ーH0811  人生の楽しみ方ー
 遊びの定義とは“自分の好きな事をして、それを楽しむ”というらしい。人生五十年の実感として
全く苦労した感が少ないのは、自分で目標をたて、そのプロセスを楽しんだ為とハタッと思った。
 もっとも“自分の目標をたて、それを楽しむ”までの準備期間と、そのエネルギ−は大変であったが。
両親がこの達人であった。仕事も趣味も本当に楽しみつくしていた。“お金”とは楽しみの滓と父は常々いっていた。
母もありとあらゆる趣味を持っていた。そのほとんどが一流の域に達していた。
 そのポイントを聞いた事があるが、“好きになれるかどうか、そして自分のモノになれるかどうか
始める前に見きわめる事、そして手をつけたら死んでもその域にいくまであきらめない。
そしてライバルをみつけて、その人についていく事”という。何事も遊びにまで昇華していく事がその主旨のようだ。
制約等でワクをはめられて“好きな事”ができないなら、“好きになる事”だ。
好きになれないのは自分の“主観”の固さでしかない。ある新興の大手企業で社是として
“おもしろ、おかしく”にしているのを知って驚いたが、単純だが奥ゆきの深さを感じる