2007年07月28日(土)
2307, 最近ホテルでは・・・
            [ォハヨ]○o。(>ε<☆)ノ

ホテルのオープン以来20年近く、自殺は数件あったが、病死者は無かった。
ところがこの6~7年前から、病死者が4人も出ている。どういうことだろうか。
心不全、ガンの末期の人?、脳梗塞などなど。

この月曜日、出社すると、「前日の午前中に病死者が出た」という報告。
土曜日の夜半、いや日曜日になった未明の0時を過ぎの「2980円パック」の客が病死をしたという。 
時間になってもチェックアウトをしないので、電話連絡を入れてもノックをしても反応なし。
もしかしたら自殺か?とドアを開けたところ、中年男子が裸で倒れていたという。
身体を触ったところ、既に冷たくなっていたので慌てて救急車を呼んだ。
何かの手違いで、救急車に三台の消防車もきて、20人近くの消防士で現場は一時は騒然したという。

消防士が死を確認した後に、警察を呼んで遺体は病院に・・消防士が、「脳梗塞ではないか」と言っていた。
チャックイン時に、手が震えていてカードに身元が書けないので、フロントが代わりに書いたという。
急性アルコール中毒か、それに伴う脳梗塞だったと推測される。
50歳前後の中年男性だというが、家族から昨日になって詫びの電話が入った。
病死の場合は、閉鎖の一週間分の部屋代の半額と、神主の「お払い代」が料金になる。

ここで不思議なことが一つ。別の棟になるが、前回の病死の客室のナンバーと、
今回の別棟のナンバーが5??号室と同じだったことである。
たまたまの偶然の一致か? それとも、何かがあるのか?

不思議といえば、前々回の病死の時の不思議なことがあった。ここで一度書いたことがあるが。
「ホテル業を開業して初めて自殺者があった部屋」に泊まるのが趣味だったことがある。
その為かどうか、フロントが危なそうな客を時々その部屋に泊めるという。
泊まった翌日、青い顔をして「この部屋は何かあったんじゃないかい?」と聞くとか??

ある日、その部屋に泊まった時のこと。深夜にトイレに入ったところ、人の鳴き声が聴こえてくる。
よく聴くと扇風機の音である。しかし、どう聴いても人の鳴き声に聴こえる。
何度も何度も点けたり消したりしたが、その声は泣き声である。
部屋が部屋だけにマンジリとしないで一晩を過ごした。
で、翌日に事務所に副支配人が、その部屋の真ん前に病死者が出たと報告に来た。
「嘘だろう?」と聞きなおしたが、事実は事実である。
こういうのを、ユングの「意味ある偶然の一致」ということだろう。
  それ以来、その部屋には泊まっていないが。 まあ、またそろそろ泊まるか!面白そうだから。 
  『あんた、何のため、哲学書を読んでいるんだ?こういう馬鹿なことを考えないためだろう!全く。』
                  ヽ(★>з<)アフォ〜
・・・・・・・・