数年前に地元の中越地震、柏崎・刈羽地震を身近で経験したばかりなのに、更に国家を揺るがすような大地震に遭遇しようとは。
事務所のある新潟駅前では震度4の震度だったが、揺れかたが広域の地震のような気がした。 直ぐにTVをつけたところ、
リアルタイムに生々しい地震津波が中継されていた。特に大津波が海の彼方から押し寄せてくるのを据付カメラが写しだしていた。
そういば先週みた映画「ヒア・アフター」で、ヒロインの一人が大津波に襲われ九死に一生を得る場面があった。
津波に飲み込まれ流される場面は圧巻だった。しかし、これは現実である。 TVの画面は長い海岸線に何波も線を描いて
押し寄せてくる場面がリアルタイム。 その上に、お台場のビルや、石油基地のタンクが炎上している場面などが生々しい。
夜になっても全国彼方此方から津波が注意報が流されていた。 観測が始って以来最大のM8・8の大地震。 規模は東北全体と
関東甲信越にわたっている。 この文章を書いている現在でも、現在進行形で余震が発生しており、TVからライブで流れている。
江戸時代には、地震が多発していたというが、1896年 明治の三陸地震 - 岩手県綾里 の津波高さ 38.2 M - 死者不明者 22,000 人が
知られている。今回は、7メートルだったが、被害は、死者が数千か、数万人になるのか。東北6県の人口合計と東京都の人口は、
ほぼ同じ。 もし関東に地震が起きて同じような大津波が襲ってきたと想定したら被害は莫大になる。
 結果として、これまで起こっていた東北の地震は、この地震の予兆ということになる。
今朝も、震度4の地震があった。 これだけの大規模の地震に対して、即応は無理のはず。救援を待っている被害者が
多く存在してことを思うと心が痛む。 まさか、まさか、まさか、で、今でも現実として受け止められないの大方だろう。
 国内では部分的な地震は多くあっても、これだけ広域にわたった地震と、津波は私が知っている限り初めてである。
そういえば、学生時代の友人が仙台飛行場近くの河口辺りに住んでいるが心配だ。病ある連れ合いがいるので動き辛いはず。 

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3273, 東京大空襲より65年
2010年3月12日
 一昨日の3月10日で東京大空襲から65年というが、新聞では殆んど扱ってなかった。
東京の住民10万人がアメリカによって虐殺されてのである。その日にマスコミが取上げないのは如何いうこと?
長崎も、広島も、同様の殺戮をしているが、これも一般住民を狙った殺戮である。日本人は人が良いのか、馬鹿なのか?
敗戦国へのソ連の扱いを見ているので、恐ろしくて言えないのである。
 ー「東京空襲」をウキィペディアで調べると
東京大空は、第二次世界大戦中にアメリカ軍により行われた、東京に対する焼夷弾を用いた一連の計画的かつ大規模な
戦略爆撃の総称である。東京は、1944年11月14日以降に106回の空爆を受けたが、特に1945年3月10日、4月13日、4月15日、
5月25日に大規模な空襲を受けた。通常「東京大空襲」と言った場合、規模が大きかった1945年3月10日の空襲を指すことが多い。
太平洋戦争(大東亜戦争)中に行われた空襲の中でも、とりわけ民間人に被害を与えた空爆である。死者、合計10万。
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 以上だが、戦争とは、そういうものだとはいえ、罪ない虐殺は重大な犯罪。その後、アメリカは朝鮮とベトナム、アフガン、
イラクで同じような殺戮を繰り返している。アメリカ支配者層の輩は、日本人などイエローモンキーとして数段下に見下している。
そうでなければ、こんな残酷なことをしない。もっとも、スターリンソ連では国民を数千万も殺戮したし、
毛沢東支配下の中国では文化革命下2000万とか3000万の国民が殺戮された。狂った猿の最たるものである。
アメリカは戦争を金融に当てはめ、金融工学で100年にわたり世界の金融を支配していた。そして、このザマである。
その直轄支配国が、この日本である。マスコミも、自民党も、官僚も、その宦官でしかなかった。
それに最近になって気づいたのだから、私は何? それさえ気づいてないのが、現在の日本人の大多数。
 そして、これから10年、世界は恐慌の嵐になる。「東京と名古屋に原爆が二発!東京は金融恐慌。名古屋は輸出壊滅」
と恐慌本の見出しにあった。もっとも、世界中が原爆が落ちているようだが、目に見えないところが不気味。
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2898,現在、歴史的転換期の真っ只中
2009年03月12日(木)
現在、我われは途轍も大きな歴史的転換期に立っている。
・東欧・共産圏と、ソ連の解体を20年前に見せつけられた。
 誰も自分の生きているうちにソ連が解体するなど想像すら出来ないことであった。
・その直後から、パソコンによるインターネットや携帯電話などによる情報革命を目の当たりにした。
・21世紀の初頭の2001年9月11日にはニューヨークの二つのビルに旅客機による自爆テロが起きた。
・そして今度は、アメリカ資本主義帝国の破綻と世界恐慌である。それとアメリカで歴史上初の黒人の大統領が誕生した。
この一連の出来事は、何か得体の知れない歴史的な転換期に我われが立たされていることを知らせている。
近代という名のロシアを含めた欧米主導の進歩と共同幻想が破壊したことである。そして、欧米の暗示から醒めた世界中の民族と、
これまでの欧米の文明の衝突が数十年にわたり本格化する岐路に立っているのが、現在地ではなかろうか。 
そうすると、今年にかけてイスラエル国内?のアラブ地区での虐殺が象徴的に際立って見えてくる。世界の中東・イスラエル化が
今度の行き着くところだろうか。アメリカはイラクを捨てて、戦線をアフガニスタンまで下げようとしているが、
イラクからの名誉ある撤退のための方便とも考えられる。 最終的には日本まで下げてくる可能性もある。
アメリカの国力が、この恐慌で大きく疲弊してしまったからである。 そこで日本は大きな選択を迫られることになる。
・中国と距離を置いて、アメリカ、カナダ、ロシア・シベリア地区、日本のラインの同盟を組むか、
・中国、韓国、台湾、アジアと組んだブロック化の仲間入りをするか、
・何処とも距離を置いた欧州のスイス的な方向か、になるだろう。
どれをとるにしても、日本の国力があまりに疲弊しているので、大きな問題が次から次へと起きるだろう。
今までのアメリカのポチの存在であることは不可能である。
 私の人生だけでも、世界の激変を多く目撃することができた。時代の激変という面で何世紀も生きたような気がする。
  濃厚な時代を生きることが出来た!ということか。