2003年01月29日(水)
665, 連れ合いーつり合い

以前ある大手の人事部長に「人の見分ける一番の虎の巻はあるのですか?」と聞いたことがあった。
「奥さんを見れば、ほぼその人が解る!」「なるほどな〜、下手な相手とは結婚できないんだ!」
25歳の金沢時代だった。考えてみれば、その人レベルの相手と結婚するものだ。
酒に酔って思わず「出来ちゃった婚」もあるが、その程度のレベルだ。
知人の長男がそれで結婚し子供ができたが、嫁はもとの男と逃げてしまったと聞いた。
養子にして育てているが張り合いができて毎日が楽しいとか。
ある知人の奥さんが子供ができた後、子供が病気になって血液検査のをしたら何と父親が違っていたとか。
奥さんは子供を連れて蒸発したという話を他の人から聞いた。「事実は小説より奇」というが、正しく色いろあるものだ。
結婚相手を選ぶということは、人間にとっての最大の決断である。失敗確率が30数?だから、
当たり外れは実際に結婚してみなくては解らない。お互いの家庭環境に違いもあるし、隠された過去もあるだろうし。

私が独身の時は「家柄ー両親、人柄、学歴、センス、相性」の5項目を分けてそれぞれを20点として
合計100点で判断していた。でもこれ嫌な感じがするが、一生のスパンで考えると野球の戦力分析に似ている。
やはりバランスがとれていたほうがよい。長い人生このアンバランスが必ず出てくる。
ある知人が結婚の相談に来たので、この判断基準を教えてやったら相手の全てが80以上であった。
納得して結婚したが離婚をしてしまった。資産家のお嬢様で商売系の家に入ってしまった為か馴染めなかったようだ。
あとは本人しだいという事だ。割れ鍋にとじ蓋というが、金鍋に金蓋というものもあってよいものを。
あのクリントン元大統領をみると一見金鍋に見えたが、やはり割れ金鍋にとじブタだ、いや金蓋か?
本論に戻るが独身時代、恋愛と事業を立ち上げの両立は無理と経験上?判断をしていた。
そしてここで結婚をしなくてはというタイミングに家内の話しがあり、自分の目で5項目とも80?と判断した。
その判断が正しかったかどうかはいまだ解らない?世の男は全てそうだろうが。
「結婚をしてから大体ー事業も家庭も上手くいっている?また後悔をしてない
のだから良しにしよう!」と自分に言い聞かせている。 家内もそうだろうが??

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