2004年01月24日(土)
1025, 「眠りについてのお話」−3

一番悪いのは「眠れないことに対するストレス」である。
 寝れないときの私の知識とノウハウを書いてみると
・単純イメージの繰り返し、羊の数を数えてみたり、砂漠の砦で自分がインデアンになり、
 騎兵隊の兵士を1人ずつ 撃ち殺していったり、
・色々の可笑しな小話を思い出したり、
・海外旅行の思い出を一つずつイメージしてみたり、
・体の器官を頭の頂上から力を抜いていくとか、
・般若心経をユクッリ、ハッキリ心の中で唱える  等々、寝れないときのネタを仕入れて準備をしておく。
 寝れないで海外旅行を全て思い出したことがあった。 3時間かかったが、むしろ楽しい時間であった。

実家の商売を5年間従事した時、隔月に夜行列車で仕入れに出ていた。
23時前後の寝台車に乗るのだが、これほど睡眠に悪い環境はない。
線路の継ぎ目の音とか他のお客の鼾や、駅に着く度の乗車客の音とか、最悪の状態。
翌日は問屋を数十軒駆けずり歩くから、充分の睡眠が必要になる。初めは苦労したが何事も慣れである。
寝る時に「ここで睡眠をとるのだ!」という意思を持って寝ると意外と寝れるのだ。
線路の継ぎ目の音は単純音の繰り返し、その音のリズムに乗ってしまえばよいと考えた。
そして、それが即効であった。その時思ったのは「寝るのは意思」ということであった。
何事も、まずは意思と、それに対する準備が必要。それと楽観である。

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