[213] ーゲゼルシャフトゲマインシャフト

  • 2001年11月02日(金)

ゲゼルシャフトー会社とか公務員の契約社会・組織をいう。
ゲマインシャフトー血族とか趣味とかの同好家の集団・仲間をいう。
 これが解ってないと同属会社などの弊害が出てくる。 その中間の中途半端な組織ができてしまう。
中間のケースも勿論あるだろうが、その場合は「ゲゼルシャフトを基礎においたゲマインシャフトか、
ゲマインシャフトを基礎においたゲゼルシャフトなのか」明確にしておかないといけない。
 これを明確にしておくと、社会組織の構造の一端が見えてくる。大組織でも、鹿島建設など同属会社も例外的にあることはある。
ゲゼルシャフトの会社に、サークル的なそれ(ゲマインシャフト)を求めている二代目や甘い経営者を時たま見るが、
恐らくこの知識がないのだろう。 学生の時に得た知識を述べているにすぎないが、組織論の基本でもある。
カナダの観光地で若い人の働き手は、学生アルバイトだ。 カナダは親の務めは大学の入学まで。
あとは首相の息子であろうが、働きながら卒業するそうだ。それも社会契約だ。少し違うか?