『人はなぜ、同じ過ちを繰り返すのか』堤未果:佐治晴夫対談
  * 自分は自然の一部分である
<生まれる前の記憶がなく、一人称(自分)の死をみることが出来なければ、
その人にとっての人生は最初も、最後もない「永遠」ということかも知れない>
といいうことは、各自の人生は、永遠の時空の中の一点の光ということになる。
それからして、「自分とは、自然の中の一部分」が、論理的に納得される。
≪ 佐治: メリカのネイティブの考えている神はキリスト教徒とは違って、
 神道というか、わたしたちの感覚に近いです。彼らは、人が死ぬということを
「姿はなくなったけれど、鳥になったりしている。いまはたまたまこういう
 姿になっているが、魂は不滅のものだ。だから死を恐れることはない」
 という。川は先祖の血液なのだとか。どれも自分の体の一部として自然
 そのものと一体になっているんですね。
堤:「自分は自然の一部だ」と感じると、死が怖くなくなると?
佐治: と、いうことでしょうね。彼らも人が亡くなることはもちろん悲しく、
 みんなで弔いをするけれど、死は人間の姿をしていたことへの終結宣言で、
 次があるということです。・・
堤: 私は父の死を前にしたときは、なかなか受け入れられませんでした。
佐治: いままで息をしていた人が、姿はそのままだけれども息をしていない。
 モノになってしまったというのは、なかなか受け入れられないものです。
 自分で自分の顔を見ることができないように、人は自分の死を見ることが
 できない。見ることができるのは、他者の死だけです。となると、誕生前の
 記憶がないとすれば、その人にとっての人生とは、初めもなければ終わりも
 ない「永遠」だということになるのかもしれない。しかも、その人が残した
 ものは、現世の人々によって引継がれて?それが人生というものなんでしょう。
佐治: 世のなかは対極のものからできています。「生きるとはどういうことか」
 を知るためには、「死ぬ」ことがどういうことか知る必要がある。
 対極から考えていかなければわからない。死を知るには、じゅうぶん生きて
 みないとわからないと、いうことですね。先ほどもいいましたが、他者の死と
 身内の死では感じ方にものすごく落差があるので、身内の死を経験していなけ
 れば人への慰め方もわからない。悲しんでいる人には、ただ黙って寄り添う
 しかないでしょう。寄り添うことが究極の愛ですからね。何もできない自分は
 無力ではあるけれど、相手にただひたすら寄り添うことはできますよね。 ≫
▼ 死とは、「生前の状態に戻ること」を知れば、さほど深刻になることもない。
 だからこそ、生きているうち、一期一会で生きなければならない。
「自分は(自)然の一部(分)である」であるならば、自分の死、個々にとって
の人生は永遠だが、小さな入替わりでしかない。真剣に考えても考え損になる?
としても、考えなければ、そのことさえ気づかず終えてしまう。ふぅヾ(´ε`;)ゝ
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4840,閑話小題 ーワールドサッカーのジンクス
2014年06月15日(日)
   * 3964の法則なら、今年のW杯優勝はウルグアイ!? 
 ワールドサッカーにも多々、ジンクスがある。先日、TVで“3964の法則”
を紹介していた。そこで、ワールドサッカーのジンクスをネットで調べてみた。
●《 “3964の法則”では、優勝はウルグアイ
 4年に1度のサッカーの祭典には、2回以上優勝した国の優勝
年度を足すと「3964」という数字になる都市伝説が存在する。
この「ワールドカップ 3964の法則」
サッカーワールドカップには3964のジンクスというものがある。
ワールドカップで過去に優勝した国は、過去の優勝年の年度と
現在の年度を合計すると3964のジンクスになるという有名な法則である。
アルゼンチン:1978+1986=3964   ブラジル:1970+1994=3964 
ドイツ :1974+1990=3964         :1962+2002=3964
                     :1958+2006=3964
さらに「2002年日韓共催ワールドカップ」の決勝戦が開催れた日産スタジアム
のブラジル代表の控え室に使われた部屋のホワイトボートにはそこに戦術が
かかれたとともに 3964−1962=2002と残されていてブラジルの優勝年が、
その年。2002年ワールドカップは3964の法則により自分達が勝つという事。
この控え室とホワイトボードは現在でも大切に保管されている。
さて2014年はワールドカップ開催の年だが 法則に従うと3964−2014=1950。
1950年のワールドカップは 1位ウルグアイ 2位ブラジル 3位スウェーデン 
4位スペイン。このチームのどれかが優勝となるのでは?と予想されております。》
●《 数々あると言われているワールドカップのジンクス。前回大会で、
 スペインが優勝し歴史的快挙ともいえるほどのジンクスを打ち破ってくれた。
 例えば有名どころでいうと…
・欧州以外で開催されたW杯は南米勢が優勝する
・1962年以来、欧州勢と南米勢が交互に優勝している
・圧倒的な優勝候補は優勝できない などなど。
 しかし、それでもいまだ破られていないジンクスは多数あります。それは…
・欧州勢と南米製以外でW杯の決勝に進出した国はない
・北中米・南米のW杯で欧州勢が優勝したことはない
・前年度バロンドールを排出した国は優勝できない
・コンフェデ優勝国は翌年のW杯で優勝したことはない  》
▼ 面白いが、昨日はスペイン対オランダ。一昨日は、ブラジル対
 クロアチアを観戦。今日はイタリア対イングランド戦と、日本対コート
ジボワール戦をTV観戦予定。日本は、FIFAランク46位。
コートジボワールは23位で、決して甘い相手ではない。
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4473, 閑話小題 ースポーツジム、500回
2013年06月15日(土)
   * スポーツジム、500回
 スポーツジムに通い始めて2年2ヶ月あまり経つ。数日前に、フロントで
「今日で5百回になります」と言われ、幾かの選択制のサービス券を貰った。
上京などの小旅行以外と公休日の金曜以外は、ほぼ毎日通ってきた結果である。
噂話に余念のない‘砒素の塊のような口煩そうな御婆さんを数人見かけるが、
「平日昼の5日間コース}ということもあり、中年主婦と、スナックなど夜間
の商売とみられる人が中心。ランニングマシーンとサイクリングマシーン
50台と、エアロビ、それと円座でインストラクターのもと12名が各種
マシーンとステップ台を交互にこなすイージーラインと、30種類位の
マシーンのコーナーと、プールと、サウナと風呂、マッサージルーム、
ロビーが組み合わされている。地元では、私が通っているホリデイが最新の施設
で、一番の人気。月20日、年間240日弱位として、二年二ヶ月で500回。
若い女性のインストラクターの明るい声の中でのイージーラインや、ヨガに
参加しているだけで、気持ちが明るくなる。近くに丁度よい施設がタイミング
良く出来たもの。一回のヨガだけで千五百円の価値を実感、月に9回としても、
充分に元を取っている。月に六千円、日にすると三百円は充分価値がある。
午後に、人に干渉されることなく、一人で行って、幾つかをこなして、
気ままに帰ってこれるのが良い。私にとって理想的システムといってよい。
 スポーツジム、土日と夜に会員が集中するので、平日の昼は老人と主婦にとって、
楽々と長時間滞は在しても問題ない。アメリカから来たシステムだろう。
家内の新潟の友人は、10時にオニギリを持って出かけ、16時まで滞在する。
光熱費は節約できるし、毎日リゾート地にいるようだと。私は平均二時間が目安。
軽く会釈する人が数人だけ。
 地元にはスポーツジムは、ホリデイ、カーブス、ルネッサンスNASなどがある。
駅前のヨーカ堂のスポーツジムは、女性用のイージーラインだけを絞ったのも
あるようだ。家内は週二日、イオン内のSJにバスで通っている。一度、生活圏
から出れるのが、良いという。砒素の嫌な視線を何度か感じ川西のジムにと、
見学に行ったことがあった。ガソリンだけでも一万はかかるので、
決心出来なかったが。
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閑話小題 ー自転車のパンク
2012年6月15日(金)
  * 自転車のパンク
 4〜11月まで八ヶ月間、毎朝一時間もポタリングをしていると、
年に二回はパンクをする。たまたま土砂降りの時にパンクをし、ズブ濡れで
自転車を引いて帰って来たこともある。それも付きものと割り切っている。
一回のパンクの修理代が千〜千二百円で、店によって違う。昨日もパンクを
したので近くの自転車屋で修理をした。世間話に、市内の自転車屋の数を
聞いたところ、「百軒あった店が今では三十軒になってしまった。
4kのため次世代が店を継ぎたがらない」という。店売りの自転車はHCや、
スーパーが大量販売するため、価格競争に負け、修理だけとか。 
パンクの修理時間は平均、20分。それで千二百円は悪くないが、私の見立て
では一日4〜5人。 奥さんがパートをする兼業商家なら何とかなるのだろう。
  * 書見台
 iPadタテがあるなら本立て(=書見台)があってよい筈と、調べたら、
あるある。江戸時代の学者が正座をし書見台に向かい読書をしている絵を
見かけるが、その卓上版があった。元もと在ったのだろうが、この歳で初めて
書見台の存在に気づくとは。隠れたブームになっているというから、一般的
ではなかったようだ。 それにしても楽で良い。 机上では両手で支えるか、
下に置いて斜め上から読んでいた。 現代書見台は、小さな衝立に立て、
下の両側をバネで抑える仕組みで、両手を使わないで済む。
メモをとる時とか、デジカメに記録に残す時などに便利である。
これにiPadを立てて使えるため、既に必需品になっている。
  * ギリシャがどうなるのか?
 17日から数日間はギリシャから目が離せない。ギリシャ国民がユーロ圏
から離脱するかどうかの再度の国民投票になる。もし離脱になれば、世界恐慌
のキッカケになる可能性が出る。予測は5分5分だが、悪いことにスペインの
三段階の格下げ発表だ。いまやPIIGSモグラ叩きの様相であう。何時まで持つか
だが、一度火がついてしまえば、世界恐慌が吹き荒れる。その惨状は、想像すら
できないほど深刻という。後は野となれ山となれ、だが、衰弱化しきった
日本は外国から狙われること必定。どうも世界の動乱期での日本の小選挙制度
仕組みが適正でなかったようだ。その意味で、ここで日本も一度、現在の枠組み
を変えるしかなく、政治動乱の過程を踏む必要がある。
まずは、この一週間は国内外の政治経済から目が離せない。
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3733, 閑話小題   
2011年06月15日(水)
  * 衣替えのアイロンがけ
 この時期になると、半袖のポロやTシャツなどを箪笥から出して、アイロン
かけをする。(家内は一切無視? ったく!) 風呂敷から出して、新鮮な空気
に触れさせ、霧吹きで水分を含ませアイロンを軽くかけると、見る見るうちに
シャツが姿を変える。無機物のシャツが、あたかも生き物のように変わるから
面白い。人の手を入れると元気になるのは植物やペットなら、尚のこと。
新鮮な空気、水分、熱など自分自身に我々は入れているだろうか?。 
それだけではない、知識も入れ替えをしないと。「新婚さんいらっしゃい」
というバラエティーで、夫はアイロンがけが趣味というのがいた・・ 
それって、奥さんがするんじゃ?
  * ハイボールの語源
 日本では、ウイスキーソーダ割りだけをこう呼ぶのが一般的。 
もともと、あらゆる酒がベースで、ソーダトニックウォーターなどの炭酸飲料
や、水、フレッシュジュースなどアルコールの含まれていない飲料で割ったもの
ハイボールと言う。語源について諸説ある。
<1> 開拓時代のアメリカで、蒸気機関車による長距離移動のときに、途中で
  水の補給のための停車の際、棒の先にボールをつけたものを掲げて合図した。
  そのときに、ウイスキーソーダ割りのサービスがあったことが、語源という。
<2> 同じく開拓時代のアメリカにて。当時鉄道ではアドバルーンのボール信号が
  一般的に使用され、ボールがあがっていれば go、あがっていなければ
  don't go 。 当時は、インディアンの襲撃が頻繁にあり、そこまで行って
  よいかどうかの判断もあった。
  その無事に感謝をして水で割ったウィスキーを飲んだのが語源とか、
  他に炭酸の泡が揚がっていく様から「ボール信号」という説もある。
<3> イギリスのゴルフ場のカウンターでウイスキーを飲んでいた人が、
  急に自分の打つ順が来たことを知らされ、そばにあったソーダウイスキー
  をあけ飲んだところ非常においしかった。そこに、たまたまハイ・ボールが
  飛んできた、それが語源だという説。早くいえば、ハイボールは 
  「飲みやすいカクテルの代名詞」。サントリーが数年前から角瓶との組み合わ
  せの「角ハイボール」を大々的に宣伝を始めた。人気の背景には飲みやすさに
  加え、老舗企業の戦略もある。それにしても、イメージ広告に人は弱い。
 ・・・・・・・
3368, ユーストリームの世界
 2010年06月15日(火)
 ツイッターに驚き、Youtubeに驚き、とどめはユーストリームである。
実はツイッターを始めた頃に、「生中継サイト」があってよいし、できるのも
時間の問題と考えたが、既にあったのである。ツブヤキだけでなく、映像の
生流しもと・・・ フクロウや鷹の巣に設置されたカメラの生中継にまず驚いた。
他にも漫画家の制作中の漫画や、ある街角の道路や、ボクシングだったり、色いろ。
 若い女性が自分のパソコンのカメラで語りかけているのに対して、チャットで
数秒単位で複数の男?が書き込んでくる。その両方を生中継をしているのである。
何か異様な世界に紛れ込んでしまったようである。 恐らくアダルト系も?。
iPadなどのタブレット式パソコンが普及したら、街角に溢れて、
「こんな面白い画面が・・・」となる。 ツイッターが140文字のツブヤキの
垂れ流しに対して、これは映像の垂れ流しである。国会中継も、野球中継も、
個人から発信可能になる。飲食店やスポーツジムなどが販売促進として、
店内を生中継をするには良い。またメガネやサングラスに極小のカメラをつけた
生中継も可能。そういえば、以前に隼の頭にカメラを据えつけて飛ばした映像を
見たことがある。時速200キロ前後で林の間を飛んでいる映像は自分が飛んで
いるような錯覚になる。独り住まいの老人の家庭の監視にも応用できる。 
中高年のネット難民と若者の差は大きくなるが、iPadで何とかなるか? 
この十年の時代の変化は激しい。その根は情報革命。これでは小松左京でないが、
SF作家もついてはいけない。しかしツイッターYoutubeユーストリーム
面白い! 恐らく近い将来スーパーが店内のコーナーがことに、カメラを据えて
中継するネットスーパーが本格化するだろう。 面白い時代である。  
 ≪偶然の一致だが、以下は、この文章に関連している≫
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2993,アトムの七つの力
 2009年06月15日(月)
 鉄腕アトムは1951年に登場したというから私が5歳の時。美空ひばりの歌が
聞こえてきたのと同じ頃である。最近、アトムが再び見直されてきている。 
その手塚治も現在のIT化をみたら、驚くはずである。
 ー ウィキペディアによると ー
 電子頭脳(CPU)の記憶容量は15兆8千億ビット(約1844ギガバイト)。
身長135センチ、体重30キログラム。ちなみに電子頭脳は頭部ではなく胴体内
上部に設置されていて、頭部は単なる飾りとされた(透視図では頭部にセンサー
類が集中しているようだが、作中では頭部が外れてしまったり、無しでも活動
可能な描写があり、胴体にもセンサー類は搭載されているようだ。彼が登場した
時代は、2003年。まさに現在である。 最近、色いろのロボットが出始めて
きているが、自分で考えたり、心も持つまでには至っていない。しかし、
彼には、七つの特別な能力があり、1963年、1980年、2003年と、
その能力は変わっている。
  * 1963年アニメ第1作(モノクロ版)
1、どんな計算も1秒でできる電子頭脳。 2、60か国語を話せる人工声帯。
3、普通の1000倍も聞こえる耳。2000万ヘルツの超音波を聞き取りが可能。
4、サーチライトの目。      5、10万馬力の原子力モーター。
6、足のジェットエンジン。 7、お尻からマシンガン。1秒間に500発撃てる。
  * 次の1980年アニメ第2作になると
1、胸の中に電子頭脳セット。60か国語を同時通訳ができる。  
2、耳は音を1000倍に聞ける。 3、サーチライトの目。  
4、10万馬力の力。重水素燃料による核融合エネルギー。
5、腕と足はジェットで空を飛べる。
6、腰の中にマシンガン。1分間に600発撃てる。
7、レーザーブラストの手。
  * 2003年ASTROBOY版
1、高度な人工頭脳。 2、人間の1万倍の聴力。 3、透視能力を持つ目。  
4、10万馬力の力。 5、足のジェットで空を飛べる。
6、指にフィンガービーム。  7、腕にアームキャノン砲。
 ▼ 以上だが、個々を分解をすれば60ヶ国を話せる人工声帯以外、
現在では実現をされている。ロボットとして飛べないが、
グーグル・アースで世界の空を何処へでも飛ぶことも可能になった。 
 ≪字数制限のためカット2012年6月15日≫