ギリシャ神話の「ピグマリオンの神話」に登場するピグマリオンという王様。
自分の彫った女性像に恋をする。
恋こがれた彼の想いがビーナス神に届き女性像は本物の人間になり、
ピグマリオンの恋が成就するというストーリー。
この娼婦の館の女主人は、ひとりあたり二年かけて、そのような理想に近い女性を作り上げる。
 その幾つかが、なかなか面白い。
 女性の魅力の作り方であり、真をついている。
(手練手管の熟練が自然と身につけるイロハである。)

・われ関せずの態度をとること。
・彼らが期待するイメージのみを与えること。
・自分の問題は自分で解決すること。
・巧みなセックス技術を身に着けること。
・ユーモアと優しさと悦楽を与えること。

彼らの実の妻や娘のできるはずのこと、できなくてはならないことを与えること、
つまり、自分の立場と役割を理解できる女性に仕立て上げることである。 
彼女たちには、大金を受け取るということは、その分だけお客に喜びを与えて、
仕事を正当化しなくてはならないことを知らしめることである。

こうして作り上げた高級売春の館と、他の店とはサンローランと、
横丁の洋裁店の差があると、自負している。。
彼女は、子供時代に育てられた修道院での淑女の教えがあったのである。

銀座のママが新人のホステス教育の現場のドキュメントを見ていたとき、
「お客様には、世界で一番大切な人、と心から思い込みなさい」と言っていた。
なるほど、そう思われたら男というものは、何万、何十万もかけても通いたくなるだろう。

 そういえば、ジョークに「娼婦の館」という、とっておきの小話がある。
パリ高級娼婦館女主人の告白 −
  〜〜
ー「娼婦の館のとっておきの話」ー ?
ある男、暇をもてあまし、知り合いの娼婦の館の女主人の所に遊びに行った。
「何かオモシロイコトないかね」と言うと、2Fのある部屋で裸になって
待っているように言われた。その部屋で待っていると鶏が1羽投げ込まれた。
鶏姦をという事かと面白くなり鶏を追いかけまわし、やっとのことで事を成し遂げた。

1週間後また退屈になり、再びその女主人のところにやって来てまた何か面白いことが
ないかと聞いた。それでは3Fのある部屋に行くように言われた。
その部屋に行くと、数人の男が隣の黒人3人と白人女3人のスワッピングを隠れみていた。
一緒になって見ていたが、あまりに面白いので隣の男に声をかける。
 その男曰く
「いや1週間前はもっと面白かった!馬鹿な素っ裸の男が鶏を追いかけて鶏姦をしていた。」

  〜〜
ー「インデアンの娼館にで」ー ?
白人のある男がインデアンの娼館で若いインデアンの女を買った。
いざベッドインでおんなが「クエックエッ」と身をよじる、それなりに満足をして
下のバーで飲んでいると、玉突きで遊んでいるインデアンの男達が時たま
「クエックエッ」と言っている。
マスターにあの「クエツクエッ」ってどういう意味だと聞いてみた。
 マスター曰く  ‘穴が違う!’  

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