つれづれに
他のブログ
http://www.enpitu.ne.jp/usr5/54909/
http://horii888888.toypark.in/cgi-bin/s_diarys.cgi
http://d.hatena.ne.jp/horii888888/archive
今日のYoutube
金曜日はシネマの日。
今のところ、『ブラック・パンサー』を予定。
・・・・・・
4375, 閑話小題 ーシネマ評論
2013年03月09日(土)
* フライト ーシネマ評論ー ー90点評
― まずは、荒すじから、
≪ フロリダ州オーランド発、アトランタ行きの旅客機が飛行中に原因不明の
トラブルに見舞われ、3万フィートから急降下を始める。機長のウィトカーは
とっさの判断で奇跡的緊急着陸に成功。多くの人命を救い、一夜にし国民的英雄と
なる。しかし彼の血液中からアルコールが検出され、ある疑惑が浮上し・・≫
▼ この隠れテーマは「アル中機長の崩壊ドラマ」。そのアル中毒を隠すため
覚醒剤を使っている二重構造の複雑な筋書き。搭乗の直前まで酒と女に浸り、
それを隠すため覚醒剤を吸って職務につく。ところが悪天候。アルコールのため
操縦を誤り、墜落の危機に陥る。しかし覚醒剤が効いたのか、奇跡的な機転で
墜落を逃れる。そしてマスコミで一躍、ヒーローになるが、機内でも度の強い
アルコールを飲んでいた。 ところが回収された殻ビンから発覚。航空会社は、
隠そうとし、本人も、騙し通そうとする。裁判で逃げ切ったと思われたが、
最後の最後に、良心の呵責で重度のアル中を告白する。アル中の手記などで、
その実態を幾つか読んだことがあるが、それをハリウッド版にしてリアルに
演出していた。私も酒癖で多くの失敗を重ねてきたので、身につまされた内容だ。
* 草原の椅子 ーシネマ評論ー
アラスジは、≪ バツイチで、年頃の娘と二人暮らしの
遠間憲太郎に、50歳過ぎてから三つの運命的な出会いが訪れる。
一つは、取引先の社長・富樫に懇願され、いい年になってから親友として
付き合い始めたこと。
二つは、ふと目に留まった独り身の女性・貴志子の、憂いを湛えた容貌に惹かれ、
淡い想いを寄せるようになったこと。
三つめは、親に見離された幼子、圭輔の面倒をみるようになったこと。
憲太郎、富樫、貴志子の3人は、いつしか同じ時間を過ごすようになり、
交流を深めていく中で、圭輔の将来を案じ始める。年を重ねながら心のどこかに
傷を抱えてきた大人たち。そして、幼いにも関わらず深く傷ついてしまった少年。
めぐり逢った4人は、ある日、異国への旅立ちを決意する。そして、世界最後
の桃源郷・フンザを訪れたとき、貴志子が憲太郎に告げる。
「遠間さんが父親になって、私が母親になれば、あの子と暮らせるんですよね」≫
▼ 7000メートル級の山々の間にあるフンザ。そこの、目がきらきら輝いていた
子供たち、そして何ともいえない雰囲気のある地元の素朴な人々。
遠くに光輝いていたウルタル山。私の見たフンザは、映画の画面で見たものより
遥かに輝いていた。ここで、多くの写真を撮ってきた。最近みる映画は殆どが
ハリウッドもの。 陰鬱の時代に「ドンパチもの」で、ストレスを発散する
ものが多い。その中で、スローライフの中年のファンタジーものの映画も良い。
フンザもよいが、旅そのものが絶品だったことを、この映画で改めて知った。
人生、万歳三度である。逆に人生に三度万歳をしろ!ということ。ー90点評
・・・・・・・・・
2895, 不況景色 -9
2009年03月09日(月)
去年の9月15日以来、毎日が恐慌の進行のメルクマールを書く日々。
この一年で中国で二千万人、アメリカで四百万人の失業者が増加。直近の
12・1・2月の三ヶ月でアメリカは200万人が失業をし、それは年率にすると
800万人。中国は今年は更に二千万人が失業するという。日本も水面下で失業が
増え続けている。来月辺りから爆発的な倒産とリストラにより失業者の激増が
予測される。昨日の朝日新聞の一面トップで「失業者 雪崩打ち生活保護へ」
ー1月は最多116万世帯ーと報じていた。
5年前の2004年の100世帯、14年前の1995年の60万世帯、
25年前の79万からみると、異常な増加。この事態の中では当然だが、
それが更に大幅に失業者が増加し続けるのである。
・日本では、夫65歳、妻60歳以上平均で、収入平均が17万、
支出が25万。残りは預金の取崩しや子供からの援助など。
・国民年金も40年払い続けて、満額で一人当たり6万6千円、
二人で13万あまりだから、ギリギリまで働かないと個人営業者は
生活できない構造になっている。
・支出25万円の内訳は、食費6万、住居2万、水道光熱1万6千、
保健医療1万6千、交通通信2万7千、その他11万1千円。
地方では、最低生活は月に15万円と税務所の担当から聞いたことがある。
中小会社や、個人営業者は船板一枚下は地獄。だから日々が刺激があって
面白いが、反面、常に最悪の事態を常に想定して生活している。この百年か
数百年に一度の恐慌は弱者を土壇場に追い詰めることになる。イギリスでは、
あのロイドが国家管理になり、4大金融機関のうち2つが国家管理になって
しまった。まずは世界の銀行が破綻しているが、これからは実体経済がやられ
企業倒産が続くことになる。その影響をモロに受けざるを得ない事業のため、
毎日が生きた心地がしないが、成るがままに身を任せるしかない。今さら
ジタバタしても、しなくても同じことである。現金商売というのが、目先は
何とかしてくれる。1~2年は何とか大丈夫? 二年後には駅前再開発による
道路拡張で「一つのホテルの買収計画」が具体化するので、まずは二年さえ
凌げばよいことになっている。 まあ何とか成るようになってはいるが・・
それすら、大津波は根こそぎ破壊するかもしれない、それが世界恐慌である。
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金曜日はシネマの日。
今のところ、『ブラック・パンサー』を予定。
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4375, 閑話小題 ーシネマ評論
2013年03月09日(土)
* フライト ーシネマ評論ー ー90点評
― まずは、荒すじから、
≪ フロリダ州オーランド発、アトランタ行きの旅客機が飛行中に原因不明の
トラブルに見舞われ、3万フィートから急降下を始める。機長のウィトカーは
とっさの判断で奇跡的緊急着陸に成功。多くの人命を救い、一夜にし国民的英雄と
なる。しかし彼の血液中からアルコールが検出され、ある疑惑が浮上し・・≫
▼ この隠れテーマは「アル中機長の崩壊ドラマ」。そのアル中毒を隠すため
覚醒剤を使っている二重構造の複雑な筋書き。搭乗の直前まで酒と女に浸り、
それを隠すため覚醒剤を吸って職務につく。ところが悪天候。アルコールのため
操縦を誤り、墜落の危機に陥る。しかし覚醒剤が効いたのか、奇跡的な機転で
墜落を逃れる。そしてマスコミで一躍、ヒーローになるが、機内でも度の強い
アルコールを飲んでいた。 ところが回収された殻ビンから発覚。航空会社は、
隠そうとし、本人も、騙し通そうとする。裁判で逃げ切ったと思われたが、
最後の最後に、良心の呵責で重度のアル中を告白する。アル中の手記などで、
その実態を幾つか読んだことがあるが、それをハリウッド版にしてリアルに
演出していた。私も酒癖で多くの失敗を重ねてきたので、身につまされた内容だ。
* 草原の椅子 ーシネマ評論ー
アラスジは、≪ バツイチで、年頃の娘と二人暮らしの
遠間憲太郎に、50歳過ぎてから三つの運命的な出会いが訪れる。
一つは、取引先の社長・富樫に懇願され、いい年になってから親友として
付き合い始めたこと。
二つは、ふと目に留まった独り身の女性・貴志子の、憂いを湛えた容貌に惹かれ、
淡い想いを寄せるようになったこと。
三つめは、親に見離された幼子、圭輔の面倒をみるようになったこと。
憲太郎、富樫、貴志子の3人は、いつしか同じ時間を過ごすようになり、
交流を深めていく中で、圭輔の将来を案じ始める。年を重ねながら心のどこかに
傷を抱えてきた大人たち。そして、幼いにも関わらず深く傷ついてしまった少年。
めぐり逢った4人は、ある日、異国への旅立ちを決意する。そして、世界最後
の桃源郷・フンザを訪れたとき、貴志子が憲太郎に告げる。
「遠間さんが父親になって、私が母親になれば、あの子と暮らせるんですよね」≫
▼ 7000メートル級の山々の間にあるフンザ。そこの、目がきらきら輝いていた
子供たち、そして何ともいえない雰囲気のある地元の素朴な人々。
遠くに光輝いていたウルタル山。私の見たフンザは、映画の画面で見たものより
遥かに輝いていた。ここで、多くの写真を撮ってきた。最近みる映画は殆どが
ハリウッドもの。 陰鬱の時代に「ドンパチもの」で、ストレスを発散する
ものが多い。その中で、スローライフの中年のファンタジーものの映画も良い。
フンザもよいが、旅そのものが絶品だったことを、この映画で改めて知った。
人生、万歳三度である。逆に人生に三度万歳をしろ!ということ。ー90点評
・・・・・・・・・
2895, 不況景色 -9
2009年03月09日(月)
去年の9月15日以来、毎日が恐慌の進行のメルクマールを書く日々。
この一年で中国で二千万人、アメリカで四百万人の失業者が増加。直近の
12・1・2月の三ヶ月でアメリカは200万人が失業をし、それは年率にすると
800万人。中国は今年は更に二千万人が失業するという。日本も水面下で失業が
増え続けている。来月辺りから爆発的な倒産とリストラにより失業者の激増が
予測される。昨日の朝日新聞の一面トップで「失業者 雪崩打ち生活保護へ」
ー1月は最多116万世帯ーと報じていた。
5年前の2004年の100世帯、14年前の1995年の60万世帯、
25年前の79万からみると、異常な増加。この事態の中では当然だが、
それが更に大幅に失業者が増加し続けるのである。
・日本では、夫65歳、妻60歳以上平均で、収入平均が17万、
支出が25万。残りは預金の取崩しや子供からの援助など。
・国民年金も40年払い続けて、満額で一人当たり6万6千円、
二人で13万あまりだから、ギリギリまで働かないと個人営業者は
生活できない構造になっている。
・支出25万円の内訳は、食費6万、住居2万、水道光熱1万6千、
保健医療1万6千、交通通信2万7千、その他11万1千円。
地方では、最低生活は月に15万円と税務所の担当から聞いたことがある。
中小会社や、個人営業者は船板一枚下は地獄。だから日々が刺激があって
面白いが、反面、常に最悪の事態を常に想定して生活している。この百年か
数百年に一度の恐慌は弱者を土壇場に追い詰めることになる。イギリスでは、
あのロイドが国家管理になり、4大金融機関のうち2つが国家管理になって
しまった。まずは世界の銀行が破綻しているが、これからは実体経済がやられ
企業倒産が続くことになる。その影響をモロに受けざるを得ない事業のため、
毎日が生きた心地がしないが、成るがままに身を任せるしかない。今さら
ジタバタしても、しなくても同じことである。現金商売というのが、目先は
何とかしてくれる。1~2年は何とか大丈夫? 二年後には駅前再開発による
道路拡張で「一つのホテルの買収計画」が具体化するので、まずは二年さえ
凌げばよいことになっている。 まあ何とか成るようになってはいるが・・
それすら、大津波は根こそぎ破壊するかもしれない、それが世界恐慌である。