* 現代の日本人の人生は、ツアーに似ている           「異郷日記」西江雅之
 数年前に、この人の書いた旅行記を何冊か読んだことがあった。早大の教授で、世界の言語の研究のため、アフリカなど
世界の僻地で直接、原住民と触れ合う機会が多く、その体験談は非常に奥行が深い。この本は4年前に出版されたものだが、
既に早大を退職し、気ままに国内外を講演などでまわっているという。その著者の体験談の一言一言はツアーでしか、
秘境に行く機会のない者にとって、参考になることばかり。 まず、「観光、旅、旅行、ツアー」の言葉の定義から・・
≪"観光" "旅" "旅行""ツアー"などの類の語には、幾つかの側面で"異郷〃との重なり合いが見出される。
 目的地の異文化度が高ければ、当然、その重なり合いは大きくなる。
◎‘観光’とは、現代の用法では、「わずかばかりの異郷感を、一時的に味わうために金を支払う行為」と言えそうだ。
 一般的には、その行為は多かれ少なかれ、地理上の身体移動が伴う。観光は、貨幣経済の中に身を置き、余暇という時間を持つ
 社会に属す人々にのみ許された行為である。目的地で一時的な異郷感を味わわせてくれる事物は、土地の人々から見て、必ずしも
 本物である必要はない。それどころか、もし訪問地で見るものが全くの本物であったならば、訪れる人々にとっては受け入れ難い
 事物の方が多くなり、観光は成り立たなくなるだろう。それは、観光地で売られている土産品や観光ショーを思い浮かべれば明らかだ。 
 観光には"……らしさ"が重要なのである。観光に参加する側と、それを主催する側とを含めた、全体としての観光というものを
 話題の対象とすれば、そこには、企画、経営などという側面が大きな役割を果たすことは言うまでもない。しかし、その場合でも
‘・・・らしさ’は見過ごせない要素となる。
◎‘旅’は何よりも「道中」が主役である。古典文学を見ても、旅の話を支えているのは、目的地に至るまでの道中で出くわす
 ことになる数々の予期せぬ出来事だ。道中で何が起こるか分からない。それを乗り越えて到着した目的地で、一段落となる。
 道中にいる間、旅人は異郷の人である。人生は常に旅路にあると自覚する者は、本物の異郷の人である。
◎‘旅行’の場合は目的地までの行程は保証されている。旅行者は目的地までは交通手段を利用して安全に運ばれる。
 目的地に到着してから、旅行者は思い思いの活動を各自の興味に応じて開始する。結果として手に入れたいと望むのは、
 個人的な楽しみであり、良き思い出である。
◎‘ツアー’では、出発点と目的地との往復が予め保証されている。それのみか、道中、宿泊地、目的地での行動内容の一つひとつが、
 あらかじめ他人によって計画に組み込まれていて、それなりの効果を狙った演出も準備されている。参加客は、それらの催し物を
 次々にこなしてゆくことで移動を終える。多くの場合、自分の気に入った場所でも時間的な制約を受ける。物足りなさも残される。
 しかし、全行程が保証されていて、何を見て、何をすべきかを考えなくても安心できるという利点もある。
 昔、「人生は旅である」と言った。しかし、現代の日本人の人生は、ツアーに似ているとも思えてくる。≫
▼ あと三回で世界旅行(主にツアー)50回が達成することになる。一応、来年中と考えていたが、年金生活者、
 家内の鞄持ちとして年一度が限界か、それも無理? しかし30年近くかけて、小刻みに安いパックを探して行っていたので、
 充分満足しており悔いはない。著者の「現代の日本人の人生は、ツアーに似ている」は、言いえて妙である。 ツアーより、
 むしろ観光に思える。そこでは"……らしさ"が重要と信じられているからだ。それらは受け止め方の違い。やはり実感は旅である。
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2011年09月30日(金)
3840, iPadと、アプリ、あれこれ ー2
 雑誌や本などの電子化で、出版物の概念そのものが根底から変わることになる。 要はフリー化(無料)である。
デジタル化は著作権の有名無実化を意味する。 青空文庫というアプリは、数百冊のフリーの本がある。学生時代に読んだ、
芥川龍之介有島武郎夏目漱石森鴎外などの懐かしい本が無料で何時でも読める。 
 雑誌以外で初めて買ったのが『松岡正剛の書棚』というデジタル本。全体の書棚のレイアウトと、それぞれの棚が写真に載っており、
それに沿って松岡の文章が書いている。 面白いのは、完成したばかりの東京駅直ぐ隣にある丸善ビル(書店)に、同じ書棚のスペース
(60坪)が公開されている。 そこの写真が、この本のベースになっている。 松岡正剛といえば、「千夜千冊ブログ」という
読書感想専門のブログがある。5〜6年前から、この書評を読んでいるが、非常にわかりやすい。 その辺をネットで調べると
【「千夜千冊」は、2000年2月から執筆を開始、2004年の『良寛全集』で1000に達したが、それ以降から現在までも続いている。・・・
 2009年10月に、丸善丸の内本店に、松岡正剛プロデュースによる松丸本舗をオープン。ショップ・イン・ショップという形態で、
 松岡をはじめとする著名人の書斎を再現した本棚など、その斬新な店舗づくりが話題を呼んでいる。 2010年7月には、
松岡正剛の書棚―松丸本舗の挑戦』(中央公論新社)が発売された。】とある。 上京のおりに是非とも行ってみたいが、
 書店のあり方も大きく変わろうとしている。ネット書店は、こういう考え方をベースにレイアウトが構築されるのが理想だろう。
 iPodが根こそぎ、音楽配信のあり方を変化させたが、その波が今度は出版界にも、やってきている。去年からiPadなど
 タブレットPC端末の爆発的普及から始った。 パソコンは、その場で書評や解らない単語を調べることが可能である。
 それと指先を開いたり縮めたりで字の大小を変えることが出来る。これが読む方からしたら非常に良い。
 雑誌などは、パラパラと全体を俯瞰出来るところが良いが、下の欄にページを次々とスクロールできるので遜色ない。
 近い将来、検索で、あらゆる本の中の情報に辿りつける時代が来ることは間違いない。そうなると著作権の問題が出てくるが、
 それがニーズなら、その問題はクリアされるしかない。 
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2010年09月30日(木
3475, 迫るハイパーインフレの危機 ー2
 この時期に社会主義者の管首相と仙谷に政権を与えていることは最悪の事態と見るべきである。
彼らは大きな政府と称し、収入減少を甘くみて財政赤字を積み増している。それ以前に、この借金体質を作り上げてきた
これまでの日本は、もう後がなくなってきている。著者の藤巻健史だけがハイパーインフレうを警告してきたのではない。
多くの経済学者と評論家が10年以上も前から、警告を発しつつけている。それでもハイパーについては大っぴらには
書けないようで、大新聞では殆ど論評されてない。 以下は、藤巻健史の前回の続きである!
  * 市場主義に背を向けてきた日本
 円の価値は「健全なる金融システムにより保証されている」が、国の保有資産の価値も負債項目である紙幣の価値を
決めているといってよいが、国債の果てしない増額は、円の価値の下落を推し進めることになる。
一般的に百年に一度のガラガラポンが戦争でないことが、不幸中の幸い。日本破綻が「財政の破綻」を意味するだけである。
それがハイパーインフレであり、貨幣システムの不信任となり、我われに突きつけられる。預金の価値が果てしなくゼロになる。
 * 自分の財産は自分で守る
 ここで藤巻は自分の財産は自分で守らないと、裸同然になってしまうと警告する。著者自らについて、
「今は、自己資金だけの運用ですが、昨年末に日本株投資からは手を引きました。日本破綻となれば、日本株は壊滅的だからです。
 今は米国、特に金融関連株にシフトさせています。私は買ってはいませんが、どうしても日本株というなら輸出関連株でしょうね。
 円が急落する結果、輸出は急増しますからね」
「日本円の現金・預金は一番のリスク資産。インフレの一番のポートフォーリオは、株・不動産・商品等である。
 ハイパーの後には、円安になる。そのため円を他の通貨に変えておく必要がある」
  ▽ これは、ある日突然起こるから、その対策を今からとる必要がある。それにしても、あまりに無知で無用心なのが
   日本人である。他人のことを言っていられないが。目先、目先で政治が動く政治システムに問題があるが、
   それを自ら変更出来ないときている。やはり、一度、ハイパーインフレで、燃え尽くさないとならないのか!
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2009年09月30日(水)
3100,強請りの類
 この商売をしていると、数年に一度は、その手の専門職が強請りをしてくる。小さなのを入れれば毎年である。
 何割かが、その手に乗ってしまうから流しが小遣い稼ぎに日本中の旅館、ホテルに回っているのだろう。
 それでも暴対法が出来てから激減をしたが、今も後を絶たない。
  ( 字数の関係でカット11年09月30日 ) 
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2008年09月30日(火)
2735, 学校 
山田洋次の「男はつらいよ」シリーズが好きだが、他には「学校」シリーズもよい。
それぞれに味があるが、この後20年近く撮られてない。
 その中で特に、?が良い。
横浜郊外に住む中学3年生の少年が、学校に行かなくなって半年経った或る日、その少年は『冒険の旅に出る』
との書き置きだけを残して一人家を出る。目標は九州・屋久島の縄文杉という設定である。
彼がそこにヒッチハイクで乗り継いでいくプロセスで多くの経験をしていく。初めから最後まで観客にハラハラ
させられる場面がつづくが、その少年は、その経験を通して成長していく。
そして最後は、登校拒否を乗り越えて学校に行くことになる。 一番感動的な場面をあげてみる。
≪ ヒッチハイクを何度した後、九州まで行く女性ドライバーの長距離トラックに乗せて貰う。
 彼女が、その少年の事情を聞き、自分の自宅に少年を連れて行く。そこには彼女の自閉症の青年がいた。
 一晩泊めてもらい話すうちに心が通じる。翌朝、女性ドライバーの車で鹿児島港まで送ってもらうことになった大介は、
 別れ際に、その青年から侍の絵とともに次の詩を書いた手紙をもらう。『 大介君へ/ 草原のど真ん中の一本道を/
 あてもなく浪人が歩いている/ほとんどの奴が馬に乗っても/浪人は歩いて草原を突っ切る/早く着くことなんか目的じゃないんだ
 /雲より遅くてじゅうぶんさ/この星が浪人にくれるものを見落としたくないんだ/はっぱに残る朝露/流れる雲/小鳥の小さな
 つぶやきを聞きのがしたくない/だから浪人は立ち止まる/そしてまた歩きはじめる/   日向国浪人 大庭登』。
 母はそれを、その少年から読んでもらい「あの子、そげなこと考えとったの。おばさん、ちっとも気づかんかった」と、号泣する。  
 別れ際、彼女はフェリーのチケットを大介に渡し、彼の肩を強く抱きしめた。屋久島に行かなくてもよくなっていたが、
 フェリーのチケット買って貰ったこともあり屋久島に渡る。その少年は島で出会った登山客の金井真知子に同行を頼んで
 縄文杉までの登山に挑む。 険しい山道を真知子に励まされながら一歩一歩進み、ついに縄文杉に到達する。 
 その夜、縄文杉側の山小屋に泊まった少年は真知子に勧められて家に電話を入れる。出たのは妹だった。彼女は兄の快挙を
 喜ぶと共に母が毎日泣いていることを伝えてくれた。 妹のことを真知子に問われるまま話す少年に、
 真知子は「一人前になるというのは、ありのまま自分を受け入れることから始まるんじゃないかな」と話す。≫
 −−
 恐らく、この映画を観て、登校拒否の少年が何人も癒されたのではないか。
少年期には、誰も大きな傷を受ける。それは一生の傷になる。しかし、それを抱えて一人道を歩くのが人生。
自閉症の青年の詩の一節、「この星が浪人にくれるものを見落としたくないんだ」がドキッとさせられる。
何度も観たが、その都度、考えさせてくれ、後味のよい気持ちを残してくれた映画である。
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2007年09月30日(日)
2371, え? なに! 何で?      才ノヽ∋ ー ヾ(^ω^*) オハァァァァァァ♪
新潟駅内の「ヨドバシカメラ」のカードをファイナンス付のカードに切り替えてほしい!
切り替えれば大きい特典があるというので書類一式を書いて送った。
ところが先週になってソニーファイナンスの審査部から電話が入り、「年金を貰ってますか?」という問い合わせが
入ったので、貰ってませんと返事をした。ところが一昨日「審査で融資付のものは今回は申し込みを受理できません」
いう手紙が来た。今まで一度もなかったので、非常に不愉快な気分になってしまった。
年齢からみて年金を貰ってないのが問題なのか? 私がブラックというのか?満額貰えるのが一年数ヶ月後であるので、
今受給しないのは当然である。しかし何で私が不適応? カード会社に対して返済遅延もないし、キャッシングそのものを
したことがない。カードは一回払いにすると現金払いより有利という理由だけで使っているだけである。
「何で?」という電話をソニーファイナンスにしたところ、「そういう質問には答えられません」という素っ気無い返事。 
  (字数の関係でカット08年09月30日)
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006年09月30日(土)
2006, 私の酒の自主規制とは
   おはよ〜!(*^ワ^*)i(~O~)ふぁ・・
たしか以前にも書いたことがあるが、
酒の失敗の積み重ねから長年かけて作りあげてきた「自己規制」を書き出してみた。
驚いたのは、多くのルールを積み重ねてあったことだ。
そりゃそうだ、酒の失敗がなければ、私の人生はもっともっと豊かであったはずである。
キチガイ水を脳に送り込むのだから、自主規制をしなければならない。
・自宅で日本酒は飲まない              ・外で一人酒は飲まない(特に散会の後・・)
・自棄酒飲まない(不味い酒は飲まない)        ・女性と二人で酒を飲まない
・2日続けての飲み会は断る(飲み会は集中するが・・  ・午前様でも、歩いて帰る
・酒の肴は肉類(焼き鳥は除く)を食べない      ・午前様は避ける(最近になって加えた)
・一期一会のつもりで徹底的に楽しむ         ・地方名士様が集まる店には行かない
・客単価5000円以上の店には行かない       ・他の客の固有名詞の名前を出す店には行かない
・ボトルは絶対に置かない              ・ヤクザ系の店(ピンク系)には行かない。
・マイナス系の人間集まる飲み会は避ける
 大体は守っているが、一昨日は午前様で幾つかを違反・・(散会以後の一人酒、午前様、タクシーで帰宅、
 イチゲンの店が御名士様の来る店、等々) 酒は注意すべし! 十年、いや二十年は命を縮めたか? 
 緩慢なる自殺の手段ということ!「酒たばこ飲まずに100まで生きた馬鹿がいる」というが・・
 ーー
 書いた後に「100まで生きた馬鹿がいる」で検索をしたところ、自分のHPの文章が出てきた。
 そして、内容といえばこの文に類似であった。まったく・・ボケ! この程度の者かお前は!
 しめの文章[[酒の飲まず100まで・・・」というとこまで、 同じときている!
 さらに4年以上前の文章の方が出来が良いときているから・・
 ・・・
2002年06月12日(水)
435, 酒の話ー2   −酒飲みの作法ー
(字数制限のためカット 2010年9月30日)
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2005年09月30日(金)
1641, 37年前の自分へ返信ー2
卒業間じかの22歳の自分が、37年後の自分から手紙を貰った夢をみた設定で書いた手紙はどんなものか。
貰ったとしたら、夢の中としても面白いだろう。「ソフィーの世界」の物語のようだが。
インナーチルドレンに対する心の癒し(幼児期の心の傷を治す)に似たものになる。
ぶっつけ本番で書いてみる。それでは、当時の自分に戻って語りかけてみる。
 ー1968年の私から、2005年の私への返信ー
手紙を読んでいて、何か狐に包まれたような気持ちです。恐らく、これは夢だと思います。夢と解っていても敢えて、
返信を書いてみます。 むしろその方が気楽です。何か自分の潜在意識が夢で私を誘導して私の全てを覗いているような気持ち。
貴方の手紙は、何かユングの視点で深い地下世界からの声が語りかけられたようでした。
現在の私は、とにかく大揺れで自分を見失いがちの日々です。 これから社会に出るには、あまりにも基礎知識が希薄
というのが、日々の不安を大きくしています。その不安と不足を、ここでどのように立て直してよいか解りません。
卒業間じかになって、学生時代に学んでおくべきことの不足部分が大きかったことに自信を失っているのです。
おそらく武澤ゼミの影響と、卒論を書いているプロセスで、不足部分を見せつけられたためだと思います。
本心を正直に日記にも書けないのは、自我の殻が分厚く取巻いていて、真の自分が吐露できないのです。
精神の極限の綱の上で、落ちないようにバランスをとることに精一杯なにです。それにしても、今という時はすごい瞬間ということも
理解しています。少しの判断が人生を大きく左右するからです。あなたの手紙から、60歳近くの貴方を窺い知ることはできませんが、
興味があります。しかし、知らない方が良いのかも知れません。多くの人生経験の上に立って、このようなコンタクトを
してきているのですから、色いろあったのだと思います。ただ貴方のこと、こじんまりとした人生を送るとは思いません。
夢の中でも、37年後の世界は想像すらつきません。ただ平凡な人生だけはおくりたくありません。
誰にも明かしたことはないのですが、私は事業を幾つか起こして成功させて、その事業に価値をつけた状態で売り抜ける
プロセスでキャリアをつけていく事業家としての人生をおくりたいのです。 夢の中で、夢を語るなんて変な感覚ですが。 ー つづく
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2004年09月30日(木)
1276, 「元気の出る言葉」−1
検索をしていて、いつの間にかネットサーフィンをして、思わず面白いHPに出くわすことが多くなった。
ここにきて、時間が経ってそれぞれのHPが充実してきたこともあろう。
何か「元気の出る言葉」がないかと「プラスの言葉」で検索・サーフィンをしていたら、面白いHPに行き当たった。
切り口が単純で解りやすくてよい。 一言一言が、心に染みるものばかりである。 感想文も所々に入れた。
「たった一言の言葉」で元気も出てくるし、絶望もする。私など言葉の刃で、どれだけ人を傷付けてきたことだろう。
最近は、散歩の時「ありがとう」を500〜1000回、その他に「プラスの言葉」を10〜20を、それぞれ数十回も唱えているが、
それでも頭の中は何時の間にマイナスの言葉を繰り返している。まあ、普通は90?はマイナス用語の繰り返しというから、
その半分は、いや90?は消えているという実感がする。
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「キッカケをくれた言葉」集より
一歩踏み出そうと思う言葉−1
■どんなに青臭いと言われても、夢を捨てたら、手段に殺される。(by 藤原和博
 感想ー「夢を捨てたら、手段に殺される!」考えてみたら凄い言葉だ。
 夢に挫折をした時、それまで準備してきたことが全て無意味と思った時の
 辛さや、仲間割れや、云々が頭によぎる。
 死ぬまで夢追い人でなくてはいけないのだろうか?
■時代はオセロのようなもの。
 隅っこの一人が、全部をひっくり返す。(by 中谷彰宏
■遅過ぎない。
 早すぎない。
 ちょうどいい。(by 中谷彰宏
■アノネ、がんばんなくてもいいからさ、具体的に動くことだね。(by 相田みつを
■たやすくなる前は、何もかも難しいものだ。
 感想ー全くそのとおりだ! (by ゲーテ
■夢は逃げない。
 逃げるのはいつも自分。
 感想ー逃げる場合もあるが、見えなくなる場合もある。(by 高橋歩
(字数の関係でカット09年09月30日)
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2003年09月30日(火)
909, 巨人軍の原監督の更迭について
「巨人・大鵬・玉子焼き」の世代に生きてきたものにとって、
 巨人は大きな存在であった。しかし、この数年は年々興味が薄れる一方だ。
(字数の関係でカット08年09月30日)
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535,同級会

  • 2002年09月30日(月)

 この20年間は、同級会にはなるべく出るようにしてきた。但し同窓会はでないようにしていた。
同窓会は高校と大学だけだが、知らない人間が年上というだけで気を使わなくてはならないのが嫌だからだ。
・小学校が5年に一度、中学と高校は毎年開いていた。
・中学は3年前仕切っていたマドンナが事故で大怪我をして休会状態だ。今年から復活する?
・大学はゼミの同窓会が毎年おこなわれていたが、5年前に教授が亡くなられて今は出席していない。
大学は10年単位で学年ごとに学校が主催で会を開いている。これが素晴らしい。 我を忘れて数十年前のことを思い出すのもよいもの。
 中学高校を毎年開いている話を知人が聞いて、「毎年同級会を開くなんて変態だ!」と驚いていた。 知人は最近同級会を始めたが、
それまでは殆んど開いてなかったという。先日の法事で7歳年上の長岡に住む従妹が、年4回欠かさず開いていると聞いて吃驚仰天した。
世の中上には上があるもので、それも13人だという。 面白いもので、小、中、高、大学と物理的にも知識情報にも、上に行くほど
明確に世界が広くなっている。「学校をでたら、10〜20年は学校の友人とは付き合わない方がよい」と本で読んだ事がある。
人間として脱皮できなくなるという。大学を出て10年ぶりに友人の結婚式に出たとき、学生時代の知人のグループに
出くわして驚いてしまった。当時と何も変わってないのだ。 すぐに家業を継ぎ友人関係もそのまま、同じ地域にいて・・・。
それが良いかどうか解らないが、いやに奇妙な感じだった。地方には長男長女が多い。それ以下は外に出るケースが多い。
不景気になってくると、全体に暗い会になりがちである。高校の同級会は年毎に少なく暗くなる。地元じゃ
大手の会社に勤めているか社長だ。それまで胸を張っていたような人ほど元気がない。また出席は10年前の半数以下だ。
 倒産、倒産直前、リストラ、早期退職など暗い話だけだ。日本で現在長岡が一番不景気だともいわれている。
毎月のように廃業、倒産がおきている。 次は何処が噂のネタになっている。同級会は40前後が一番良いといわれている。 
社会的にも絶頂で、先生も定年近くで、女性も子供の手が離れる時期だ。50歳過ぎると、お互いに我侭が出てくるし
遠ざかる時期でもある。それと死亡が目立ってくる時期だ、5年ぶりの小学校で100人の同期で5~6人も亡くなっていた。
その年になったということだ!
・・・・・・
[166] 映画  2001/09/30
昨日‘千と千しろの神隠し’を見に行ってきた。何故いい年をしてアニメ映画?
   (字数の関係でカット11年09月30日)