* 免疫学者・多田富雄の受苦
 7〜8年前に、『「生と死をめぐる断想』でふれた「多田富雄の生死の淵」を
取り上げたNHKドキュメントを見ていた。そこで、自分の中の「新しい自分」を
「鈍重な巨人」と名づけていた。全身全霊だからこそ、内なる巨人が現れ出る。
「受苦は魂を成長させるが、人格まで破壊するから頑張っている!」が良い。
  ーその辺りを抜粋するー
≪「にもかかわらず」の哲学を実践したと思える、免疫学者の多田富雄がいる。
1934年生まれ。医学の道に進みながら若いころから専門の研究のかたわら文章を
著し、さらには能を創作し自らも小鼓を打つなど、旺盛な表現活動をしていた。
2001年、脳梗塞に倒れ、一命はとりとめたものの、右半身の完全麻痺と嚥下障害、
言語障害という重度の後遺症が残った。多田にとって右手は利き手であり、
字を書く手だ。その自由と声とを失ったのは、表現とコミュニケーションを
奪われたに等しい。どうにか自由になる左手でパソコンを覚えようとする。
利き手ではない上、それまでパソコンを使ったことがなく、わからないところを
口で訊くこともできないから、習得は困難を極めた。それでも少しずつ文字が
打てるようになり、執筆を再開。その頃のことをうった文章では、もどかしく
遅々とした歩みを「鈍重な巨人」に喩えている。「私の中に、何か不思議な
生き物が生まれつつあることに気づいたのは、いつごろからだろうか。
初めは異物のように蠢めいているだけだったが、だんだんそいつは姿を現した。
まず初めて自分の足で一歩を踏み出したとき、まるで巨人のように不器用な
そいつに気づいた」。「私はこの新しく生まれたものに賭けることにした。
自分の体は回復しない巨人はいま形のあるものになりつつある」(略)・・
 自分の中に「新しい人が生まれる」のだ。緩慢で寡黙で、そしてときどき
転んで多田の体に痣を作るなどして、彼を裏切るその人を、いとおしさも込め
て「鈍重な巨人」と彼は呼んだ。 やがて多田は音声合成装置を用いて発話も
できるようになった。文章の執筆の他、能の創作も再開、車椅子での出かけも
はじめた。その多田に、さらなる試練が降りかかる。2005年に前立腺がんが
見つかって、手術をするも少しずつ進行し、転移による胸膜炎で2010年死亡。
 ・・リハビリの中で、努力を続けるわけを彼は次のように述べる。
【 受苦ということは魂を成長させるが、気をゆるすと人格まで破壊される。
  私はそれを本能的に逃れるため頑張っているのである。】 ・・≫
▼ 4年前からの御隠居生活の新しい環境で、新しい自分が動き出した
 実感がある。それは、風によって、行き先が変わる「羽毛のような天使」
のように宙に浮いたよう。一歩間違えると、人格まで破壊されるマイナー
のエネルギーの風でもある。私も愛情を込め、内なるこれを、『羽毛の天使』
と、呼ぶことにした。コヤツ、晴れた日は良いが、雨風にねっぽう弱いが、
過去未来に平気で飛んでいく。そして、私と娑婆には、いやに冷淡?である。
・・・・・・
4685, 10年日記
2014年01月11日(土)
 去年の暮れに10年日記が終了した。一昨日、この文章を見つけ驚いたが、
これも続けるとなると根気がいる。ただ何気ない平凡な日々も、書いてあれば、
その時どきの記憶が舞い戻ってくる。折々に、その内容を書き写してみる。 
そこで蔦屋で10年、5年、3年日記か迷った結果、『5年日記』を買った。 
「果たして10年先、生きているか?」を、店先で考えるのも奇妙である。
《 2004年01月09日(金) ー10年日記帳 ー
 昨日「10年日記帳」を買ってきた。通勤途中の書店に、3年日記、
5年日記、その横に10年日記帳があった。数日前から迷っていたが思い
切って買うことにした。10年といえば途中で途切れる(死ぬ)可能性もあるが。
10年前にこの日記帳を書きつづけていたら、毎日が面白いだろう。日記御宅
になってしまうかもしれない。 買ってみて「10年先を白紙で毎日意識して
みることが出来る」のではないかと気がついた。現在はホームページの随想
日記に、35年前と2年前と一年前の日記をコピーして貼り付けている。
この為、後ろ向きになってしまうが、10年分の白紙を毎日見ることで、
10年スパンで鳥瞰する目が知らないうちに身に付くのではないか。
更に他にも深い意味が出てくる可能性もある。『ポストイットで未来の日記を
仮定で書き貼っておくとか』『理想の姿を現在進行形で書いてみるとか』
年をとっていく自分を見る視線が憂鬱になる可能性もある。9年、10年
経ったとき後ろ向きになってしまう可能性もある。その時は、その時。 
今日から門出の日記の開始。随想日記に、過去の当月当日を貼り続けているが、
結果、毎日過去の日記を見ることになる。そうすると、ほぼ同じことをしている
ことになるが、白紙を毎日見ることが決定的に違う。こう公表してしまえば、
書きざるを得ないだろう。習慣化は第二の天性というから。
これも加えたいが・・・ 》
▼ 改めて、ジックリ同月同日の10年分を俯瞰すると、やはり書き続けている
 価値はあった。それぞれの日々が懐かしい。「遠き日は年とるごとに近くなり」
であり、この習慣を数十年続けていたら、心の豊かさが全く違っていただろうに。
忘れることも大事だが、メモだけでも、行き先(5、10年先)を決めて
「ここまで生きているぞ!」と書き込んば張り合いにもなる。それにしても、
よく続けられたもの。これも早朝起床の御蔭! 次も10年日記でも良かった?
・・・・・・
4318, 幸せはいつうもちょっと先にある −6
2013年01月11日(金)
     「幸せはいつもちょっと先にある」ーダニエル・ギルバード著
 * 意外と知られてない事実ーすべての人は自分を特別存在と思い込んでいる
心の奥を覗いてみれば、「みんなが大将」である。 但し皆が、それを隠して
いるので、そう思っているのが自分だけと思っているから始末が悪い。
人より優れてないと思わないまでも、自分は他人とは違った世界を持っている
と自負している。 −その辺りの心理がリアルに書かれてある
≪ あなたがほとんどの人と同じなら、ほとんどの人と同じように、自分が
 ほとんどの人と同じだということが分らない。科学は平均的な人について、
たくさんの事実を明らかにしてきた。なかでもとくに信頼できるのが、
「平均的な人は自分自身を平均的だと思っていない」という事実だ。
ほとんどの学生が自分は平均的学生より頭が良いとおもっているし、
殆どの営業部長は、自分は平均的営業部長より能力があるとおもっているし、
殆どのフットボールの選手は、チームの他の選手より上と思っている。
・・皮肉なことに、自分を平均以上だと考える偏見は、自分を平均より偏見の
少ない人間だと考える原因にもなる。 ある研究機関は、こう結論づけた。
‘ われわれはたいてい、自分が平均的な人より運動ができ、頭がよく、
几帳面で、道徳的で、論理的で、面白くて、公正で、健康で、(もちろん)
魅力的だと思っているようだ’ 自分を他人に勝るものと考える傾向は、
自分を他者と違うもの(ー勝るものも多いが、劣るものもあるー)と捉える傾向
の一例かもしれない。人は寛大さについては、他の人より数多く寛大な行為を
していると主張する。ところが、身勝手について尋ねられると、他の人より
数多くのしていると答える。車や自転車の運転といった簡単な課題に対し、
その能力は優れていると答えるが、ジャグリングやチェスといった難しい
課題をこなす能力は、劣っていると評価する。 ≫
▼ 勝っている部分が少ないと、自分は他者と違った特別の存在と思い
 込もうとする。そのために特別な方法をとりたがる。この随想日記からして、
まずは、そう。「12年間近く、これを休むことなく書き続けた。凄いだろう!」
という気持ちが何処かにある。「48回も世界中を旅をし、それぞれの地域から
見れば、私の生活圏も同じように変わったところでしかないことを体感してきた。
それが私の大きな財産!」とか、まあ、心の奥の馬鹿くさ! 所詮は石ころは
石ころとして、自分で自分を慰めるしかない私が、ここにいる。大津波か何か
知らないが、挫折を、「外海に大津波がきているのが見えて、その本体の巨大
津波で浚われる前に、事業整理をした」とか何とかを、恥ずかしげもなく
ブログに書いている有様。まあ、読んでいる分には面白いだろう。 
ただ、面白がっている方も大して変わらないのを知ればこそ書いている・・
ある人が面と向かって、「私は特別な存在!」と確信を持ち言われたことがある。 
純粋か無知なのか、本当にその通りかマジマジと、半ば呆然と顔を見た。 
これからすると、その人は、心の内を正直に述べただけ。 どう見ても、
そうには思えなかったが! 考えてみるに素直なだけ。その人、誰も、そう
思っていると知っていたら、言わなかっただろうに。そこで、これからは
魂を込めて一人ずつ誉めることにした。心の奥の魂には、魂を込めないと。
 独身時代、美人が大好きで、タイミングをみて、「あんた美人だね。私は、
実は美人大好き!」と軽くいっていた。ポイントは一回だけ、こっそりと。
この感覚で人を誉めろ、ということ。人生を振り返り、もっと誉めれば
良かった!ったく。 ところで私がやたら誉めると私らしくないのが問題。 
どういう人生を生きてきたのか、この男。 母親が還暦のとき、「子供たちは、
みんな感謝している。ただ誰も口に出さないだけ」と、言ったら、
「生きてきて良かった!」と。歳をとるにつけ、それがだんだん言えなくなる。
そうそう言ってはならないが・・ 言わなければならない時もある。      
・・・・・・
3943, 閑話小題
2012年01月11日(水)
    * つれづれに ー不況景色
 このところ急に身の回りが寒々としてきた。自分の状態が状態だけに、そう
見えてくることもあるが。私の甥っ子が「メガネ・スーパー」に努めているが、
先日、検索すると、株価が100円を割っており倒産の瀬戸際とあった。
銀行の株式相場を見ていたら案の定、震災地の銀行の幾つかの株価が50円前後。
あの「みずほ銀行」も100円前後。マスコミも情報コントロールをされ、
そのことを取り上げない。20年以上、屋敷内の貸家も空家になって三ヶ月目。 
3月、4月の転勤時期に入居を期待しているが、どうなることか? 
現在、消費税アップが問題になっているが、前の事業を考えてみても、消費税が
10%になったら借金ゼロでも存続は無理。これは他の多くの事業でも当てはまる。
増税を反対をするのは分かるが、国の税収が激減し、収入が支出の半分以下なら
上げざるをえない構図になっている。現在の日本国内では金を使わない算段は
いくらでもある。これでは貧乏症の日本人の消費マインドは、大きく冷え込み、
長期の景気低迷になる。 世界的な経済の氷河期に入った。昨夜もNHKのクローズ
アップ現代を一時間延長して、欧州危機、世界恐慌危機についての放送していた。
また先日も東北被災地の失業問題の特番を組んでいた。これが数十年も続く?

  * バンジージャンプの命綱が切れた
 ニュースで、南アフリカのボツナワ国境にあるザンベジ川バンジージャンプ
で、飛び降りた若い女性の命綱が切れ落下、落ちていく映像が報じられていた。
それでも奇跡的に助かり、自力で川辺に泳ぎ着いたという。よく助かったもの。
人間が川に飛び込んで助かる限度が40Mというから、一度バンドした後に
紐が切れた高さが、40M以下だった為に、奇跡的に助かったことになる。
打ちどころが少しでも悪かったら、もちろん即死である。これまで、飛び降りた
人が5万人、その一人に私も入っている。これまで、紐が切れたりした事故は
無かったという。それにしても私も50歳で、よくやったものだ。
・・・・・・・
3578, 10年一昔というが ー2
2011年01月11日(火)
 この10年で、デジタル機器が飛躍的に進化し、パソコンや携帯電話などで
ネット社会が出現。地球上の人たちのあり方を根底から変えてしまった。この間に
ブログが世界的に普及、誰もが個人サイトの発信基地を気楽に開けるようになった。
更に携帯電話機能が飛躍的に性能アップ、そこにインターネットが接続され、
ミニ・ブログのツイッターが受発信と、Youtubeで世界中の動画の受発信が可能に。
これらがグローバル化を押しすすめる結果となった。
この10年の潮流を知るために、大きな出来事を重要順に選んでみた。
 ー2001年〜2010年、世界10大ニュースー
1、2008年のリーマン・ショック 2、2001年の9・15テロ、アフガン、イラク戦争
3、ネット社会の出現      4、デジタル機器の飛躍的進化
5、3,4の結果、世界のグローバル化、フラット化が進む
6、インド洋、中国・四川、ハイチ大地震などの大災害が相次ぐ
7、アメリカで初の黒人大統領が選出 
8、中国・インド・ブラジルなど飛躍的経済発展 
9、電気自動車がクローズアップ、今後の重要産業に目される
10、環境問題が待ったなしに!その一つとして原発開発の機運が世界中に高まる
 この主な出来事をみても、10年前では想像を絶する現象が、
たて続きに起きている。今後10年は、これより激変が起こるとみると、それは
想像を絶することになる! 分かっていることは、「この現象は百年単位の変化
の現象でなく、数千年、数十万年単位の変化の入り口に入った」ということ。
それからすると、この変化は恒常的に続木、その結末として人類の歴史は、
それほど長く続かないと見るべき?
 ・・・・・・・・
3203, 電気自動車の話
 2010年01月11日(月)
「電気自動車は、パソコン、携帯電話以上の影響を社会に与える」と、
思わず疑いたくなるコメントが、NHK・TVのレポートのインタビューから
聞こえてきた。30年間電気自動車を研究してきた慶応大学教授が話していた
のだから、再びびっくり。私の知る限り、パソコンと携帯電話以上のインパク
のあるマシーンは、これまで無かったし、今後とも当分無いだろうと思っていた。 
家内に言ったら「そんな馬鹿なことはない」と、私と同じ意見。
 しかし、本当と仮説を立てると如何いうことか? 移動空間から情報空間
としての見直しなら納得する。(希望的予測として)三年後に普及車が量産され、
10年後には重心が、エンジン車に取って変わっているという。
部品が10分の一から、更に少なくなるはず(三万ー>三千)。日本にとって、
リチウムとか、電気技術が進んでいるので、プラスに働くとか。わかず三年前
までは、「電気自動車」が、ここまで注目されるとは思っていなかった。
ガソリンエンジンは熱を持ち、スペースをとり、車形などに大きな制約があった。
しかし、それから解放されると思いもよらない車が、あらゆる業界から出現する
可能性が大というのも頷ける。さらに電気自転車とスクーターの融合したような
ものや、オートバイと車の融合したものが出来るだろう。車椅子のような乗り物
が一般の移動に考え出される可能性もある。自動車の概念が根底から崩される
ことになる。 家の一部としての移動式生活空間と見直されるかもしれない。 
生活の中で電気自転車で驚いていた。それが電気自動車としたら、更に大きな
インパクトを与えることになる。さらには電気モーターの、カヌー、舟、小型
ヨット、電気ヘリとか、電気パラグライダーも。 
厳しい経済環境になっていく反面、面白い時代でもある。 
・・・・・・・・
2838, アメリカが隠し続ける金融危機の真実 −2
2009年01月11日(日)
 軍産共同体が戦争をつくりあげるため、政府の中枢に深く入り込んでいる
一端を明らかにしている。イラクの戦争も、仕掛けられた一つ。 イラク
フセインが石油のドル決済をユーロにしようとした為、大量破壊兵器が存在して
いるような工作をして戦争に導いたことが露見した。そのことをブッシュが
知らない訳がない。今度はイスラエルとイランか、北朝鮮だろう。 
それとも金融危機で少し疲弊したから休む?
 ー次の部分こそ資本帝国主義の核心の部分だろうー
<第三章 金融危機を起こした闇の権力者の正体 P−110〜>
この軍産複合体をひと言でいえば、戦争でひと儲けしよという思惑を持った
軍需産業の大手企業や一部の金融資本家、アメリカによる世界支配を信奉する
政治家、軍人などが一体となった勢力だ。表に見えるのはロッキード.マーチン、
ボーイングノースロップ・グラマンレイセオン、そしてユナイテッド.
ディフェンスといった軍需産業の李企業だが、その裏には日本の天下り
かわいらしくみえるような黒い薯の影が見えてくる。たとえば、2期8年に渡った
ブッシュ政権の高官30人以上が、以前は軍需産業の役員や株主だったという
経歴の持ち主だった。これがどういった影響を及ぼすかというと、父ブッシュ
が名誉顧問を務め、ブッシュ政権の高官数名が役員を務める投資ファンド
カーライル・グループがある。このカーライルが、ブラッドレー戦闘車を製造
するナイテッド・ディフェンス社を97年に買収した。 当時、多額の赤字に
苦しんでいた同社だったが、ブッシュ政権発足直後の01年に米陸軍から
新型自走砲の発注を受け、株を上場。カーライルは上場初日だけで多額の売却益
を得ている。 こうした例は他にいくつもある。その癒着の構図を裏づけるか
のように、米ソ冷戦後は、一時3000億ドルを割り込む水準まで低下したアメリ
の軍事予算だが、ブッシュ政権時には6000億ドル超にまで増加している。
この額にはアフガニスタン戦争やイラク戦争の戦費は含まれていない。
その裏で、いったいどれだけの金が軍産複合体へと流れ込んでいったのか。
一説によると、軍事費の一部は毎年ブラックマネーとしてプールされ、その総額
は1兆ドルになっているという。80年代までの東西冷戦中は、ソ連など共産勢力
への恐怖から巨額の軍事予算が計上されることについて多くの国民が納得し、
軍需産業は潤っていた。だが、冷戦の終結とともに軍事予算は削減されていく。
このままでは自分たちの影響力が弱まってしまう。そういう思いを募らせた
軍産共同体は、アメリカに対する新たな脅威を作り出すプランを練り、
その資金力と政府へとつながる人脈を駆使して、数々の工作を行っていった。
−−
ケネディの暗殺も、彼らの疑いがあると聞いたことがある。次は、あの人?
の可能性がると、この本に暗に書かれている? 第二次世界大戦で、世界恐慌
実質清算されたのだから、世界規模の戦争を仕掛ける動きが出ても不思議でない。 
日本の1000兆を超える預金を狙うのは至極当たり前のことだ。
前回の日本のバブルはアメリカの仕掛けだったのは今更のことである。 
これが世界の現実である。
・・・・・・・・
2008年01月11日(金)
2473,  生姜湯
 昨年末、寒い最中に冷酒を飲んで胃腸をこわし年末年始の三日間、寝込んで
しまった。そこでドラッグストアで、身体を温める何かがないかと立ち寄ったら、
タイミングよく生姜湯が広告品として割引いて売られていた。渡りに舟と買って
飲んだところ、身体がポカポカして体調は回復した。この冬は、これだと再び
大量に買い込み毎朝、起きて直に飲んでいる。「生姜湯はアルコールを多く
飲む人に良い」と以前聞いたことがある。 二日酔いの時など、翌朝に食事を
抜く時に腹持ちをするので丁度良い。「身体を温め発汗を促し、血液・体液の
流れを良くし、尿の出を良くして身体の水たまりを排泄する。エネルギーの
流れを良くして気力を高め、抑うつ気分をとる。血小板の凝集力を弱めて血液を
サラサラにし、血栓を予防改善する」「保温、抗炎症効果、殺菌殺虫効果」があり、
昔から薬代わりに飲まれていた。生姜といえば、寿司屋の消毒として添えられて
いるから、生ものの毒消しとて余程良いのだろう。飲むと一時的に空腹感が
無くなるから、うまく使えばダイエットにもなる。生姜湯を買った時に、
ついでに「抹茶クズ湯」を買って飲んだが、これも身体が温まったまる。 
冬の友というところである。まあ、そういう歳になったということか? 
しょうが ないか!