* 大相撲の楽しみ方
 ただ、漫然として相撲を見るのではなく、「こういう観方もある」切口の、
様々な木や、枝から鳥瞰して見ると面白い。 白鵬も左張手と右肘打ちの
横綱アドバンティジ』が使い辛くなったため勝てなくなった。で今場所、
どう判断するか? で、張手の多様に決めたようだ。この程度の横綱ならばと、
下位力士も平然と張り手、肘打ちを狙ってくる。とすると、怯えるのは大関
横綱になる。張手・肘打ちの多用が無ければ11〜12勝が精一杯。
更に貴乃岩に持ち掛けた暗黙の圧力の八百長?も、もう使えない。その結果、
相撲現役の余命が長くて一年、最短で年内で… 。 これが大筋の見どころ。
白鵬の身体つきが、全体として萎み、オーラにみえた艶も消えてしまった。
鶴竜も然り。 建設業界のような構造汚職?の談合は難しくなった。
白鵬日馬富士鶴竜のトライアングル+照ノ富士の圧力構造の半数の二人が
消滅、これにアヤかって、何気ない張手で怯ませ勝ってきた稀勢の里豪栄道
も勝てなくなった。そこにチビッコ相撲上がりの、学生相撲が台頭してきた。
これを前提に、日々の対戦をみると、面白味が増す。 モンゴル、東欧系の
ハングリーな若手に、親がかりの温室育ちが勝つのは難しい。
 ところで、全身に萎みがみられる稀勢の里の回復は絶望的。引退前の力士の
黄疸現象が… 初期症状だが、白鵬も然り。格闘技の世界はシリアスである。
 隠れテーマは、<張手・肘打ちが出来ない横綱の断末魔!>でしょうか? 

 ネットニュースが何とも面白い! そうしないと早々の引退になるため。
【 大相撲夏場所>◇初日◇13日◇両国国技館
 2場所連続休場明けの横綱白鵬(33=宮城野)が立ち合い、馬力で定評の
ある東前頭筆頭玉鷲(33=片男)の出足を止めるべく、左から張って立った。
【写真】玉鷲と激しい取組をする白鵬
 立ち合いの張り手とかち上げには、横綱審議委員会から苦言を呈され、何かと
物議を醸している白鵬の動きだが、この日、審判部長として本場所初仕事と
なった阿武松親方(56=元関脇益荒雄)は容認の姿勢を示した。
 この日は幕内後半戦の審判長を務め、白鵬の一番は土俵下から目を光らせた。
その白鵬の立ち合いについて問われると「張り差しですよね?」と再確認した上で
「エルボー気味の(かち上げ)は問題ですが、張り差しは問題ない」と述べた。
再度、言葉を慎重に選ぶように「ヒジを合わせたりするのはアレですが」と、
本来のかち上げでなく、相手の顔面目がけて繰り出す“ヒジ打ち”は問題外と
しつつ「張り差し自体は大丈夫」とし、エルボー気味のかち上げにも
「自分の中で調整するでしょう」と改善に期待した。】 ですと…

▼ たかが相撲、されど大相撲としても、これじゃあ、半年前の騒乱な何だった?
閑にまかせて、如何でもいいことをグダグダと。「世間の正体とは?」とかいって
いるが、最も世間馬鹿は私自身ですか。楽しむとは、「同じアフォなら踊らな
きゃ損損」というところ。
―  
 熊:お笑い長屋の雑談ですよ、雑談!
寅: 御前がいうと、何しら座が和むよ。
 北の富士: 相撲そのものが、神社の御祭りの座興だったもの。
神主: 賽銭そのものは神さんへの些細な賄賂だろう、賄賂!
  八百長でも何でも、大受けすればよいだけ。


・・・・・・ 
・・・・・・ 
      <「人間と社会のウォッチング」ーこの可愛い人達 >より
「分類」内の検索で「大相撲」と入れたところ、過去17年分の文章が、三桁
以上も出てきた。半年分を、ここにコピーするが、読返してみるに、上記の
楽しみ方をしていたことになる。としても、如何でもよいことばかり…
でも、料理の器の良し悪しで味わいも違ってこようというもの。

――――
2018/01/18
閑話小題 ★ 番外
  * これまた面白く深い展開に
熊さん: 白鵬稀勢の里が連敗したね。結構、稀勢の里も張り手を使って
  いたしね。白鵬など、初日から全く精彩がないね。八つぁんの言う通り、
  この一連の事件を引き起こした「横綱アドバンティジ」を無くした
  大横綱の正体が、このザマさ。
寅: 貴乃花親方の含み笑いが聞こえそう。白鵬も、「アドバンティジ」の
  有効利用無しで優勝したかっただろうがね… あれじゃ、この一連の事件、
 『横綱アドバンティジ暴行事件』と命名されるよ。勝てないのが何より証拠さ。
熊さん: 俺たちの、会話を相撲関係者が聞いているのでは? 何か変?
八つぁん: 大丈夫だよ。誰の目にも明らかな内容だからね。それにしても、
  ライブで事件の謎解きを見れるのだから。こんなに面白いことはないね。
大家さん: 私も、黙っていられなので、参加するよ。一番、震えているのが、
  理事長と取巻きだね。日本の祭りごとの根本にあるのが、御賽銭。これって
  神様への小さな賄賂だよね。神社仏閣の行事の根本が、賄賂と談合がある。
  その強要が、これさ。
熊: とすると、土俵周りの親方の役割は、勝負の審査だけでなく… 他に。
  でも、そこまで言っちゃあ、お終いよ。でも、毎日毎日、あの不甲斐ない
  負けを続ける横綱の姿は… 
大家: 『横綱アドバンティジ』疑惑など根幹に関わる問題だね。やはり、
  八角親方には引退をしてもらい、貴乃花を押すべきだね。
八つぁん: でも、あの自閉症的性格では無理だね。
大家: おや、初め、そう言ったのは八つぁんが言い出したんじゃないか。
  他に居ないのは解るけどね。
ハつぁん: 理事長、理事会も、性格上、自助能力、自浄能力が持てないん
  じゃないの。だったら、国技とかいう、法律上は何もない協会を一度、
  解散し、税金免除のない普通の営利団体にすべきだが… まあ無理だね。
・・・・・・
6028,閑話小題 〜大相撲・炎上
2017年09月15日(金)
   * 横綱大関の権威失落
 大相撲が大変な事態になっている。私の相撲ファンからして、これほどの
大関横綱の権威失落の事態は初めてで、理事長自らが辞任しても然るべきほど
である。初日から4人横綱のうち3人が休場。残る一人の横綱が前半で2勝3敗とは、
これいかに。上位に上がったばかりの阿武咲が横綱初挑戦で金星を挙げ5連勝。
日馬富士の負け方が空中に1回転して裏返し。その上に、大関の照の富士が負傷、
3人の大関も2人が休場ともなれば。 面白といえば面白いが、この惨状では、
首を傾げざるをえない。その背後には若手に実力があるのが何人か台頭してきた
ことがある。もしかして、半年、1年後の番付が、これかとも… 
 ファンが、相撲協会の心配をする必要がない。横綱大関の権威の崩壊を
見ながら、誰が優勝をするかを楽しめば、「また白鵬!」よりも遥かに刺激的。
「何で今の若手が強いのかって?」というと、勝つために頭(情報機器)を活用、
稽古土俵から考えているため。それも親がかりで。 将棋の新生人と同じ。
白鵬が、それ。素材が良いだけでは難しい。一月前に、高校横綱のトーナメント
を見たが、その中で、強そうなのが数多く見かけた。底辺の育成が出来ていると
いうことか。 
・・・・・・
6149,閑話小題 〜熊さん、八つぁん、珍問答、再び −3 
2018年01月13日(土)
  * 書きネタが無いと、御呼びですか!
大家さん: 書きネタが無くなると、御呼びですか。仕方がないがね。
熊さん: 北朝鮮が、オリンピックに参加だってさ。有得ないと思ってたがね。
寅さん: 精一杯の虚勢さ。まあ、物資不足は明らかだこそ、ここが土壇場。
    国そのものが張りぼて。よくぞ、やってるよ。そろそろボロが出るさ。
大家* 中国が、本気になってきたからね。そこに、韓国が抜け駆けをして、
   オリンピック参加の勧めの尻尾振りをしたから、アメリカと中国は動転?
   韓国も開戦ともなれば、百万、二百万の死者も出るから、解るがね。
八っあん: この時節に冬季オリンピックとは、何でまた?の疑問が残るね。
   ここまでは、手を出せまいという思惑のためですか。
熊さん: これほど辛辣な挑発を繰返したのだから済やしないよ。
寅さん: 何かマンジリしなかったが、数ヶ月の猶予期間を稼げただけでも
   良しじゃないかい。ただ間延びをしただけだと思うけどね。
八つぁん: どうも私たちの心の底には、最悪の事態を期待する悪魔が存在
   しているところがあるね。アメリカ人なら、まさか大陸間核ミサイル
   が飛んでくるとは思わないから、今のうちにヤッチマエと。
熊さん: どうも朝鮮半島問題は暗くなるから、大相撲の話題にしましょうや。
   といっても、これはモンゴル人問題になるか。 …でも気が晴れるね。
大家さん: 朝青龍白鵬が長年かけてつくり上げた「横綱アドバンティジ・
   システム」が、露わになり、使えなくなったから、今までとは違うよ。
   これは八つぁんが創った造語だけど、ズバリ言当てているね。
八つぁん: それでもやってくる可能性があるね。貴乃花の母親に手紙でも
   出して、バラエティで10回、このキーワードを繰返せば、ポチとはいえ、
   立合いの張り手を禁止条項にせざるを得なくなるね。
熊さん: 「横綱アドバンティジ」の実情を聞いて、白鵬と遠藤の立合いを
   見てから、白鵬への見方が全く変わったよ。 大陸と島国の考え方、
   体質の問題になるよ。開放したのだから…云々か、日本の国技だから、
   島国用に合わせなければならないとか…。確かに難しいのは解るけど。
大家さん: 白鵬への大横綱とかいう特別視が無くなったのは大きいね。
   新弟子からして誰も偉大な力士と思わなくなってしまったのは、本人に
   とって衝撃さ。でも、その孤独こそ、最も大事なことだが、その自覚は、
   逆上せガエルになった当人には、土台、無理だろうね。
八つぁん: 今場所は、色いろな面で面白いだろうね。大鵬の孫もデビュー
   するしね。ところで、先日、元・琴欧州が開いた小部屋のブルガリア
   の新弟子のドキュメントを見たけど、一人の新弟子の稽古の激しさが
   直接、伝わってきたね。土俵の中でのド突きあい、殴りあいだね。
   あれじゃあ、強くなるわけだ。
大家さん: 私も見ていたが… 他の部屋の幕下力士が「御前は気が弱い!」と
   注意していたのが、本人には堪えたようだね。「自分は東欧から遠来して
   いるだけでも気が強いはず。何で気が弱いと言わなければならないのか!」
   と…。 幕下力士は、「気が弱い」と、「気が優しい」の言い違いを 
   していただけ。気が優しいのは、気が弱いとは、違うのさ。
熊さん: こういう問題があるからこそ、面白いんだよ。白人、赤、茶色の
   人種が肌の色を超えて戦うからさ。俺も、哲学的になってきたね。

・・・・・・
6135,閑話小題 〜熊さん、八つぁん、珍問答、再び 
2017年12月30日(土)
  * 熊さん、寅さん、大家に、八っつあん
熊さん: 貴乃花の処分、こりゃ何じゃい!あの理事連中の面構え、暴力団
  じゃないかい。頭の中は、?学校一年程度。俯瞰して考える元がないのに、
 まともな判断など出来ようがない。これだけは公然と言えないことだが。
大家: あの横審というのも胡散臭いね。肩書は御りっぱだが、前例主義の
  役人上がり。知恵とか、個人的理念が全く見えてこないね。
八つぁん: 初めから言っていたとおり、朝青龍白鵬に舐められる訳だ。
  必死に戦っているのに… お人形そのもの。奴らを間接恫喝で若手力士を
 怒鳴り上げたら、震えあがっていたよ。主犯が白鵬、実行犯が日馬富士
 なだめ役が鶴竜。まあ、暴力団の脅しじゃないか。左からの張り手と、右腕
 のカチ上げ風肘打ち。これが、朝青龍からモンゴル横綱に引継がれてきた
 「横綱アドバンテージ」。逆をすると、稽古場に押しかけ『可愛がり稽古』。
寅さん: 何故、実行役だけが告発をされ、他の2人が大した御沙汰がないの? 
  貴乃花は、何はともあれ、この二人を刑事告発すべきさ。
大家: それと八角理事長は、先場所と、先々場所の横綱大関の多数の休場
  責任と、今回の事件を受け退任をするのが筋だろう。現役時代の「保志」と
 いう力士は良かったが、あれは理事長の器じゃございません。
寅さん: 白鵬も真摯で良い相撲取りだったが、何ですか、あれは。
  大相撲はあくまでも日本の神事が建前がある。それを…逆上せ上りも
 いいところ。実際、間垣を除いた他の理事たちの心の底は拍手喝采さ。
熊さん: 貴乃花も、かなり変だよ。ありゃガキだね。もし報告していたら、
  百%、有耶無耶にされて表沙汰にならなかったね。 若い時分に、教育係
 が必要だったのさ。でも、横綱になる確証がなければ、それも依怙贔屓になる
 から無理ですか。でも、今回の処分に貴乃花は不満だろう。彼も一時代を築き、
 一代横綱部屋の権利を貰ったが、引退すれば日陰の人。 
八つぁん: この事件を受けて白鵬への、この権利が怪しくなったね。
  40回優勝の権勢で、貴乃花親方の一番弟子の酒宴に三人して殴り込みとは… 
 怒るのは当然だ。あとの二人を告訴すべきだね。来場所には引退に追込まれる
 可能性の高い?鶴竜が、力士会の会長を辞退しないで受けたのも、少しでも
 有利の立場にいたいための浅知恵さ。     
大家: ところで熊さん、白鵬のことになると、いやに生き生きするね。
熊さん: だって、あの万歳はないだろう。舐めるのも好い加減しろだ。
八つぁん: そもそも論になるが、こうなると、国技と称して税金逃れをして
  きた仇が、ここにきて跳ね返ってきたのさ。「相撲取り、引退すればただ
 のバカ」。何で検察が動かなかったか? 何を特別委員会の会長にしていた
 お陰だろう。でも、貴乃花は、本気になってモンゴル横綱を追い出すべきさ。
大家: それにしても、朝青龍の不祥事後の大相撲を、しっかり、横綱の役割を
  務めてくれたし、一概には言えないよ。彼も人の子だよ。
寅さん: 幼稚でバカなら、せめて利口な振りをさせる必要があるよ。そのことに
  周囲がもう少し気を使ってよ。
八つぁん: 私の中学校の同級の友人に、大手レコード会社の重役をしてた後に、
  レコード協会の専務理事をしていたのがいたが、彼が入社の仕立ての頃には、
 森進一や、山口百恵の教育係の専属をしていたとか言っていたよ… アイドル
 や歌手には基礎教養を意図的に加味させていたようだ。三役にもなれば、大物
 としての教養のベースをつけてやらないと… 白鵬を見ていると、気の毒だよ。
 でも焼き直さないと無理だろうね。
大家: こんな与太郎レベルの会話の中に私を呼び出す必要などないよ。何故だい。
八つぁん: 大家さんが出てこないと、こんな話を大声?で話せますか。
 総括として、<貴乃花よ、よくやった。それが好角家の総意であります。>
大家: ついでに告訴をして、一歩踏む込んだ問題の解決が必要。
 「張り手、肘打ちの禁止」の規定をすべきだが、あの面々からして無理ですか。
寅さん: このままでは終わらない禍根が深まっていく根深い事件だよ、これは。

・・・・・・
閑話小題 〜大相撲珍問答
   * 大相撲問答
 大相撲の珍騒動を、大家、ハっつあん、長嶋・寅さん、石松・熊さんが
空想の世界で語り合う珍問答を思い立った。それも、『日馬富士暴行事件』に
ついてのため、出たとこ勝負の語りになるが、さて如何なることやら…。
――
長嶋・寅さん:批評家連中、何を言ってるんでしょうかね。
ガッツ石松・熊さん:御身大事で話しているのが気に入らねえよな。
 八っつあん:「大男総身に知恵が回りかね」レベルでしかない話。
大家:そんな世界でも、今では学士様が… 馬鹿にしたものでもないよ。
八っつあん:各部屋を「○○組」と言い換えてみると、ヤクザ組織の世界に酷似
 した社会が見て取れる。土俵上のルールを決めて、互いの力の優劣を決めるが、
 差異は?…大してない。関取ともなれば、数人の子分がついて身の回りの世話
 をする。各部屋には親方(親分)がいて、絶対的縦社会の中で、稽古という名
 の「可愛がり」が待っている。
ガッツ熊:俺のいたボクシングも似たところがある。強いのが勝つだけの世界。
長嶋・寅:横綱が、左手で張手で、右からのカチ上げが一場所で三分の二とは。
 それは下位力士が横綱には出来ないし、もしすれば、本場所以外の稽古場に
 押しかけ可愛がりを徹底的にする。これは止めさせないと…
ガッツ:そうでもしないと勝てなくなったんだよ、あの男。禁じ手にしないと、
 やり通すのが、あの男の性分。
大家:だいたい、モンゴル相撲が、大相撲の大元だろう。13世紀の頃、大陸を
 支配していたモンゴル帝国と属国の高麗王国によって2度にわたり行われた
 対日本侵攻の元寇。1度目を文永の役(1274年)、2度目を弘安の役(1281年)
 の蒙古襲来。その時、国家を上げて防いだが、神風の御蔭だけではない。
 残虐で、陰惨な殺戮に、恐れ慄いた武士が、死に物狂いで戦ったそうな。
 それが730〜740年の時を超えて、日本の国技の世界に現れ出て、実質支配
 をして好き放題しているのが現実。
ガッツ・熊:相撲協会は、40回優勝の白鵬に対する態度は「ポチ」そのもの。
 あの横審も偉そうな肩書だが、保身を前提にした綺麗ごとばかり。聞いちゃ
 いられないよ。警察、検察も、場所終了後、三人を逮捕すべきだったよ。
 地方巡業だって?馬鹿いっちゃいけないよ。 誰も主犯が白鵬とは言わない。
八っつあん:11月になるが、「日本学生相撲選手権」で、高校時代にレスリン
 で、タイトルを総なめをしたモンゴル人が準決勝で日本の有望力士を振り回し、
 骨折をさせた上に、即、入院をしたのを見たが、相撲道も何もありゃしないよ。
長嶋・寅さん:数百年、数千年かけた肉食のモンゴル人と、草食米を主食にした
 日本人では互角に戦える訳がないよ。外国人への解放を決めた当時の人の認識
 が甘かったのですね。でも、プロ野球では日本人でも通じるじゃないですか。
大家:チームプレーもあるが、バッターやピッチャーの場合、個人プレーの要素
 が強いし… ただ、面白さという点では、外人への開放は良かった。大体が、
 国技というが、別に法的に認定するのは何も無いらしい。こういう矛盾を
 抱えながら、その都度、乗越えていくしかないよ。
八っつあん:鶴竜からして、あと半年の力士寿命が来ている。白鵬も、張り手、
 カチ上げ風肘打ちが難しくなれば、せいぜい1〜2年で引退に追込まれるよ。
 衰えの恐怖は並大抵ではないはず。このままいけば、必ず朝青龍の二の舞だ。
ガッツ:俳優同士の色恋沙汰と同じで、付きものとして楽しめば良いだけかい。
 単純に捉えれば、「貴乃花が切れたんだよ」。それと、理事長。あの人が、
 引責すべきじゃないか。何が減俸じゃい。毅然として白鵬の引退勧告をし、
 自らが引退するのが筋というものじゃないかい。
八っつあん:相撲取りとしての「保志」は魅力的だったが、理事長は問題あり。
 兄弟子の千代の富士理事長、貴乃花のラインが、協会のひな壇にあっている。
 今の協会と、横綱審議会には、無理なのは分かっちゃいるけれど。
ガッツ:悪いのは分かってはいるが、気の毒なのは、日馬富士だ〜。
 5〜10人の付人も無しの上で、傷持ちの被告人として、隠れ人の身。 
長嶋:「万歳!」じゃなくて、これは「ハンザイ!」と私には聞こえます。

▼ もう少し、コミックにしたかったが… 不幸を笑いものにするのも。
 ただ、貴乃花部屋の力士への陰陽の「いやがらせ」は、想像するだけでも
 気分が悪くなる。その前の白鵬の引退への流れが急務になる。頑張ったが、
もういい! 更に理事長も、引責で引退に。このままでは、更に大きな問題が!
 まあ、暇な御隠居の、相撲談義の一説でした。

・・・・・・
閑話小題 〜日馬富士事件を哲学すると
2017年12月16日
   * よく支えてくれたが、さらば白鵬
 この一連の事件を哲学の構造主義の切口で断面を捉えると、理解しやすい。
まず構造主義の意味は、【広義には、現代思想から拡張されて、あらゆる現象
に対して、その現象に潜在する構造を抽出し、その構造によって現象を 理解し、
場合によっては制御するための方法論を指す語】。
 構造を考えると、『横綱アドバンテージ』『モンゴル力士の日本角界支配』
がキーワードになる。『横綱アドバンテージ』は、以前、私が命名した造語。
立合いの「張手」と、カチ上げ風肘打ち。横綱は使えても、下位力士はタブー
という「決めつけ」。破れば、稽古場に押しかけて、可愛がりの「シゴキ」。
これは、鬼に金棒になる。それを知った貴乃花は、貴乃岩に合同稽古を制限。
 そこで40回優勝のモンゴル人横綱が、二人の舎弟格横綱を誘い、数年前に
追放された先輩横綱朝青龍の追放劇と、人種差別に反発を持った怒りの蓄積
をベースに、その矛先が純粋培養育ちの貴乃花親方に…。その部屋に所属する
モンゴル力士の出席する宴会に、白鵬が二人の舎弟格の横綱を連れて押しかけ、
暴行を加えた。直接、手出しをしなくとも同罪。三人横綱の最盛期が終わった
のは、誰の目にも明らかだが、それを貴乃岩が指摘したという噂が発火点。
この三枚看板のモンゴル人横綱三人の支配下にあるのが大相撲協会
 良くも悪くも、「ポチ」でしかない。
貴乃花親方の判断は何ら傲慢でない。こうもしないと「ポチたち」に阻止され、
ウヤムヤにされるのは、火を見るより明らか。しかし貴乃花も、認識と判断に
自信がない。それは、白鵬も、協会も同じことだが。
 現・理事長は早々に次期理事長の立候補の断念を表明し、『貴乃花理事長』
の立候補支持を表明するのが筋道。本来の古武道の原点に立ち返る時期。
 いずれにしろ、来年早々に鶴竜が。後半から再来年に白鵬は引退だろう。
もう充分、働き貢献をしたし、相撲年齢からして、明らかに限界点に達した。
この辺りが潮時。<発つ鳥、あとを濁さず>。 このままでは、朝青龍
同レベルになってしまう。
 『よく支えてくれていたが、さらば白鵬! 国外への御退出の準備を。』
 若手に、素質のあるのが出てきている。
ー 面白味という側面では、やはり、あと二年は必要ですか、やはり!ー
 と、考えさせるだけ、一流ということ。
ところで、「逸ノ城」を協会上げて、つくり変えられないかい。
「ダメ!」ですか。素材だけでは無理。白や青のように『横綱アドバンテージ』
を自らつくれないだろう、あれでは。
 ところで、これって「哲学する」というより、「相撲談義」じゃない?
・・・・・・
閑話小題 〜状況から、主犯格は白鵬
2017年12月01日
   * 涙の会見で
 日馬富士と、親方の涙の会見をみて、「何も解っちゃいない?」と首を捻って
しまった。ことは、朝青龍白鵬から受け継がれてきたモンゴル人の鬱積した
被差別と、被害者意識が背景にある。モンゴル人には、「強ければ、勝ちさえ
すれば、多くのことが許される」という大陸的体質がある。それに対し、日本
には、海の要塞に囲まれ、外からの侵入の心配がない島国根性の国民性。
 その差が、貴乃花白鵬を比べると歴然としている。貴乃花には、三代目の
血筋と、純粋培養の恩恵がある。白鵬にもモンゴル相撲の血筋があるが、ここは
島国日本。モンゴル人には勝ち続てナンボの存在でしかない。そこに決定的
差異がある。 その一つが『張り手』の問題。
 貴乃花の著書の中に、「張り手」について、相撲道に反する象徴としてあげ、
忌み嫌う。以前は、これほど「張り手」を使うことはなかったが、そこに目を
つけた朝青龍が、『横綱アドバンテージ』の特権を作り上げ、白鵬日馬富士
鶴竜へと受け継がれてきた。横綱に張り返したら、本場所間の稽古土俵に押し
かけて半殺しにする仕組み。それを知っている貴乃花部屋の貴乃岩に、それが
出来ないため、出身高校の同窓会に押しかけ、礼儀と躾の説教。これは、目上
に対する、「張り返し」の禁止強要でもある。今回、暴行現場に同席していた
白鵬に7時間以上も聴取をしたのは、一連の事件に共同謀議があったかどうか?
を、丁寧に聴きだすため? 無知が成せることか、日馬富士が『酒が入っての
暴行ではありません!』と会見で話していたが、この手の暴行は、酒の勢いが
ことを大きくする。 『酒の勢いでないとすれば、朝青龍追放を起因とした
モンゴル・コンプレックスの怨念に対するシゴキと捉えられ、手を出さなかった
2人の打合わせがあった?』と受止められても致し方がない。その辺りを、
貴乃花が警察に訴えた主旨だろう。この怨念は朝青龍日馬富士、次は白鵬に。
 現在の理事長は、実績からして故・千代の富士にするのが慣例だった。
で、当然、その後の理事長は貴乃花が引き継ぐのが流れ。北の湖も自分の前に
一期でも大鵬を理事長にするのが筋。白系ロシアという理由があったとしても。
白鵬も実績からして当然、理事長になる権利があるが、明らかに日本人の体質
とかけ離れている。そうこう考えると、「国技」の意識と、公益法人の特権を
捨てて、新たに出発するしかない。この危うさが、また面白いことも事実だが… 
 大陸の肉食系に制圧されるのは自然の理。 しかしモンゴル劇場の終焉も、
あながちオーバーではない。来場所から、貴乃花部屋力士への、陰陽の嫌がらせ
が始まる。その辺りが、見ものになる。有り体からすれば、こういうことだ!
角界を占拠したモンゴル人横綱三人が、『横綱アドベンテージ』を守らない
貴乃花部屋の若手モンゴル人力士を、巡業中の出身高校の同窓会に、出席し、
その一人が暴行に至った。暴力団の刑事事件なら、当然、手を下さなくとも
大親分の白鵬が共謀犯の主犯になる。この男、歴史の残る40回の優勝回数を
誇るが、大陸系のため、島国根性の日本、体質が全く違う。で、今では、
相撲協会そのものが、「ポチ」にしか思えない。所詮は、「わしと違った
二流どこの連中…」と。だから、何をしても許されると。ということは、
このパーの暴走は、もう止まることはない。来年で、舞上がりの愚行で、
御二人の二の舞になり、追放?の運命が待っている。その確率7割!】
大相撲そのものの品質維持のためにも、その前、この事件の主犯として…?
 
 白鵬を最低でも一年間の出場の禁止(間接的引退勧告)しないのか?

・・・・・・
閑話小題 〜熊さん、八つぁん、珍問答、再び −1
  * 熊さん、寅さん、大家に、八っつあん
熊さん: 貴乃花の処分、こりゃ何じゃい!あの理事連中の面構え、暴力団
  じゃないかい。頭の中は、?学一年程度。何も俯瞰して考える元がないのに、
 まともな判断など出来ようがない。これだけは公然と言えないことだが。
大家: あの横審というのも胡散臭いね。肩書は御りっぱだが、前例主義の
  役人上がり。知恵とか、個人的理念が全く見えてこないね。
八つぁん: 初めから言っていたとおり、朝青龍白鵬に舐められる訳だ。
  必死に戦っているのに… お人形そのもの。奴らを間接恫喝で若手力士を
 怒鳴り上げたら、震えあがっていたよ。主犯が白鵬、実行犯が日馬富士
 なだめ役が鶴竜。まあ、暴力団の脅しじゃないか。左からの張り手と、右腕
 のカチ上げ風肘打ち。これが、朝青龍からモンゴル横綱に引継がれてきた
 「横綱アドバンテージ」。逆をすると、稽古場に押しかけ『可愛がり稽古』。
寅さん: 何故、実行役だけが告発をされ、他の2人が大した御沙汰がないの? 
  貴乃花は、何はともあれ、この二人を刑事告発すべきさ。
大家: それと八角理事長は、先場所と、先々場所の横綱大関の多数の休場
  責任と、今回の事件を受け退任をするのが筋だろう。現役時代の「保志」と
 いう力士は良かったが、あれは理事長の器じゃございません。
寅さん: 白鵬も真摯で良い相撲取りだったが、何ですか、あれは。
  大相撲はあくまでも日本の神事が建前がある。それを…逆上せ上りも
 いいところ。実際、間垣を除いた他の理事たちの心の底は拍手喝采さ。
熊さん: 貴乃花も、かなり変だよ。ありゃガキだね。もし報告していたら、
  百%、有耶無耶にされて表沙汰にならなかったね。 若い時分に、教育係
 が必要だったのさ。でも、横綱になる確証がなければ、それも依怙贔屓になる
 から無理ですか。でも、今回の処分に貴乃花は不満だろう。彼も一時代を築き、
 一代横綱部屋の権利を貰ったが、引退すれば日陰の人。 
八つぁん: この事件を受けて白鵬への、この権利が怪しくなったね。
  40回優勝の権勢で、貴乃花親方の一番弟子の酒宴に三人して殴り込みとは… 
 怒るのは当然だ。あとの二人を告訴すべきだね。来場所には引退に追込まれる
 可能性の高い?鶴竜が、力士会の会長を辞退しないで受けたのも、少しでも
 有利の立場にいたいための浅知恵さ。     
大家: ところで熊さん、白鵬のことになると、いやに生き生きするね。
熊さん: だって、あの万歳はないだろう。舐めるのも好い加減しろだ。
八つぁん: そもそも論になるが、こうなると、国技と称して税金逃れをして
  きた仇が、ここにきて跳ね返ってきたのさ。「相撲取り、引退すればただ
 のバカ」。何で検察が動かなかったか? 何を特別委員会の会長にしていた
 お陰だろう。でも、貴乃花は、本気になってモンゴル横綱を追い出すべきさ。
大家: それにしても、朝青龍の不祥事後の大相撲を、しっかり、横綱の役割を
  務めてくれたし、一概には言えないよ。彼も人の子だよ。
寅さん: 幼稚でバカなら、せめて利口な振りをさせる必要があるよ。そのことに
  周囲がもう少し気を使ってよ。
八つぁん: 私の中学校の同級の友人に、大手レコード会社の重役をしてた後に、
  レコード協会の専務理事をしていたのがいたが、彼が入社の仕立ての頃には、
 森進一や、山口百恵の教育係の専属をしていたとか言っていたよ… アイドル
 や歌手には基礎教養を意図的に加味させていたようだ。三役にもなれば、大物
 としての教養のベースをつけてやらないと… 白鵬を見ていると、気の毒だよ。
 でも焼き直さないと無理だろうね。
大家: こんな与太郎レベルの会話の中に私を呼び出す必要などないよ。何故だい。
八つぁん: 大家さんが出てこないと、こんな話を大声?で話せますか。
 総括として、<貴乃花よ、よくやった。それが好角家の総意であります。>
大家: ついでに告訴をして、一歩踏む込んだ問題の解決が必要。
 「張り手、肘打ちの禁止」の規定をすべきだが、あの面々からして無理ですか。
寅さん: このままでは終わらない禍根が深まっていく根深い事件だよ、これは。

・・・・・・
閑話小題 〜大相撲珍問答
   * 大相撲問答
 大相撲の珍騒動を、大家、ハっつあん、長嶋・寅さん、石松・熊さんが
空想の世界で語り合う珍問答を思い立った。それも、『日馬富士暴行事件』に
ついてのため、出たとこ勝負の語りになるが、さて如何なることやら…。
――
長嶋・寅さん:批評家連中、何を言ってるんでしょうかね。
ガッツ石松・熊さん:御身大事で話しているのが気に入らねえよな。
 八っつあん:「大男総身に知恵が回りかね」レベルでしかない話。
大家:そんな世界でも、今では学士様が… 馬鹿にしたものでもないよ。
八っつあん:各部屋を「○○組」と言い換えてみると、ヤクザ組織の世界に酷似
 した社会が見て取れる。土俵上のルールを決めて、互いの力の優劣を決めるが、
 差異は?…大してない。関取ともなれば、数人の子分がついて身の回りの世話
 をする。各部屋には親方(親分)がいて、絶対的縦社会の中で、稽古という名
 の「可愛がり」が待っている。
ガッツ熊:俺のいたボクシングも似たところがある。強いのが勝つだけの世界。
長嶋・寅:横綱が、左手で張手で、右からのカチ上げが一場所で三分の二とは。
 それは下位力士が横綱には出来ないし、もしすれば、本場所以外の稽古場に
 押しかけ可愛がりを徹底的にする。これは止めさせないと…
ガッツ:そうでもしないと勝てなくなったんだよ、あの男。禁じ手にしないと、
 やり通すのが、あの男の性分。
大家:だいたい、モンゴル相撲が、大相撲の大元だろう。13世紀の頃、大陸を
 支配していたモンゴル帝国と属国の高麗王国によって2度にわたり行われた
 対日本侵攻の元寇。1度目を文永の役(1274年)、2度目を弘安の役(1281年)
 の蒙古襲来。その時、国家を上げて防いだが、神風の御蔭だけではない。
 残虐で、陰惨な殺戮に、恐れ慄いた武士が、死に物狂いで戦ったそうな。
 それが730〜740年の時を超えて、日本の国技の世界に現れ出て、実質支配
 をして好き放題しているのが現実。
ガッツ・熊:相撲協会は、40回優勝の白鵬に対する態度は「ポチ」そのもの。
 あの横審も偉そうな肩書だが、保身を前提にした綺麗ごとばかり。聞いちゃ
 いられないよ。警察、検察も、場所終了後、三人を逮捕すべきだったよ。
 地方巡業だって?馬鹿いっちゃいけないよ。 誰も主犯が白鵬とは言わない。
八っつあん:11月になるが、「日本学生相撲選手権」で、高校時代にレスリン
 で、タイトルを総なめをしたモンゴル人が準決勝で日本の有望力士を振り回し、
 骨折をさせた上に、即、入院をしたのを見たが、相撲道も何もありゃしないよ。
長嶋・寅さん:数百年、数千年かけた肉食のモンゴル人と、草食米を主食にした
 日本人では互角に戦える訳がないよ。外国人への解放を決めた当時の人の認識
 が甘かったのですね。でも、プロ野球では日本人でも通じるじゃないですか。
大家:チームプレーもあるが、バッターやピッチャーの場合、個人プレーの要素
 が強いし… ただ、面白さという点では、外人への開放は良かった。大体が、
 国技というが、別に法的に認定するのは何も無いらしい。こういう矛盾を
 抱えながら、その都度、乗越えていくしかないよ。
八っつあん:鶴竜からして、あと半年の力士寿命が来ている。白鵬も、張り手、
 カチ上げ風肘打ちが難しくなれば、せいぜい1〜2年で引退に追込まれるよ。
 衰えの恐怖は並大抵ではないはず。このままいけば、必ず朝青龍の二の舞だ。
ガッツ:俳優同士の色恋沙汰と同じで、付きものとして楽しめば良いだけかい。
 単純に捉えれば、「貴乃花が切れたんだよ」。それと、理事長。あの人が、
 引責すべきじゃないか。何が減俸じゃい。毅然として白鵬の引退勧告をし、
 自らが引退するのが筋というものじゃないかい。
八っつあん:相撲取りとしての「保志」は魅力的だったが、理事長は問題あり。
 兄弟子の千代の富士理事長、貴乃花のラインが、協会のひな壇にあっている。
 今の協会と、横綱審議会には、無理なのは分かっちゃいるけれど。
ガッツ:悪いのは分かってはいるが、気の毒なのは、日馬富士だ〜。
 5〜10人の付人も無しの上で、傷持ちの被告人として、隠れ人の身。 
長嶋:「万歳!」じゃなくて、これは「ハンザイ!」と私には聞こえます。

▼ もう少し、コミックにしたかったが… 不幸を笑いものにするのも。
 ただ、貴乃花部屋の力士への陰陽の「いやがらせ」は、想像するだけでも
 気分が悪くなる。その前の白鵬の引退への流れが急務になる。頑張ったが、
もういい! 更に理事長も、引責で引退に。このままでは、更に大きな問題が!
 まあ、暇な御隠居の、相撲談義の一説でした。

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閑話小題 〜根深いが、軽い問題だ、これは!
201年12月04日
   * なんてことはない!
 日馬富士暴行事件の顛末の批評で、「主犯格は白鵬!」と、したり顔風に、
ここで書いた。一昨夜の大学時代の同級会でのこと。私の席の前側に、相撲部、
空手部、剣道部の選手だった3人が、一連の事件を酒のツマミに話し始めた。
ところが、その内容が、ここ数日にわたり書いてきた内容と、ほぼ同じ。
私が真面目くさって抉って論じた筋が、極く当り前の話。〜大筋は、こうだ。
<一連の事件は、白鵬を中心にしかけた共同行為で、最も責められるのが白鵬
 実際に指示をしなくとも、説教役が白鵬で、暴行の実行役が日馬富士になり、
白鵬も同罪。日馬の追放処分は厳しくはない。貴乃花親方が悪いというが、
彼の判断は、ごく当然のこと。それと何よりも日本人力士が弱過ぎる。理事長
も、もっと毅然とした態度であるべし>と。
 3人とも、それぞれの地域のスポーツの指導的立場にあるという。
私にとっての穿った「正論」と思っていたが、これが一般的道理なのか? … 
とすると、半年から1年以内辺りに、今度は白鵬が問題を起こし、角界からの
追放も時間の問題に。神憑り的実績に、内的成長が、遥かに後れをとった姿を
目にするのも限界がある。そこで大きな問題は、右翼の売名行為の標的に最適
な対象に? 危ない、危ない! 来年の大問題の一つが白鵬の舞上がり絡みの
件になる予感がする。尤も、芸能スポーツ欄の括りの範疇になるが。
トランプ大統領、金主席、国内では、この男が… 最も狙われる人物に。 

   * 全日本相撲選手権
 1ヶ月前の「全日本学生相撲選手権」につづき、昨日、「全日本相撲選手権」
が行われた。今年は5年ぶりに学生以外の25歳の選手が優勝した。この年齢
ではプロは無理? 決勝相手が新潟県の23歳の三輪。彼ならプロの可能性が
あるため、応援をしてみてたが、体力の差で負けてしまった。去年の大会には、
何人か有望選手がいたが、今年は見当たらなかった。まあ、今年はいいだろう。
この現状からしても、内的素養は別として、モンゴル人力士も必要か。
双葉山には、「大本教」の大元の素養があった。 何もないなら、
< せめて神憑りのふりをしろ! >  所詮はお祭りの余興なら…  
 それを真剣に考えるほど意識は高くはないだけ、ということか。
・・・・・・
閑話小題 〜状況から、主犯格は白鵬
2017年12月01日
   * 涙の会見で
 日馬富士と、親方の涙の会見をみて、「何も解っちゃいない?」と首を捻って
しまった。ことは、朝青龍白鵬から受け継がれてきたモンゴル人の鬱積した
被差別と、被害者意識が背景にある。モンゴル人には、「強ければ、勝ちさえ
すれば、多くのことが許される」という大陸的体質がある。それに対し、日本
には、海の要塞に囲まれ、外からの侵入の心配がない島国根性の国民性。
 その差が、貴乃花白鵬を比べると歴然としている。貴乃花には、三代目の
血筋と、純粋培養の恩恵がある。白鵬にもモンゴル相撲の血筋があるが、ここは
島国日本。モンゴル人には勝ち続てナンボの存在でしかない。そこに決定的
差異がある。 その一つが『張り手』の問題。
 貴乃花の著書の中に、「張り手」について、相撲道に反する象徴としてあげ、
忌み嫌う。以前は、これほど「張り手」を使うことはなかったが、そこに目を
つけた朝青龍が、『横綱アドバンテージ』の特権を作り上げ、白鵬日馬富士
鶴竜へと受け継がれてきた。横綱に張り返したら、本場所間の稽古土俵に押し
かけて半殺しにする仕組み。それを知っている貴乃花部屋の貴乃岩に、それが
出来ないため、出身高校の同窓会に押しかけ、礼儀と躾の説教。これは、目上
に対する、「張り返し」の禁止強要でもある。今回、暴行現場に同席していた
白鵬に7時間以上も聴取をしたのは、一連の事件に共同謀議があったかどうか?
を、丁寧に聴きだすため? 無知が成せることか、日馬富士が『酒が入っての
暴行ではありません!』と会見で話していたが、この手の暴行は、酒の勢いが
ことを大きくする。 『酒の勢いでないとすれば、朝青龍追放を起因とした
モンゴル・コンプレックスの怨念に対するシゴキと捉えられ、手を出さなかった
2人の打合わせがあった?』と受止められても致し方がない。その辺りを、
貴乃花が警察に訴えた主旨だろう。この怨念は朝青龍日馬富士、次は白鵬に。
 現在の理事長は、実績からして故・千代の富士にするのが慣例だった。
で、当然、その後の理事長は貴乃花が引き継ぐのが流れ。北の湖も自分の前に
一期でも大鵬を理事長にするのが筋。白系ロシアという理由があったとしても。
白鵬も実績からして当然、理事長になる権利があるが、明らかに日本人の体質
とかけ離れている。そうこう考えると、「国技」の意識と、公益法人の特権を
捨てて、新たに出発するしかない。この危うさが、また面白いことも事実だが… 
 大陸の肉食系に制圧されるのは自然の理。 しかしモンゴル劇場の終焉も、
あながちオーバーではない。来場所から、貴乃花部屋力士への、陰陽の嫌がらせ
が始まる。その辺りが、見ものになる。有り体からすれば、こういうことだ!
角界を占拠したモンゴル人横綱三人が、『横綱アドベンテージ』を守らない
貴乃花部屋の若手モンゴル人力士を、巡業中の出身高校の同窓会に、出席し、
その一人が暴行に至った。暴力団の刑事事件なら、当然、手を下さなくとも
大親分の白鵬が共謀犯の主犯になる。この男、歴史の残る40回の優勝回数を
誇るが、大陸系のため、島国根性の日本、体質が全く違う。で、今では、
相撲協会そのものが、「ポチ」にしか思えない。所詮は、「わしと違った
二流どこの連中…」と。だから、何をしても許されると。ということは、
このパーの暴走は、もう止まることはない。来年で、舞上がりの愚行で、
御二人の二の舞になり、追放?の運命が待っている。その確率7割!】
大相撲そのものの品質維持のためにも、その前、この事件の主犯として…?
 白鵬を最低でも一年間の出場の禁止(間接的引退勧告)しないのか?


・・・・・・
閑話小題 〜一場所前の大相撲の評価からみて… 
2017年11月28日
   * 一場所前の大相撲の評論から… 
 まず、一場所前の大相撲の現状の批評からみてほしい。
横綱大関の権威失落を、更にダメ押しの事件が、この日馬富士の暴行事件。
起こるべきして起きた「モンゴル人」による、大相撲の面汚し事件が、この文章
からも、読取れる。 やはり見逃すことが出来ない問題。横綱三人を暴力団幹部
とみると、最高幹部が白鵬であり、若頭が日馬富士と、鶴竜。これからすると、
主犯は白鵬で、2人の横綱が共犯ということに。誰も、このことに言及しない。
出来ないのだろう。それと、理事長の重みが全く感じられない。 千代の富士
弟分の横綱で、二流横綱だった軽さが表立ってしまった。 だから白鵬に舐めら
れるのである。膿は当人であることの自覚がないのが漫画的。茹で蛙そのままの
醜態を、これ以上、見せることなく即刻、引退が正論と断言できる。
 もちろん、日馬富士は当然、引退であり、逮捕をすべきである。ここは日本。
モンゴルではない。冷静にみれば、貴乃花の行為と判断は正論。何故か、この
ことを言わない。これは、日本に対する逆上せ上りのモンゴル人横綱3人の
大相撲に対する侮辱行為であり、即刻、引退、国外退去をさせる問題。
 としても、この「正論」を言えないの興業の側面を持つ辛さ。
≪  * 横綱大関の権威失落  2017/09/15
 大相撲が大変な事態になっている。私の相撲ファンからして、これほど
大関横綱の権威失落の事態は初めてで、理事長自らが辞任しても然るべきほど。
初日から4人横綱のうち3人が休場。残る一人横綱が前半で2勝3敗とはこれいかに。
上位に上がったばかりの阿武咲が横綱初挑戦で金星を挙げ5連勝。日馬富士
負け方が空中に1回転して裏返し。その上に、大関の照の富士が負傷、3人の大関
も2人が休場ともなれば。 面白といえば面白いが、この惨状では、首を傾げざる
をえない。その背後には若手に実力があるのが何人か台頭してきたことがある。
もしかして、半年、1年後の番付が、これかとも… 
 ファンが、相撲協会の心配をする必要がない。横綱大関の権威の崩壊を
見ながら、誰が優勝をするかを楽しめば、「また白鵬!」よりも遥かに刺激的。
「何で今の若手が強いのかって?」というと、勝つために頭(情報機器)を活用、
稽古土俵から考えているため。それも親がかりで。将棋の新生人と同じ。白鵬が、
それ。素材が良いだけでは難しい。一月前に、高校横綱のトーナメントを見たが、
その中に強そうなのが数多く見かけた。底辺の育成が出来ているということ。≫

▼ 日馬富士の引退、即刻、国外退去は最悪ではなく当然の帰結
本来は主犯格?もろとも国外退去が筋だが、国家間のトラブルの可能性もある。
昨夜の横審も、厳しい対応のようだ。酷い折檻だったのだろう。
 〜ネットニュースによると、
横綱審議委員会は27日、定例の会合が行われ、北村横綱審議委員長が会見。
前日の横綱白鵬の優勝インタビューに言及し、「相撲界の膿を出すとか言った
が、何を意味するのか分からない。何か横綱としておかしいのではないかという
意見が多かった」と述べた。優勝インタビューを観客と異例の万歳三唱で締め
くくったことにも「これだけ相撲界が厳しい中で、何で万歳ができるんだろう」
 と首をかしげた。】とあった。 一応、まともな意見である。「白鵬自身が膿」
を自覚しろというのは土台ムリだが… 
<総括: 10年かけて、『大相撲』から外国人を排除するか、特別法人の資格
 を外すかハッキリすべし 。朝青龍白鵬日馬富士の行状からみて、主犯が
 白鵬であれ、日馬富士の単独犯であれ、三人の共同犯行であれ… 人種対立が
 悪化すれど、元に戻ることはない。何が国技!モンゴル相撲が発生源のルーツ
 だろうが… 五穀豊穣の 祝いの余興の力自慢に、肉食系異国人を入れること
 自体が間違っていた。としても、面白さが数倍も増したことを考え合わせて、
 落ち着くところは、特別法人を返上するのが筋… モンゴル人の無理に対し、
 日本人の我慢も、限界にきている。40回優勝しても、あれでは… > 
初めは「許してやって頂戴!」と、思ったが、掘下げると根が深い問題がある。