* 枯れないために
 CQ(好奇心指数)たる言葉に引き付けられた。何ごとにも興味を持ち、仲間を
集い、チャレンジするのは比較的、女性に多い。男は仕事本位でなければ、荒波
の中で生抜いていけないので、好奇心があっても、集中を維持できない。
第二の人生で妻たちの好奇心の圧倒的格差を知り、愕然とする。
  そこで、ネット検索すると… 
≪IQ(知能指数)やEQ(心の知能指数)と並びCQ(好奇心指数)が注目される
・IQとは 知能指数のこと。高いほど知能が高いことを、低いほど知能が低いこと
 をあらわす。
・EQとは、(心の知能指数、「自己や他者の感情を知覚し、自分の感情をコント
 ロールする知能」。
・IQ(知能 指数)にちなんだ新しい知的な精神活動の指数Curiosity Quotient 
(好奇心指数)を 指す。 好奇心が学習や仕事などの精神活動にとって重要で
 あろうこと は、多くの人が経験上、なんとなく気づいている。
目新しいものに興奮しやすい一方で、決まったルーチンにすぐ飽きてしまう。
独創的なアイデアを思いつくが、反体制的になりやすい。
もちろん賢いことは重要だ。でも知的好奇心のほうがもっと重要だ。
 グーグルで成功する人は、すぐに行動を起こしたがる傾向がある。
グーグルが従業員に贅沢なまでの快適なオフィス空間を提供するのは、オフィス
空間が従業員の創造性に大きく影響を与えることを熟知しているからだ。
一つのことを最短で答える能力であるIQから、一つのことからたくさんの
ことを連想する創造力であるCQの養成へ、教育もシフトしていくべきだ。
CQは自分自身の努力で高めることができる。IQは生涯かけても変わらないかも
しれないのに対して、感情や好奇心は発達させることができる
出典:<IQの高さより大切なのは「ICE」 ライフハッカー[日本版]> ≫

▼ この随想日記で一日一テーマを17年間、続けてきたが、問題はテーマ探し。
 これは常日頃から好奇心を持ってネタ探しをしなければならない状況になる。
自分の為の備忘録、アイデアノートとしても、第三者に公開するため、面白く、
何かしらプラス!に… というサービス精神が働く。とすると、当り前の内容
では、自分の心に残らないし、価値がない。常に何か新奇なテーマの影に追い
かけられることを良しとするかどうかの問題になる。その緊張感も慣れると、
中毒になる。常に、頭を空にして網を張っておかないと、好奇心を煽るテーマ
は出てこない。その為には、「快適な空間」と、「快適な心的状況」が必要。
 一応、知的な精神活動の継続が、成るほど、IQを高めているのか!
成るほど、毎日が面白く刺激的なのは… また手前味噌の話で終わる?
逆に、この結果、EQ指数が減退していたような。 そういうこと!

・・・・・・
4694, 知恵と、教養と、知性の違い
2014年01月20日(月)
ー人生は65歳からがおもしろいー河村 幹夫 (著)
  * 知恵と、教養と、知性の違い
 この本には、なかなか含蓄ある内容がある。ーその幾つか書き出してみるー
・ シニアこそ、教養と教育が必要! 教養とは「今日、用がある」 
  教育とは「今日行くところがある」
【 これは、面白い。40年少し前になるが、勤めていた会社の人事課長を揶揄
 して「今日行くか」が来たぞと誰かが言った言葉を思い出した。「教養が無い」
 は「今日用が無い」と、学問を疎かにすること」と定義づけていた。「シニア
 は特に、自分から何かを探して実行をしなくてはならない!」ということ。
・ ー知恵と、教養と、知性の違いとはー
 知恵とはー「(知識・情報+経験)×思考 =知恵」 
 教養とはー「人間の生き方のもっとも深い部分に存在し、人間の原点になり、
       人間性を律する基本となるべきもので、すぐれて個別的なもの」
 知性とはー「教養を感性でくるんだもので、教養×感性=知性と表現できる、
  なお一層個別的なものであり、何人も簡単に到達できない高次元の精神性」
 ▼ 著者は、この3つをを意識的に区別して自分のレベルを知ろうと
   努めている、という。
  ☆ 知恵は、自らを土壇場に置かないと出てこない、ある意味、
   神の領域から出てくる偶然、霊感的要素がある。
  ☆ 教養は、「学問、幅広い知識、精神の修養などを通して得られる創造的
   活力や心の豊かさ、物事に対する理解力。また、その手段としての学問・
   芸術・宗教などの精神活動」とある(ネット辞書)。これは長年かけて
   積み上げた結果の精神状態。良い文学を読み、より美術品に触れ、崇高な
   音楽を聞き、大自然に触れて精神を高める結果にある。
  ☆ 知性は、「(1)物事を考え、理解し、判断する能力。人間の知的能力。
   「豊かな―の 持ち主」「現代を代表する―」 (2)感覚によって得られた
   素材を整理・統一して、新しい 認識を形成する精神のはたらき」とある。
   これらは、人間の深い精神レベルの核の部分のもの。その点、これらは
   年齢とともに熟成していくため、人生を楽しむに、必要条件の大きな
   ベースになる。だから、ライフワークを若い時から持っておくべきである。
   ライフワークは、それらを具体的に求める趣味である。この3つの区分は、
   自分の程度を図るに明確にしておくべき『知識』になる。
・・・・・・・・
5423,人生で最も大切な技術 ー? 心の内側を熟視する
2016年01月20日(水)
        『幸福の探求―人生で最も大切な技術』マチウ リカール著
  * 幸福に関する名言 〜心の内側を熟視する
 ここで、無知からの脱出の方法として内観がある、という。その方法は
「分析」と「瞑想」。とすると、私の夜半の半睡の4時間が「瞑想」に近く、
この随想日記の完成のプロセスが「分析」に近いから、夜半から早朝にかけて
毎朝、内観をしていることになる。 幸・不幸は、現実に対する光の当て方、
内側の問題になる。心の熟視は、熟年の楽しみの一つ。 〜その辺りから〜
≪ どのような探求の仕方であろうと、それを喜び、義務、情熱、満足の
 うちの何と呼ぼうと、幸福こそが人間の目指す最大の目標ではないだろうか。
アリストテレスいわく、
「幸福は人間の唯一の目標である。人間は常に幸福そのもののため幸福を選択
するのであって、何か別のもののための手段として、それを選択したりしない。」
それに異論を唱える人は、自分が何を望んでいるかを実際にわからないだけで、
幸福という言葉を使わずにそれを求めているに過ぎない。数々の障害を乗り越え、
最終的に価値ある目標を達成するときの満足感は、疑いもなく本当の幸福
「スカ(安楽)の一つの側面が反映された状態といえる。
 それは、自分が内面的に調和していると感じさせてくれる。
苦悩や苦難は「自己鍛錬」に繋がる、と信じこんでいる人が、自分の「義務」を
立派に果たす場合でも、自分または人類全体の不幸を培養しようとは望まない。
こうした至福感を手に入れる方法を誤認するのは悲劇的である。
 無知は、向上心を歪める。
 チベット密教の高僧トゥルンバは、無知についてこう説明している。
「無知は愚鈍とは関係がない。無知とは、ある意味で非常に知性が高い、
ただ、その知性が、あるがままの現実の姿を単純に捉えずに、専ら自分の
固定観念に反応する方向に向いているとき、それは無知と呼ばれる」。
 仏教辞典で、無知は、あるがままの現実を認識することができず、幸福と
苦悩を左右する因果の法則があることも理解していない状態、と定義される。
例えば、最善の世界を築きたいだけ、と主張して民族浄化を支持する人たちは、
自分たちの憎悪が正当化できると確信している。利己的な衝動を満足させる
ためなら、死や破壊の種をばらまくことも躊躇しない、という連中は、それが
まったく理屈に合わず、不健全な考え方であっても、自分たちの行為が一定の
満足感をもたらしてくれると期待している。
 悪意、妄想、侮辱、傲慢などは、純粋な幸福を手に入れる手段にならない。
にもかかわらず、残酷で、妄想に取りつかれ、独善的で、思い上がりの激しい人
は、物事の本質をまったく気づかないまま、突然に向きを変えてみたりしながら、
ただ闇雲に幸福を追求しようとする。耐え難い心身の苦痛にけりをつけようと
して自殺する人は、ただ幸福を求めて破れかぶれの行為に及んだだけである。
 こうした根本的な無知からどうしたら抜け出せるだろうか。
唯一の方法は、誠実に真剣に心の内側を熟視することである。
この内観には、分析と瞑想の二つの方法がある。分析とは、自分の苦しみと
自分が他者にもたらした苦しみを、あらゆる角度から明確かつ整然と評価する
ことであり、どの考え、言葉、行為によって痛みが生じたか、反対に精神的
健全性がもたらされたか、を理解する作業を伴う。手始めとして、自分の在り様
と自分の行為に何らかの問題がないか、ということを探求し、続いて、自己変革
への燃えるような願望を抱くことが望ましい。
 瞑想的アプローチでは、混乱した思考に飲み込まれない状態をほんの少しの間
保ち、心の奥底にある願望の正体を見つけるために、心の内側にひろがる景色を
静かに眺める、という作業をする。人によって瞑想は、快楽の醍醐味を一つ一つ
味わいながら、一瞬一瞬を激しく生きる生き方に繋がることがある。
あるいは、家族、社会的成功、レジャー、またはささやかながら苦しみない
人生、等の目標達成の手段にする場合もある。残念ながら、こうした願望達成
の瞑想はどれも未完成に終る。≫
▼ 行蔵を取り出し、支点を変え眺め直すと、その時点では思いもよらない
 気づきがある。それぞれの場面で、知っている範囲でしか、理解できない
のである。そう、それは現時点の私にも、他者にもいえる。独りになりきり、
分析と瞑想こそ、最も重要になる。〜また偶然だが、以下の内容が丁度良い!
この年齢になって、何にも分かってない自分に、毎朝、気づくのも辛いもの!
・・・・・
4327, 10年日記も最終年
2013年01月20日(日)
 十年日記を書き始めて10年目。1ページに上から4行分に仕切られて、
 10年分書けるようになっている。10年分が一目で俯瞰できるので、
 なかなか面白い。具体的な内容を書き込んでいるので、その時々が分かる。
2004年1月20日(火) 万代のダイエー紀伊国屋ソフマップに、第三の長期
         滞在用の部屋の備品探しにいく。第三の二つを一つにした
         部屋の一つの出来上がりが不満。
2005年1月20日(木) 昨夜半に、独り布団の中で、一日の出来事をイメージで
         再現してみる。意外と憶えていないもの。その後眠って
         しまったが、多くの夢をみる。 脳は複雑で繊細である。
2006年1月20日(金) 昨夜、長男から、お返しの贈り物と相手の私に関する感想
         の電話報告が入った・・ 学生時代の合気道の師範の生活
         救済の以来の10万円を振り込む。私らしくないが必要なこと。
2007年1月20日(土) 昨夜は午前二時まで飲む。朝は8時過ぎまで寝てしまった。
         騒ぎすぎた為、まだ疲れが残っているが、随想日記に気持ち
         を集中する。 外は天気だが、一歩も外出はなかった。
2008年1月20日(日) 昨夜、パソコンが不調。しかし朝になると元に戻る。
         積雪のため昼、長岡駅セゾンの一周ウォーキング。
2009年1月20日(火) 昨夜は新潟駅前の大橋で「一六会」。8名出席。その後、
         駅南6Fのスナックと沼垂のスナック街へ。新館に泊まる。 
         今週の宿泊予約を見ると、良くない。 オバマが新大統領に。
2010年1月20日(水) 家内は義妹と東京へ。8時過ぎに家を出る。通勤途中の
         長岡駅文芸春秋を買う。学生時代の友人の鈴木さんから電話。
         合気道の黒岩先生が亡くなった。21日に通夜、22日に本葬。 
         私は、欠席にする。
2011年1月20日(木) 9時半に免許証書換え。眼の検査、辛じて合格。
         山田電器に立ち寄り12時半〜16時半、防火管理者講習。
2012年1月20日(金) 回転寿司で昼食後、シネマ「マイウェイ」
        (12時5分〜14時半)をみる。これが大当たり。
         その後、サンライフのジムで50分運動後、帰宅。
▼ 書き写していて、全ての日が浮かび上がってくる。書いた範囲だけだが、
 具体的に書き残しておく価値を実感する。全く書き残してなかった空白の
時期が、あまりに勿体ない。千葉・千城ビルの立ち上げの日々とか、実家の店を
死に物狂いで立ち向かっていた日常を書いていたら・・ 忘れることも大事だが。
2011年までは事務所にこれを置いていた。土日分は月曜日に事務所で書いたもの。 
今日も家内が毎年恒例の割引セールの新幹線で義妹と東京へ。三年前と同じだ。
  9年前の2004年には売上減対策で、第三・シングルインを長期滞在用ホテル
にする様子が窺われる。記録は記憶!である。
 ・・・・・・
・・・・
5789,閑話小題 米国新大統領就任
2017年01月20日(金)
   * さて見もの
 今日、トランプが新大統領に就任の予定だが、見もの。アメリカの白人層に
とって移民に対し食傷気味なのは解らないでもない。今日のデモがどうなるか?
マスコミはスキャンダルを掘り起こすだろうし、ロシアの犯罪モドキ?陰謀説を
書き立てる。それに加え、暗殺の危険もある。移民の国で、自分の両親も移民
なのに、それを露骨に否定するとは… 要するに「ゲルマン系白人を優位を、
前提にしよう」という単純な発想。で、彼らの不満を煽り建てたキャンペーンの
裏に、アメリカ分断を狙うロシアのプーチンの策謀が加わった結果が、これ。
アメリカの民度は、これ程低いと! 70歳のトランプも今さら、性格は変える
ことが出来ない。「過去を忘れても、過去は忘れない」の格言が、そのまま、
問題として現れ出てくることになる。70歳ともなれば誰にも当てはまる道理? 
それが、大統領となれば、ことは穏やかでは済まされない。
この中にあって、経営者にとって毎日がスリルとサスペンスの日々になる。
世界のトップが、「?」とくれば、ある日、目が醒めたらブラックスワンが数羽
舞っている? イギリスの前首相が、自ら保身のため、「EU存続か、離脱」の
国民投票に打って出たため、長年かけたEUが、今では存続の危機に立っている。
このレベルの決断は、有識者が議会で充分討論をして結果を出すべきで、ズブの
素人の判断に委ねるべきでない事案。直接、国民に判断してよい問題と、悪い
問題がある。その最悪の事態がトランプの選出。それも、KJB出身のプーチン
に手を突っ込まれた劣悪の選出となれば、国家は真っ二つに割れて然るべし。
 クリントン一家と、ブッシュ一家の権力のパスに辟易としていた国民が、根本
から国家戦略の大転換を求めるのは解らないでもないが、それが経済恐慌、勃発
的世界戦争に至らなければよいが。オバマも「何を自分は今までしてきた?}と、
思い悩んでいるのだろう。「白の心、黒知らず」いや、「黒の心、白知らず」か。
よく見れば、こんなものだろう。 有色、中でも黄色の時代が、今後の趨勢か。
今の黄色は中は真っ白とくるから、何が何だか分かりません。
・・・・・・
5059,花嫁への3つの母の教え 〜?
2015年01月20日(火)
  【本日「いいかげん」日和 〜楽しく生きる一日一話】
                      ひろさちや(著)
 これまた面白い本である。 ーまずは、アマゾンの内容紹介よりー
< 幸せは、血眼になって探したって見つかるはずありませんよ。
 幸せになろうと頑張りすぎて、逆に不幸になっていませんか?年がら年中、
笑顔でゆったり人生を楽しむための知恵を、一日一話でやさしく紹介。
わたしは、日本人の民族性は、季節の移ろいと無関係ではないと思います。
ものすごい暑さのあとにやってくる秋を喜び、厳しい寒さのあとにくる春を
楽しむ。それが、「いいかげん」だと思います。ゆったりとじっくりと
「ほどほど」を楽しむ。そういう民族性が日本人の血の中に流れているのでは
ないでしょうか。そして、その「いいかげん」は、仏教の「中道(ちゅうどう)」
につながるものです。中道というのは、決して中途半端ではありません。
極端を避けて、ほどよいところ、いいかげんをゆったりと楽しんで生きる。
それが仏教の教える中道の精神です。もう一度、「いいかげん」精神に
もとづくゆったりとした生き方を取り戻しましょう。(「はじめに」より)>
  * 花嫁への3つの母の教え  
 一日一話の、楽しく生きる寓話などの話題をランダムに抜粋してみる。
 まずは、『賢愚経』というインド仏教経典にある話。お少し堅い話だが・・
≪ 結婚式の前夜、花嫁に教えた母親の三つの心得。
 一つ、いつでも美しい着物を着ているように。
 二つ、毎日、おいしい物を食べなさい。
 三つ、絶えず鏡を見なさい。
これを立ち聞きをしていた大臣の花婿の父親はびっくした。
こんな贅沢な嫁は心配だが、もう取り消しがきかないため、翌日、
結婚式が行われた。 ところが嫁は、いっこうに贅沢をしない。
 着物は質素、食事はつつましく、鏡もあまりみない。そこで大臣は嫁に聞くと、
美しい着物は、いつも洗濯をした綺麗な着物の意味。美味しい食事は、働いた後
の食事は「おいしい」の意味。鏡を観なさいは自己反省という意味だった。≫
▼ 現代では、低価格のユニクロの服を選び、外食はサイゼリアで、観劇は
 テレビで抑えなさいというところ?考えてみたら、3つの教えは戒老でもある。
ところで母親の3つの教えは何だったろう? 『 常に新しいことに挑みなさい。
許しなさい。今日一日楽しみなさい。』・・ それと、卑しい人を避けなさい。
・・・・・・
3952, 閑話小題
2012年01月20日(金)
    * ロボジー ーシネマ感想
 この映画、爆発的当たりという。現在売れっ子の矢口史靖監督の最新作。 
軽い乗りのコメディだが、何か老人問題も含め近未来の私たち世代の姿として、
考えさせられた。科学の最先端のロボットに、窮余の一策として老人を中に
入れてロボット博に出展させたが、その中の老人が思惑を超えたパフォーマンス
で日本中の話題になるが、だんだん怪しまれて・・ 
独り暮らしの少し不機嫌な哀愁のある老人を、往年のロカビリー歌手の
ミッキー・カーチスが演じているが、それが当たり役。無機化したロボットと
孤独な老人の組み合わせの妙が物語を面白くしている。一つ間違えば詐欺に
なってしまう瀬戸際で、最後は何とか落ちがついている。評価は80〜85点。 
年末年始の映画は私の見たいのは少なかったが、また面白そうなのが目白押し。 千
円だから気楽に行ける。これもサバンナの世界か ○ ストーリー 
【「ウォーターボーイズ」「ハッピーフライト」の矢口史靖監督がロボットを
 題材に描くオリジナルのコメディドラマ。弱小家電メーカー・木村電器で働く
小林、太田、長井の3人は、企業広告を目的に二足歩行のロボット「ニュー潮風」
を開発していたが、発表直前に不慮の事故でロボットが大破。その場しのぎで、
一人暮らしの頑固老人・鈴木にロボットの中に入ってもらうことにする。
しかし、鈴木の勝手な活躍によりニュー潮風は大評判になり、たちまち世界中
から注目を浴びてしまう。ミッキー・カーチスが「五十嵐信次」名義で主演し、
ロボットおたくの女子大生役で吉高由里子が共演。ロボット開発を担当する
3人組に濱田岳川合正悟チャンカワイ)、川島潤哉。】評価 ★★★★☆
   * 大相撲初場所
 大相撲の初場所が始まったが、この数年、賭博事件や、八百長事件などで
大相撲も人気が落ちるところまで落ちていた。その中で、幕下、十両に日本人
の若手の面白い力士が出てき始めてきた。恐らく、この中に大関横綱が出て
くるはず。これは久々のことである。学生相撲出身で入門以来、4場所負け
知らずの27連勝で、あと一勝をすれば、一敗もしないで関取になる初めての
力士がいる。もし勝てば100年来、初めてという。また18歳〜23歳にも
何人か相撲力の強いのがいる。しかし有望力士が怪我のため、何時の間に並み
の力士で終わってのを多く見てきた。しかし今年から数年は新旧入れ替えで
面白くなる。それと分からないように外国人力士の数を制限すべきである。 
ハングリーの、骨格が違うモンゴル、東欧出身者に日本人が勝てるわけがない。
今さら、外国人を締め出すことは不可能なら、入門制限をするしかない。 
とはいえ日本人になり手がいない。 
・・・・・・・・
3587, 東京ウォーク
2011年01月20日(木)
 * 無料カフェ
 JR東の三日間乗り放題は主婦の間に好評のようだ。
家内は「三日間乗り放題1万2千円」で、三日連続の東京通い。二日間は妹と、
三日目は一人で銀座と六本木の名所とか。まず行くところは銀座に去年10月
にできた御煎餅屋の無料カフェ。家内曰く「去年に行った時もタダだったが、
今回は煎餅が100円と200円。しかし客はコーヒーだけの人が多い。
去年はホームレス風が多く、店に貼紙に『不潔な服装の人、お断り』とあったが、
有料化のためか、少なくなっていた。」最近、鰹節屋がコーヒー、オニギリ
無料のカフェを出したとニュースにあった・・  
煎餅にしろ、鰹節などで話題になれば、下手な広告を出すより効果は出る。 
現に家内は、まず、そこでコーヒーと煎餅を食べてから銀ブラに出ている。 
昼は、丸ビルの上階で2千円のランチを食べ、16時の新幹線で帰路につく。
こういう話を私の知人に話すと、「実を言うと家内も・・ 」となる。 
その割引に合わせて首都圏に住む子供や孫に会いにいくとか、歌舞伎、美術館
廻りにいくプランを立てている。「ウォークプラス」というブログがあり、
「おでかけニュースランキング」まである。 地元の温泉でノンビリするより、
一歩外に出る方が疲れがとれるはず。帰ってきた時の活き活きした顔を見ると、
非難もできない。「あなたの飲み代は、何よ」の殺し文句もあるが!
飲み屋ウォークより健全のことは確かである。 昼は上野の博物館や出光美術館
などを廻り、夕方は浅草あたりの居酒屋ウォークをして最終の新幹線で帰って
くるのも面白そうである。新幹線は、地方経済と社会の活性化を狙って出来たが、
地方の思惑と違って、東京の一極集中に拍車をかける結果になっている。
これをストロー効果というが、ますます、この傾向はすすむ。
全国銘酒・試飲居酒屋ができないものか!

つれづれに

イメージ 1

他のブログ
http://www.enpitu.ne.jp/usr5/54909/
http://horii888888.toypark.in/cgi-bin/s_diarys.cgi
http://d.hatena.ne.jp/horii888888/archive

 

今日のYoutube

 昨日のシネマは、『ジオ・ストーム』をみる。 評価:85点
  帰りに図書館により、10冊の借り換え。
 



・・・・・・
・・・・・・

3952, 閑話小題
2012年01月20日(金)
    * ロボジー ーシネマ感想
 この映画、爆発的当たりという。現在売れっ子の矢口史靖監督の最新作。 
軽い乗りのコメディだが、何か老人問題も含め近未来の私たち世代の姿として、
考えさせられた。科学の最先端のロボットに、窮余の一策として老人を中に
入れてロボット博に出展させたが、その中の老人が思惑を超えたパフォーマンス
で日本中の話題になるが、だんだん怪しまれて・・ 
独り暮らしの少し不機嫌な哀愁のある老人を、往年のロカビリー歌手の
ミッキー・カーチスが演じているが、それが当たり役。無機化したロボットと
孤独な老人の組み合わせの妙が物語を面白くしている。一つ間違えば詐欺に
なってしまう瀬戸際で、最後は何とか落ちがついている。評価は80~85点。 
年末年始の映画は私の見たいのは少なかったが、また面白そうなのが目白押し。 千
円だから気楽に行ける。これもサバンナの世界か ○ ストーリー 
【「ウォーターボーイズ」「ハッピーフライト」の矢口史靖監督がロボットを
 題材に描くオリジナルのコメディドラマ。弱小家電メーカー・木村電器で働く
小林、太田、長井の3人は、企業広告を目的に二足歩行のロボット「ニュー潮風」
を開発していたが、発表直前に不慮の事故でロボットが大破。その場しのぎで、
一人暮らしの頑固老人・鈴木にロボットの中に入ってもらうことにする。
しかし、鈴木の勝手な活躍によりニュー潮風は大評判になり、たちまち世界中
から注目を浴びてしまう。ミッキー・カーチスが「五十嵐信次」名義で主演し、
ロボットおたくの女子大生役で吉高由里子が共演。ロボット開発を担当する
3人組に濱田岳川合正悟チャンカワイ)、川島潤哉。】評価 ★★★★☆
   * 大相撲初場所
 大相撲の初場所が始まったが、この数年、賭博事件や、八百長事件などで
大相撲も人気が落ちるところまで落ちていた。その中で、幕下、十両に日本人
の若手の面白い力士が出てき始めてきた。恐らく、この中に大関横綱が出て
くるはず。これは久々のことである。学生相撲出身で入門以来、4場所負け
知らずの27連勝で、あと一勝をすれば、一敗もしないで関取になる初めての
力士がいる。もし勝てば100年来、初めてという。また18歳~23歳にも
何人か相撲力の強いのがいる。しかし有望力士が怪我のため、何時の間に並み
の力士で終わってのを多く見てきた。しかし今年から数年は新旧入れ替えで
面白くなる。それと分からないように外国人力士の数を制限すべきである。 
ハングリーの、骨格が違うモンゴル、東欧出身者に日本人が勝てるわけがない。
今さら、外国人を締め出すことは不可能なら、入門制限をするしかない。 
とはいえ日本人になり手がいない。 
・・・・・・・・
3587, 東京ウォーク
2011年01月20日(木)
* 無料カフェ
 JR東の三日間乗り放題は主婦の間に好評のようだ。
家内は「三日間乗り放題1万2千円」で、三日連続の東京通い。二日間は妹と、
三日目は一人で銀座と六本木の名所とか。まず行くところは銀座に去年10月
にできた御煎餅屋の無料カフェ。家内曰く「去年に行った時もタダだったが、
今回は煎餅が100円と200円。しかし客はコーヒーだけの人が多い。
去年はホームレス風が多く、店に貼紙に『不潔な服装の人、お断り』とあったが、
有料化のためか、少なくなっていた。」最近、鰹節屋がコーヒー、オニギリ
無料のカフェを出したとニュースにあった・・  
煎餅にしろ、鰹節などで話題になれば、下手な広告を出すより効果は出る。 
現に家内は、まず、そこでコーヒーと煎餅を食べてから銀ブラに出ている。 
昼は、丸ビルの上階で2千円のランチを食べ、16時の新幹線で帰路につく。
こういう話を私の知人に話すと、「実を言うと家内も・・ 」となる。 
その割引に合わせて首都圏に住む子供や孫に会いにいくとか、歌舞伎、美術館
廻りにいくプランを立てている。「ウォークプラス」というブログがあり、
「おでかけニュースランキング」まである。 地元の温泉でノンビリするより、
一歩外に出る方が疲れがとれるはず。帰ってきた時の活き活きした顔を見ると、
非難もできない。「あなたの飲み代は、何よ」の殺し文句もあるが!
飲み屋ウォークより健全のことは確かである。 昼は上野の博物館や出光美術館
などを廻り、夕方は浅草あたりの居酒屋ウォークをして最終の新幹線で帰って
くるのも面白そうである。新幹線は、地方経済と社会の活性化を狙って出来たが、
地方の思惑と違って、東京の一極集中に拍車をかける結果になっている。
これをストロー効果というが、ますます、この傾向はすすむ。
全国銘酒・試飲居酒屋ができないものか!


・・・・・・
3222, フリー -2
2010年01月20日(水)

 「 フリー <「無料」からお金を生みだす新戦略> 」 
                             クリス・アンダーソン著  
 著者がいう「アトムはビットに比べれば、フリーへの速度が遅いだけ」としたら、大変なことになる。
一つデジタルカメラを例にとると、カメラの本体は、大して変わらないとしても、その機能は無制限に
アップしていく。三年もしたら、数倍の機能が良くなる。更にビデオ機能もつくものも出てくる。 
デジタルのため圧縮をすれば幾らでも付け加えることが可能になり、カメラ機能は限りなく向上可能。
ということは、時間の経過と同時に、それまでのカメラの値段は、値下がりを続けることになる。 
デジタル化はネット社会を更に推し進める力が働く。ネット社会は地球上に別世界が出現したと見ると
分かりやすい。 その上に、これまでの世界に優先し始めたのである。 
先ほどのカメラを例のようにビットの世界で、無料化が始まり、それが加速しだしたというのである。 
それは、これまでの現実社会の無料化への方向化を推し進めることになる。最安値に平均価格が押し
やられる圧力が加わる。現在の世界経済の混乱や、貨幣制度の根本的問題は、この辺が原因になる。
私の買う本の過半数以上はアマゾンの古本。 アマゾンのネットを通して売り主から直接、送られてくる。
その中で一円というものがある。 送料340円の手数料が利益になるのである。
 アメリカで書籍専門の端末機器が発売され爆発的に売れ出した。 最後の聖域の紙というアトムに
印刷された書籍がビットに移行が始ったのである。 したがって書籍の無料化の方向(値崩れ)は時間
の問題になった。今の若い人は、新聞を読まなくなった。ネット新聞を見ていれば読む必要はないのである。
映画も、版権の過ぎたものがDVDで80枚1万円で通販で販売されている。 ほぼ無料である。それらは
図書館に行けば、その殆んどを無料で借りることが出来る。さらに大型パソコンでみれるコーナーもある。
 面白いのが、中古品の無料提供のサービス。 アメリカで始ったものだが・・・・   
                                       ーつづく
 ・・・・・・・・
2847, 不況景色 -8
 2009年01月20日(火)
*どうもこうも、アメリカの金融株の下落が止まらない。 シティが3・5ドル、バンカメが7.2ドルと、
 今年に入って50%も値下がりした。 先週末にはシティが解体プロセスに入ったというニュースが流れ、
 バンカメが200億ドルの資本注入、そして1000億ドルの与信枠を政府から与えられた、という。
 投資銀行の消滅の後は、アメリカのトップクラスの規模の二社が崩壊寸前というから、ことは重大である。
 更にビッグスリーを救済するというから、アメリカは何をやらかすのだろう。
*この円高と金融恐慌の結果、昨年の一人当たりの名目GDPが、・日本 19位から9位 
 ・英国 10位から18位 ・アイスランド 3位から19位 に下がったという。
 といって、何も変わっていないのである。金融立国が自滅しただけのこと。
 あと数年もしないうちに日本は20位以下になるだろうし。 
 ちなみに、一位はルクセンブルグ、 二位はノルウェーで一昨年と変わらない。それにしても、
 僅か4ヶ月で世界は一変してしまった。 
*17日の土曜日の日経の朝刊で、デビット・スミック(ジョンソン・スミス・インターナショナル会長)
 は、バブル崩壊について、「いくつものバブルが相次いで破裂しつつある。あえていえばサブプライム
 たった1兆5000億だ。クレジットカードが2兆5000億ドル、新興国向け与信は4兆から5兆億ドル。外国為替
 デリバティブと破綻リスクを保証するクレジット・デフォルト・スワップは各50兆ドル以上などを合わ
せればバブルは全世界で200兆ドル以上になる。10%が吹きとんだとしても20兆ドルだ。」と語っている。 
更に欧州のユーロはどうかというと、「ユーロ自体が非常に過大評価を受けている。欧州の金融機関の
新興国向け与信が、関心の的になっている。とりわけ中東欧諸国の債務不履行が時限爆弾になっている。
また中南米向けにはスペインの与信が積みあがっている」
「中国についても、社会と政治へのバブル破裂の懸念がある。中国は経済が落ち込むたびに、社会が混乱に陥る。
1950年代の大躍進後に、60年代の文化大革命とその後の混乱があり、89年には天安門事件が起きた。
今また輸出主導の経済発展が行き詰っている。中国積みの船は空っぽで、在庫の山が積み上がっている。
政府は景気刺激に躍起だが、90年代の日本を見ても功を奏するとは思えない。年率8~8・5パーセントの
成長を前提にしているが09年には5パーセント程度に鈍化しかけない。中国経済は弾みに支えられており、
いざという時の社会的な安全装置がない。世界全体にとってアメリカはここ何十年か『最大の買い手』だった。
そのアメリカが困難に陥り、輸出主導の新興国も揺らいでいる」と語っていた。
 -まあ、その通りであるが、中国も、欧州も、日本もザマ~ミロという感情だったが、
気がついてみれば、そのアメリカより、直接の被害が結果として大きくなるのである。
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2008年01月20日
2482, イプセンの「人形の家」
   |* ̄o ̄|お|* ̄O ̄|は|* ̄。 ̄|よ
「考えないのは人形でしかない!」グサリと胸に突き刺さる言葉である。目の前の相手に、そして信頼
している人に、判断を委ねるしかない人は人形でしかない! これをイプセンが「人形の家」で、言いた
かったことである。 人間は何故、考えることから逃げるのだろうか。それは責任を負いたくないからである。
責任を負うということは判断をするため考えなくてはならないのである。それを放棄した人間は人形でしかない。
ノルウェーの作家のイプセンの「人形の家」で、主人公のノラは、夫のヘルメルに、次のような言葉を語る。 
(この言葉が婦人解放運動の原点になる)
ー「あなたはわたしに対して、いつも大変親切にしてくださいました。でもわたしの家庭はほんの遊戯室に
すぎませんでした。私は実家で父の人形っ子だったように、この家ではあなたの人形妻でした。そして
あたしが子供たちのお相手をして遊んでやりますと、みんなが嬉しがるように、あなたがあたしの相手に
なって遊んでくささると、あたしも嬉しがったものです。これがあたしたちの結婚生活だったんですよ、あなた。」
 この言葉の前に、夫に「お前は、この家に来て幸福じゃなかったのか?」と聞かれて、「ちっとも幸福では
ありませんでした」と女主人公のノラは答えます。「ただ面白かっただけです」と言う。ー
誰も自分の頭で考えることは責任を伴うことを知っている。だから、責任から回避するために考えないことを
選択するのだ。それが目先だけを生きる知恵として、自分の首を絞めていることと分かっていても、判断から
逃げようとする。だたただロボットのように同じことを繰返すことに、二十日ネズミのように、輪の中で走る
ことに全エネルギーを注ぐ。これが人間の真の姿といってよい。そして、人生の終わりになって初めて己の
その無駄な姿に気がつくのである。 ところで、昔、広田三枝子の「人形の家」という流行歌があった。
なかにし礼の作詞だが、考えない馬鹿(愛らしい)な女の悲哀を歌ったのである。
「大衆は考えない人間」を総称した言葉?。 だから、こういう歌ができるのだ。
ノラの正反対の生き方、考えない、責任から逃げ回っている人間の。
                   ・ω・】ノ  ホナ!

                      b(^o^)ノ バイ!
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  2006年01月20日(金)
 1753, 愛のアフォリズム -1  ヾ(´・ω・`)ノオハヨウ                    
アフォリズムとは、気の利いた名言・格言をまとめたもの-箴言集-という意味。
格言や、哲学者や作家の著作などから、恋愛に関する言葉を集めてある。
どれをみても捻った言葉で満ちている。一言一言が深く身に沁みるというと
誤解されるから、心に響くといったほうがよい。        
普通、箴言集は読んでいて飽きてしまうが、読むほど深い世界に引き込まれてしまう。
笑いの視点でみると、これほどコミックなことがないが。     
今回は幾つかランダムに選んでみたが、次回は面白い章を選んで吹きだしてしまう
ようなお笑いアフォリズムを抜粋してみる。「お笑い一升瓶?」を次回は選び出してみる。
                   Ψ(☆w☆)Ψ ケケケッ 
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嫉妬が死に絶えるのは、愛情が死に絶えてからずっとあとのことである。  -H・G・ウエルズ               
     c(>_<。)ノ☆コノコノォ♪嫉妬    (">ω<)っ))
キスとは、思う存分くちびるを使うことで二人とも黙ろうとする試みです。ーゼンタ・ベルガー
(字数制限のためカット 2010年01月20日)
恋も麝香のかおりも、隠しおおせるものではない。       ーペルシャの格言

結婚するのは一種の責務だが、愛人をつくるのは一種の贅沢である。ーシモーヌ・ド・ボーヴォワール
快楽は、生殖・出産の苦労に対する自然界からの報奨金である。  ージークムント・フロイト  
  (字数制限のためカット 2010年01月20日)
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2005年01月20日(木)
1388, 23歳の日記-10
 11月2日 1969年
今日ひらめいたが、一年早く会社を辞めて大学に入リ直すのはどうだろう。初めの予定は、二年後に実行
の予定であったが。 来年の二月で辞めて、どこかの大学に再編入するのはどうかということだ。今度また、
三連休をして、家に帰って親父に頼んでみよう。このまま、あと一年は自分の気持がどうなっているか。
ーーー
ー後記(2004年1月15日)
ここで、23歳の日記は終了をしている。この4ヵ月後に会社を辞めて、産能大編入したがボロボロであった。
そのボロボロが良かった。その一年が、現在の基本になっている。日記を読んでいると好きなことを考えていた。
父親が絶対的に応援をしていてくれている前提があったからだ。全て父親の手のひらの上で好きなことを考えて
いたに過ぎない。父は、若いうちは好きなことを、思ったことを、やりたいことを、全てやらせたい、と
いう見守る愛情があったようだ。父親なりの経験からくる教育だったようだ。それを知った上で、これだけ
自分本位な考え方をしていたのだ。それでも自分で考えて、即座に実行する行動は、この時についたものだ。
手のひらの上でしか出来ないこともある。この後、辞表を出したと同時に三重の四日市に戻され、間接的な
リンチにあってボロボロになって帰ってきた。これだけのリンチも初めてで終わりである。当然の報いといえば
報いである。「他人の血で、自分の傷口を洗うな」という言葉がある。 誰もが気をつけなくてはならない。
それぞれの多くの道を歩いてきた。読み返すと、全く違う他人の日記を読んでいるようでもある。
細胞も、脳も殆どが入れ替わっている。
しかし、原型がそこにある。
 ーーー
ーところで、また信じられないことがあった。
 24歳の日記帳が、本棚にあった。
本と思ってしまう厚いカバーがあった為、30年近くも気がつかなかった。
恐らく、学生時代の日記と23歳の時の日記の三冊セットで、自宅の倉庫の本の間に隠してたのだろう。
やはり20日分が飛び飛び書いてあった後、途絶えていた。その後は、日記帳をカード日記に切り替えた為
。カードに日記を書いて、分類していた。しかし一年後に全てを捨ててしまった、過去の膿に思えたからだ。
カードごとにテーマも書いていたというは、現在の随想日記の原型を24歳の時に実施していたのだ。
そして引き出し代わりに茶封筒に入れていた。24歳の日記には、今でいうミッション・ステートメント
書いてあった。そして、その後の人生のパターンを振り返ると、その通りに生きてきている。
(正直にいうと、それ以来見ていないのでブレがあったが)その宣言を常に持っていたら人生変わっていただろう。
その後、日記帳は一切書いたおぼえがない。また書き写すつもりだが、「もう見たくない、書きたくない」のが、
本音である。しかし、その時々の記憶の思い出す糸口になっている。
・・・・・・・
2004年01月20日(火)
 1021, 22歳の日記
半年近くつづいた22歳の日記もあと一ヶ月足らずで終わろうとしている。
丁度、昨日と一昨日の辺りの日記が内容としてピークのようだ。 この日記を読むと頭が痛くなるので、
当日分を書くとき以外読まないことにしている。写しながら赤面も良いところだ。
(字数制限のためカット 2010年01月20日)
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2003年01月20日(月)
 56, 四行日記
新聞広告を見て買おうか迷ったが、先日同じ広告が出ていたのでやはり買うことに決めwebの紀伊国屋で注文。
一昨日とどいて要点読みをして要点を把握した。届くまで自分が4項目にするならどうするか考えてみた。
 以下のとおりである。
・新知識ーこんな事知らなかった   -知
・感情ー喜怒哀楽、感謝感激     -情
・こんな事してみたい        -意
・ 他・・・・  以上を考えた。
 実際の本の内容は
・事実   -その日の出来事で、心のアンテナに反応した事を一つ選ぶ
・気づき  -「あっ、そうか!」と気でいたことを書く
・教訓   -その気づきから学んだ事
・宣言   ー「ありたい姿」を力強く断言
毎日これを続けて書いていけば、膨大の知識と経験が蓄積されるし、感覚が鋭くなっていくだろう。
小説家は何らかの形でこれを毎日続けている、データーベースの為だ。
日記は
・その日に起きた事実を書き ・その感想ー意見をまとめる ・時系列であるのが特徴だ。
私が続けている随想日記を上級?ならば初心者向きだが、明快で毎日続けるにはよい。プロセスは全く同じだ。
「明日は何か書くことが無いか??」が常に頭から離れない。好きでやっているのだから苦痛はそうでもない。
いざ始めようと思ったら、この四行日記がいい。一日何らかの出来事はあるはずだ。
それを提起して、感想を書き、その中の学んだ事を書いて、最後はより広い高い視点を書き込めばよい。
 カミさんと喧嘩をした時
・まずその内容ー事実を書き
・そういえば、最近あまり会話が足りなかった事に気づき
・話すのが面倒でも、聞き役にはなれるはずだ
・明日から朝晩に5分はその時間をつくることにする定期入れにその誓いの文を暗号でもよいから書いておく。 
 これで日記に十分なる。   
                -続く
・・・・・・・・・ 
 2002年01月20日(日)
306、時代の変遷
時代の変遷に驚いている。今日、新聞をみて目を疑った。 あのアメリカのKーマートが倒産直前という。
10年位前まで、k-マートといえば全米でウォルマートと小売りの1~2を競っていた。加入している流通の
コンサルタント会社の視察旅行でアメリカに二回行き、その合理的システムに驚いたものだ。 
米デスカウントストアの草分け的存在で、丁度ピークの時だった。景気後退とウォルマートとの安売りの競争が、
収益悪化に拍車をかけたという。あの天下のシアーズも数年前経営悪化を報じられたが、ここまで競争社会の
激しさを目の当たりにしようとは。 アメリカの流通は大別して「シアーズから、Kマート、そしてウォルマート
と変遷してきたといってよい。日本でも西武流通グループも解体され、堤清二が追放。ダイエーも実質倒産?
解体で、中内功が追放。 スーパー四位のニチイーマイカル、長崎屋、ヤオハン、九州の最大手の寿屋も倒産。
チェーン店でまっとうなのがジャスコとイトーヨーカ堂と、専門大店と地方のスーパー位になってきた。
これからIT の時代、ナンバーワンしか生き残れない時代が顕著になってきた。本の半分以上は、ネット書店で
買うようになってきた。ネットも紀伊国屋から、アマゾンで買うように変わってきた。