2006年12月15日(金)
2082, ワーキングプア?
         (~Q~;) おはよう〜〜 ファ〜
    
  12月10日(日)にNHKで総合テレビで放映された「ワーキングプア?」
  ー努力すれば抜け出せますか ーがシビアで、深く考えさせられる内容であった。
  今年の7月に放送したのを見て、肌で感じていた厳しさを全国の事例として
  目の当たりにみせられ衝撃的であったが、その続編である。

まずは、ーNHKのHPより抜粋したものであるー
『働いても働いても豊かになれない…』。
今年7月に放送したNHKスペシャル「ワーキングプア」は、生活保護水準以下の暮らししかできない
“働く貧困層”の厳しい現実を見つめ大きな反響を呼んだ。NHKに届いたメールやファックスをもとに、
今回、ワーキングプアのさらなる実態を取材。「第2弾」である。
この10年の雇用環境激変の影響を、最も大きく受けた女性たち。
その窮状を訴える声が数多く寄せられた。雇用が回復した今も「正社員」は依然として狭き門で、
複数の派遣やパートの仕事を掛け持ちしても、生活ギリギリの給料しか得られない女性が急増している。

 一方、中小零細企業の経営者からは、『景気回復など実感できない』
という声が相次いだ。海外との激しい価格競争の渦に巻き込まれ、廃業に追い込まれる企業が続出。
地域全体が地盤沈下するところも出ている。再チャレンジしようにも、衰退した地域の中では、
なかなか新しい仕事を見つけることはできない。
 
    さらに老後への不安も高まっている。医療費などの負担が増え、年金だけでは暮らせず、
    70歳を過ぎても清掃や廃品回収の仕事を続けるお年寄りも数多い。
    なぜ真面目にコツコツ生きてきた人たちが報われないのか。
    どうすればワーキングプアの問題を解決することができるのか。
    一人一人が抱える現実を直視し、社会のあるべき姿を
    ーー
師走の日曜日のゴールデンタイムに、これだけシビアの内容を放送したNHK。
ワーキングプアのギリギリの状態を知らしめたかったのだろう。
1980年頃に5年ほど、実家の衣料量販店を任されていた時に、
岐阜駅前にある衣料メーカーの出店と問屋が立ち並ぶ街に隔月ごとに通っていた。
そこには、7〜800軒ほどの店が所狭しと並んで全国からの小売店の商店主やバイヤーが仕入れに集まっていた。 

    その街が中国製品の影響と不景気のため、殆んどの店がシャッターを閉めている映像と、
    窮状のレポートがあった。 何か裏悲しい時代の変遷があまりに衝撃的であった。
    どこの地方都市にも見られるダウンタウンの姿だが。丁度よい時期に?手を引き転進したものだ。

それにしても逮捕された福島や和歌山の県知事の成金大名といった風体と対照的だが。
これはここのテーマではないから、これ以上言及しないが・・・

    地方経済は土砂降りがつづき、首都圏のような景気回復はみられない。
    耳に入ってくるのは、スナック・飲食店の主人の自殺や、
    地元企業の倒産などの話ばかり、これが地方の現状といってよい。
    
さらに談合の取締りが一段と厳しくなり、建設業者の淘汰が来年から本格的に始まる。
2007年は団塊の世代の退職が始まる上に、東京の大型ビルが完成ラッシュで、不動産バブルのはじける年である。
    
    それで、どうした!悲観的に考えることもない、日本は不況を脱して本格的な立ち直る年!
    何とかなっていくだろう・・・ 変化を受け入れさえすればだが。    
 ホンジャ(*^ワ^*)i バイバイ
 
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