* ナウル共和国の現状
≪ ・最盛期には年間200万トンの鉱石を輸出していたナウルも資源枯渇が進み、
 2002年時点で数万トン、2004年時点で数千トン規模にまで採掘量は減少した。
リン鉱石は島の真ん中に集まっていたが、リン鉱石が掘り尽くされた今、ナウル
の8割の地表はめちゃくちゃだ。かっては森で覆われていた地表は、石灰石
転がる灰色の大地になってしまった。海外からの資金流入と国際金融業の参入を
狙って、ほぼすべての規制を廃したが、マネーロンダリングの抜け穴になること
を理由としてアメリカ合衆国から批判を浴び、頓挫!
・そこで、アフガニスタン難民を受け入れる事と引換えにオーストラリアから
援助を受け取る事にした。が、難民は国民の2割程度まで増加。政局は混乱し、
難民の管理どころでは無くなり、難民たちから「オーストラリアの方がいい!」
と言われる始末。当然これも失敗した
リン鉱石枯渇を見越して、その利益を他の事業に振り分ける開発グループが
存在したが、ハワイやメルボルンにホテル建設などを行なうものの、こちらも
外国人任せの経営で利益は出ず、失敗に終わっている。
・2003/01/19-下旬: ナウル大統領官邸がナウル国民の暴動により焼失。
海外と繋がっていた唯一の電話回線が不通に。電力供給も滞り,国民の生活
も麻痺状態に。大統領が各国に緊急支援を求める声明を発表するも,電話回線
不通のためか外部に届いたのは3週間後。地表を覆っていたリン鉱石ナウル
の富の源で、1960年代、1970年代には世界でもっとも豊かな国の一つだった
ナウルはこのリンの生産に国の全事業を投資し、リンが取れなくなった現在、
経済が破綻した。 ≫
▼ 童話のような物語だが、残酷といえば残酷。 現大統領も超肥満体だが、
 歴代の大統領は、糖尿で次々と亡くなっていたというから、笑うに笑えない。
この話、何故か現在の日本に重なるところがないだろうか。国家収入の二倍
の予算を削る意欲もなく、世界恐慌が迫る中、オリンピックの開催に向かって
お祭り騒ぎ。反対の論は国賊扱い。そのツケの全ては、10〜20年後の若者へ
引継がれるが、誰も、目を背けている。このナウル国の現状が、未来に・・
 ・・・・・・・
4765,閑話小題 ー感動の書換え
2014年04月01日(火)
   * 感動の追体験
 以前、少し書いたが再び。 現在、ヤフーのブログ‘バードウォッチ’
に、以前に行った先をネットでひろった写真を載せている。これが面白い! 
現地で思いもよらない光景に出あった感動は心の大きな財産だが、その瞬間は
決して写真や映像では残せはしない。対象と同化し振動しているからで 夏の
花火と同じである。ところが、デジカメの進化もあって、ネット上には違う
視覚の感動の瞬間(写真)が溢れているのを最近、知った。実際の感動の方が
遥かによいのは当然だが、ネット上の写真を見ていて、<ああ、これだ!>
と感じた瞬間に、その時の感動が再度、浮び上がるから不思議。 エーゲ海
クルージングで、寝椅子に寝転がってエーゲ海の美しさの中、リラックスする
心地よさは、何ものにもかえがたい。一期一会の自分だけの至福の時である! 
今では、誰でも、そのTPOSの光景をカメラやビデオで撮って、ネット上に
公開するようになった。その御陰で、その瞬間と似た体験をした者にとって、
手軽に感動の追体験?が可能になっている。カメラ目線が違っても、その瞬間
の感動は同じ。それは記憶の復習効果、書換えにもなる。 所詮は、全ては
幻想である。カメラ性能が格段にアップし、誰もが気楽に撮れるため、ネット
上には素晴らしいのが多い。豊かな気持ちは感動の質量の掛け合わせに比例する。
  * 猪瀬の贈収賄、不逮捕されないの? 
 何ゆえに、猪瀬が逮捕されない? 次の東京オリンピックの汚点にしたく
ないため? とすると、支離滅裂。ここまで真実(汚職)が露呈しているのに、
この結末はない!上記の御二人の、御意向か? 何が東京オリンピック? 
江戸末期打ち壊しの「ええじゃないか、ええじゃなかい」の騒ぎに酷似。 
同じアフォ(アフォのミクス)なら踊らな損!と笑ってられない。最も地政的
に危険な立ち位置にいるのが日本なのに!20世紀前半に酷似している。
  * アベノミクスで生温かい風が吹いているが  
        ー偶然、去年の今日に似たタイトルがあったー
 何かが変なのは分かってはいるが、それでも?首を傾げることが多い。
それと6年後の東京オリンピックも。「デフレ脱却のため、無制限まで通貨を
増やしましょう、後は野となれ山となれ!そのため注意をオリンピックに
向けましょう」」ということ。それも、日本の財政破綻の責任者だった二人の
元首相が、現首相と副首相に居座り、更に悪化に向けた舵きりをするのだから! 
電気光熱費と、消費税の値上げは、一般の消費者と、中小企業に大きな負担
になる。それと、欧米も、新興国の経済も波乱要素が大きい。
恐ろしいのは、突然の世界同時株安である。
・・・・・・
4398, 閑話小題 ー 円滑法が4月から期限切れになるが
2013年04月01日(月)
   * 要は、アベノミクスとは!
 アベノミクスと浮かれているが、少し考えれば、こういうこと。
「小泉の中期政権後、毎年、首相が変わってきた。その二人が偶発的に首相と
副首相になって、似たような失敗の拡大版を始めようとしている。再び失敗した
ところで、政敵に殺されたり、刑務所に入れられたりしない。大盤振る舞いの
付けは、国民の負担になるだけ。幾ら金を発行しても、銀行を通して国債
買わせることで周りまわって戻ってくる。一度、ハイパーインフレにし、銀行
閉鎖するなどの荒治療した方が、デフレスパイラルが続く現状より良策。世界は
通貨安比べ、その中で紙幣の供給を増やし銀行閉鎖も含め、一より出直しすべし」
ということ。その中で大部分の国民に物価高という負担が架ってくる。そして、
責任を取って辞任。そのパターンが繰り返される。
   * 同級会の幹事
 毎年行われている高校の次回の幹事になった。この10年近くの会の半分近くは、
私とコンビのM君二人がしている。二人とも飲み会の幹事は手馴れたためである。
名簿を振り分けメンバーに連絡をすると、それぞれの様子が直に伝わってくる。
ここで多くがリタイア、年金生活に入ったか、事業整理か倒産とか、その一歩
手前など色いろあるようだ。それと、名簿に横棒で消された亡くなった名前が
目に入る。あと10年もすれば、横棒が半分になる。
   * 円滑法が4月から期限切れになるが
 円滑法案が延長されていたが、4月から期限切れになる。一昨年、整理をした
事業の実情からして、この打ち切りは厳しい。今から4年前に施行され、その
御蔭で運転資金のマイナス分を、これと、雇用調整助成金・中小企業緊急雇用
安定助成金をプラスした分で二年間を持ちこたえた。そして限度にきた時に、
3・11の東北震災が起き、迷わず事業整理に入った。その円滑法が切れるという
から弱体化した中小・零細は破綻が増えと見るべき。それもありマスコミが
騒ぎ出した。特に首都圏から離れた地方ほど、不景気の影響が大きい。
それでも参院選挙までは何とか持たせるが、問題は、その後。
・・・・・・
4024, 事業生活39年の、独り語り ー7
2012年04月01日(日)
 11年前に、千城台ビル内で創めたベーカリーについて書いていた。  
   ―まず、そのコピーからー
≪ [103] センチュリーベーカリー 〜昭和50年3月ー8月31日(2001/08/09)
 他人に話した事が殆んどないが、焼きたてベーカリを立ち上げた事がある。
千葉千城台のビルと養老の滝1122号店を立上げ一年、空きビルを埋めるべく
何がいいか考えた時、当時団地では全くなっかった‘焼きたてのベーカリー’
に目をつけた。冷凍生地を主体とした焼き立てパン屋である。商社の東レ
子会社の蝶理という商社が、このフランチャイズをやるという新聞記事をみて、
ホテル・レストランショーで実際にみて、早速やることにした。
東十条にある関連のベーカリーに朝4時に起き通う。そして二カ月後にオープン!
 例のとうりパニックそしてーーー。 素人は初めは良いがある時期がくると、
応用が利かない弱点が出る。その時期に長岡の実家で問題が発生。 
このタイミングを狙われたのである。そこで第三者に経営委託をして急遽
長岡へUターン。恐らくあのままやっていたら数年で行き詰まったと思われる
ほど、実際は難しい商売。 振り返ってみると‘開発型委託経営ビル’を
造った事になった。 考えてみれば、ジャスコ、いとはん(北陸ジャスコ)、
ビル開発(飲食フランチャイズ+ベーカリー立上げ)、実家の衣料デスカウント・
ハウスと、12年近く、全く未経験の分野への自己配転をしていたことになる 。≫
▼ このビルは、建設の7年後にテナントが埋まったこともあり総投資の二倍の
 一億で売却した。 当時、5つのテナント部分は、養老の滝のオープン以来
一年数ヶ月経っても空いたまま。養老の滝も、軌道に乗り、サブだった人に任せ、
空きテナント部分で新しい店を考えた。そこでホテル・レストランショーで
見つけた、テイクオフのベーカリー。ジャスコでも、金沢の「いとはん」でも、
数ヶ月単位で担当売り場を変え責任を持たせる。キャリアを積ませるのである。
配送サンター、寝具、靴売り場、子供服、日用品、など次々に任される。
品種変われど、商品管理の本筋は同じ。居酒屋も、ベーカリーもシステムを把握
して全力で取り組めば、何でも可能ということを知っていた。そのため実家の
仕事を引き継いでも、ビジネスホテルを立ち上げるにしても全然、抵抗感がない。 
 何事も、表面が違っても、本質は同じである。
  ・・・・・・・
3658, 価値とは思い込み
2011年04月01日(金)
 価値観の価値は「思い込み」とすると、その意味がストレートに伝わる。
価値は意味に非常に近いと解釈をしていたが、「思い込み」とすると、より
分かりやすい。人間は、それぞれの思い込みの中で生きている。その思い込みは
子供の頃からの周囲の刷り込みがベースになる。その刷り込みから脱皮していく
経験と知識の蓄積が教養になる。大きな挫折をすると、思い込みが破壊される。 
創造と破壊は裏腹であるが、思い込み(価値観)の破壊も重要である。それが
節目の切欠になる。「互いの価値観が違う」というが、「互いの思い込み違う」
ことでしかないのが分かる。まずは自分が何を思い込んでいるかを知ることが、
第一歩。 それも、思い込みになるかもしれない。価値、意味、思い込みを、
絡めて一文をつくると「価値、価値観と難しいそうにいうけど、そんなことは
思い込みという意味でしかない」
・・・・・・・
2010年04月01日(木)
3293, 人みな骨になるならば ー9
  * なぜ簡単に(エゴ)捨てられないのか
「なぜ簡単に人間はエゴを捨てられないのか」が、理路整然と書かれている。
 ー まずは、その部分を抜粋して考えてみる ー
試みに、街を歩きながらエゴの武装解除をしていき、「すべてはブラフマン
現われである。あの広告塔も、こなたの酔っ払いも、私と同根のものだと実感
する修行を続けてみるがよい。 その結果、わかることは、目の前にある山川
草木、鳥獣虫魚はもちろんのこと広告塔や塵芥とさえ、つながっている感覚を
わずかに持つことができる。一番難しいのは、むしろ他の人間と通底している
という実感である。これは予想外のことだ。人間は他の人間との差異に対して
最も敏感である。もちろん修行などしなくても、抽象的な「人類」や「同国民」
と連帯しているような感覚を持つことができる。われわれはスローガンとしての
連帯や仲間意識は大好きなのである。しかし、通底体験というのは、そうした
観念上のものではなく、目の前の太ったオバちゃん、向こうからやってくる
ダラシない若者との瞑想的な一体感なのである。 これが実は難しい。
 このことは、おそらく自我の意識というものが、主として社会集団において
自己と他の具体的な成員と区別をするために発生したのではないかと疑わせる。
人間らしさの殆んどの特質が、他の人間との生存競争を通じて進化してきたと
主張する学者が多い。人の容姿はもとより言語や知略も、たぶんサーベル
タイガーやマンモス相手に開発されたものではない。異性や仲間との付合い上、
是非とも必要だったのだろう。自我もまた水辺やサバンナでの生計とか氷河期の
気候とかに適応するためでなく、狡猾な同族であるヒト相手の社会生活を
生き抜くために必要だったからだ。
▼ 映画の「2012」でも、世界の滅亡に、世界各国が協力しあう場面が、
 これを読んで浮かんできた。人の差異は、外敵に対してでなく、社会集団に
おける自己と他者との生存競争を通じて進化してきた!というのが、鋭い指摘。 
40年前の学生闘争の嵐の中で、田舎出の教条主義の「あれ等」は、同じ方向の
分派達との争いの方が、残酷な死闘になっていった。 殺人の過半数以上が
家庭・親族という事実と同じである。人間の遺伝子の性格は利己主義という。 
それを抑えるのではなく、他者の迷惑にならないようにすることと、社会の
有益な何かに向けることが、人から人間になることだろうが、それは建前と
割り切るのではなく、エゴを野獣、いや野性と看做、コントロールすることが
教養か? 酒を飲むと、それがね〜 鵺?
 ・・・・・・・・
2918,「無趣味のすすめ」という問題提起 ー1
2009年04月01日(水)
 新聞広告のー「無趣味のすすめ」村上龍著ーの説明文である。
ーわたしは趣味を持っていない。小説はもちろん、映画製作も、キューバ音楽の
プロデュースも、メールマガジンの編集発行も、金銭のやりとりや契約や批判が
発生する「仕事」だ。 趣味の世界には、自分を脅かすものがない代わりに、
人生を揺るがすような出会いも発見もない。心を震わせ、精神をエクスパンド
するような、失望も歓喜も興奮もない。真の達成感や充実感は、多大なコストと
危機感を伴った作業の中にあり、常に失意や絶望と隣り合わせに存在している。
それらは私たちの「仕事」の中にしかない。 ー 思い切った問題提起である。
「人生は仕事だけではない」ことは今さらだが、中途半端な仕事をしながら、
趣味の世界に生きる人間に対する一撃。しかし仕事一筋できた男が挫折した時に、
趣味の世界を持っていたために救われることがある。 仕事のできる男ほど、
それと同じぐらいの趣味の世界を持っていて それが仕事をプラスへ導く。 
しかし、仕事を達成するには多大なコストと危険を伴い、常に失意や絶望という
底知れない荒海が舟板一枚下にある。趣味だ娯楽など、余所見をしている暇など
ないのも事実。 読書を趣味としてきたものにとって、いや酒が好きで居酒屋
通いをしてきたものとし、秘境・異郷ツアーが好きで世界中を巡ったものとし、
そこには失望も歓喜も興奮が満ちていた。そこは熱帯雨林のように豊穣な世界が
存在をしていた。 しかし、言われてみれば過去の事業を振り返れば、その数倍
の豊穣な世界があったことも事実である。要は、「力、愛、知」の「力」の
部分に力点を置くべし、ということだろう。少し、趣味に力を入れすぎたか? 
そうでもないか? 新聞広告に列挙していた内容を次回に書き出してみる。
その一つが  ー効率化とゆとりー 
「農耕と国家が生まれてから、ゆとりを持って生きることができた人は
全体の一%もいない。」が、面白いが、そうでもないんじゃないかとも
思われるが、如何だろうか?  身近では、一人も存在していないが、
いや、ごく身近に一人居る? いや、そう見えているだけ?
 (字数制限のためカット 2012年4月01日)

つれづれに

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d他のブログ
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 今日のYoutube

 今日は、いつものポタリングの風景を、時間に沿って写してみた。
自宅玄関から、門を右に200M先のスーパー原信の裏の搬入口を
通り過ぎて、県道を通って川崎バイパスをとおり、信濃川
長岡大橋を通って、川西に、そこを左折して日赤病院前の土手を
通って、大手大橋へ。そこを、ひきチャリをして、渡り、こんどは川東の
土手を通って、川崎バイパへ。そこから右折して引き返し、直進して、
栖吉川の土手にでて、川沿いに帰ってくる。一時間弱だが、結構、
気分転換と運動になる。日々、春めいてくる

 昨日の,1~2回の連続本塁打には驚いた。
丁度、見ていたが、二本目は、まさかという中の満塁本塁打
50数年の高校選手権でも始めての快挙。得点8点は、松井の7本
を超えたというから。それもレギュラーでない選手。当人にとって、
世界が一変した瞬間だろう。これも、たまたま二回連続、本人に
打順がまわってきたため、出来たこと。その瞬間を見れただけでも
良かった。 こういうことが、現実に、あるのだ!


・・・・・・
2554, 閑話小題
2008年04月01日(火)

*予習と復習

 人生の終盤に入ってくると、色いろとそれまで気がつかなかったことが、
実感としてわかることが多くなってくる。
特に学習に対しての予習と復習の大切さを、あの時、気がつかなかったか悔やまれる。
そういえば、先生が予習復習を口すっぱく言っていたが・・・・・
 こと、学業に関しては予習30、復習70�と目安だろう。
ここにエネルギーの20�を入れると、効果として200~300�の効果になったのである。
ところで中高学校、そして大学の学業は人生の予習であり、
熟年期から、その復習期といえる。
その意味では、熟年期こそ人生の一番大事な時期と言えるのである。
先日、知人と「若いときの節目の旅行こそ大事ではないか」と話した。
その後の人生で長い時間をかけ、その経験に知識を加えていくこと(復習)こそが、
人生をより豊かに彩ってくれるからである。 一度行った旅行は何時までも続くのである。
 ~~

* 客引き・スカウト行為が今日より禁止
 
4月1日から、「新潟県迷惑行為等防止条例」改正により、客引き・スカウト行為などが禁止され、
50万円以下の罰金が科されるなど規制が強化される。 以前は古町界隈にイカガワシイ男たちが
立って、客引きをしていたが、数年前から新潟駅前も悪質な客引きが目立つようになった。
来年の国体の開催もあり、迷惑行為防止法が実施されることになったが、これが実施されると
ほぼ客引は他の都道府県の実施例からみて、ほぼ姿を消すことになる。
三月になってから、自警団も駅前にも出来て見回りが実施されているようで、
四月からは、少しの客引きでも取り締まられる。
先週末には、警官が二名立って、客引きに警告をしていたようだ。
ピンクなどの客引きも、仕事はできなくなり、少なくとも新潟駅前と古町では仕事はなくなる。
新潟駅構内にも、カラスといわれる「ホステスのスカウト」が目に付いていたが、これで一掃される。
良いことである。
~~

*ガソリン値下げ

道路関連税制を無くすことは非常に結構なことだ。
恐らく、自民党は4月に再議決をして成立を図るつもりだろうが、そのプロセスで
数十年間にわたり国民をだまし続けてきた構図が浮き出るだろうから、これだけでも充分である。
これこそ、道路族を含めた建設マフィアとの金つるである。叩き壊すのは当然のことである。
これで地方が更に不況になってもである。
.......
2007年04月01日(日) 2189, 「考える」とはどういうことか? 

    おはよう!♪~ ヽ(´π`)ノ
                 ー 読書日記
     「近代哲学再考」 竹田青嗣
        ー「ほんとう」とは何か 自由論ー
  
池田晶子の本の中で、「考える」を多く取り上げ、考察している。
また読書日記でも取り上げた。
「思う」から「考える」へ、どのように変化するかというと、
その対象をまず把握することから始まる。
我われが「悩む」というと、悩んでいる対象を把握していないことにある。
その把握ー情報収集が考える第一歩が始まる。
把握のプロセスから、すでに考えることになる。

    「考える」をー検索すると、
    「問題の解決や,目標の実現や達成のために,いろいろな経験や知識を
    組みあわせながら,新たな構想をさぐっていく精神活動。
    すなわち,思いをめぐらし(連想,想像,推理),考え(思考,工夫),
    そして決断する(判断)ということである」と定義している。
    ひとことで言えば、
    「本質の洞察をするための精神活動」ということである。

難しいことを解りやすく整理するのが、私の考える切り口でもある。
池田晶子が子供向きに哲学用語を一切使わない文章などは、一瞬で深い真理に導く。
ーこの著の以下の部分は「考えるとは何か?」を考える上で、なかなか解りやすい!
ーー

プラトン入門」という本で、わたしは哲学の方法原理を
つぎのように整理しました。
�「物語」を使わずに抽象概念を使用する。
�「原理」を提示する。
�つねに「一から」(根底)から再始発する。

ー�について、宗教では世界説明をするのに「物語」を使います。
そしてこの簡潔な「物語」を通して、世界はなぜ、どのようにして存在したか、
人間はどういう理由で存在するか、なぜ生きて苦しみ、またその生の意味は何か、
といった自己と世界の存在それ自身についての「問い=謎」に対する答えが、
明快に与えられる。
 これに対して「哲学」は、「万物」「原理」「水」といった抽象概念を
用いて世界説明をおこないます。ここで抽象概念とは、「一」「他」「同」
「静」「変化」「不変」「多」「完全」「不完全」「永遠」・・等々の言葉です。
「物語」を排し、「抽象概念」を使うことによって、哲学の世界説明が、
特定の文化や民族や共同体の限界を越えて、誰もがその思考に参加できる
いわば開かれた言語ゲームとなった。

   -�について、哲学は「概念」を論理的に使用しつつ「原理」を提出する、
    というルールで行われる世界説明(人間とは何かを含む)の言語ゲームだ、
    といえます。そして、ここでの「原理」という言葉は、本来、
    根本的で究極的な「真理」という考え方とは違ったものである。
    自然科学の、仮説と実験とを繰り返しつつ理論体系を徐々に整備していく、
    という基本方法は、一見、哲学の思弁的方法と異質なものと思える。
    しかし、少し注意すれば、科学もまた、「物語」を禁じ手にし、
   「抽象概念」を論理的に使用し、「原理」を提出し、さらにすでに
    成立した世界説明を神聖化したり、固守したりせず、常に時代の要請に合わせた、
    できるだけ深い前提に立ち戻ってもういちど理論を組み立て直す、
    という根本原理によって成立していることがわかる。
    哲学は、ある多様な現象を、どのような「キーワード」(=原理)で呼べば、
    またそれをどう構成すれば、より普遍的な(=広い共通了解を生むような)
    説明方式になるか、これが哲学どいう思索方法のもっとも革新的な方法であり、
    自然科学はまさしくこの方法を「自然科学」の領域に当てはめ成立したものである。

-�について、哲学の重要な点がある。
それは哲学において、先人の説を聖化しないで常により根源的な仕方で、
「一から」考え直そうとすることです。
新しい哲学者は、必ず一度、先人の思考をもっとより深く根底的なものへ、
つまり普遍的な説明方式へ推し進められないか、と考える。
そして先人の提出した「原理」から現れる矛盾をよく考え抜き、
その難問をクリアしうる新しい「原理」(キーワード)を提出しようと努力する。

ともあれ、哲学の方法の本質は、自然科学の方法の本質と同じであり、
それは世界説明をより`普遍化’していくことであって、
「客観」」や「真理」へ届くための絶対的方法ではないのです。

   ーーー
  ー以上であるが、
   「哲学=考えること」と、単純化すれば、
   「考える」ということは、
   �物語を使わないで「抽象概念」で、
   �問題設定をして、これを展開する為のキーワードを提出して、
   �対象の核心に受けとった上で、常に初めの一歩より再出発すること。
    これが基本といえる。

これを「人生」ということに当てはめると、
より良い人生を生きる為には、
子供の時の夢を具体的な言葉として持ち、
常に自分の生きていく中で繰り返し、
そのイメージを大切にして生きること!である。
そのために、「よく学び、よく遊び、よく働く」ことである。
ポイントの「よく」は、キーワード(原理)を明確にすることである。

                ヾ(*'-'*)バイバイ!!
・・・・・・・・・
2006年04月01日(土)
1824, あちら側の世界 -5
      オハ (´・ω・`)(ω・`)(・`)( )(´・)(´・ω)(´・ω・`)ヨ~ 

ウェブ進化論ー5  ーオープンソース現象ー(2)
 ー「ウィキペディア」について

この本で知ったのが百科事典の「ウィキペディア」である。
まずは、この百科事典から調べてみた。
   ー
   ウィキペディア (Wikipedia) はインターネット上で作成、
   公開されているオープンコンテント方式の多言語百科事典。
   ウィキペディアウィキメディア財団の展開する
   最初の多言語プロジェクトである。
   執筆、編集は主に参加者の共同作業によっておこなわれており、
   自由参加型である点にも特徴がある。
(字数の関係でカット2008年4月1日)

・・・・・・・・
2005年04月01日(金)
1459, 遠くにありて日本人 -2

この番組が面白いので見ていたら、先日で最終回になっていた。
スペイン在住の日本人画家であったが、その中で印象的な場面があった。
大きなキャンパス全体に、斑模様の微妙な茶色を背景として塗りこんで、
あとは数日間、その画面を睨み続けて、何か閃きが来るのを待つ。
そしてヨギッタ一瞬に、それをすくい取るという。

そのキャンパスを睨み続けて数日、やおら絵を書き込み始めた。
元々頭には、何の構想もないという。
その構想は、絵を睨んでいるうちに自然に湧いてくるという。
自分の潜在意識から湧き出るイメージを絵にするのだ。
ただただ、驚いてしまった。

それを見ながら、レオナルド・ダビンチのヒントの掴み方を思い出した。
天井の節目とか、何かの模様を見て、それからの発想・展開をしていったという。
これも、自分の脳(潜在能力)の中のメッセージを得るキッカケにしていたのだ。
その絵の作成行程を最後まで映し出していたが、最終には素晴らしい絵が完成していた。
何ごともそうだが、プロセスは似ているものである。
ただし、自分の中に十分の経験と知識があっての話だが。

ーーー
2004/12/13
1350, 遠くにありて日本人 -1

この番組み、度々見ているが、昨日のアメリカのロス近郊の
バイク・ビルダー(手づくりバイク)の日本人がなかなか面白い。
ライダーからの特注のバイクをつくるミニメーカーの日本人の紹介なのだが、
ライダーの世界と、そのバイクの製造過程が垣間見れた。

この「遠くにありて日本人」は世界のそれぞれで自分の生き方を貫いている
日本人を紹介しながら、その地域や、人間の生き方を覗き見る内容である。
自分の好きなことを見つけ、それを貫いていることが人間としての理想的な生き方である。

グローバルの時代に、本場に行って理想的な生き方をしている人を紹介している。
アルゼンチンに行って、「アルゼンチンタンゴ」の踊り手になっている中年に
差し掛かった女性も印象であった。

この番組みを見ているとき、時たま街で出会う高校の同級生から電話が入った。
「佐藤というあの無口の同級生が、中越地震で被害にあった山古志村の診療所の
医師をしている。いま仮設の住宅地でやはり仮設の診療所を開いて苦労しているから
クラスの同士で来年早々、慰安会を開いてやらないか」とのこと。
時々TVや新聞に出ているという。

それを聞いた家内がいうには、「近くにありて日本人。ね」
なるほど上手いことを言うものだ。 色いろな人生があるものだ。

ーーーーーーー
2004年04月01日(木)
1094, 『携帯電話不安症』症候群

先日、ニュースで携帯電話不安症について特集をしていた。
メールが来ないと、不安になってしまい精神のバランスを失ってしまい、
不安と疎外感で一晩中泣いてしまうという。
手軽に自分の気持を携帯電話で誰にも伝えることができる反面、
孤独になる機会が少ない為に、チョッとしたことで精神のバランスを
崩してしまうという。
常に誰かと繋がってないと息もできない感覚になるという。

いま一つの特徴としては、
'周囲の人と同じような自分'でなければ不安でしかたがなくなる。
それは、今までにない異常な大ヒット現象を生み出す一方、
いじめなどの社会不安の増加をもたらしている。
さらに彼らの、「カリスマを求めてしまう心」は、
社会をファシズムに走らせる危険性もはらんでいる。

会社員の場合、会社の携帯電話を待たされていると、

・いつも誰かに追われているような気がしてストレスを感じる。
・携帯電話の電源をオフにする勇気がない。
・呼び出し音がする度にドキッっとする。(心拍数の上昇)
・冷や汗が出る。
・呼吸が苦しくなる。(過呼吸症候群
・動悸・息切れがする。
・お腹が痛くなる。(過敏性腸症候群

これは「仕事上のストレス、会社に束縛されるストレスの二重のストレスの状態が原因」
という。いずれにしても、携帯電話が今の社会を大きく変えたことは間違いはない。
これからは、使い放題の定額制になると、若者のマスマス携帯の利用頻度は増すだろう。
携帯電話の使い過ぎは、自分の放棄といってよいほど、人間を無能にすることは
間違いない事実である。

ある中年の男の人で、友人のたった一人の電話呼び出しを待っている
姿をみた事がある。別にヘンな関係ではないが、友人がいない人なのだ。
たび重なる不祥事の為、奥さんや子供にも相手にされず、
たった一人の携帯電話を見つめている姿は鬼気迫るものだった。

中年にとって、携帯電話なんぞは、そのレベルの使い方なのだろう。
もし学生時代に携帯電話があったら、数倍愉しい時間を過ごせただろう。
身近で見ている限り、(仕事や家庭への連絡を除いて)携帯を多用している人間に
ロクの奴はいない。 自分を持てない付和雷同になっているからだ。

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2003年04月01日(火) 727,  
「結婚スピーチ 」-読書日記
     ー死ぬまで忘れられない話 ー  
 
 この本がタイトルとは違って、斉藤茂太の人柄の為か面白いのだ。
おそらく我々のスピーチの数十倍の機会が多いから、色いろの逸話を集めたのだろう。
考えてみれば、夫婦の何ともいえない機微を取り上げるのは結婚式が一番多い。
夫婦の関係ほど微妙で複雑で赤裸々で面白いものはない。
ー以下を抜粋してみたー私の感想を入れた。

・ある人がアインシュタイン夫人に、
 「あなたは相対性理論をおわかりになるの?」と訊いた。
 それに答えて「いいえ。でも,わたしはアインシュタインをよく理解していますよ」
 といった。
(感想)フォード1世に、ある記者が学歴がないことを知っていて、難しい質問をした。
 フォードいわく「それは解りませんが、それが解る人間はすぐ呼べますよ」
 の逸話を思い出した。

・結婚をしなかったわたしは、なんてバカだったんでしょう。
 これまで見たものの中でいちばん美しかったのは、腕を組んで歩く
 老夫婦の姿でした。    ーグレタ・ガルボ
(感想)朝のモーニングショーで、離婚をしてよかったといっている
 中年女タレント数人に小沢昭一が、
「歳をとってね、ばあさんと一緒に飲むお茶の味はいいものだよ」といった。
 元気のよかったバカタレント何もいえなくなった。

・作家の吉川英治は、亡くなる前に奥さんの手を取って、こういった。
 「7たび生まれかわっても,7たびきみと結婚するよ」
(感想)わたしの知人の奥さんが亡くなるとき
 「またわたしを貰ってね!」といったそうだ。
 家内には「今度生まれてきたらあなたとは結婚はしないわ!」
 といわれてしまった。
 結婚生活のコツは「また生まれ変わったら、この人と結婚したいと思うよう
 にお互い努力することと聞いたことがある。

・人間にとって昔から大事なことは、夜、家に帰ってこないとき、
 どこにいるのかと心配してくれる人がいるということだ。 -マーガレット・ミード
(感想)アメリカの地質学者の言葉だ。  やはり港があるから楽々遊べるのだ。

・結婚は鳥篭のようなものだ。 
 外にいる鳥は、入りたがり、なかの鳥はいたずらに出ようともがく。-モンテーニュ
 (感想)理想は開けっ放しの餌の充分ある篭がよい。 そうもいかないか?! 
 夫婦生活は最後は 明るく、暖かいことと、最後はお互いの品性である。

 「結婚スピーチ 」ー死ぬまで忘れられない話   
 斉藤茂太著  文化創作出版 1996年出版
 長岡中央図書館
 2003年03・29日

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2002年04月01日(月)  
363,人に好かれる方法
          聞き役

学生時代読んだ本に、カーネギーの「人を動かす」という本があった。
その中にあったデールの6原則があった。
1、名前を覚える 2、聞き手にまわる 3、誠実な関心を寄せる
4、相手の関心を把握する 5、笑顔で接する 6、褒める ーと記憶している。

学生時代まだ田舎を出たばかりで、人間関係の都会的感覚が身についてなかった。
どうしたら人に好かれるか上手くやれるかに、悩んでいた時にこれを読んだ。
即実行、ものの半年もしないうち世界が一変した?
もちろん男だが、友人が私の周りにオオバーに云えば屯したのである。
そうも上手くいくものかと自分で驚いたものだ。

特に聞き役は大変だ。
そこですぐ覚えたのは、聞いたフリをして他の事を考える事である。
と同時に関心の中心に、相手の話題を掘り下げてやる事である。

あの頃は頭でっかちである。
誰かに知ったばかりの知識をヒケラカシタイ歳である。
誰か聞いて欲しいのである。
また孤独で自分を知って欲しいのだ。
そして2年続けていたら馬鹿馬鹿しくなった。
 「おれはカウンセラーじゃねえぞ!」
 「今度は逆をやってみよう!」
ヒステリック的に自分でハッタリをかましてみようと。
その時読んだ本が「教祖の話術」-赤塚行雄ーであった。
聞き役の寡黙の男が、急にわめきだしたのだから周りは吃驚した。
そしてその話にそのバックあるから、その効果があった。

行動科学のシュミレーションをしていたことになる。

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<お笑い>
ーmanuke
ある男休日に浮気を誤魔化すため、釣りに行くといって釣り道具を持って出かけた。
帰ってきて「イヤー釣り針を忘れて、行ったがいいが釣りができなくて!」
奥さん「あら落ちてたんで釣り箱に入れておいたのに!」
男「-------!」
ーー
ー結婚

「私なんどもなんどもシツコク結婚してくれって頼まれたわ」
「だれに?」
「両親に」