2002年04月28日(日)
390, 因縁と果報

因は直接原因、縁は間接原因。 果は直接結果、報は間接結果。
嫁を求めている男が、ある知人の家に遊びにいて、妹を見初め結婚をした。
因が嫁を求めていたである。縁がタマタマ遊びに行ったーこれが間接原因である。
果は妹と結婚したである。報は知人と嫁本人が納得して応じたである。よい果報を得る為には、
よい因と縁をなくてはならない。特に因が大事だ。その因に縁がついてくるからだ。

その中に感謝する気持ちがある。感謝をすれば、感謝をするような事がどんどん集まってくる。
これは意外と難しい事だ。 感謝は言葉を変えれば、ありがたいことに気づく事だ。
特に商売をしていると、お客様のありがたさを見落とす事が多い。
顧客第一主義といいながら、そのことを忘れてしまう。

準備は「因」づくりそのものである。準備は誰でもやれる魔法である。
解っていながら?それをおろそかにする。そして「果」のみを追う。事業でも、旅でも、人生でも全てそうだ。

教養とは生きていくための基礎知識だ。永年かけて積み重ねていくものだ。
ところで基礎教養が自分にはあるのだろうか? 過去にその準備をしてきたのだろうか?
ただその問いかけは常にしてきたつもりだが。