閑話小題


 ―今日は父親の命日ー
父親が亡くなって35年、36回忌である。
毎朝、仏壇で、父・母、兄・姉、義父・義母、そして10人位の因縁のある故人の顔を思い出し祈っている。
一番初めは父であるが、父の愛情の上で、現在の自分があると歳を重ねるほど実感する。
家庭的には恵まれていた。特に両親との相性が良かったことが私の人生にとって一番の要だった。
次には家内との相性だが? まあ、それなりに?
この文章を推敲し、ネットに上げ、墓参りに行く。


 ー交通事故死がピーク時の三分の一だとー
交通事故死が5744人と54年ぶりの低下という。
昭和45年度には16765人というから三分の一に減ったことになる。
一昨年の福岡市の3幼児死亡事件で警察庁が飲酒運転の強化を図ったことと、
シートベルトの義務化が大きな要素になっているという。
去年の交通事故死の半分近くが、65歳以上の高齢者で占めているというから、
年寄りは交通事故には特に気をつけないということになる。
10年近く前で、一万人を割ったと訊いていたが、ここまで減っているとは知らなかった。

 ー中学校の同期会の話ー
先日、中学校の同期会に出席した。
元々、中学校の同級会が、ほぼ毎年行われてきたが、他のクラスの同期の人たちが
参加をすることで、いつの間にか同期会になってしまった。
今回の出席者24人のうち、私が属していたクラスの出席者は7名であったが。
小学校と重なる人が半分以上入るので、年に二回は会う人が半分以上はいる。
ところで、あまりシビアには書けないが、それぞれの人生の大枠が見えてくる。
離婚、倒産、死別、大病などなど、一人の人生は重いものだとつくづく感じる。
人生は決して平坦ではなく、山あり谷ありである。 
一人のかなには小説一冊分の人生が濃厚に詰まっているものだ。 だから面白いのである。


・・・・・・・・