* シネマ観賞
 先週金曜のシネマ観賞は『ワンダー』。 評価が高かったのが動機で、
90〜95点を想定していたが、思いの外85点。 …虐めの描写が甘め。
問題が問題だけに仕方がないが、現実のそれは… 酷く残虐。
 まさか、自分が軟着陸?としても、マイノリティで終わるとは。創業設計の
段階からシェルター完備を30年以上、実行していた為、そのままの自宅の生活に
対し、面白い可笑しなストーリーが独り歩きしているようだが、それらを逆に
愉しんでいる、そのままを、ここで書いきたが、それが、『世間、世人』への
批判に丁度良い題材に…。 一匹狼のライフスタイルが、それを加味し、日々、
是、口実の日々。
  内容(ネット検索)といえば、
【 映画「ワンダー 君は太陽」】
 オギーは生まれつき顔のほおやあごの骨の発達に異常がある「トリーチャー
コリンズ症候群」で、27回もの手術を受けてきた。顔にコンプレックスを抱え、
外出時には宇宙飛行士のヘルメットをかぶっていた。自宅で学習を続けていたが、
小学校5年から学校に通うことに。 オギーは学校で好奇の目にさらされ、
いやがらせを受ける。家族の励ましでなんとか学校に通い、子どもたちもオギー
の人柄にひかれていく… 】

▼ 人は何らかの傷を抱え、それぞれが我身を守るため精一杯生きている。
 平然としているが、傷を狙われる。それも我が身から出た錆、致し方ないが。
最後に残るのは実存だけである。実存主義といえば「サルトル」の名が浮かぶが、
実は「キルケゴール」である。次回のテーマにするが、現在の私に必要な哲理。
「強みを帆を上げ」というが、弱みが先に立つしかない場合がある。
「人生ゲームにおいて、この弱みを活かすカードで、自らの知的、心理的活動こそ、
最大の価値を生み出すことになる」と。まあ、身をもって知った実感故に、この
映画の言わんとすることに共感できる。世間、世人とは、何も考えられない人、
流れに漂う人のこと。逆に言えば、自らの弱みを曝け出せない人。自分自身の
ことになる。
 逆のケースもある。 過って見たことのない加賀美人とクロスしたことがある。
辛そうな顔をして、『相談に乗って?』と。実はこれが怖い、が美しさにつられ、
『昼飯ならいいよ』というと、『彼氏と拗れて…』。勤めていた婦人衣料チェーン
の受付嬢で、トラック運転手が彼氏と…。それが遊び人風で、付きあってるだけで
<危ない女>のレッテルを貼られていた。 同僚が、『俺たちでは、サイズが
合わない!』と… 何のサイズか?人の口は、厳しいもの。『私と、彼は同格?』
 ワンダーとは、見た目では真逆の絶世美人の悩みである。社内食堂のパートの
オバサンから、更に意味深長?な忠告を受け入ていたので、不用意に情に流され
ドロドロの男女の当馬にされなかった… 美人ほど、過去と現在の重荷を幾つも
背負っている。適齢期で、女の職場、月に数回は声をかけられるが、ほぼ二股、
三股目の声かけ。余裕があるから軽く誘ってくる。下手に応じ、男から呼出され
??寸前も。…女は恐ろしい。 相手次第で人生の9割が決まるからそれも当然。
その世界では、二度まで食事に応じるが、三度目はお断りを前もって宣言。
ところが、思いもよらいない相手からも…  その美人さん、そのドライバー
と結婚のため辞めていったが… あれは大変。何が幸不幸か分からない。
「サイズが合わない」とは、言いえて妙の名言? 成るほど、どん底とは、
こういうことかと! <振り向けば泥んこ>。 それも良かった?そこは娑婆。
大鍋には油がグツグツと煮え滾っていた。 成るほど、現状は天国でしかない!

・・・・・・
5223,思いが人生をつくる〜ジェームズ&リリー・アレン
2015年07月03日(金)
       『思いが人生をつくる』〜ジェームズ&リリー・アレン
 アメリカ的成功本のはしりの本。 「人生は考えたとおりのものになる」
良いことを考え、良いことをすれば良い結果が自ずと生じるもの。そして、
逆も。今から思うと、子供の頃から母親が、似たようなことを繰り返し、
私に語っていた。 〜まずはアマゾンの内容紹介より: 
《「心のなかの思考が、私たちをつくっている」アレンの成功哲学は、
シンプルであるがゆえに気づいた人はみな、人生の夢の頂に登っている!
100余年の時を経て、アレン夫妻初のカップリングBOOK。 著者略歴
・アレン,ジェームズ
 1864年英国生まれ。15歳のときに父親が他界。以降さまざまな職業に就いたが、
34歳のとき、思い立ったように毎朝瞑想をするようになる。その後、瞑想から
得たインスピレーションを書きとめ、そのアイデアをもとに19冊の本を出版。
1903年に発表された『As a Man Thinketh』は、当時の世界中の成功者たちに
支持され、今でも多くの人に影響を与え続けている
・アレン,リリー・L.
 1867年英国生まれ。25歳で、当時29歳だったジェームズ・アレンと出会う。
1895年にジェームズと結婚、以降夫の執筆活動を影で支える。
1912年にジェームズが他界したあと、ジェームズ・アレン哲学を世に広める
という使命を悟り、執筆活動を続け、10冊以上の本を出版する
  〜目次そのままが、概要にもなる。
■ 思いはあなたが生みだした子供 〜リリー・L・アレン 
  ・思いはあなたの子供
〜「思い」という私たちの子供たちが人を支配し、世界をも動かしているのです。
  ・恐怖
〜善良で純粋な魂を持つ人にとって、恐れることは何1つないのです。
  ・プライド
〜「知的プライド」は危険ですが、もっとやっかいなのは、
 「スピリチュアルなプライド」です。
  ・疑い
〜すべての人は善であり、誠実だと信じましょう。
  ・誠実
〜誠実になることは、信頼されることです。不誠実は恐怖に満ちています。
 誠実は、恐怖を知りません。
  ・希望
〜「希望」が存在するところには、「健康」「幸福」「純粋」、
 さらには「徳」が存在するのです。
  ・美
〜「美」のみが真理です!そして「美」のみが永遠なる存在なのです
  ・シンプルな法則
〜一度に一つのことだけを考えましょう。心の力を散乱させないようにするのです。
■ 人は思ったとおりの人間になる〜ジェームズ・アレン 
  ・思考と人格
〜人は思考の主人であり、人格の作者であり、状況、環境、運命の製作者なのです。
  ・思考と環境
〜特定の思考を継続すれば、良くも悪くも、その結果が必ず人格と環境に現れます。
  ・思考と健康
〜明るい思考ほど、病を軽くする医者はいません。
  ・思考と目的
〜人は自分の目的を抱き、一心不乱にその達成に前進すべきです。
  ・思考と物事の達成
〜すべての功績は正しい思考の結果なのです。
 それらは同じ法則と手法によって支配されています。
  ・ビジョンと理想
〜あなたが心のなかで賞賛するビジョン、たたえる理想こそが
 あなたの人生をつくり、あなたはそのとおりの自分になるのです。
  ・静けさ
〜真の自制心は力です。正しい思考は勝利です。静けさは力強さです。
▼ <「知的プライド」は危険ですが、もっとやっかいなのは、
「スピリチュアルなプライド」です。> には、ドッキとした。逆と思って
いる節があるからだ。他者をみると解るが、自分となると、それが曇る!
知的も、スピリチュアルも低いから、よりマイナスの人と比較したがる!

・・・・・・
4858,「事業人生を決心して45年」の語り直し ー26
2014年07月03日(木)
   * 15年の準備期間の総括!
 このテーマを書き始めて改めて思うことは、30年間の新潟駅前のホテル
事業そのものより、その準備期間の15年間の方が遥かにインパクトが強く、
どの場面も、私の実力の極限?を超えていた。無心で取組んだ問題の中心点に
立向かい、堪えていると、その能力が何時の間に蓄えられいく。 
その立ふさがった壁、岩盤にこそ、問題解決の糸口が隠されていた。
そのためには、まず立ち向かうしかない。 節目ごとに、それまでの全てを
かなぐり捨て、それまでの実績を一度‘空’にして、立向かう中で、新たな色
(現象)が立ち現れてくる。何も無いと、逆に、自由に何でも取組め、かつ
考えることが出来ることになる。コップの水を一度、空にすればこそ、新しい
水を入れる事が可能になる。3年前の結果が、ベストと実感出来たのは、多くを
失えばこそ、新たな出発が可能になったからだ。これを書いていても、それぞれ
の節目では後悔しても、今からみれば、それはそれで!と、その時の己を容認
するしかない。 15年間の自己配転の繰返しの中で、基礎知識と基礎経験を
積上げた。一に準備、二に準備、三に準備。この結果で最後は終わったが、
これが私の限界、「御覧のとおり、そのまま結構!」である。 これが限界と
本当にいえる程でもないことは、わかってはいる。
しかし、私にとっての限界は、どれもこれも超えていた。
 ・20〜34歳までが完全独立の準備期間。
 ・新潟駅前シリーズ前半15年が50歳で、第二の節目。
 ・最後が65歳、事業人生の最後の節目になる。 
いずれの場面でも、何はともあれ、目先の創業の成果を上げるしかない!
創業は、いや事業は大相撲でいえば、14勝1敗では駄目で、最低でも8勝7休
でなければならない。まずは、真剣勝負の場に、自分を置いて、あとは出たとこ、
しかない。 どの場面でも、順調に枝と幹をのばし、張っている時より、節目
の時節の方にチャンスが隠されていた。白紙に戻して、考えるからだ。極限に
たつと、それまで得た知識、経験の蓄積が表立ってくるため、それらが消化
されるため、「人生に、無駄は無し」になっている。語り直しだからいえるが、
挫折をした下向きの時ほど、上向きへのヒントを拾うことが可能ということ。
それと、両親の愛情を直に受けていたことが、非常に大きい。これは準備以前
のことになる。この辺が、心の芯になる。 それと高度成長の時代も含めて、
全てに恵まれていた。これが下地にあって、この結果にも何ら後悔はない。 
手作りヨットの遊びは、運航も良いが、準備期間が一番、面白い!今だから
こそ言えることだが・・ なかなか、書き直しも

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5953,閑話小題 〜モンテッソーリ教育 −2
2017年07月03日(月)
   ☆ 「整えられた環境」と教員養成 
 この教育法を知り直ぐに思い浮かんだのが、付属の幼稚園、小・中・高校
コースの出身者である。地元では新潟大学にも幼稚園から中学校まで存在する。
付属コース?を歩んできた何ともいえない空気に抵抗感があった。しかし、大学
の付属校の出身者の団結は強かったが、それを極力、隠していた。 というより、
アナザーの学生は認知できなかったのが本当のところ。受験で大きなエネルギー
を吸い取られ上に、格付けされた人達と歴然とした差があった。それは、付属校
の一貫教育で育ぐ組まれていたようだ。明るく、自由で、誠実で、穏やかで… 
一代や二代では、そう人間は変われるものではない。ただし、幼児教育なら別!
  〜前回の「つづき」より〜
≪ モンテッソーリ教育では、子供たちが安心して自由に遊び、作業のできる
 環境整備が重視される。教室が清潔に保たれ、子供の目線で教室を見渡せる
ことにも配慮が求められる。また、モンテッソーリ教育法における教師の存在は、
教室や教具と同様、整えられた環境の担い手の一つと考えられている。彼らには、
教具などを扱う技術や管理する能力も要求されるが、何より子供を注意深く観察
する態度が要求され、各々の子供たちの欲求に沿ってその教育を提供する注意
深さが求められる。また、子供たちの集中時、それを妨げない心遣いや、子供
の自発性を待つ姿勢も養成コースにおける重要な要素となる。
 晩年のモンテッソーリが力を注いだ教員養成方法は現在も世界各国で実践され、
この厳しい教員養成もモンテッソーリ教育の特徴のひとつにあげられる。… ≫
 人並み外れた名前ばかり。ふと気になったのは、モンテッソーリ教育を受けた
日本人の著名人があまりいないこと。その理由は、日本と世界の教育体制の違い
にありました。日本でモンテッソーリ教育を受けることができるのは幼稚園
もしくは保育園のみ。その数は全国で200程度。また、幼稚園(保育園)を
卒業した後は、小学校でモンテッソーリ教育を行っているところはインター
ナショナルスクール以外にほぼないようです。
 一方アメリカでは、モンテッソーリ教育を行っている教育機関は5000かヶ所
近く。幼児期からモンテッソーリ教育を行い、小中高と続く私立校もあるよう
なんですね。その教育方法は、従来型のモンテッソーリ教育ではなく、現代に
合った手法で取り組む「オルタナティブ教育」ともよばれています。そのため、
幼児期を過ぎてからも継続してモンテッソーリ教育に触れることができるわけ
なんですね。しかし日本では、小学校にあがった時点で他人と歩調を合わせる
ことを教えられ、学力だけで偏差値が決められる日本の教育システム。
「好きなことばかりやる」「好きなことを伸ばす」
モンテッソーリ教育を受けた幼児が、日本の教育システムで開花することは
難しいのが現状なのかも知れません。≫

▼ 8人兄姉の末っ子で、放っておかれて育った身と、清潔に保たれた環境の中、
 練られたカリキュラムの元、一貫教育で育てられた差は歴然として当然のこと。
そこで頼れるのは知恵?のみ。「三つ子の魂」。この段階からプログラムを組み
込まなければ、遅いということ? 人は己の知っていることしか知らない厳然と
した事実がある。とはいえ、『それが如何した!』 だが。
『振返えみれば、知らないことばかり!』 しかし、知っていても同じですか。

・・・・・・
5588,閑話小題 〜4日間の東京日帰りツアー
2016年07月03日(日)
  * 4日間の東京日帰りツアー
 家内は、JR東の「4日間乗り放題のサービス」を使った東京日帰り観光
ツアー。初日は単独でルノアール展などに。 2・3日目は義妹と、その娘を
引きつれスポット巡り。 4日目は、再び単独で、最後の締め。
 ネットで、観光スポットの有名店のサーフィンが趣味。10数年も年に
二度も行き続けているため、手馴れたもの 行き帰りの車中で、死んだように
寝ているので全く疲れないという。私と30年近く、秘境・異郷のツアーに行って
いたのと、丸の内に二年の間、勤務していたこともあってか、隣町に行く感覚。 
 この時期、このサービスを使った中年女性の連れの御のぼりが、新幹線と、
観光スポットに満ち溢れているとか。 何事も、「求めよ、さらば与えられん」。
その間、私の夕食は、コンビニ弁当と、録りだめのビデオ観賞の日々。
「どうしよう?」と、時に躊躇する家内に、「行きたいうち、行けるうち、
迷ったら一歩踏み出せ」と、勧める。どの道、直ぐに行けなくなる、行きたく
なくなることが分かっているため。といってうちに、既に10数年も経った。
 でも、この足の軽さは、私にないもの。
 ―――
  * シネマ、評論    http://creepy.asmik-ace.co.jp/
 一昨日のシネマは、『クルーピー 偽りの隣人』を観た。
あまり気持ちが良さそうな内容でないが、監督が黒沢清にひかれて、
これに決めたが、結果、邦画で90点は私として高評価であった。和製の
サイコパスもの、物語は淡々と展開し、徐々に恐怖の底に観客を引きこむ。 
観客は月初めの1日サービスデー(千百円)のためか、平日にかかわらず
100人以上はいたような。
 〜あらすじ
あの人、お父さんじゃありません。全然知らない人です。
隣家の少女の告白 × 未解決の一家失踪事件。二つの繋がりは、
本当に恐怖の始まり――隣人が“何者”か、知ってはならない。
六年前の一家失踪事件を調べる犯罪心理学者。
愛する妻と引っ越した先の隣人は、人の良さそうな父親と、
病弱な母親、中学生の娘。ある日、その娘が突然告げる。
「あの人、お父さんじゃありません。全然知らない人です。」
未解決の事件と、隣人一家の不可解な関係。二つの繋がりは、
本当の恐怖の始まりでしかなかった…。

つれづれに

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 他のブログ
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 今日のYoutube

今朝方のベルギー対日本。惜敗したが、こんなものか。
ランキング3位に対し、62位の日本。今回の決勝リークでは
最下位の実力なら、ここまで頑張ったのだから…

暑さが尋常ではない。







・・・・・・・
・・・・・・・

3751, 閑話小題
2011年07月03日(日)

   ▼ 西鶴人情橋
 図書館で古本の無料配布で貰った10冊の一冊、「西鶴人情橋」を、何気なく手にとって読んだところ、
これが面白い。300頁を毎日1時間半平均で四日で読み上げた。作家は吉村正一郎。初めて聞く名だが、
物語に引き寄せられ、ドップリと吉村の世界に引きずりこまれた。 西鶴と主役の侍を通した江戸時代の
大阪の物語だが、正統派の侍に対比させ、アクの強い西鶴人間性を浮かび上がらせている。
脇役の西鶴が実は主役のところがミソ。 ーアマゾン
で概要をみると・・
俳諧師から草本作家への転身をはかる井原西鶴。亡父ゆずりの豪剣をふるう磯部信十郎。
二人の奇妙な友情を軸に織り成される人間模様の数々。米相場を左右する大坂商人たちの葛藤と幕閣中枢
の暗闘には、謎の美剣士がからむ。―剣あり、恋あり、友情ありの、浪花元禄時代絵巻。第3回時代小説
大賞受賞作。】とあった。
 なるほど小説大賞なら面白いはず。 こういう何気なく読み始めた本を一気に読むことは以前なら、
無理である。最近になって気づいたことだが、会社経営は膨大のエネルギーが取られていたようだ。 
しかし一度、肩から外れると、こんなに楽かと驚いている。 余世に入ったということか! 
10年続けてきた、この随日、もうそろそろ他に切り替えたら?
  ▼ 扇風機が売り場からホボ消えていた
 物持ちの良い我が家の20数年年近く使った二台の扇風機と二台の冷房も寿命がきたようだ。
家内は「使えるものは汚くても、電機代が高くとも、とにかく買い換えない」という思考回路しか
働かない。イメージがわかないのである。そこで一昨日、一人でケーズ電器とジョーシンに扇風機を
下見に行ったところ、何と売り場から扇風機が(数台を除いて)姿を消していた。 クーラは、有り
余るほど展示してあるのに・・・
クーラはエネルギーの節約のおり、勿体ないのだろう。 そういえば、去年の夏も、この冬も、ほぼ
冷暖房を入れたことがなかった。炬燵と厚着に慣れてしまえば、それほど問題はない。この電気供給の
不足問題、消費にとって大打撃。3つの震災で早々に事業を閉めたが、娑婆の方は、これから数年は津波
大荒れになる! 震災の地も含め、現在、倒産の嵐になってない。 私が知る限り有り得ないこと。
この時節に温泉地に誰が行く? 贅沢品、誰が買う? 何か奇妙である。しかし、こんな中、私の現状を
知った上で、家内は、東京通い。あそこまで合理的で無駄がないと、それは、それで納得もする。
  ・・・・・・
3386, 911・考えない・日本人  ー4
2010年07月03日(土)
 「911・考えない・日本人 」林 秀彦 (著)
  * たまたまその日は・・・を取りさってみると ーP/80
 出来事の真相を見極めるのに最も有効な手段は、その起きたことに対する情報の中に、どれほどの
偶然が含まれているかを見極めることだ。偶然が多ければ多いほど、その情報は捏造性が高い。偶然を
取り去れば、残るのは必然要素なのだ。必然には矛盾がなく、偶然には矛盾がある。
 911に関するアメリカ政府の発表した情報には、偶然がギュー詰めになっている。
たまたまその日は……、といった矛盾だ。 どんな小さな偶然でも、それを丹念に取り除いていくと、
必然要素が残る。たまたまその日、二十四時間迎撃体制を取っている戦闘機の発進がニューヨークの
すぐ近くにある米軍基地から遅れた。たまたまその日ブッシュはフロリダの小学校にいた。
たまたまラムズフェルドを含め、ペンタゴンの幹部たちは、直撃されたビルの正反対側にいた。
たまたまその日は貿易センタービルのオフィスには、政府関係者は出勤していなかった。
 しかもたまたまそのビルの中には、CIAやFBIはじめとする政府の秘密情報機関が多く入居していて、
たまたまそこに保管されていた重要な秘密書類は灰儘に帰しった。たまたまその存在が完全に抹殺された。
たまたまアルカイダの幹部は、その日ワシントンにいたし、同じようにたまたまテキサスの別荘
(ブッシュ家のたまたまご近所)にいたビン・ラディンの一家は、他のすべての民間航空機がアメリカ上空
の飛行を禁じられているにもかかわらず、たまたま何機の飛行機を乗り継ぎ、事件直後に国外に脱出した。
 構造学的にも物理学的にも、あの種の外的傷害ではパンケーキ現象でビルが崩壊するすることはあり
えないのに、たまたまああの二棟(及びもう一棟)とも、同様の崩壊現象を起こした。これらは
ロッカーズやポール・トンプソンの著書には、これらの「たまたま」が羅列されている。 
・・・問題は、たまたま彼等を訴えている人々が、無力ということ。
▼ これらの偶然が、あまりに多い今回の事件。 どうみても変だが、マスコミは、それを取上げ
ようとしない。 そういえば真珠湾の攻撃の時も、明らかに情報が漏れていたのに、アメリカは見て
見ぬふりをしていた。あの攻撃で、一番メリットがあったのは、アメリカの公共事業の軍需産業であり、
その情報でメリットを上げた投資銀行である。 株も為替も、その情報を知った上での買いが入って
いたのは、周知の事実である。
・・・・・・・・・
3011,アンカリング効果
2009年07月03日(金)
「世界は感情で動く」 ー6         読書日記
 ー 行動経済学からみる脳のトラップー   
   *アンカリング効果
 船が錨(アンカー)を降ろすと船と錨を結ぶ鎖の範囲し動ごけなくなることからくる比喩で、最初に
印象にの残った数字や言葉に影響されることを言う。店頭で、1万円に赤線を引いて7千円を見ると、
お買い得と思ってしまうことをいう。「本日限り」「女性半額」「先着10人限り」等の、色いろな
アンカーが待っている。我われは、知らないうちに自分でアンカーを降ろしている。 いま一度、
それを点検してみる必要がある。
 アンカリング効果は、偏りや歪みを意味し、転じて偏見や先入観という意味の一種である。
・物事の交渉、売買の判断をする際に、初期判断条件として始めに印象に残った数字(値段)や物
(品質・量)が、その後の判断全体にまで影響を及ぼす心理の傾向を指す。
・アンカーとは、不確実な事象を予測する時に特定の特徴や情報の断片をあまりに重視することを指し、
 最終的な決断、結論までアンカーを過度に注目、意識してしまい決定される事象のことをいう
  ーアンカリング効果として、面白い事例があげられる。
「紙を半分に折り、また半分に折り、この動作を100回くりかえす。そうしたら紙の厚さはどれほど
になりますか?」大多数の人は1メートルくらいと答え、一番大きな数字をあげる人でも、厚さ数十
メートルである。しかし正解は、地球から太陽までの距離(約1億5千万キロメートル)の800兆倍
なのだ。そんなに!と驚くかもしれないけど、計算したらその通りなのだ。「紙は薄っぺらいもの」
という固定概念という脳のトラップに見事に嵌っているのである。 初めてついた仕事しか出来ないと
思い込んでしまう人が多い。これもアンカリングになるのだろうが、人は、その仕事に錨を下ろして
鎖の範囲を決めて、他のことは絶対に出来ないと決めてしまう。私の見る限り9割?の人が、そうである。 
考えてみれば、自分で勝手に思い込んでいるだけのこと。転職や転業は、例えると、ある
箇所に穴を掘っていて、一度そこから出て他に似た穴を掘るのと同じである。それは経験を重ねると
解ること。一見違うようだが扱う対象が違うだけ。それが理解できないのである。そして多くの人は、
その穴から一生出ることが出来ない。人生は誰も同じだが。 カミサンもアンカリングか。 
これは梃子でも動かない。 ったく!
・・・・・・・・・・
2647, アメリカ狂乱 ー2
 2008年07月03日(木)
この本の次期大統領の行方以外のテーマ、アメリカの「偽札事件」の背景を解りやすく
説明している。成るほど、この問題は簡単に片付くわけがない。
 ーその要点をまとめてみたー
実際のところ、アメリカ経済はそれほどおかしくはなっていない。すでに述べたようにこれまでの不況
にくらべると、いまのアメリカには資金があふれている。アメリカの経済専門家はこう言っている。
アメリカには資金がいまや有り余るほどある。企業もふんだんにお金を持っている。うまくいって
いないのは金融システムだ」 この説明はきわめて意味深長である。これまでアメリカは常に資金が
不足してきた。アメリカの人々はお金が入ればすべて使ってしまう。消費がアメリカ経済の六十パーセント
を占めているのだ。だがアメリカ自体が強くて豊かな国であるため、世界の人々がアメリカに資金を
持ち込み、アメリカは資金がないにもかかわらず景気を拡大してきた。 歴史的にみてもこの事実は
明らか。
*1970年代に金本位制度をやめ、円を切り上げさせることによってドル安を実施した。
 実質的なドルのインフレーションによってアメリカ経済は不況を脱し、経済が拡大をした。
*1980年代はレーガンアメリカの国有地をせっせと売ってサウジアラビアなど中東のオイルマネー
アメリカに取り込み、アメリカ経済を拡大した。
*1990年代には、世界に先んじてクリントンがIT革命をおし進め、世界中の資金を集めて
アメリカ経済を豊かにした。
*2000年代、ブッシュは強いドルと土地、住宅バブル政策によってグローバル化した世界の金融界
から資金を集め、アメリカ経済の好況を維持した。 この強いドルと住宅バブルを続けるために
アメリカ政府が必要としたのが、サブプライム債券である。サブプライム債券という言葉が経済用語
として確立しているかどうか分からないし、この問題について経済専門家が明確に説明をしている
わけでもない。 だが政治的に見れば、このサブブライム債券は、ブッシュ政権にとって世界中から
資金集めるのに役立った。「アメリカが偽札で世界をだました」と私が言うのは、このことである。 
その証拠にポールソン財務長官はじめアメリカの財政金融当局に大勢の人間を出しているゴールド
マン・サックスは、MBSをいち早く売り払って難を免れている。かってアメリカは三つ子の赤字と
呼ばれる財政赤字貿易赤字、所得収支の赤字を抱え込んだとき、せっせとドルを印刷をして世界
の人たちに渡した。 受け取った人たちは紙切れになるのではと、心配になったがアメリカ経済が
拡大したためにそうした事態にはならなかった。しかし、アメリカがドルを集めるために使った
サブプライム債権が紙切れ同然になった。次の大統領はブッシュの「偽札事件」の後始末を
しなくてはならない。
 ーーー
ブッシュは、最悪の大統領として歴史に残るはずだ。「アメリカ狂乱」は言いえて妙の言葉である。

・・・・・・・・・
2007年07月03日(火)
 2282, ハンモックを設置! (p≧w≦q)オッ☆ ハァァァァァァ♪
新幹線の座席前においてある通販のパンフレットに結構面白いものがある。
(ただし値段は、ネット上の価格の2?3倍する!)
その中にフレーム付きのハンモックがあったが、2万円近くする。そこでネットで調べたら、
多くの種類が売られていた。コンパクトのものは一畳のスペースがあれば何処にでも設置できる。
フレームの形が舟型をしていて、その中にハンモックを吊るすようになっている。土曜日に注文
したものが送ってきたが、値段は送料込みで5300円。さっそく居間のベランダをサッシでガラスを
囲ったスペース(幅1.5×7メートル)に設置した。そこで寝てみたが、これが非常に良い。
一枚の網にスッポリ包まれ浮遊した感じが、それだけで別世界に移動した感覚になる。大人の揺り
篭といったらよいだろう。この夏、暑さで寝れない時、かなり頻繁に使うことになりそうだ。
ハンモックは一度、旅先で使ったことがあった。ベネゼイラのエンゼルフォールへのキャンプ地に、
エンジン付きの10人乗りのカヌーでキャンプをした時である。
 (字数の関係でカット 11年7月3日)
 
・・・・・・・・・
2006年07月03日(月)
 1917, スペイン画家・堀越千秋ー8 
 「スペイン七千夜一夜」?読書日記 ービバ、ジョ!(俺様万歳!)
「ビバ・ジョー!」という言葉が、スペイン人を表す言葉なら、「世間様(に対して、恥かしい)!」
という言葉が日本人を表わすといってよいだろう。 東洋の島国の湿気の多い農耕民族として割り
切ってみると、その特質も理解できる。狩猟民族や、ジプシーなど放浪の民族では、世間様など
気にしては生きていけない。(仲間内があるか?)最近、国内でも「オイラが大将!」という
言葉が流行ったことがあったが。  まずは、「スペイン七千夜一夜」の一節を、ご覧あれ!
ーー  
誰でも、スペイン人をつかまえて問うがよい。 「あなたは、ふだん誰も口にしないこのひとこと
『ビバ・ジョー』をどう思いますか?」「もちろん」と彼は答えるだろう。「それこそ最も私のいいたい
ことです」と。それは「私は神を信じますか?」にハイと答えるスペイン人より、多いに決まっている。
スペイン人は、初めからまっすぐなつもりで線を引く。それは道理や物理にかなった直線である。
  (字数の関係でカット 10年7月3日)