2002年06月11日(火)
434,創業の勧め??

過去に創業を何回か繰り返してきた。好きで自分で望んだ事だから、そう苦ではなかった。
しかしそう甘くもなかった。その時は、のるか反るかの大勝負を賭けている。
やはり脳は全開、見えない相手を考え尽くした上で一つづつ判断していかなくてはならない。
ゼロからの出発である。表面には出してないが、しかし色で出ているだろうが、キーワードは「発狂」である。
まったく存在してない自分の主張を、実際のカタチに創り上げていく工程を踏んでいるのだから。

部外者の人は狂っているという。そうでなくては実際新しい創造は不可能だ。
基本に忠実にゼロから一人で、一日一日孤独の行為の積み重ねである。
その時、見えるのは人間の浅ましさと嫌らしさである。これは自分の事でもある、人間の底である。

・人間はエゴであるー生命の発展はそれぞれのエゴイズムが原点である。
・それがどうしたというのかーその当然の行為を始めたのだ。・その積み重ねが事業の出発点である。
・馬鹿二代目が冷笑している、結構である。むしろそれが正しい事を証明してくれている。
・赤裸々な莚旗を立てた赤裸々な姿、それが創業である。
・事業に関していえば、まずは金そして金そして金・・・・
  ・・・・・金である。
  それを命を賭けて投資するのである。なけなしの金と銀行から借りた資金を合わせて、
  その「思い込みの対象」に対する命を賭けた博打である。 
  それが面白いといえば面白いが、それは結果がよければの話しである。
   
 いま世の中の風潮で創業の勧めがあるが、そう甘いものではない。
 コツがあるとすれば、時間をかけた準備、準備、準備、計画の練り上げしかない。
 500?の成功確立の見通しになるまで練り上げるしかない。
 それで実際のところ50?しかうまくいかないだろう。

 実際のところ事業を始める時、自分の心に約束した全て失っても後悔はしないと。
 創業は勉強になる!!それでこの程度!

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