2002年04月11日(木)
373, 何故マイナス思考になるのか

ーこれは面白い問いかけだ。
経験を積むにしたがい、必ず失敗の経験を重ねていく。
そしてその失敗の経験が、マイナス思考を生み出す。
あれも駄目、これも駄目、全て駄目、一番悪いのはそういっている俺!
ある???会に行くと、マイナス思考の愛好会そのもの!
どうしたらあのような考え方が出来るかと不思議なくらいだ。
現実に溺れて(下と横だけを見て)???

子狐がいるせいもあるが。この子狐不景気になってきたら急に元気になった。
周りが自分並に見えてきたためか。 ーマイナスに対するマイナスは拙いか?

いま一つがマスコミの毎日流される、事件の報道である。事件はほとんどがマイナスの出来事である。
犬が人を噛んでも事件にならないが、人が犬を噛むと事件になる。
それは別にマイナスの事でないが、幸福な家庭からは事件は起きない。それはニュースにならない。

めったに起きないマイナスを報道するのがニュースである。
それをまともに脳に流し込んでいるから、いつの間に頭はマイナスに侵されてしまう。
それに気づかないから、どんどんマイナス思考に落ちてしまう。
「あまり人を恨むな、恨んでいると知らないうちに主語が消えてしまう。
主語が消えた後、他の人達に主語が転化してしまう。」という話を聞いた事がある。
「あまり恵まれてない状態の人や人生の人に近づくな!」というが、この年になると実感する。

といってマイナス思考も必要である。ただ冷静に見据えておかなくてはならない。
人は他人の不幸をどういうわけか好むという。江戸時代の盲人が、それを看破していた。
目が見えない分だけ、人の気持ちが良くわかるという。
不幸の話をしている人の声が弾んであるという。幸福の人の話をしている時は沈んでいるという。
他人の不幸を悲しみ、幸福を喜ぶことは意識して訓練しなくては出来ない。

いやその前に自分が幸せと芯から思えなくてはならない。
まずは考え考え考え抜いて、自分が幸せと気づかなくては。それがプラス思考の第一歩。

以前にも書いたが、家内が「自分の友達の大部分が自分不幸と思っている。」と驚いていた。
「どうみても幸せの筈なのに、どうして?」これなど、典型的なマスコミとか、
周囲のマイナス思考に対する浄化装置を身に付けてない典型の例だ。

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<おわらい>
 理屈っぽい彼女へ!
「論よりシヨウ(コ)ヨ!」