2002年01月04日(金) 290、歓喜ー2

TVであるが、
元旦の小沢征爾のウイーン・フィルニューイヤ・コンサートがよかった。 あまり興味のない分野だが、
日本人初のこの指揮を生放送ということで見てみた。もちろんウイーンからの生である。
シュトラウスの「ラデッキー行進曲」やワルツ「美しく青きドナウ」などであった。
それに合わせ他の?お城でダンスを踊っているのが夢のような世界である。
指揮者・演奏者・観客が一体になり音楽の世界に入りこんでいる歓喜の世界であった。
当然最後はアンコールの拍手の渦であった。 この音楽会でこの曲を聴く前と後、というくらいの
インパクトを与えるのが芸術の力である。あの場面にいたら、その位の気持ちになったのでなかろうか。
歓喜・感激はそれ位のインパクトを人間の心に与えるものである。

音楽などの芸術は、宇宙・大自然の中のあるメッセージを一瞬にとらえ、作品に仕上げたものであろう。
それを会場の全員がそのまま受け取っているのでないか。 歓喜は当然のことだ。

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