2004年05月26日(水)
1149, ああ結婚! −1

結婚について『随想日記』の中で、多くを書いてきた。
長い歴史の中で一番多くのドラマが、結婚という結びつきの中で生まれてきた。
そのドラマは、多様で深遠で、いくら書いてもつきない。
そこで、格言集の中から面白そうなものを探してみたところ、あるある、とびきり深い奴が、いくらでもある。
赤裸々な人間の本性が、結婚という名のもとにあらゆるカタチで露出している。
結婚前には、知らない方がよいことがあまりにも多い。そこにあるのは、相性と、忍耐と、諦めと、思いやりである。

以下のインターネットで調べた格言は、読めば読むほど男女の溝の深さを感じる。
と同時に人間の本質がそのまま、可笑しくも、悲しく顕れている。

一番こころ、うったのは、「ずいぶん敵を持ったけど、妻よ、お前のようなやつははじめだ!」
 ーバイロンーである。
過去の亭主どもが、この言葉を殺意?を持って何度つぶやいたことか!女房も同じだが。
自分に甘く、他人に厳しいエゴイズムが、ぶつかりあう先ず初めての場が結婚生活だ。
手持ちのジョーク集の中に面白いものがあった。 実際にありそうな話だ。

ー「こわい話」
男A「棺桶にテレコを隠しておいたんだ。
       ‘おい開けろ!’って声がしたはずなんだが」
男B「奥さんビックリしたろうな!」
 A「いや俺がビックリしたんだ!」
 B「なんで?」
 A「昨夜はおくさんがひとりで通夜してたはずが、 
   なんの騒ぎも起きなかったんだ!」
 
ー面白く、深いから、ご覧あれ!!  それも何回も!
 ー結婚についての格言ー 

・女には、どうしてもわからないテーマが一つある。
 男は仕事に注ぐだけの熱情をなぜ家庭にそそげないのか、ということだ。
                    D・デックス
・女はみんな結婚するほうがいい、男は一人も結婚しない方がいい。
                    ベンジャミン・ディズレーリ
・男はみんな賭博師だ。でなきゃ結婚なんてしやしない。
                    フレデリック・リット
・あらゆる人智の中で結婚に関する知識が一番遅れている。
                    バルザック
・結婚――いかなる羅針盤もかつて航路を発見したことのない荒海。
                    ハイネ
・結婚したまえ、君は後悔するだろう。結婚しないでいたまえ、君は後悔するだろう。
                    キルケゴール
・正しい結婚の基礎は相互の誤解にある。
                    ワイルド
・朝夕の食事はうまからずともほめて食うべし。
                    伊達正宗
・すべての悲劇というものは死によって終わり、すべての人生劇は結婚をもって終わる。
                    バイロン
・三週間互いに研究しあい、三ヶ月間愛し合い、三年間喧嘩をし、
 三十年間我慢しあう。そして子供達が同じことをまた始める。
                      テーヌ
・男は結婚によって女の賢を知り、女は結婚によって男の愚を知る。
                      長谷川如是閑
不本意な結婚をした男にとって、彼女は妻ではない。敵だ。
                      プラウトウス
・正しい結婚の基礎は相互の誤解にある。
                    ワイルド                    
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