■
2003年12月21日(日)
991, 離婚事情ー2
2日前に長岡の大手通りの市役所サービスセンターに印鑑証明をとりにいった時、
隣りの市役所相談室という小さなコーナーに電話がかかってきた。老齢の相談員の話し声が聞こえてきた。
「ハイハイ、・・・・・、ところで貴女の年齢は幾つなんですか? エッ74歳!その歳で離婚ですか。
何をいっているのですか、いいを歳をして」その声を背にして帰ってきたが、何か切ない思いが残った。
数軒先の近所の人が最近60歳を過ぎて二組離婚をしたとかいう。以前も離婚について書いたことがあった。
家庭内離婚を含めて、5分5分とは恐ろしいことである。ということは、この文章を書かない方がよいのだが。
一番に身近にいる他人が連れ添いである。それが一つ屋根に住んで、舅姑などの圧縮された人間関係の中で
二人の権力闘争が絡んでくるから一層難しい問題になる。その人の全て圧縮されたのが夫婦問題といってよい。
一つ間違えばお互いの人生の破滅も待っている。以前、取引をしていたメーカーの社長は玄人向きの女好きだが、
その結果として奥さんに「?病」をうつしてしまった。離婚はしなかったが、酷いものだ。
この人の過去をみていると、一番世話になった人の裏切りの積み重ねであった。
勤めていた会社の取引先や同僚を奪っていた。
「自分とは何かを考えるということは、他人とは何かを考えることである」その一番身近な他人が連れ添いになる。
浮気や、可処分所得の分配、互いの身内との人間関係などで、自分と他人の関係の接点でトラブルが生じてくる。
ある仲睦ましい老夫婦にその秘訣を聞いたところ「我慢、我慢、我慢・・ただ我慢!」と答えたという
ジョークのような話しがある。子供の頃両親の喧嘩も何回か見てきた。親の喧嘩は一番子供の心を傷をつけるものである。
子供の神経症は、殆ど両親の不仲からきている。以前、遠い親戚の老齢になってからの離婚のことを書いたことがある。
やはり、その子どもは神経症で病院通いをしていた。スナックのママさんを見ていると、結婚は大事にしなくては
ならないものだと実感する。しかし「合わないのは合わない!」のはよーく解るが!
当たり外れは5分というのも神様は酷な課題を与えたものだ! 本当!
以前書いた文章です。
・・・・・・・