『修羅場の極意』佐藤優
   *「夫のアル中」と「カネがない」のが最大の修羅場      
  西原理恵子との対談の表題にある『修羅場の極意は、「最悪」の
 シュミレーションをすればよい』だが、修羅場はいつ来るか、どういう
 状況の下にくるかもわからない。準備のしようがないように思えるが、
 長期的な体質づくりは可能である。そこで、自分が何をしたくて生きて
 いるのか、を明確にして、優先順位を決め「最悪」状態になっても「やる」
 と決めれば、何とかなるもの。 ーその辺りからー  
≪ 佐藤 西原さんの最大の修羅場はいつですか?
西原: 戦場カメラマンだった夫がアルコ孟依存症で、家の中で暴れていたとき
 ですねアルコール依存症って大変な病気で、理性が吹飛んで、野生の生き物
 みたいになっちゃう。だから強い者にはペコペコして、弱い者は徹底的に
 いじめる、という動物のような人格になってしまう。二十四時間、私のことを
 罵倒していました。私はアルコール依存症という病気の知識がなくて、この人
 は著しく性格の悪い人だと思い込んで、二人の子どもを守るために離婚した。、
佐藤: 酒は怖いですよ。僕もロシアで山ほどアルコール依存症の人を見ました。
 あの国は男の平均寿命がものすごく短い。64歳くらいです。そして、死因に
 ウオッカが関係しているケ支が多い。アルマル依存症による内臓疾患だけで
 なく、酔っ払って交通事故や機械に巻き込まれる事故も少なくない。
 またはアルコール依存症に関係があると思われる自殺も多い。
西原; アルコール依存症患者の生還率は二、三割とされています。
佐藤: でも旦那さんは帰ってきた。
西原 そうなんです。治療を終えて、「ただいま」って帰ってきた。
 最初は怖くて目も合わ軸せられなくて。でも二日目くらいで結婚する前の優し
 かった頃に戻っていることに気づいた。 
西原: 夫が病気になって思ったことですが、人間は必ず病気になる。病気に
 ならない夫も、潰れない会社に勤めている夫も、浮気しない夫も、この世の中
 には存在しません。そのとき専業主婦だったら家の中は滅茶苦茶になる。
 夫が倒れて、自分に子どもを養う力がなければ、家庭は修羅場になります。
 専業主婦は極めて危険なお仕事です。夫を治すために莫大なおカネがかかり、
 半年後にちゃんと死なせるためにも莫大なお金がかかりました。
 最大の修羅場はおカネがないこと。おカネがないと、たいていの人は獣に
 なってしまいます。おカネがないと男の子は泥棒に、女の子は売春婦になる
 危険性が高くなる。
佐藤; 西原さんの修羅場の対処法を整理すると、まず、最悪の状況を
 シミュレーションしておくと。それで、原因を理性的に分析して、その危険が
 ある芽を潰していくということですね。これはすべてのことに応用できる。
西原; 子どもを東大に行かせようなどと高望みしない。いい子に育てようといった
 漠然とした理想も描かない。最悪の危機管理から逆算するのであって、上は
 想定していません。
西原; 人に好かれる、何か言われてもはね返せる強さが身につけば
 いいなと思っています。人に好かれるって一番の財産ですよね。それと、
 女の子は他人の中傷とかにすぐへこんだりしがちですが、それさえ気に
 しないで生きていける強度があればいいと思っています。 ≫
▼ 事業計画をつくる時、事業構想の背後には、最悪の思わぬ事態を想定し、
 自宅ならシェルター、船なら救命ボートを事業設計段階から 組み込んで
 おいた。 父親からの教えがあったが、ドルショックと、石油ショック
 創業準備期に経験し、その恐ろしさを知っていたため。 事業は恐ろしい!
 だから命がけで面白いが、舟板一枚下は地獄。 今は何とかシェルター?
 暮らしだが、なかなか濃口の妙な味がする! 小さな修羅場は、最悪の事態
 を想定して逆算すればよい。悲観と楽観の枠を広げ冷静になる思考法。
・・・・・・
4683, スマート革命 ー4
2014年01月09日(木)              
              「ゼロから学ぶスマート革命」山崎秀夫 (著)
  * ミクシィ、グリーはもう・・全く目立ちません
 あれだけ騒がれていたミクシィ、グリーが、もう落ち目?とは、この本を
読むまでは知らなかった。半年ぐらい前に「LINE」なるものが若者中心に流行
を始めたとニュースで見てメモに書き写したが、そのままだった。今では
中高生や女性には、「LINE」に人気が移動しているようだ。ーその辺りから
《 既存SNSミクシィ、既存SNSソーシャルゲームのグリーが没落を開始。
 ミクシィは2013年4−6月期が赤字となっただけではなく、通期の赤字見通しを
発表しています。グリーも海外拠点の閉鎖だけではなく、大阪オフィスの閉鎖、
200人のリストラを発表。その原因はパソコン+ブラウザー重視の時代から、
スマート革命(スマートフォンなど+アプリ)への対応が後手に回ったという
指摘がもっぱら。 日経新聞などはグリーの3年天下などと書いています。
一方で各種の「メッセージ型対話アプリ」の台頭と言うソーシャルメディア
新旧交代が進む中、日本ではLINEが台頭し、中国では微信、韓国はカカオトーク
米国ではインスタグラム、スナップチャット、ホワッツアップなどが台頭。
筆者は電車の中で時々女性のスマートフォンの使い方を観察していますが、
多くの場合、まずパズドラを楽しみ、次にLINEに移って高速で指を動かして
入力し、それからフェースブックに移って眺めるだけ・・そしてLINEに移って
高速で指を動かすと言うパタンが典型です。ミクシィ、グリーはもう・・ 
全く目立ちません「LINE型の対話アプリとスマートフォンゲームの組み合わせ」
が「ミクシィ、グリーの得意なパソコン(ガラケー)+ブラウザー時代の課金型
ソーシャルゲーム」を滅す原因となるのでしょう。さてパソコンとブラウザー
基礎をおく既存SNS離れが始まっている中、フェースブックはどうでしょうか?
筆者も「ミクシィフェースブックが消える日―ソーシャルメディアの新旧交代」
(仮題)の書籍を書いていて驚いたのですが、国内のフェースブックとLINEの
企業ファンの数の対比です。企業マーケティングで見る限り以下のような数字
になっています。調査時点と少し変わっているかもしれませんが・・
 ローソン  フェースブック(いいね数) 約48万人 LINE 約1050万人
 Au  フェースブック(いいね数) 約100万人 LINE 約1000万人
 ソフトバンク フェースブック(いいね数)約100万人 LINE 約1000万人  
LINEが優位であり、1桁違いますね。大手企業はマーケティング、広告投資を
フェースブックでこれからも続けるでしょうか? また初のインターネット
選挙であった参院選挙の政党別のファン数を見てもLINEの優位は明らかです。
この状況は米国の企業マーケティングでは未だ始まっておらず、これからです。
明らかに日本のLINEが先行しています。米国で対話アプリが本格的に広告を含む
企業マーケティングに乗りだしたらフェースブック収益は足元を揺さぶられる。》
▼ 去年の暮れに「広島LINE殺人事件」で逮捕された少女と友人の会話で注目
 されたが、その内容はリアルそのもの。先日、一年ぶりに新潟のSEをしている
知人にPCとネット環境の変化を電話で聞いたところ、「中高年がフェースブック
若者と女子どもはLINEへと流れは変わった」と教えてくれた。この背後には
スマートフォンタブレットPCの変化がある。更にメガネ型PCなどの装着式PCが
普及をすれば違ったネットワークが台頭するのだろう。 動きは激しい!
 ・・・・・・
4316, 幸せはいつもちょっと先にある −4
2013年01月09日(水)
         「幸せはいつもちょっと先にあるー期待と妄想の心理学」
                      ーダニエル・ギルバード著
  * お金の果てない追求は、なぜおこるのか? ー�
 私たちは、極貧から中産階級に移動した時の喜びが、中産階級から上流階級に
移動した時にも正比例すると思っている。しかし実際は少しだけ上がるだけ?だが、
あまり変わりはしないことに気づかない。ーまずは、その辺を書き出し考えてみる。
≪ ・・何かを売ろうとしたことがあるなら、あなたはできるだけ高く売ろうとし、
相手はできるだけ安く買おうとしただろう・・ 
 売買の当事者はみんな、最後に残るお金が少ないより多いほうが幸せだと
思いこんでいる。この思いこみが経済行動の根本原理だ。だが、これを立証する
科学的な事実は、あなたが思うほど多くない。経済学者や心理学者は、何十年
にもわたって富と幸せの関係を研究している。富が人間の幸せを強めるのは、
赤貧から抜けだし中産階級になる場合だけで、それ以上はほとんど幸せを強め
ないという説が一般的だ。アメリカ人の場合、年収五万ドルの人は年収一万ドル
の人よりずっと幸せだが、年収五〇〇万ドルの人は年収一〇万ドルの人より
ずっと幸せというわけじゃない。貧しい国の人びとにくらべると、ある程度豊かな
国の人びとはずっと幸せだが、ある程度豊かな国の人々にくらべて、非常に豊かな
国の人びとがずっと幸せかというとそうじゃない。経済学者は、富に「限界効用
逓減」があると説明するが、これは、空腹、寒さ、病気、疲労、恐怖の状態に
あるのはつらいが、その苦しみから抜けだしさえすれば、それ以上のお金は
増えるだけで意味のない紙の山でしかない、ということを言っているにすぎない。
ならば自分が使いきれるだけのお金を稼いだら、あとは仕事をやめて楽しむだけだ。
でしょ? いいや、はずれ。豊かな国の人びとは、たいてい、長時聞まじめに
働いて、これ以上お金が増えても喜びを引きだ芸いという限界以上に稼ごうとする。
われわれはこの事実をもっと不思議がるべきだ。なにしろ、ゴールに安物チーズ
をおくだけで迷路を走り抜けるラットさえ、いったん満腹になれば、最高級の
チーズを使っても動こうとしないのだ。我われ自身、パンケーキをたっぷり
食べたら、それ以上のパンケーキはもう食べがいがないため、調達や消費の努力
をやめる。だが、お金については違うらしい。近代経済学の父、アダムスミスが
一七七六年に書いたように、食べ物への欲求は、人間の胃袋の容量が小さいせいで、
どの人でもかぎられている。しかし住宅、、衣服、馬車、家具などの便利品や
装飾品への欲求は、何の限界も、はっきりした境界もないようだ。食べ物もお金も、
いったん十分になるとそれ以上の喜びを与えてくれなくなるなら、なぜわれわれ
は、食べ物を腹に詰め込むのをやめるのに、ポケットには際限なく詰め込み続ける
のだろう。それは金銭の多さに比例して満足が増えると思い込んでいるためだ。≫
▼ 世界も、日本も上流階級が存在している。金銭で表現すると、1〜2億以上の
 純資産が上の下、10〜20億クラスが上の中、最上が100億以上という。
それに見合って幸せかというと、そうでないようだ。純資産がゼロというと、
常にお金の残高を意識する生活になるため、ある程度の収入と預金が必要である。
だから、極貧から脱出した時の喜びは、大きくなる。では中流と上流との幸福感は、
どうだろう? それほど変わらないようだ。しかし中流の上流に対する希求は
思いのほか大きい。中流は欲しい物が買えないので少し不幸で、上流は何でも
買えるので少し不幸ということ。でも、これだけは、多い方が良い。
  一万円と百万円を懐に持って一万円の買い物をするとき、気持ちが全く違う。
心理学者のお金に対する切口は特別に面白い。
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3941, 終わりなき危機 君はグローバリゼーションの真実を見たか ー1
2012年01月09日(月)
  「終わりなき危機 君はグローバリゼーションの真実を見たか」水野和夫著 
  * 9・11、9・15、3.11の意味するもの=「近代の敗北」の記念碑
 私にとって10年前の9・11、3年前の9・15、去年の3・11の三連打で
呆気なく事業人生を終焉をした。それぞれの震災が起こるたびに売り上げが翌日から
右下がりになってしまう。その都度、政府が打ち出す政策などで持ちこたえてきた。 
しかし最後の東北大震災で止(とどめ)めをさされてしまった。売り上げの推移は
正直である。最近、二つの経済震災と、原発事故をともなった東北大震災の三つは
関連しているのでは?と考えた。 ところが先日、図書館で借りてきた水野和男著
の『君はグローバリゼーションの真実を見たか』の中に、私が知りたいことが、そ
のままあった。 ーここで書かれていることを大雑把にまとめるとー
≪ 500年前に、ヴァスコ・ダ・ガマコロンブスによって海洋に進出し、
 近代化を始まった。これは、要するに、「欧州における北アメリカの開発に伴う
超長期のブーム」の出発と捉えることができる。それは「陸の時代」から
「海の時代」の転換を示唆していた。海の時代には、アメリカ、アジア、インド
大陸などに侵略をしていた。それを欧米では近代化といっていた。
そして2008年のリーマン・ショックと、去年の3・11の原発事故で、
その近代化の終焉を迎えた。 9・11はそのアメリカに対する、弱者からの
反撃でもあった。本来1970年半ばで終わっていたアメリカの時代も、金との
兌換の中止を宣言したニクソンショックで終了したはずだった。その1974年に
自動車や家電製品に使われる粗鋼消費量がピークを向えていた。 これが
「地理的・物理的空間」の膨張の止まりであった。近代社会とは、膨張し成長
し続けることを前提とした。≫  ーまず、そのへんの部分を抜粋してみるー
【 9・11(米国同時多発テロ)、9・15(リーマン・ショック)、3.11
福島原発事故)を「真の危機」と認識し、その原因を考えないと、これらを
上回る大きな危機が襲ってくる。 
  * 9・11ではテロリストによってジット旅客機がミサイルに、
  * 9・15ではサブプライムローンが略奪的貸付として、
    CDSが「金融版大量破壊兵器」として、
  * 3・11では原発が「放射能兵器」へ姿を変えて、弱者に牙をむいた。
   米国の多くの専門家は、今回の事故で「原発テロ」への警戒心が強まった
  と口をそろえる。「9・11」と「3・11」の、悪魔のような合体だ。
 今回の福島第一原発箏故を受け巨大津波に備えて万全の対策をとっても、
 「原発テロ」は想定外だったということは許されない。 また「100年に一度」
 の金融危機だったリーマン・ショックを量的金融緩和で封じ込めた後、米国の財政
 赤字を放置していたら、ドル危機につながらない保証はない。・・
 シユミットのいう世界史とは「陸と海のたたかい」であり、「大地のノモス」を
 めぐるたたかいであると捉えると、資本がアメリカのグローバリゼションに期待
 していることに象徴されているように、数十年後には取得すべき空白は地球上
 になくなる。だから、「世界史」が終わるのである。しかし、人類史が終わる
 わけではない。終わるのは「成長の時代」(近代)であり、シュミットのいう
 「世界史」である。ヨーロッパ史とは「膨張」の歴史であり、その延長線上に
 あって「爆発」した近代は、「成長がすべてを解決する時代」だったのである。 
 近代とは、技術進歩によって経済成長をするということを皆が信じて疑うことが
 なかった時代だが、9・15や3・15以後、成長しようとすればするほど、
 一方で貧しくなる世界がある。 近代の原理に忠実であろうとすればするほど、
 反近代を招来させることになった。「歴史における危機」が生じると、最も弱い
 地域や最も貧しい人々にしわ寄せが集中する。ある特定の人が利潤を極大化しよう
 と「努力」すると、他の人はより貧しくなることが 頻繁に起るようになった。 】
▼ この3つの震災は、大きな時代の変わり目であり、アメリカの衰退の象徴。
 この3つが「近代の敗北」の道標として歴史に残る。我われは、その場面に現在
 進行で直面しているのである。この節目(カオス)が今後数十年、続くことになる。
  ・・・・・・・
3576, 閑話小題
2011年01月09日(日)
  * ある朝のこと
 最近、夜半に目をさますと、過去の小学校や中学校時代のある場所にタイム
スリップするイメージを持つ。宇宙の漆黒に渦をまいて巻き込まれるイメージ
の中、そこに移動する。そこはまさに、その頃の場所に立ったよう。
そこから記憶の探索をする。あまり集中すると気分が悪くなるので、用心をする。
そこから色いろな光景と記憶が戻ってくる。半分覚醒し、半分は当時の世界に
入ってしまう。これは、はまると面白い。通勤途中の新幹線の中でも可能だが、
早朝の、半覚醒でするとリアルになる。これは一種の瞑想だろう。いや、夢想か? 
小説か映画の一本は書けそうだ。小説家は、そこで脚色をしてストーリーを
作るのだろう。振り返ると一年(時間)は短いが、実際は気が遠くなるほど長い。
  * 何だろう、最近の地球の自然美の映像は
「地球絶景の旅」とか、「絶景の空撮」とか、「ローマ街道空撮」とか、
最近これまで見かけなかったようなドキュメントの映像をしばしば見かける。
撮影機器が格段と良くなっていることもあるが、息を飲むほど美しい。
書店や図書館で、大型書籍を通して見ていたが、これがテレビで多く見かけられる
ようになってきた。ここで世界中に大型のハイビジョンTVが普及してきたことを
見越し、番組をつくり始めたため。この20数年にわたり地球の絶景・秘境に
行ったのは、あの大自然の自然美と霊気に触れる為である。しかしTVの画面を
通しても、あの大自然の美しさが茶の間に現出し、向かい合えるのだから文明の
力には驚かされる。家内は、「実際に何度も、その出会いを経験しているから、
感じるのであって、その感受性は他の人より敏感なだけ。その経験が無ければ
番組さえ見ようとしないし、見ても感受性が鈍いはず」という。しかし、あの
霊気は感じて当然だろう。現に、地元の書店で、ギアナ高地テーブルマウンテン
の空撮の写真を見て、息を飲んでしまい、その二年後には、その懐に入り、
その霊気を充分吸ってきた。 スイスの山から大きな広い山あいの風景を見た時も、
思わず息を飲んで、やはり同じ光景に出会ってきた。 ケニアも、そうだ。
高校の同級生がケニアで撮った野生動物と草原の写真を見て心をうたれ、
その後、アフリカの魅力に取り付かれた。しかし、その感受性は、その積み
重ねで研ぎ澄まされてきたこともある。 この経験と、ネット社会の現出に
出会えたことは、大きな財産になっている。
 ・・・・・・・・・
3201, デフレ時代の商売
2010年01月09日(土)
 * 自動車の100円レンタルだと!
 毎日、驚くことばかりである。 「自動車の100円レンタルが出現」と、
TVで紹介していた。10分100円である。それでも二時間借りても
1200円、普通のレンタル店の数分の一である。要は短時間でも借りることも
出来、手軽で、かつ安い、ということ。 何故、そんなに安くできるかというと、
「中古車販売店が、副業で、中古車を貸し出すので、事務所も机一つあれば開業
できる」からである。弁当屋が配達に使ったり、遠くのスーパーに主婦が使ったり。
面白いのはベンツを5分100円で貸し出すのもあった。2時間ドライブをして
2400円なら、高くはない。
 * 中古婦人服再生品
中古ファッション服の部分を切り取り、それらを組み合わせて加工し、個性的な
デザインに変え、2〜3千円代で、売る店がある。 個性的で値段が安いので
若い女性に支持されている。 デザインセンスの良い人なら、誰でも出来そうな商売。 
中古ショップや、格安ショップから買ったものを何種類か組み合わせ、縫い込めばよい。
(以下、字数の関係でカット11年01月09日)
 ・・・・・・・・
2836, アメリカが隠し続ける金融危機の真実 −1
 2009年01月09日(金)
アメリカが隠し続ける金融危機の真実」:ベンジャミン・フルフォード著 
ーその概要をまとめてみたー           ー読書日記 
世界を揺るがし続けている金融危機の裏には、明かされていない支配者たちの
思惑があった! 欧米には世界経済を動かしている一部のエリートの存在があり、
彼らは石油産業、軍需産業、金融資本を掌握しており、現在も米国、英国政府に
大きな影響を及ぼしている。彼らは「新世界秩序」と呼ばれる新しい世界の形を
目指している。今回の金融危機は、軍産複合体と金融資本家の間の方針の違いが、
原因である。軍産複合体イラク戦争の先にさらに大きな戦争を起こし、戦争
景気によってウヤムヤにする戦略をとろうとした。著者の独自に入手した情報は、
軍産複合体の目指した戦争のタイムスケジュールは2012年に設定されていた。
・まずはイスラエルによるイランへの空爆をして中東に火種をつくり出した上に
EU、ロシア、中国を巻き込んだ第三次世界大戦にまでなだれ込もうというもの。
(以下、字数の関係でカット11年01月09日)