2006年01月19日(木)
1752, 『桃井かおり』という女優
        
      ~~~~~ヾ(* ̄▽)_旦~~ オチャドーゾォー♪
彼女が若いときから 山田洋二監督『男はつらいよ』などのマドンナ役をみて、
不思議な魅力を持った女優と思っていた。地の顔なのか演技なのか、味のある演技をする。
どんな役を演じていても彼女以外には考えられないのだ。こういうのを一流というのだろう。                    
                   _(。-_-。)いい演技してますな〜
特に何処にもいるような普通の女性を演じさせたら逸品である。
性格俳優の女性版だろうが、歳を重ねるに従いますます円熟味を増している。
ある本の対談に彼女の芸の秘密を語っている部分があった。
ー桃井ー
最初の頃は、衣装や役の名前が変わるぐらいで、あとは同じ、♪ニャーニャー o(^‥^=o)~ o(=^‥^=)o
意識して地を出すというより、役をイメージしながら台本を読んでいても、この役より、私が考えた
桃井かおりの方が面白いだろうと思ったりして、桃井かおりでやってしまったていたという感じです。
よく考えてみたら、桃井かおり しかやってなかったので、自分でもあきてしまった。
だから4年間も休んだ。 どの脚本も桃井かおりのイメージでかかれるようになって。
『型』にはまらない型にはまってしまったの。最近、気がついたのは、女優というのは職業の名前ということ。
女や人間はやめられないけど、職業は変えたっていいわけだし、そんなに思いつめなくなったみたい。
別にお金持ちならなくてもよいし、養わなくてはならない親兄弟はいないし。
 ーー         (  ̄ー)L ネム  ヨコガオモモイ         
以上の彼女の言葉には深い人生の示唆がある。なるほど一流の役者は違うものだ。
「役よりも自分の思っている自分のイメージを演じている」というところが特に彼女の魅力の秘密だろう。
自分を演技の中でつくっていくということだ。我われの仕事も事業もライフワークでもいい得ることである。
この人の話で面白いのは『お葬式ノート』がある。葬式の希望と、そのための情報をノートに書き出している。
(仕事の関係者とか、個人的な人間関係とか、チグハグにならないよう書き足している)
既にスクラップ帳に二冊分になっているという。               
                          バイバイ!(゚▽゚*)ノ~~
・・・・・・・・