2003年05月30日(金)
786, 「随想テーマ日記」は自分史

「5歳の頃」「10歳の頃」「20歳の頃」「学生時代の日記の書き写し」「30歳の頃」「40歳の頃」
と書いてきて、後でよみかえして、そこに全く知らない自分を見るときがある。
「こんなことを書いていたのか!」と驚くことが度々である。

当時の自分を振り返っている自分を、更に見ていることなる。それは過去の二人の自分を冷静に見ていることである。
三者の目で見ているのだ。こういうのを客観視というのだろう。
書くということは冷静に自分を見つめるのに有効である。
そしてそれを読み返すと自分の知らない自分に出会うような気持ちになる。
私以外の人なら、更に驚くのではないだろうか。そしてその時には見えてなかった自分が見えることがある。
他人からは見えていたが、自分では気がついてなかった自分の姿である。
また、その日に集中した事が文章で残っているのは、自分の道標になる。

この「分類のコーナー」を覗いてみて驚く事がある。よくぞ真面目に自分の本心とアイデンティテーを書いたことに。
脳の奥の素っ裸の内面がそのまま出ている。それも露悪の自分がいる。
三者から見たら、これほど面白いものもないだろう。1000項目が目標である。
毎日書く事で、量の問題を解決してきた。量をこなしているうちに、質が僅かながら上がっているのも解る。
習慣は力である。

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