日本には戦後、地方に6種類の金持ちがいたという。
      そして、現在彼等の多くが消え去ろうとしている。
・山林家     ー>輸入材、人件費の高騰で資産価値の激減
・酒造業者     ー>清酒離れで、戦後4000から1700に
・商店街の老舗旦那  ー>郊外化で、ほぼ消滅
・地場の建設業者   ー>公共事業が激減、談合の締め付け
・医師         ー> ??
地場産業のオーナー経営者 ー>中国、東南アジアからの格安な輸入品の流入

高校の同級生の親の何割かが、この中に入る。 そして現在も似たようことを続けている。
この数年で、その多くが死ぬか没落を始めた。 私は商店街の老舗?商店主の??息子。
(自覚しているので御勘弁を!) 誰も彼も、彼らの息子なら、同じ?? 
いや、御立派なのもいる?(ほぼ自分だけはマトモと思っているようだ)
これに大農家で再開発などで買収された家も入るが、これだけは安泰?。
この30年、地方は没落の流れであったが、首都圏と東海産業ベルトラインは
世界に向けての輸出を基盤として、日本を引っ張ってきた。 

 ところがである、そこが壊滅してしまったというから絶望的と悲観せざるを得ない。
「昔、東京には6種類の金持ちが居たそうな」と言われる日が来たようだ。
政治屋、・官僚ゴロ、・不動産成金、・情報屋マスコミ・金融屋・外資系何とか

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2008年03月29日(土)

ー読書日記ー

一言一言が胸に響く言葉ばかりである。原点を大事にしている創業者の理念が、ディズニーランドに、
そのままあふれている。一匹のネズミ(ミッキーマウス)がチャップリンが原型と始めて知った。
あの大きな靴、そして上着チャップリンの姿である。なるほど、それならわかる! 
本当に自分の好きなことを人生を通して追求してきたディズニーの言葉だから、言葉の中に魂が入っている。 
    ーーー
なかでも一番大切なのが“自信”、自分を信じるということだ。
ひとたび、こうと思ったら、盲目的に一片の疑いもなく、それにのめり込んでいくことだ。
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幸福とは心の状態を言う。 物事をどう見るかだ。
幸福とは満足することだと思っているが、これは金持ちであることを意味してはいない。
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男は仕事のために家族を犠牲にしてはならない。
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本を適切なタイミングで読む、ということはとても大切である。
 ??
好奇心はいつだって新しい道を教えてくれる。
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ディズニーの成功を支えている最も重要な要素は 遊び心と 好奇心だ。
遊び心とは、笑うことを愛する、というアピールをする気持ち。
好奇心とは、常に人間の心にあって想像力によって刺激されて生まれたものだ。
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夢を実現させる秘訣を知っている人にでも、越せない壁があるなどとは、どうにもしんじられない。
私が思うに、その秘中の秘は 4つの“C”で要約される。
好奇心(Curiosity)、自信(Confidence)、勇気(Courage)、不変性(Constancy)だ。
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すべての芸術家は何よりも先にまず喜びを与える人である。
他人を楽しませることが好きな人は、やはり同じように自分自身の喜びと満足を得ているのである。

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2007年03月29日(木) 2186, 「勝負脳」の鍛え方
               才八∋ウ_〆(∀`●)サン

図書館から月刊現代の新年号を借りてきたら、第四の知能「勝負脳」の鍛え方ーというレポートがあった。
数日前にフィギア・スケートで安藤美姫が逆転で優勝をしたばかりであった。
トリノのオリンピックで惨敗、他の試合でも、ここ一番の大勝負に勝てなかった。
勝負を決めるのは鍛錬だけでなく、色いろな運や脳力が必要ではないかと、実感していた。

ーまず、このレポートの概要をまとめてみるー
「頭が良い」とは、どんな脳を指して言うのかというと、
・記憶する能力 
・イメージをつくる能力
・覚えたことをパフォーマンスする能力(多重能力)という。
 要約すると、「ものを覚え、それでも脳が忘れてしまうために、覚えた情報を一度脳内で再編集し、
 その内容を表現するという流れを鍛えることで、頭をよくすることが大事である」ということになる。
この3つの能力を活用できる人が、勝負事で勝てるかというと、必ずしもそうはいかない。
スポーツの試合や受験、ビジネスといった実戦で勝つには「頭が良い」だけではダメ。
レポーターの提唱する脳の第四番目の知能は独創性や創造力を生み出す能力が勝負の鍵を握っている。
この能力を勝負脳となずけている。端的に言えば、勝負に勝つための独創性のある戦略を練る知能である。
アメリカのマックスウェル・マルツがサイバネティックスという成功の理論を提唱した。
それは、目的を明確にし、それを目的が達成するまで忘れない、というものです。
そんなことは、当たり前と思うかもしれないが、それがナカナカできない。

勝負脳を鍛える第一のポイントは、「目的と目標を区別すること」が挙げられる。
・目的は勝つことであり、目標はどのように勝利するかです。
・そして勝負脳を使って勝つには、目的よりも目標に集中することが大切なのです。
目標も目的も同じようなものだと思うが、それが違うのである。

両者の違いを説明するのに、フィギアスケートの荒川静香選手の例で考えてみると・・
06年のトリノでオリンピックの金を取ったあと、こんなコメントを挙げていた。
「順位はまったく考えていませんでした。新しい採点方法に対応するために、
演技ごとに自分の欠点を明らかにして、一つ一つをいかに完璧にこなすかに
集中していました。一位になれたことにビックリしました。」
彼女はトリノから採点方法が変わったことを理解していた。
その意義を理解し、一つ一つの技をいかに素晴らしく見せるかに集中したのです。

スポーツだけでなく、ビジネスでも簡単に成功する人と努力をしても成功しない人がいます。
それは目的と目標を分けているかどうかで決まります。目的と目標を分けて、自分の劣っている部分を明らかにし、
相手の長所に打ち勝つ、どんな状況でも手を抜かないという勝負脳を使うか使わないかである。
出世したい、勝負に勝ちたいという結果を目的にして、それを追い求めるだけでは、科学的とはいえません。
大リーグのイチロウは、初球を打ってのヒット、つまり初球の打率が非常に高く、誰よりも早く球場に入って
モチベーションを高めると言います。相手のピッチャーが十分に力を出し切らない第一球も見逃さない
勝負脳を働かせていると言えます。
ーーー
以上が、このレポートの概要だが、
目的と目標を明確に分けて、使いわける必要性を述べている。そこで「目的と目標の違い」を調べたら、
目的: 達成すべき事項
   (上記を参考にすれば「到達しようとして目指す事柄」の意味に近い)
目標: 目的達成を可視化するために数字で表現できる到達地点、とあった。
大學生活の目的と目標を例にとると、目的は、広く知識を学び、多くの人を知り、自分の適性とは何かを知ることで、
目標は、優を幾つ取るか数値を決め、部活動やアルバイトなどを通し多くの人を知り、
  広い範囲の本を数を読み、無事卒業することである。
この二つをはっきり分離しておかないと、やはり学生時代を最有効に活用できない。
目標を明確にしておけば、それが結果として目的達成になるのである。
しかし、目的意識も重要である。多くの挫折の中で、耐え抜くのは目的意識である。
この二つを明確にして、割り切って楽しむことが勝負脳を育てるのである。
             (o ・д・)ツ  バイ! 
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2006年03月29日(水)
1821, あちら側の世界 ?3  ゚+.(ノ*・ω・)ノ*.オハヨ              
 ウェブ進化論ー3
      ?ロングテールとはー
 
この本で印象的だったのが、ロングテールというキーワードである。
ロングテールが最大限生かせるようになったのは、情報化のなせる業である。
最近買う本の半分近くが、アマゾンからの中古本である。
一度消費者が買って読み終わったというより、出版社か中間流通業者が個人名を
使って販売しているのではとしか思えない。
ただ同然で買い入れて、それをアマゾンに貼り付けておいて、直接送ってきているのでは?
また、一度買った本ー中古本はロングテールの部類ともいえる。
しかし、それもロングテールの大きさと長さを知らないのだろうか?
 世の中、音をたてて変化している!
    ーー
ーネット世界で利益を稼ぐ「ロングテール現象」とは何かロングテールLong Tail:長い尾)とは?
この言葉は最近少しずつ米国で使われるようになった。ロングテールとは何なのか、本という商品を例にとって考えてみる。
一年間にどんな本がどれだけ売れたのかを示す棒グラフを作ってみる。
縦軸に売れた部数を取り、横軸には左から第一位『ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団』、第二位『世界の中心で、愛をさけぶ』、
第三位『バカの壁』……と売れた順に一冊ごとに棒グラフを連ねていく。
横軸には「一冊あたり五ミリ」、縦軸には「千部あたり五ミリ」でグラフを書くと、本の売れ方の全体像はどんな形状になるか?
(字数の関係でカット2008年03月29日)

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 2005年03月29日(火) 
1456, 生命保険に入る馬鹿、入らない馬鹿

私は生命保険には入らない主義である。「馬鹿馬鹿しい!何で自分が死んで保険金が?それ位なら、
その保険金を相手に直接やるか貯金すれば良い。保険屋は確率の問題で、
奇麗事をいってピンハネしているはずだ。」というのが私の理屈である。
もう一つは、
「先のことはわからない、だから心配したって仕方がない。
最悪の事態になったとして、それがどうした?!」という考え方が基本にある。
保険に入る人は「先のことはわからない、だから心配だ」という考え方なのだろう。
「だから心配だ」と「だからどうした」の分岐点で考え方が変わってくる。
それぞれの人は色いろな立場と事情があるので、私の場合の話と断っておくが。

平均寿命80歳が、生死の五分五分のラインである。
それ以上生きた場合、生命保険金は支払われないものが多い。
この辺に保険屋のマジックがある。その事実を知らない人が意外と多い。
(母もそうだったが、この事実を知らないで80歳まで保険に加入していた)
80歳以前に死んだ場合に、残された家族の生活には有効であるから保険に入るのだ。
しかし保険屋というものは、不安事業でしかない。
その不安をくすぐって加入させる保険のオバちゃんがいるのだろう。
したがって、詐欺的要素が出てくるのだ。

壮年で亡くなった場合に、家のローンや子供の教育費が負担に対するヘッジとして必要だろうが。
といって博打であることも確かである。保険屋の立場からみれば、あくまで博打の胴元でしかない。
無知な大衆から利益を得るのが目的である。
相互補助団体といえば、何処かの宗教団体と同じだが、不安解消ビジネスであることも同じである。
箪笥預金も同じだろう、将来が不安と、生活を切り詰めて貯金をして死んでいく。
お笑いであるが、本人にとって不安なのだろうが。不安感に対して、「それがどうした!」「で、どうした!」
「何とかなるわい!」「大丈夫大丈夫!」と自省してみれば、その金を楽しみに向けたほうが
良いのがわかるはずなのだが。 無知の一番気の毒なカタチである。
最後は生活保護を受けられるから何とかなるし、死んでしまえば一円もかからない。
自分は死なないと思っているから貯め込みたくなるのだろうが。
「大金を残して死んだ孤独な老人」というのが一番滑稽である。
金の本質を考えれば、哀れな生き方ということは自明である。
使い切れないほど使って、大金が残っている人もいるから一概に言えないが。

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2004年03月29日(月)
1091, 公示価格は時代反映の象徴

少し日が経ったが先日、全国の公示地価が発表された。
都心の一部が下げ止まり感とあったが、地方は下落率が拡大していた。
1991年に比べて平均して、商業地で67.6?、住宅地で43.2?下がった。
土地と株価は連動するというから、あと10?20?は下がってよいことになる。
この一年で地方の6大都市などの中核都市以外は、商業地は10パーセント以上の
落ち込みである。新潟もその落ち込みになっている。地方経済が悪いというが、そのまま地価に比例している。
家内が長岡の自宅の町内の役員会に出て聞いてきた話だが、近くにある長岡にある唯一の高層貸しビルのテナントが
ドンドン撤退。町内費が減って困っているという。東京まで新幹線で一時間半の長岡なら、それが当然であろう。
事務所を撤退して、そこの出身者の自宅を営業所代わりにして、月数回出社して報告する会社が、
激増しているという話を聞いている。自然と駅周辺の地価は下がって当然であろう。
デフレの一番象徴的な部分である。下げ止まり感が無いのが不気味であり、デフレスパイラルもよいところだ。
合理化のため拠点や社宅の売却が一巡しない限り、下げ止まりは無いだろう。
東京一極化、それも東京・品川周辺を中心にした集中化は益々進む。その反面、地方の衰退は激しくなっている。
80対20の法則ではないが、20の首都圏対80の地方にたいして、80のエネルギーが首都圏に集中しだしたのだ。
中国などの海外に対する拠点などの情報基地としてである。これが公示価格の大きく反映している。

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2003年03月29日(土)
724, プロ野球開幕

 昨夜からプロ野球が開幕した。
他に面白いプロスポーツアメリカの大リーグ中継をNHKが衛星TVで開始した
ために,以前ほどの興味がなくなったが、それでも始まれば別である。
ON時代に育った為に、どうしても巨人中心になるが、それでもよい。
NHKも衛星TVで民放の巨人戦にぶつけて、録画をゴールデンタイムにぶつけてきている。
見るほうも同時に2画面で見るから、その差がシビアに見えてくる。
 今の巨人のトレードはやりすぎという感がする。
その豊富な戦力の巨人を長嶋の支離滅裂の采配で壊していくのが何とも面白かった。
しかし去年それが無くなった原監督巨人は、当然優勝をした。
今年も原監督に気の緩みがない限り優勝するだろう。昨夜は上原の開幕投手の巨人と、松坂の西武が敗れてしまった。
これだからおもしろい。私の好きのタイプは目立たない自力ではい上がってきた選手である。
巨人の清水、斉藤あたりである。嫌いなタイプは清原のような常に日に当たってないと枯れてしまう優等生である。
毎日新聞がこの時期に「スポーツ記者による優勝予測」を毎年おこなっている。
セリーグでは中日、パリーグではダイエーが一番多かった。私の予測は巨人と、ダイエーだが。
 大リーグでは、今年が松井が話題の中心になるだろうが、イチローと比較されるのは酷である。 
イチロウとはレベルが違う。イチロウは自分で自分をつくってきた男。松井は巨人につくられた男でしかない。
大リーグに対する日本の興味はますます大きくなることは間違いない。ますますカウチポテト族になっていく。

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2002年03月29日(金)
360,末っ子相続

世界の何処の社会でも長男相続である。それが当然と思っていたら、末っ子相続の社会があった。
世界は広いそしていろいろあるものだ。北欧のバイキング社会がそうだった。
成人をすると、男は船に乗り外の社会に出て行く。最後に残った男か娘が両親の面倒を見るという。
その代わり、家督を相続するシキタリという。彼等にとっての海は夢を実現する世界。
長男から成人になると、さっさと出て行くのが慣わしという。それが永年の試行錯誤の中で、
ベストのシステムになったのだろう。広い自然資源があるから、そういうシステムになったのだろう。
力が付いたら広い世界へ旅立つ、大きい自然環境があった為。バイキングといえば、海賊だ。
40?50人乗りの海賊船を数十隻を連ねて、村や街を襲ったという。
日本などの農業社会では、すぐにでも男手が必要であり、外にはそれほどの資源が無かった。
昔から長男以外は都会などに丁稚奉公や女中に出された。
継ぐべき田畑があったが、一家が生活出来るぎりぎりだった。
北欧の場合、せいぜい家と舟ぐらいだったから、長男などは魅力も引き継ぐ仕事も無かったのだろう。
しかし海や海の向こうに、無限の自然のめぐみと夢があった。
バイキング社会は10世紀から200年ほどしか続かなかった。