* 何でまた、こんなテーマを?
  〜ライブそのままで、さて、如何なっていくのでしょうか…
≪ 40歳の私: 1990年ってさ。バブル崩壊ソ連・東欧圏の崩壊が重なった年。
   それでも毎日が楽しくて、面白くてね。その前年12月にスペインに行ってね、
  バルセロナの公園で、中高年の男たちが数百人が自然集会のように集まって、
  何か真剣に議論していたね。その時、これは只事でないとね。その帰路、ローマ
  に立ち寄った時に、ツアー仲間から離れてオプションで、地元会社のツアーの
  『ポンペイの一日ツアー』に参加したの。 白人ばかりの車中が異様な空気で…
  ルーマニアチャウシェスクがクーデターで殺害のニュース記事の新聞が車中
にまわってきて、リアルな射殺体が掲載されていて… 日本と欧州との温度差の
大きさに驚いたね。
73歳の私: 永遠に続くかと思われたバブル崩壊には驚いたね。せっかく欧州で、
劇的現実を目の当たりにしながら、御前さん何を考えていたのかね。
  日米経済戦争の敗戦の現実に鈍感過ぎ、拡大路線を走ってさ。
  バブルで狂ったまま、その延長を直走ってしまったね。
40歳の私: 1960〜1990年の花の時代を生きてきて、直に切替えろってのも、
  難しいもの。奇跡的だもの、あの時代は。でも踊ってなかったら後悔したね。
73歳の私: 最終的な結果に何故か後悔もないし、面白かったという実感しか
  残ってない。アメリカによって与えられた自由民主主義も、その根底が定か
  でないため自国がアメリカの属国である自覚が国民に足りなすぎ。
  その後、ダイエー、ニチイ、西友西武百貨店西武鉄道、そごう百貨店、
  などが破綻していったが、他山の石としか、考えられなった。 それが、
  会社整理の遠因になっていたんだね、
40歳の私: それにしても、よくぞ生きているね。何か全く違ってしまったね。
73歳の私: その後ね、本格的デフレになってさ。株価は6000円代まで下落し、
  国債が一千数百億まで膨らんで、今では、国家予算の半分は国債で賄って
  いるんだよ。信じられるかい。それにさ、アメリカにね白人第一主義の
  本音を主張した泡沫候補のトランプが大統領になってさ。それもロシア
  が、スパイ網を使って当選させた疑惑つきでね。
40歳の私: 白人第一主義は、アメリカ立国の精神に反するじゃないか。
73歳の私: 泡沫の極右の側近も、呆れ果てて、二年で一人残らず辞めて
  いった中で、4割近くが、この大統領を支持しているからね。
20歳の私: 私にも参加させてくださいよ。この事態、嘘としか考えられない!
  世界は大混乱の極みになるんじゃないですか。
73歳の私: 既になってるけど、誰も引きずり下ろせないの。あれだけの
  批評能力のあるマスコミも、大統領の権限だけは、抗えないの。
40歳の私: 「時代背景を背負った上の自分」って何でしょう。
20歳の私: 主要各国の現在の顔ぶれを持っている時代背景が33年後のアナタ
  ということ?…何か末恐ろしくなってしまうよ。 半世紀も前の私の時代。
  <文化・文明の相克、文化間の摩擦、文明の衝突を人類がいかに克服して
  いくか>って議論があったんだけど、何も良くなってないじゃないですか。
40歳の私: スマフォ、タブレット、大型TV、グローバル化。SF的という
より、想像すらできない科学技術の進化。何ですか、これは!
73歳の私: 今さら抑えきれないから困ったもの。 それとAI化の問題。
  これじゃあ、近未来の予測さえ不可能になっている。それでも、51歳で、
  「これじゃあ駄目」と気づいて方向転換を図ったので何とか最悪の
  事態を避けることが出来たがね。
20歳の私: その後も、用心深さだけは保っていたんだ。

・・・・・・
6152,閑話小題 〜ドップリ独りで
2018年01月16日(火)
   * つれづれに、独り言
☆ 少し積雪があったようだが、8〜100?ぐらいか。一月半ばはこんなもの。
例年は1・5m位は積もる。地元の道路は大方、消雪パイプのため乗車に問題ない。
要は今週の積雪が如何なるか。居間と寝室にエヤコンがあるが、冷暖房費を
考えて、殆どつけない。家では、古くなったダウンジャケット、ダウンベスト、
フリースに、アンダーベストの重ね着をして過ごす。 姿見をみると、恰も
エスキモーか、ホームレスのよう。夜間も、電気アンカを抱いて寝ている。
それでも、電気代は普段月の2倍以上になる。 これを書上げる為に冬期間は3
0分遅れの4時半に起床して、まず風邪予防に生姜湯と、ヨーグルトを飲み、
仏間の一角のパソコン前に鎮座する。で、常に鼻風邪気味状態。

☆ 昨日から大相撲が始まった。土日は15時から、平日は16時〜18時までTVの
相撲観戦になるため、日常の生活が少し変わる。今場所は「暴行事件の不祥事
の最中、モンゴル人対日本人若手力士の対立構造が浮上がり、それに加え、
最高格行司の式守伊之助が男色で、泥酔の上、セクハラ行為の結果、業界から
実質追放の結果、天覧も中止に相成った。初日、横審のメンバー御揃いの前で、
白鵬が御得意の「横綱アドバンティジ」(左手張手、右肘打ちの立合い)を
披露するかどうか?が注目されたが、流石に無理!マトモな立ち合いの結果、
初日は、土俵際で一本足で残し辛うじて勝を拾い。昨日も、張り手が使えず、
苦労の勝利。「幽霊の正体見たり枯れ尾花…」。40回優勝の威厳が地に落ちた。
その結果、張りつめていた気力も萎えて引退も近づいてきた。 …としても、
横綱であることは間違いない。

☆ 冬と季節の変り目には、40年来、腰痛予防も含めてホッカイロと腰ベルト
を装着するが、今では5月と11月に一週間位になっている。スポーツジム通いと、
そこのヨガ効果である。ヨガそのものも良いが、普段の生活の中で、無意識で
ストレッチをするようになったこと。布団の中で、背筋を延ばしたり、足の裏
を合わせたり、パソコン前で、顔面と耳と頭をマッサージする。リタイアから
7年になり、現在の生活に馴染んで、楽しんでいる。「独りリズム」で心を浮か
せる「独楽」は、昔とった杵柄。この随想日記もそうだが… この生活も何時
まで続くことやら。 幸せな人は、何があっても、何をしても幸せになる。
「独りのリズム」を作れるため。基本は己の居場所を見つけ、そこで転々と
すること。 傍からみれば、気味が悪いのだろうが… 

・・・・・・
5055,生と死をめぐる断想  ー6
2015年01月16日(金)
           『生と死をめぐる断想 』岸本 葉子(著)
   * 時代という背景
 それぞれの時代背景に相応しい、医療からはみ出た民間の癒しが出てくる。
著者が、それをシンプルにまとめているが、これは大衆の生活の知恵でもある。
癒しは、心奥で誰知れず独り納得するもの。長年かけた信仰を持たない人たち
にとって、手近な癒しに縋るしかない。 〜その辺りを抜粋〜
≪「癒しを生きた人々〜近代知のオルタナティブ』(田邊信太郎.島薗進編)
という本は、そうした煩悶の中でひかれた本だ。タイトルに多くのメッセージ
が含まれている。「癒し」は医療からはみ出た広汎な領域を、考察の対象として
いることを示す。そしてそれをオルタナティブ(代替)な知と位置づけている。
「生きた」は「実践」であろう。実践した当人による主観的な記述でなく、
三者たる研究者が客観的に論じているのも、読みたい気持ちを起こさせた。
取り上げている、それぞれのキーワードを一文字で、著者らは示している。
 坐  岡田虎二郎と岡田式静坐法
 霊  大本と鎮魂帰神
 心  森田療法の心と癒し
 食  マイクロビデオテックの世界観
 気  野口晴哉と「全生」思想
・岡田式静坐法は岡田虎二郎が創始した、呼吸と姿勢を重んじる静坐法。
・大本は出口なおを開祖とし出口王三郎が礎を築いた神道系の新宗教で、
・御魂帰神という技法を特色とした。人についた霊にはたらきかけ、
 その人の口を通じて霊に語らせ、病気その他の問題の原因を突き止めて、
 霊を祓い鎮めることにより解決を図る技法である。
森田療法精神科医の森田藤慰が考案した、神経症に対する独自の精神療法。
マクロビオティックは医師で薬剤師でもある石塚左玄の提唱を、桜沢如一
 が発展させた、狭義には食事療法だ。
野口晴哉は野ロ整体の創始者である。現代にも活動が引き継がれ、健康法
 として修養として今なお多くの人を集め、海外まで広まっているものもある。
森田療法は一章でふれたサイコオンコンコロジーの医師が、欧米の研究者
 から禅に次いで質問を受けるものだと言っていた。
・野ロ整体はカルチャーセンターの講座でみかけ、現在も読まれ続けている。
・マククロビオティックは毎外の著名人が実践していることで知られ、
 レストランや物販の展開、料理本の相次ぐ出版と、商業的にも
 一定の 成功をおさめている。 ≫
▼ どれも東洋的土着の癒し。他に、天理教、お光様など様々ある。
 どの時代も、ストン!と暗黒の穴に嵌まり込み、独り、思い悩んでいる人が、
多く存在する。現に、様々の落ち込んでしまった人を多く見てきたが、確かに
人生は厳しいことの連続。逆に、この暗黒の穴に落ち込んで、独り這い上がった
経験がない人に、恐ろしい未来が待っている。四苦八苦を乗越えてこそ人生だが。
・・・・・・
5785,閑話小題 〜アンドロイドTV 三週間後
2017年01月16日(月)
  * アンドロイドTV 三週間後
 昨年暮れに寝室のTVを入替えたが、これがアンドロイドTV。
グーグルとソニーの共同開発のソフトのアンドロイドが組み込まれたTVで、
コントローラに声認識が付いて、キーワードの声認識で、YouTubeなどの番組、
映像を呼び込んでくる。今までは20インチのパソコン画面だったが、今度は
大型TV。それが見たことがないようなクリアーの画面となれば、オーバーに
いえば、毎日が異次元の日々に様変っている。
 タブレットと同じ位に驚かされたPC。特に、秘境の大自然の光景に惹れたが、
過去の蓄積がさせているため。 「ゴッフのヒマワリ」と声認識で入力すると、
美術館で、現物をみるより繊細に加工された、より綺麗な絵画が現れたとした
ら… それが大自然の光景なら、更に素晴らしい。白川義員のヒマラヤ上空を
見たことがあるが、これも人間の裸眼で見るよりも遥かに美しい光景を映し
出していた。
 数年後には4k、8k画質の画像が、配信されるというが、これでは映像世界
が様変るだろう。世界各地の名所で自撮棒で撮った4k映像を編集し投稿した
映像が幾つか投稿されているが、どれもこれも息を呑む異次元の世界。 
私の数十回の秘異境ツアーそのままを撮影し編集したとしたら、これらに決して
劣らないと思う。が、当時は、デジカメさえない時代。
 当初、アンドロイドTVはPC機能が入っているものと勘違いしたが、これは
オプション。パソコン機能の端末を購入すればよい。 6年半前のTVとは、
機能性能からみて一桁違うアップしている。
  〜AndroidTVをネット検索より…
【 AndroidTVでできることは
※「テレビ画面で、インターネット配信映像を見られる」
※「スマートフォンタブレットをリモコンにして、配信動画をテレビで表示できる
Chromecast互換機能『Google Cast』が使える」
※「Android TV向けのアプリが実行できる。ゲームやさまざまなアプリを実行できる」
という3つが挙げられます。
・1つ目は、スマートテレビとしては当たり前の機能ですが、YouTubeだけでなく、
Google PlayムービーやHuluといったビデオオンデマンド配信サイトの映像も購入し、
テレビでそのまま鑑賞することができます。ちなみにGoogle Playムービーなど
Google Play関連からコンテンツをダウンロード・購入する場合、Googleアカウント
が必要となりますが、既にAndroidスマートフォンで使っていたGoogleアカウントを
AndroidTVでも共有できます。GoogleアカウントのAndroidTVへの登録は、Android
スマートフォンで指定にURLにアクセスし、画面に表示されるパスコードを、
AndroidTVに入力するという簡単なオペレーションで行うことができます。
・「Google Cast」は、「Chromecast」互換とも言える機能です。
Androidスマートフォンタブレット、およびiPhoneiPadといったiOS搭載機器
から映像をキャストできます。キャストとは、Androidスマートフォンなどの端末
からURLを指定し、そのURLの動画を写すという機能のことです。
・そして「アプリ実行」は、AndroidTV搭載のテレビであれば、テレビ単体でAndroid
向けのアプリを実行することが可能という機能を指します。 Androidスマート
フォン・タブレット用には多くのアプリケーションがGoogle Play から提供されて
いますが、Android TVでも同様にGoogle Playからアプリをインストールし、実行
することが可能です。テレビのGoogle Play画面からインストールすることも
可能ですし、PCのGooglePlayからリモートでインストールさせることも可能です。
・ちなみに、Android TV用のアプリケーションは、Androidスマートフォンタブレット
用に開発されたアプリケーションに、多少の改修(Android TV用ライブラリのリンク、
Android TV向けUIに対応した操作の追加)が必要となりますが、ほぼ共通のソースを
使うことが可能で、モジュールもAndroid TV・スマートフォン両方対応のものと
なります。
 ――
▼ 去年の秋口に地元の従兄の葬式に、東京下町に住むカメラマニアの従兄が来た時、
「84歳で進行ガン。あと10年遅れて生まれたかった!4kテレビと、4kカメラを
4台持っているが、これが素晴らしい。ドローンにカメラをつけた空中写真を撮るのが
夢だったが!」と語っていた。彼の年齢は85歳だが、このテレビに切替える切っ掛け
になった。そこで、考えたのが、これまで行った秘異境と、遺跡、美術館などを、
アンドロイドTVで映像を通して訪ねること。白黒TVとカラーTVでシネマを見るのと、
違うように。情報、音量、迫力はシネマに及ばないが、画面は、この方が良い?
 パナソニックソニーのTVは、これに絞った付随した機器グループの戦になるとか。
―――
5764,パソコン融合TVの時代に
2016年12月26日(月)
   * 再びYouTube
 以前、ÝouTubeが面白くて、別のブログ『バートウォッチ』に、面白そうな
映像を紹介していたが、今では各TV局がチョイスをして放映している。
 一月ほど前、家電チェーンの売場を暇に任せ彷徨っていると、売場担当者に
アンドロメダTVが最近売れてますよ』と声を掛けられた。ソニーがグーグル
と共同開発したアンドロメダを基本にしたパソコンとTVを融合した、一言で
いえば『画面検索付パソコンテレビ』。グーグルの検索機能をコントローラに
付けて、音声入力をすれば、目的の映像を呼寄せる機能。 選択したÝouTubeに、
「4k画面 築地 マグロ」と発声すると、4K画面のマグロの解体シーンが
映しだされた。ミソは「4k画面」のキーワード。一般放送で、まだ4k放送は
少ないが、YouTobeには4k録画の映像が投稿されている。それは、これまでの
映像とは違った鮮明な画面。担当がいうに『売れているのが、アンドロTV』。
そこで家でチラシを改めて見ると、ÝouTube付が有るのと無いのがある。
 新しい方のソニーのPCで、その画面をみると4kで入力された画面があった。
生々しい現場で撮影され投稿された映像、例えば、『シナイ山の初日の出』
『北欧のクリスマスイブの光景』『聖地の祈り』『ナイル川クルーズ』とか、
『サントリニー島の日没』等々、何でもござれ。これらを大画面TVの音声検索
で瞬時に茶の間で見れるのだから驚いてしまう。18ケ月〜24ヶ月で、情報機器
が半額に下り続けているというが、商品としての機能が、それ分アップする。
 パソコンTVが、既に売れ筋の主流になっていたとはね。グローバルになるわ!
・・・・・・
4690, 身近な貧困 ー4
2014年01月16日(木)
   * 最も貧困なのは、自分の脳! と、人生の貧困
 貧困といえば、その最たるものが己の脳、いや各々方の脳。「無知の知
ではないが、まずは、その自覚が第一歩。脳は暗黒大陸といわれたアフリカと
同じように、未開の分野。何故か一生の間に脳の2〜3%しか使わない。
あっても使えないのは、無くて使えないことより遥かに問題。自分で知恵を
絞って使うしかない。脳活動を邪魔をするのが「自分は他人とは違う」という
逆上せ上がりと、逆に「自分は、この程度」という枠の設定。
まずは知らずに洗脳されたまま、脳を使いこなせてない自覚が第一歩。
ソクラテスの自分は何も知らないという、「無知の知」から出発するしかない。
ところが、それが難しい。最近、スマートフォンタブレットPCという脳補佐
マシーンが出現し、これまで使いこなせなかった高年齢者や、女・子ども気楽に
使えるようになってきた。これで世界が一変してきている。何せ、キーワード
で各々の脳が繋がり、それぞれ蓄積してきた知識・情報・知恵の公開を始めた。
そのアクセスも、記憶補佐マシーンの普及で一瞬で可能になっている。 
問題は、その消化。そのためには基礎知識がベースに必要である。
しかし目標を定めれば、情報と知識はネットから誰でも簡単に手に入る。
チャンスはスマート機種開発に中にある。今年から数年にかけて奇想天外な
面白い端末が出てくる。既にあるが、コスト面で表立ってないが、量産に目処
が立てば大幅ダウンで普及する可能を含んだものがある。「脳の貧困と何を
もっていうか?」の疑問が立つ。 もう一つの貧困といえば、人生の達成感、
充実感。死を恐れる原因の最大の心理要因が、この貧困感。私の嫌う「C」
さん、に多いが、これも脳の貧困が起因している。何度も書いてきたが、
秘境ツアーに来ている初老に差し掛かった人が、けっこう正直に、
『 人生、あまり深く考えずに親の価値観を信じて、ここまで生きてきた。
ところが、残された人生も後僅かと気づいた。このままでは死にきれない! 
世界の果てで独りになって考えるため、ここまで答えを求めてきた。
帰ったら、直ぐに直面する問題が待っている!』と。それでも、
そのことに気づいただけ良い。人間という無限のエネルギーが、小さな
肉体と生活習慣と運命・宿命に閉じ込められ窒息しそうな一生を終える。
これが人生だが、このことに気づくか?気づかないまま、一生を終えるか? 
気づかないのも、人生。亡くなったが、中学の担任の定年時の悩みを直接、
聞いたが、それは深刻だった。「90歳を過ぎた両親に言いなりの人生。
一歩も外に出れないほど苦しいことはない!」 人生の貧困感である。
決して、それが貧困ではないが、初老性ウツである。これも偶然だが、
以下の去年の「我々がみずからに投げかけるべき質問群」に継っていく。

つれづれに

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 昨日は誕生日で、一度は行きたいと思っていた
近所に出来たばかりの「さかい」という名の焼肉店へ。
<定額、食べ放題>は年寄りの行くところではないが、
まあ行けただけよい。 家内は、これで3年は行かなくてよいと。
私は二年間は…  悪くはないが、良くもなし。 次々と
グループが入ってきたのには驚いた。

 大相撲の稀勢の里が、引退を表明。9連敗とは、これ如何に。
迷い羊のようで、気の毒そのもの。 理事長の引責モノ。






・・・・・・
・・・・・・



3948, 未婚時代の婚活
2012年01月16日(月)
  * 普通の男性は1パーセントしかいない!
 文藝春秋のリポートで、現代の未婚時代の分析を元戦略コンサルタントが分析をしていた。それが、
なかなかユニークな切り口で面白い。仕事が三次産業にいたため若い男女の生態を見る立ち位置にいた。
伴侶を決めるのは、女性も男性も、一生の一大事…。そうそう満足できる相手には巡りあえることはない。
そして決めたあとでも、もっと良い人がいたのではとしゅんじゅんするもの。この歳になっても、今だ
著者の目でみると彼らの結婚したくとも結婚できない女性の共通する悩みが殆ど同じことに気づいた。 
たとえば、「私は、決して高望みはしていない。普通の男性でよいのに、周りにいない」 
「いい男は、なぜか皆んな早婚」「キレイで素敵な女性がアラサー、アラフォーで独身のまま。何故
あの人が?って何時も話題になります」 確かに、現象面から見れば当たっているが、著者が分析から
すると、至極当然になる。まず「普通の男性がいない」は、普通の男性は、僅か1パーセントしかいない
ことになる。普通の男性は、通常いくつもの「普通」が重なり合っている。:普通に会話できる
:普通のルックス:普通の身長:普通の清潔感:普通のファッションセンス:普通の学歴:普通の年収 
などなど。「普通」というからには確率は50%、それらの全てを満たすとすると、 
:会話普通50%×ルックス50%と掛け合わせていくと×=0・8%になる。それぞれを高望みをしなく
とも、全てを満たす人は100人に一人になる。そこに社会情勢からして男女とも年収が激減している。
このレポートでも取り上げているが、グラフがある。年収の高いレベルを横軸の右側、縦軸に既婚か
未婚かになっていて、それぞれの面積の広さで人数の比率が一目でわかるもの。ここでは、30~34歳
のデータだったが800万以上が約8割が既婚。200~400万の6割が未婚。200万以下は7割
以上が独身だった。「いい男が早婚」なのは、年収だけの条件だけでなく、性格の良い男も結婚が早い。
女性から見て結婚相手として人気の高い「誠実で、私思いの、いい男」。一見、少し地味な印象で口下手で、
華やかな女性にはモテるわけでないが、それ故に、遊ぶぐせが付いたり、他の女性に目移りすることなく、
若くして年貢を収めてしまう。また女性もほっとく訳がない。彼らは誠実で真面目なため年齢を重なる
たびに良い男になっていく。が、結婚相手として、とっくに目立たないうちに刈り取られている。
こうして、「いい男はみんな早婚」になるのである。     ーつづく
 ・・・・・・・
3583, アート画像転換システム
2011年01月16日(日)
 カシオが、このところ全国紙に全面広告で「アート画像転換システム」の広告記事をたて続けに出して
いる。そこで会員登録をして、HPのソフトを使って驚いた。アップした画像を油彩、水彩、色エンピツなど
アート風に転換してくれる。それが思いのほかに良い。デジタルで撮った風景や人物も、それぞれ簡単に
転換できる。それがプロが書き換えたと思えるほどの出来栄えで、ここまで来たのかと溜息が出るほど
カルチャーショック。これではプロがカタナシである。この絵を実際に描くには、数年は絵画教室にでも
通わなければならない。それが数秒で誰でも気楽に転換が可能になった。デジカメで撮った過去の写真を
転換する度、その出来栄えに狐につまされた思いになる。 まだ、その機能が入ったデジカメを手にとって
見てないが、その場で転換可能のもの。 タブレット式パソコンで、現地で写真を撮って、その場で色を
書き加えれば、これまで一部の人しか出来なかった各種のアート画が、現地で可能になる。他のHPにも
自由に使えるソフトが幾つもある。そこには美人、線画、版画、漫画、スケッチなど100位の写真加工
転換ソフトが使える。私にとって、これは夢のようなソフトになる。 これまで、多くの写真がCDカード
やアルバムに眠っている。この中で、気に入ったものを画像転換すれば、私にとって素晴らしいアートが
出来上がる。おそらく、セザンヌゴッホピカソなど世界的な画家の筆致のソフトが出てくるはず。 
それだけでない、彼らの絵画を自分で転換して新たのアート作品に作りかえれば、違った作品が出来る。
それが実際の作品より数倍良くなることもありえる。実際にゴッホの「ひまわり」を加工してみたが、
水彩画などに転換したものは、何とも味がある。カシオは、これに膨大の開発費を投入したと思われるが、
それをフリーソフトで公開し、出来上がった作品をパネルや、装飾品に印刷、販売するサービスを始める
ようだ。 再度、書くが、「この写真が、こんな風に転換してしまうのか!」の、驚きの連続である。 
iPadの次世代機種にカメラ機能が付くと噂されているが、これが発売されたら買うつもりである。観光地に
持っていって、その写真を撮り、スケッチ画に転換して、絵描きソフトで書き加えることが可能になる。
いや、書き加える必要もないほど最良に近いソフトが、それを許さないか? これは、凄いソフトである。
 ・・・・・・・  
3208, Twitter の意味すること! ー3
2010年01月16日(土)
  * Twitpic 
Twitterが凄いと思っていたら、その写真版が、そのサービスの中にあった。
直ぐに「写真版があってもよい」と思ったが、サービス周辺をみたら当然のようにあったのである。
そこで早速、デジカメで撮った通勤途中の福島江の桜の写真を載せてみた。なるほど、これなら雪桜を
知らない人でもわかる。そのサイトには世界各地の人のTwitpicの写真が羅列してあった。
「英語が分からない」という拒否反応が直ぐに出たが、数言の英語なら状況から分かるし、写真その
ものが語りかけてくる。雪桜という言葉なら分からなくても 写真なら世界中の人が見ても、白の幻想的
なイメージは分かる。それと同じことが、世界中のTwitpicにもいえる。それが、また面白いのが多い。 
このシャツは自分が現在作っているもの、という紹介のサイトだったり、普通の女性?二人が胸を露出した
写真だったり、黒人の男のヌードもあった。構えてないところが良い。当然、Twitbideoというのもある。 
写真もビデオも、パソコンでもモバイル端末で、何時でも何処でも見ることができる。ハイチの大地震
現場写真も世界中を駆け巡っている。TVのニュースでも、かなり際どい怪我人の惨状映像が流れていた。 
情報化の事例の一つである。数年前からYoutubeというショートの映像配信の投稿サイトがある。グーグル
が千五百億円で買収したことで話題になった。これも手軽に何処からでもビデオを配信できるからよい。 
Twitterも、三年で既に九百億円の値がついているという。Twitterに話が戻るが、自分で、キーワード
と指定した言葉の前に‘♯’をつけると、それがネットでグループ化される。「藤の花」を知らせたい場合、
‘♯藤の花’と入れると、その言葉の検索で、直近の映像から羅列して出てくる。*長岡の花火、
*福島江の桜、*ハイチの地震、*居酒屋で一人で飲んでいる、等々、幾らでも発進できる。
全国レベルだから「おれも、いま一人で飲んでいる!」とか、直ぐの反応があるはず。初めキーワードを
コンピューターが選定すると思ったが、実際は♯で、本人から指名できる。それなら同じ状況の「つぶやき」
が繋がる。 もし、「三菱UFJ銀行への怒り」の前に♯を入れると、この銀行の怒りを持った者同士が、
怒りを共有することが出来ることになる。 世界の情報の網目が小さくなり、かつ鋭敏になるのである。更に、
情報を送りたい相手のサイトの前に@をつけると、自動的に送信される。これが携帯で飛び交うから驚く。
ブログがマイクロ化し、互いにキーワードで結び合う、のである。 だからマイクロ・ブログともいわれる。
若い人を中心に直ぐに当たり前の機能として使われだしている。 情報格差は、無限に開くばかりになる。
 ・・・・・・・・
2843, 雲屯庵 -3
2009年01月16日(金)
 当時、雲屯庵に若い僧侶がいた。 外見は茫洋としているが、この男がなかなかの博識で、俗にいう玉。
 最近調べたら新井の姓になっていたので新井石龍禅師の養子になったか?、名前だけ継いだのか?
 この人が語った「異世界」の話しが面白い。 もう40年も前の話だがよく憶えている。
《 数年前に社会勉強と修行のために二年間ある工場に入った。 そこで僧侶の感覚で、朝6時に出社。
 他の人が出社する前に徹底的に掃除をした後に働いた。 三時間も前に来て働いているのだから、
 上司に直ぐに認められ、一~二年もしないうちに、工場のトップクラスに登りつめてしまった。
 別に、必死に働いたのではない、ただ僧侶の感覚で仕事をしただけ 》
 この一言は当時、勤めたばかりで身体も精神も出来てない‘柔’の私にとって、激務で疲れ果て憔悴して
 いた私にとって、ショックであった。何時の間にか、周りの勤め人に感化されていたのである。
 彼の一言一言が鋭いナイフのようであった。また、その時に寺社会の底知れぬ昔からの風習を聞かされた。
 その世界は裏表がハッキリしていて、チャンと「何?の方の世界」はシステム(風習)としてあるという。
 もし若い庵女なら、隠れ旦那の風習があり、通婚のシステムがある。(もちろん地域的なものもあろう。
 そういえば「午前様は過去に何度か女性で失敗、本来は本山のトップになれる経歴と能力が十分にあったが、
 それが原因で、この寺で終った人物」と父親から聞いていた。この歳になっても、少し綺麗な女性が
 身辺に来ると 「直ぐに手をつける?」等々、なかなか真偽は解らないが面白い話題で満ちていた。 
 更には、預金通帳には?千万(現在なら?億)あり、 非常に裕福であるとか・・云々。 
 今でも??は度々、訪ねて来るが、品が良く、綺麗な人。 問題になるから、この位にしておくが、
 40年も以前のことだとしても人間の俗社会と大して変わらない。
 名寺で京大印度哲学科出の午前様なら、昔なら御殿様クラスの存在なのだろう。
  ーー
 ー9月01日 1969年
その夜、休暇で日本に帰ってきていた慶応を出て、ハーバード大のビジネス・スクールの学生がいた。 
彼と高橋さんと、そこの雲水と話をする。ところが、その雲水が博学で、高橋さんと私はダンマリ。
ハーバードと雲水の議論に全くついていけないのだ。どうしたのだろう? 禅師に昼間真っ二つに甘さを
指摘され、夜は夜で二人の議論についていけない自分が、そこにいるのだ。何だろう、何だろう、何だろう!
実践としてスーパーに入ったが、何にもできない中途半端な自分がいる。実際のところ濁流の中で、もう
水を飲んでアップアップしているだけの自分が、神戸で一人呆然としているだけだ。どうしたのだ。
適当に真面目に考えることもないが。
  2005年 ー1月14日記ー
 ーこの時のショックは計り知れないものがあった。身近で、これだけの知的水準の高い、同年代の
ハーバード大学の人と接したのは初めて。会話さえついていけないのだ。一言一言の言葉が宇宙語のよう。
その逆の環境の真っ只中にいたから、その段差がなおのことあったのだ。「学生時代に自分は何をしてきた
のだろう?」という疑問を持ったまま卒業をしたこともあり、「いま一度一人になって知識の再構築したい」
という気持ちが芽生えたキッカケになった。
(字数の関係でカット12年01月16日)
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2008年01月16日(水)
2478, 「恐慌」が待ち構える黄昏の米国 -1    b(^o^)d w(^0^)w オッハー♪
 昨日の毎日新聞の -記者の目:黄昏の米国「多元的世界経済」へー(内野雅一)が刺激的である。
 サブプライム問題の深刻化と同時に、景気の減速どころか、「恐慌」が現実化をしてきた。 
機軸通貨ドルへの信頼感からアメリカへ 還流していた資金が原油と金、そして穀物にも向かっている。
 またアメリカ一極から、資源大国ロシア、中国、中東諸国へと、「多元的世界経済」へ変化を始めた。
 その移動過程で、一番影響を受けるのがアメリカと日本であるのは自明。年末年始にかけてサブプライム
や社会的格差の実態をNHKが ゴールデンタイムに放送した。 それだけ事態は深刻ということである。 
  =まずは、その記事である=
東証一時765円安」「大発会で最大の下げ」「原油高で大波乱」。1月4日付主要各紙の夕刊1面の
見出しである。普段ならご祝儀相場となることが多い年頭の株取引・大発会が「波乱の幕開け」になった
ことを伝えている。
  (字数の関係でカット09年01月16日)
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アメリカのドル基軸は、サブプライム問題で瓦解したのだろうか?その結論を出すのは早いかも
しれないが、今までとは違ってきたのは間違いない。 アメリカの衰退は日本の衰退を意味する。  
 ヾ(=・ω・=)o☆バイバイ
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2007年01月16日(火)
2114, セレブ殺人事件ーロスト・ジェネレーション  
現在を象徴する事件として多くの意味が含まれている事件である。
(字数の関係でカット09年01月16日)
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2006年01月16日(月)
1749, 心のままに生きてごらん-3            (゜Д゜*)ノ⌒【おはよう】
鳥はよけいなものを背おわない。 だから、とべるんだよね。        -87
過去は記憶のなかにしかない。 記憶はあくまであたまのはたらきで、
あたまはきりかえがきくから、過去も自分でかえられる。          -91
ほんのすこし時間をさくだけで、よろこんでくれるひとがどれだけいることか。
それなら、それをいとわないこと。 -96 
(字数の関係でカット09年01月16日)     ☆~~ヾ・ェ・)o尸~ マタネ~♪  
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2005年01月16日(日)
1384, 生きる2004~森山良子コンサート
 昨夜、何げなくTVの番組表を見ると「生きる2004~森山良子コンサート」があった。
森山良子のコンサートを学生時代に見たこともあり、ジックリ見た。加山雄三さだまさし平原綾香
の4人がそれぞれの時間を受け持つもので、彼女のワンマンショーではなかった。誕生日に心に残る
何かがないかと思っていたが、良いメルクマールになった。かわいいものだが。何げなく皇后の来賓席
の姿を映し出していた。そのためか全員の歌に熱が入っていたようだ。 加山雄三と森山良子は、学生
時代の思い出の歌手である。さだまさしも心の歌をジックリ聞かせてくれる。自分の誕生日の贈り物と
勝手に思って聴いたが、部屋の電気を消して真っ暗の中で聴いていると、実際の会場にいるようであった。
特に、森山良子の歌の全てが心に響く。「今日の日はさようなら」は学生時代、また加山雄三の歌も当時
を思い出させてくれる。昭和40年代は経済の高度成長期のよい時代だったということだ。歌は時代背景を、
そのまま反映する。まあ誕生日に丁度よい番組みに当たったということだが、小市民そのものだ。
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2004年01月16日(金)
1017, 足の話-2
 前にも少し書いたが、野球のスカウトがまず注目するのは足である。リトルリーグから大学を経て社会人に
なるまで観察し続けることもある。まず足が速いこと、それによって体のバネや筋肉や関節の柔らかさが分る。
野球はランニングに始まり、ランニングで終わる。大リーガーのスカウトは、特に足にうるさいという。
イチローや、二人の松井も脚力は並外れている。大相撲でも、入門をすると徹底的に下半身ー脚を鍛え上げる。
股割りから始まり、すり足、四股を教えていく。 そして、足指で土を掴まえるようになるまで足を鍛える。
本場所の相撲を見ていて、足に目があるのではないかと思うくらい微妙なところで俵の上で残ったりする。 
そこまで鍛え上げているからだろう。足を辞書でひくと、「体を支え移動させる機能。たとえば、動物の下肢、
立ちまたは歩行の用をなすもの、タコなどでは遊泳の用をなすもの」等が書いてある。足といえば「足が付く」
「足が出る」「足を洗う」「足を引っ張る」「勇み足」等々、慣用句にもなっているほどだ。
(字数の関係でカット12年01月16日)
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2003年01月16日(木)
 648, 流通業界を考える
実家も勤務も前業も流通業界の出身の為か業界のウネリに興味がある。一般小売店と地方百貨店はほぼ壊滅。
その流れが都心の百貨店にきている。そごう百貨店の倒産、西武流通グループの解体と西武百貨店の再生法。
東急もしかり。三越の不祥事の連続の事態。これからは高島屋の隠れた問題が吹き出るはずである。
百貨店といっても、その実体は不動産業でしかない。問屋とアパレル業やメーカーの場所貸しでしかない。
 (字数制限のためカット 2011年1月16日)
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2002年01月16日(水)
302、事前の一策は事後の百策に勝る
 生きてきて、事業を通してつくづく感じる事である。これは準備の大事さ、計画の大事さをいっている。
ビル計画の場合、出来上がった後「こうしておけばよかった、ああしておけばよかった」ということが出て
きても、その修正に莫大の費用がかかってしまう。従ってアアでもないコウでもないと仮説を立て、あらゆる
ケースを考え設計にエネルギーを叩き込む。これ以上もう考えられないところまで、考え尽くす。それを
どこまでやれたかが、10年~20年後に結果として出てくる。宮大工は、自分が死んだ数百年後の修理のこと
まで十分意識して建物を造るという。数百年後の宮大工を意識して仕事をする。
以前何かに書いたが、成功の言葉は「練り上げ成す」という。事前の一策を練る事といえる。
(字数の関係でカット12年01月16日)
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1月16日  1969年
9時起床。10時前に大学にいって卒論提出。万歳!これで頭を痛めていた難問をクリアーする。
内容は満足のいく半分のできであった。あれだけ努力をして、内容はこのレベルでしかない。
基礎ができてなかったのだろう。あちこちの文章を切り抜いて、自分の言葉に言い換えただけでしかない。
そこに新しい視点を見つけることは不可能であった。甘さといい加減さが、この内容が物語っている。
以前の自分はもっと自分に厳しかったはずなのにどういうことだろう。
そういえば今日試験があったのを知らなかった。これをとらないと単位が取れないという。
欠席届を出して、後はどうなるか様子見である。一つ大きな心配が増えた。
ゼミの河村と石川と外山と4人で研究室に行き、助手の横浜さんと話をする。
その後、寮に帰りTVをつけると、東大の校舎で反代々木系全学連安田講堂にたてこもって8千人の警察官と
攻防を繰りひろげていた。まるで戦場である。 講堂の屋上からは火炎瓶、空からはヘリコプターが三機もいて
サイリュウガスを撒いている。驚くばかりである。駒村の部屋に行く。彼とは大きな距離を感じる。その後風呂
に行く。その後部屋に帰ってくると、先輩の永田さんくる。先日、飲みに行ったばかりだが、また彼と飲みにいく。
先日よりズット落ち込んでいた。あれだけ強気であった人が、何があったのか弱気なのだ。
もう秘書は辞めて田舎に帰るとか、鼻ー蓄膿症ーが悪くてどうにもならないとか。
 午前一時過ぎに帰って、就寝。