果がある
と聞きましたが。
<石黒>
 ジョブカウンセリングも同様、人間のカウンセラーだと遠慮して言えないこと
があります。遠隔操作のロボットであるとわかっていれば、心を開きやすい傾向
があります。マツコロイドのお悩み相談は何度もやりましたが、相談者は素直に
話してくれます。落ち着いて緊張することなく、論理的に話せるのが特徴です。
――
▼ スマートフォンの普及で、仲間同士がネットで繋がりを持つことが可能に
 なった昨今、ブログが、感情の吐きだしとして有効に働くことになる。
マイナスも多いのだろう。 歳を重ねる度に、人は自閉症的になるようだが…