2007年05月30日(水)
2248, 耐震偽装 −4
         ゚+.(ノ*・ω・)ノ*.オハヨオォォ☆゚・:*☆

国家ぐるみの犯罪ネットの被害者・藤田東吾の目からみたマスコミ、特に報道番組の批判が注目に値する。
マスコミは第三の権力機関と言われているが、これほど「危ない性格」を持っている事実を思い知った。
藤田東吾はつくづくと言っている
「僕は、この事件に遭遇するまで、自分に利害関係が生じないような記事や報道を、そのまま鵜呑みに
 してしまったと思う。今それが間違いだったと実感する。すべてに疑いの眼差しを注げというのではない。
 今回の事件で、正しく見ようとし、考えようとする姿勢を、取り戻しただけだ。」
 確かにマスコミの視線は鋭いが、あくまで大衆は娯楽としてしかニュースを捉えない。
 人生を国策犯罪で叩き壊された男の実感は心うつ。
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P−398
言葉は悪いが、『報道ステーション』は、ストーリー中心のバラエティー番組に過ぎない。
一番ひどかったのは日本テレビの『NEWSリアルタイム』だった。・・・
同行していたさとさんが帰る道筋、「日テレは読売だから危険だと言ったじゃないですか。
日テレの局内があんなに敵視していた雰囲気は異常ですって。渡辺恒雄が裏にいるからなんですよ。」
さらにさとさんは、「日テレに比べれば、まだ事前に放送のストーリーを教えてくれた『報道ステーション
は良心がありましたよ」と、落着を取り戻して付け加えた。さらに、「『スーパーニュース』の木村太郎
質問はずれていたけど、あの元地検の河上和雄は、藤田さんの首を取ったみたいに・・・最悪ですよ」
と再び怒りをもって言ってくれた。

僕は、耐震偽装に関する番組に登場する人々の中で、テリー伊藤がコメンテーターとして
最も「資格がない人」だと感じた。彼は元々ジャーナリストではない。テレビの構成作家というか、
プロデューサーというか、そんなジャンルから出てきて、今はタレントとして名が通っている。
ジャーナリストではないので、ある意味テレビ受けをする
言葉を使って、時に辛口の、また時にはユニークな視点からの発言で、時勢を捉えたコメントを披露している。
しかし、こと耐震偽装に関しては、国策に乗った意見を徹底的に言うだけだ。
この事件を「ヒューザーとイーホームスとの民間同士の争いに納めてしまおう」という国策に乗った発想だ。

後日、TBSの南さんが、きっこの日記はブラックだ」と言った。 
そして、「自分たちのような報道関係者はホワイトだから、『きっこの日記』にメールをしたのは明らかに間違いだ」
と指摘された。 「藤田さんは墓穴を掘ったかもしれない」 「ホワイトは裏を取り、真実を伝える。
ブラックは裏を取らないから信憑性はない。だから、きっこと繋がるイーホームスの藤田はイメージが落ちるはずだ」
南さんは賢い人だと思うが、自分が国策の下、報道の対象になったことがない。
もし、自分が対象にされたら、この人が言うホワイトの連中がブラックだ、と言うことを思い知るだろう。
結果として、僕らが主張した客観的事実を報道してくれたのは日本のメディアは、唯一「きっこの日記」だけであった。

僕は、この事件に遭遇するまで、自分に利害関係が生じないような記事や報道をそのまま鵜呑みにしてしまったと思う。
今それが間違いだったと実感する。すべてに疑いの眼差しを注げというのではない。今回の事件で、正しく見ようとし、
考えようとする姿勢を、取り戻しただけだ。 この事件の体験に従えば、渡辺恒雄も、読売新聞の記者も、
『リアルタイム』の笛吹雅子も、河上和雄も、そしてテリー伊藤も、報道番組に出る資格があるかどうか。
たとえ彼らが他の局面では評価を得ても、こと偽装事件に関しては、羊頭狗肉であったと、思わざるをえない。

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解)私が嫌いなマスコミのコメンターとして、ミノモンタがいる。
 上記のテリー伊藤のような軽い内容を主婦を意識してコメントする。
 そこには、人間としての誠実さのカケラも感じない。
 如何でもよいことだが!マスコミの恐ろしさの一端に何回も触れたことがある。
 ことニュースに関しては鮫の集団になりえる存在である。
           (○´ω`○)ノ**SeeYou
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