ー読書日記

ーまずは、「まえがき―人は言葉で評価される」よりー
 
銀座ママが見た日本のエリート1万人の秘密!!
「銀座という場所柄、お店にはいわゆる成功者」といわれる方々が数多くいらっしゃいます。
経営者、政治家、スポーツ選手、作家…その数は一万人を優に超え、どなたも溢れる魅力をお持ちです。
そして、その魅力が一番輝きを放つのは、口をついて出てくる言葉でした。 (中略)とくに、
何気なく話しているときに耳に残る口癖は、私を励まし、支えになってくれました。
そして、私はこの口癖こそが成功の秘密だと気づいたのです。」            
ー次に、その『12の口癖』
* 第1の口癖「とりあえず、やってみよう」
* 第2の口癖「あなたに任せるよ」
* 第3の口癖「大丈夫だよ」
* 第4の口癖「あせっちゃダメだよ」
* 第5の口癖「気にしない気にしない」
* 第6の口癖「幸せだなあ」
* 第7の口癖「一から教えてください」
* 第8の口癖「ツイてるなあ」
* 第9の口癖「一緒にやろうよ」
* 第10の口癖「それ、おもしろいね」
* 第11の口癖「明日のために負けよう」
* 第12の口癖「信じているよ」
* あとがき――成功する前は誰でも普通の人
 〜〜〜

この本の、印象的な部分を抜粋してみた。
 ーp・2 「銀座、今日初めてなんです。学生です。よろしくお願いします」という私に。
     「そう、大丈夫だよ。銀座は、時間さえ守っていれば何でもやってもいいんだよ」
      その言葉を聞いてハッとしました。銀座で働いてきて20年経ちますが、
 ーp・30 どんなに「それいいね。とりあえず、やってみようよ」とおっしゃる。まさしく口癖ですね。
     ・・・日常のあらゆる場面でその口癖を使うことのできる人は強いと思います。
 ーp・76には「この世で起きたことはこの世で終わります。」
 ーp・80には「『ドンマイ』とか『大丈夫だよ』ということばがは、弱って逆境にある人を救う言葉でもあるのです。
    そう、『頑張れ』ではダメなのです。これ以上、頑張るのはむりな人には、プレッシャーになってしまいます。」
 〜〜〜
  解)
   図書館にあった本だ。この人の本を以前取り上げたことがある。
   歳を重ねるほど言葉は言霊と実感する。 銀座で、低価格を打ち出して成功した姉妹に一人である。
   よくTVに出てくるが、最近は癌体験の壮絶な話しであった。
   失敗した人が同じことを言っても、何も響かない。逆に、上手くいっていない人の言葉が凄みがある。
       「『12の口癖』 失敗者たちの不幸を呼び込む言葉」を、今度書こうか。
   
   私が、この中で気に入ったのは「明日のために負けよう」である。この言葉を心の底から言ったとき、
   その経験は明日の為になるからだ。 「明日のために耐えようよ」でもよい。 
   「それ面白いね」もよい。間接的に褒めているからだ。
   「一から教えてください」を連発していた営業がいたが、二度目から嫌みになる。

  ・・・・・・・・・・