2005年11月16日(水)
1688, アメリカ資本主義 "実体は巨大な政府"
数日前の読売新聞のトップページ「地球を読む」というコーナーに時々、米国の未来学者のトフラー夫妻が寄稿をしている。
今回のテーマが何と「アメリカ資本主義”実体は巨大な政府”」であった。
目を疑い内容をジックリと読んだが、間違いなくそのテーマを論証するものであった。
ー以下はその概要であるー
ドイツやフィンランドの細々した規制社会とは違い、アメリカは規制の少ない警官も少ない国というイメージとは全く違った内容。
ほかの国と違うのは、「アメリカだけが、規制の少ない自由の国として紹介されていることだけ」という論旨である。
(o ・д・)ツ⌒□ 号外!!号外!!
アメリカの公的資金の使い方をみても、驚くべき数字がある。
米国内総生産の年間11兆ドルを越すアメリカ経済の中で、ほぼ3分の1の4兆ドルが連邦政府と州と
地方を含む政府系機関が支出している実態がある。これはアメリカ経済に対して政府支出の影響が巨大ということである。
アメリカの国防予算も、全米を大きく潤している。シアトル市の予算の54?が米政府の防衛・宇宙関連計画から
もたらされている。 さらに社会保障に使われる金額も他の西欧諸国より少ないという想定も、正確でない。
これだけ自由といわれながら、規制がきめ細かく張りめぐらされていて、アメリカの競争力を低下させている。
みた目には自由市場のようだが、実体は別物である。 その例の一つをみると、自動車所有者には、
損害賠償保険の加入が義務つけられている。 これだけで膨大(770億ドル)なお金が流れ込む。
他にも、排気ガス規制、シートベルト設置とか、赤ちゃんを乗せる場合特別な安全装置が要求される。
ーー ┐(´ー`)┌
以上だが日本がグローバル化のため、小さな政府の必要性を言われているが、
アメリカの謀略に載せられているだけではないのか? 疑惑を持つのは当然であろう。
但し現在の日本の公務員の削減は日本経済の縮小に伴う処置であるから、当然のことであるが!
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* \\\★ (^_^)/~~ バイバイ
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