霊界からの訪問者-3

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四四太郎の日記-3


宗親よ、御前の命も10年か20年、早ければあと5年だろう。
そんなものだ、お前の命は。
それじゃ~、本当に解っているというと解ってないだろう。

こちら側の連中は、まさか自分が死ぬなって思ってもいなかったと言っているよ。
死ぬ意味がわからなかったようだ。
それは生きる意味がわかってないことと同じことなんだよ。

死ぬと、完全に無になる、そして数十年か数百年の休みを貰って娑婆世界に戻される、
と思ってりゃ良いんだよ。
実際は、そうじゃないんだけどね!・・
ただ、誰もが死に際に後悔をするんだ。
あれもこれも、何故しなかったのだろう?と。

「人生は二度とない」は、お主の口ぐせだったろう。
ワシがこうして出てきたからには、これから死ぬまでの間、
生き方を指導してやるよ。
それとも、お前の脳に光を当ててやるよ。
とにかく、人生の60年や80年など一瞬でしかない。
そして、ある日、一瞬に終わりになるんじゃ。

それでいいんだが、その日まで光り輝いて生きるべきだといっているのじゃ。
といって、それほど深刻になることも無い!
ただ、せっかく短い人生、何時までもあると思うな!ということさ。

御前の好きな言葉に
「正中心一点無」という言葉があるだろう。
常に物事の中心を見つめること、そしてその中心点の無を求めること、
その無がワシであるのだ。
空想の存在かもしれないが、しかし真実の声であることは確かじゃ。

それにしても娑婆は良いものじゃ!