2002年01月31日(木)
317,あだ名

中学の同級会に出るとは、男は全員あだ名で呼び合う。私は「ハチ」である。小学校は「八ちゃん」である。
ある男が「よく巧いあだ名をつけるもんだ」といった。全くない男が「今考えると、あだ名をつけて貰ったほうがよかった」
そして特に、「おいら」というあだ名の話題になった。無口の愚直の味のある男で「おいら」というあだ名がピッタシ。
誰がつけたという話になった。無口の男が重い口を開いた。おいら「おい堀井お前だ!」 私「エー!・・・嘘だ!」
おいら「中学の一年のときの、皆既日食の時、理科の時間にしき版に墨を塗り、それをとうして見ようとした。
うっかり落としてしまったのをお前が拾い‘落ちてるぞ、誰んだ?’と聞いた。思わず‘おいらんだ’と言ってしまった。
堀井がその時‘おいら’とつけた」全く忘れていたが、それを聞き記憶が戻った!40年の記憶が一瞬で戻る快感であった。
しかし、その人にとってトラウマー心の傷?ーで残っていたのだろう。 罪なことだ?
参考のため同級生のあだ名を他に挙げてみる「カボ、ボラ、せ〜の、六角・・・」
考えてみれば「ハチ」と言われることが一番いやだった。あの年ごろは一番気位が高い。

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