533, 離婚事情

  • 2002年09月28日(土)

現在は三組に一組が離婚するそうだ。先日ある会で年配の女性が面白いことを言っていた。
「現代は少子化の為、嫌だったらいつでも帰ってきてもいいと娘を送り出す。
更に子供を連れてくれば一緒に暮らせるからだ。一子、二子の結婚でお互いに希少価値がある。
だから平気ですぐ離婚をする」といっていた。数年ぶりに知人に会ったら同じような事をいっていた。
息子が子供を連れて離婚をし、裁判で息子の方が親権をとったという。
息子1人では育てられないから、引き取って育だてているといっていた。
でも新しい子供が家庭に入り楽しそうであった。

それにしても三組に一組は多い。わからない事は無いが、長く連れ添っていれば愛情がわくものを?
一家族に一人はいることになる。親子三〜四組うち一組になる。ということは、この文章を気をつけて
書かなくてはならない事になる。読んだほぼ全員傷つけかねない。実際のところ、そこまで多くない。

以前TVで、離婚をした中年の女タレントと数人が口をそろえて「離婚をして本当によかった!!」と言っていた。
それを黙って聞いていた小沢昭一が「苦労を友にしてきた連れ添いと歳をとって、昔の楽しい思い出や苦労話を
お茶を飲みながら、しんみり話す味もいいもんだよ」と反論。
気の強そうな女性たちにとってカウンターパンチになってしまい、その場がシーンとシラケの場になってしまった。
居ればうるさいし居なくては寂しいのが夫婦というものだ。離婚をした独り者の飲み屋のママは連休が嫌だといっていた。
どうにもならない気持ちになるという。家族の基本はやはり夫婦である。
現在の少子化もひどい、平均1・3人。人口維持の為には2,1人が必要という。少子化が進めば更に離婚率が増すのだろうか。

好きになる相手は自分の持ってない部分をある人に惹かれる。
うまくいっているうちはいいが、一つかみ合わくなると破綻しやすくなる。
昔、足入れ婚というのがあった。結婚の籍をいれず仮結婚をさせる。今も同棲があるが、
周囲も仮結婚と認めて合わない時はいつの間に別れさせてしまうという。

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