*大相撲が面白い!
ロシア人力士の麻薬事件と理事長辞任の異常事態の中で大相撲が始った。 
一場所を中止をする位の大事件なのに、それ以上は騒ぎ立てなかった。
ロシア人が不服を申し立て、そこに注目させた戦術が良かったようだ。 所詮は、その程度。
次々に同じような問題が起こるだろう。 大相撲の始まりは、神社の神事で力自慢の余興から始った。
歌舞伎と類推すると、その本質が見えてくる。 
その意味では、外国人に開放したことで割り切るべきは割るきるべきであった。
歌舞伎に外国人開放したと同時に、それは「ザ・カブキ」に変質してしまう。
柔道が「ジュウドウ」に変わってしまったのと同じである。
大相撲は、「ザ・オオズモウ」になってしまったのである。 
システムそのものを変えるべきである。それと「国技」とかいう名前も返上すべきである。
外国人の総量規制を一部屋一人ではなく、一国一人とし、20人以内にすべきだろう。
一年に2度位、それぞれの部屋単位でドーピング検査をするようにして、問題が発覚する前に処分するべき。
もちろん、抜き打ちは当然に徹底すべきである。日本人と外国人のマリファナに対する罪悪感が違うから、
尚のこと、徹底すべきである。
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*立ちあいの厳格化で、朝青龍が引退!
もともと、気力が衰えていた朝青龍が、両手を確実についての立ちあいのため不調である。
この力士の特技が立ちあいの張り手である。下位の力士が横綱に張り手は出来ないのを逆に利用して
張り手を武器にしていた。地位を利用した戦術と感心していたが、両手の手つきでは、張り手がやりづらくなった。
これで、力が半減してしまうので数場所以内の引退もあるだろう。新たな戦術をつくりだして再出発には気力が衰えている。
しかし、ヒール役(悪役)としての彼の役割は、あまりに大きい。前の理事長が擁護していたから、あれだけの不祥事の中、
引退をしないで済んでいたのだから、これまでの所業の積み重ねからして、やはり早々の引退だろう。
元もと、芸能的色彩の強い業界だから、麻薬あり、リンチ殺人あり、八百長あり、それはそれで結構じゃないか!
その辺が結論。 
 
後記)2002年〜4年にかけて大相撲を取り上げていたが、成るほど時代は大きく変わっている。

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