ー前回に続いての、まとめである。

・雇用機会均等法の中で育った40歳前後のアラフォー世代の女性たちは、キャリア志向が強く
 「仕事をする女はカッコイイーッ!」という価値観。 彼女たちが20代のときは
 「結婚して家庭に入るよりも仕事に生きたい」と願い考える女性が多かった。その結果で晩婚化していった。
 その盛りが過ぎたキャリアウーマンが、40歳に近づいて焦り始めているケースを取り上げていた。
・しかし、その下の若い世代(20代)になると、女の幸せを考えたとき「仕事で輝いたとしてそれが何ぼのもの?」
 「それが本当にカッコイイーッのか?幸せなのか?」と考えるようになり、結婚も仕事もこなす女性の方が
  カッコイイーッという価値観が生まれてくる。 妻となり母となり、キャリアウーマンをこなす
 「キャリア・マザー」がカッコイイーッと捉える女性が多くなっている。
 全体として結婚して人生のパートナーをつかみ、仕事もバリバリこなすライフスタイルの賛同者が多かった。
・その女性の反面、男子たちは女性化している。
 かつてクリスマスの夜の予約に執念を燃やしていた男達は少なくなっている。
 肉食系動物より草食系動物系に男が変化しているという。 別に結婚に執着しない男が増えている。
 
 「現在の20歳の女性の4人に1人が一生結婚が出来なくなる」というデーターもある。
 女性週刊誌は、いかに男を見つけ口説き落とすかの特集が多いという。
 一時代前の男の週刊誌と同じになってきたようだ。 何か気持ちが悪くなってきた。
 
 36年間、結婚生活を過ごしてきて結婚生活は、そう甘いものではないと実感する。
 慣れるに10年、諦めるに10年はかかる。そのあと10年かけて同じ方向を見るようになる。
 そして、最後は「同居の貴女」になっていく。 それでも結婚しないよりは良い。
 人生の半分(いや、三分の二)は結婚相手によって良くも悪くもなる。 
 私生活の大部分を普通なら過ごすのだから当然のこと。
 選り好みをしていたらチャンスを逸するし、焦れば「化け猫」を掴んでしまう可能性もある。
 どう見ても「化け猫と、ボケ犬」の組み合わせとしか思えないカップルが多い。
  もしかしたら結婚とは、こんなものかもしれない。
 
「一秒でも早く・離婚したい夫婦たち」というテーマを思いついた。
 この数年に同年代の親戚の男が二組、熟年離婚をして旅先に家庭を置いて実家に帰ってきた。  
 知人に倒産して人格破壊しているが、それでも同居している男が何人かいる。
 相手が気の毒だが、他人の家庭のこと。 地獄は、末期の夫婦の不仲にあるのか?
 ・・・貴方の家庭のことではありません?! 念のため。そして私の家庭のことでもありません。

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