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投資家ジム・ロジャーズの言葉 −読書日記
ー 5、哲学を、つまり「考える」ということを学びなさい。ー
・通念や慣習が人々の思考能力を奪っている。
哲学とは「自分の頭で、どのように考えるか」という技術。
「考える力をつける方法は何か」→ひとつの方法は通念や慣習からして「絶対にそうだ」
と考えられていて間違っていたことを、振り返ることである。
その時、多数に従わない少数者は何を考えていたかをシッカリ調べて欲しい。
・誰も考えないことを探す。
→多くの投資家が考えないことは何だろうか。
→「どこが弱気(ベア)か」を探している。ほとんどの投資家は強気(ブル)を探す。
→弱気相場は誰も気にかけないが、素晴らしい投資先であることもある。
・こんなふうに考えてごらん
歴史的にみて、あと十年は商品の時代が続く。 商品と株の価格は逆に動く
解)この数年、哲学に関しての本を読み続けている。
経験の裏づけができた為だろうが、それにしても面白い。
特にカントを入門書レベルの本の中で、少しずつ学んでいる。
先日から「子どものためのカント」(フィリートレンダー)を読んでいるが、それが難しい。
哲学語を殆ど使わないで書いている。こんど、ここでも取り上げてみるが。
ー 6、中国の時代・中国語を身に付けてください。ー
・君の世代では英語についで重要な言語となる。
ソ連が 74年間の共産主義だったが、中国は厳密の共産主義は30年間だけであった。
・中国株を買おう。中国株を買わないことで有名だったウォーレン・パフェットまでが、
2003年にペトロチャイナの株を買って、その後も保有比率を増やしている。
解)20世紀初頭のアメリカが、現在の中国に似ているのではないだろうか著者は述べている。
成るほど、北京や上海の林立しているビル群をみると、肯けるが。
僅か20年もしないうちである。
ー 7、歴史を勉強しなさい。ー
・大局をつかむこと
歴史を学ぶことを通じて大きな視点で世界の変化を捉える。
「歴史は繰り返し、人類は常に変わらない。」
・一見、目新しいこと それは歴史の中で繰りかえし起こっている。
今までに世界で何が起こって、何が起こらなかったか、しっかりと学ぶべき。
解)パール・バックの「大地」を学生時代に読んだことを思い出した。
中国の王一族の何代もの栄枯盛衰の壮大な物語である。
中国には、数千年の歴史が背後にあるから、その底力は計り知れないのは解る。
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