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一昨日、「清水洋の経済セミナー・全3講ー有事に勝ち残る」を受講してきた。
4年前からのシリーズで、これで三回目である。30数名の参加者だが、
行くたびに、講師の言うとおり、経済が世界的にも国内的にも深刻度を増している。
何時も暗い気持ちになって帰ってくる。 
 *印象に残っている順に書くと、
・この5年間で、中小・個人を含めた30パーセントの事業所が閉鎖。ここに来て更に悪化している。
 (周りを見ていると、その通りになっている)
ハイパーインフレは、もう間ちかに来ている。来年は食品がインフレになる。
 その時を想定して、金とか、ヘッジをしておくこと。
 国家破綻とは、ハイパーインフレになり、庶民の資産価値が激減すること。
 ヘッジをしてあれば、六分の一になったら、六倍の価値が上がることになる。
 金は現在二千八百円だが、六千〜七千が目安だろう。他のヘッジとして、
 カナダドルを持って、ケイマン諸島に預けておくとか、
・不動産のビッグバンがおきている。地方銀行の隠れた不良債権が膨大にあり、これから表面化してくる。
・変化は、ある日、一挙に起こる。
・10年後のイメージとして、国家予算が370兆円、70兆円が国債の発行。(ハイパーインフレのため)
 ガソリン千円。 首都圏移転が本格化。
・現在の夕張市の実情が、10年後の日本の姿。公共事業はゼロ。公務員の三分の一カット、給料の三分の一カット。
道州制は、早く導入されるだろう。そうしなければ、日本は持たない。官僚を解体するのに一番手っ取り早いからだ。
・日本政府は、隠れ資産が膨大にある。まずは東京の霞ヶ関の土地と建物。 首都移転で、数百億など軽く捻出できるし、
 ガソリン税などの特別目的税などの余剰の資金が国民の目から隠されている。 
 道路公団を民営化すれば膨大の株価から金が入るし、郵貯の株式も膨大な金額になる。
 それもこれも、道州制と首都移転から派生する。 まだまだ、国家は多くを隠蔽している。

 要は、これまでの固定観念を根本から変えること。
 グローバル、フラット化、情報が誰にでも手軽に入る時代になった。
 それは根こそぎ社会を変えようとしている、ということ。
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大まかに言えば、こんなものだが、税務署が来て、明らかに理不尽なことをいう。
こと細かくメモを取っているが、もちろん、ここで一連のヤリトリを公表するが、
彼らは、そういう官僚機構の末端である。 この国は狂っているとしか思えない。
というより、世界的な混迷期に入ってしまったのだ。 知れば知るほど、この10年の変化が
タダゴトではない。特に日本は一番マイナスに働くであろう。
  明治維新の動乱など足元にも及ばないほどである。

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