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やはり、早朝は寒い。
変わりばえのしない日が続いている。
昨日のシネマは、『サバイバル・ファミリー』
評価は85点と、邦画としては高評価。
太陽と、月と、地球の並びの関係で、世界的に電気と、
電子磁気が使えなくなる中、東京から鹿児島の実家に
自転車などを使って、何とか辿り着く物語。
持ち物が一つずつ無くなっていく姿が、中東の難民を
髣髴させる。 逆に言えば、それだけ、科学に支配されている
生活を送っていることになる。
・・・・・・
3981, 閑話小題
2012年02月18日(土)
* 総下流の時代って言葉は変じゃない?
最近よく「総下流の時代」という言葉を見かけるが、少し考えれば分かることだが
言葉自体が変じゃないか。 その意味は、総貧乏。総下流とは今までの下流レベルに
大部分の人がなると、いっているのだろうが。下流とは平均所得半分以下の収入の人
をいうが、そのレベルに大部分がなった時、それは下流ではなく、それが中流になる。
終戦直後、大部分が貧困に喘いでいた時に、総下流など誰もいわなかった。
戦争に負け占領され目先を如何にして食いつなぐかで精一杯で勝ち組もいなかった。
現在は一部が総勝ちで、大部分は敗者になるのはグローバル化時代では、仕方がない。
その一部の勝ち組の収益を、どう調整するか。 一時代前まで、総中流と大部分が信じて
いた良き時代があった。 言葉に矛盾があるが、総下流、皆でなれば怖くない? のか。
* スポーツジムに10ヶ月
スポーツジム(SJ)に通い始め、あと50日で一年になる。金曜と日曜が公営のミニSJで、
それ以外が近くの大型の民営のSJに通う。一挙に緊張感から解放された反面、ストレスに
よるウツ症対策として、身体を動かすことにした。身近の倒産で、ストレスが暴発したり、
酒浸りになり廃人同様になったのを見ているので、とにかく運動でストレス解消と、二つ
スポーツジムに通いだした。元々、二年前からの早朝のサイクリング一時間を習慣化していた
(4~11月)。それを加えて一日三時間は運動をすれば、目先の辛い一年を乗り越える
だろうと始めた。気分転換には良い反面、地元のため知れ渡ったのだろう、冷たい視線や
聞こえるような陰口もあったが、内声の「シロアリ」の10回の繰り返しで、そう見えて
くるから。 シロアリは弱音の気持ちに敏感、何とも思わなければ直ぐに消えていくのは
世界共通の道理。 真面目に通った結果、数年来の足腰の重さが五分の一か、十分の一に
なり、腰痛もほぼ解消。 それも時間が経つにつれ良くなるのが分かる。
6つの運動マシーンと、その間にステップ台が交互に円環に並んだ中央に、若い女性の
インストラクターがポップ系の音楽に乗って指導する踊るようなイージーラインがよい。
それと、各種のエアロビも気持ちを高めてくれる。
・・・・・・・
3617, 一連のアラブ世界の騒動は
2011年02月19日(土)
今年に入って早々から始ったネットで触発されたデモで、アラブ諸国が次々と政変に
至る事態に陥っている。これは、当分の間は続くだろうし、事態は思わぬ方に発展して
いく可能性がある。 ネット社会に移行しつつある現在、日本では、まだ地位と肩書きが
高ければ偉いと思っている人が多い。 しかし情報が優先されるネット世界では、そんな
ものは何の価値も持たなってきた。 アラブ諸国のような旧態依然の権力構造国家が、
ネット人間によって、当然のごとく軒並みに崩壊過程に入ってしまった。年寄り優先、
性差別、情実、肩書き故に威張っていた絶対権力者は、若いネット社会人には、無能な
漫画的老人として、ある日、突然、追い落とされてしまう。 それでは、彼らの中の
優秀な人材が、急にとって代われるかというと、そうはいかない。 情報ネットは
フラット化で平等社会にする良い動きもある。 が反面、真の実力が求められる競争社会
でもある。情報社会と知識社会とは違う。 情報社会は、情報が優先されるが、それが
知識にまで到達してないレベル。これまで権力構造の上層部しか持てない情報が共有
されるから、否が応でも過去人間は早々に淘汰される。ここで知識と情報の違いは何だろうか?
という問いがたってくる。 情報は、本やネット、マスコミ媒体、そして人など、外部から
入ってくるもの。 知識は、一度自分の中で消化され血肉になって内側から出てくるもの。
だから情報社会は恐ろしい。事実は一瞬で流れるが、真実は伝わりにくい。 しかし、
一部に偏っていた情報がフラット化をする作用がある。日本では、現在アラブで起こった
問題は、この10年間、いや20年かけて起きて、権力構造を変えてきた。
その辺が、アラブとの知識構造が違うのだろう。 この毎日の随想日記は、情報の知識への
転換プロセスと、書きながら気づいた。私の触覚が捉えた情報を、起承転結の文章の
パッケージ化してしまう。 そして忘却して、翌年から、毎年読み返すことで、情報
から知識への転換をしていたのである。 鈍くても、5年、10年も繰り返して読めば、
知識に転換する。努力の割りに蓄積効果が自覚できないのは、基礎教養の土台に問題ありか・・
話しがそれた。もう一つのネット世界が、旧来の現実世界を破壊を開始した一例である。
間違いなく、近い将来に中国でも共産党を破壊するか、大改革を迫ることになる。
ここで、モバイル携帯や、タブレット式パソコンが爆発的に普及しだしてきた。
これが更に、ネット世界の力を急激に増すことになる。 その結果は、誰も想像すら
出来ない世界に突き進むことになる。
・・・・・・・
3252, 大恐慌 入門 -1
2010年02月19日(金)
* 「大恐慌 入門」朝倉慶著
一昨年の9.15のリーマンショック以来、多くの恐慌関連の本を読んで事態の大きさに
呆然としたが、ここにきて少し小康状態を保っている。冬季オリンピックが終わる頃から
本格的な波が押し寄せてくる。 既に恐慌は起こったのである。現在は、緊急措置で
平静を保っているだけ。そこで数日前から数年前から去年にかけて読んだ金融恐慌関連
の本を重ねて読み返している。当時は読み過ごしてしまった内容にハッとすることしばしば。
その一冊の「大恐慌入門」朝倉慶著がある。読んだ時は、「色いろな学者の論を
ダイジェスト的に纏めたもの」と気に留めてなかったが、一年後になって読み返すと
簡明だからこそ納得する。表紙裏に < これまでは「春の散歩道」。 これから
デバティブ6京円というスーパーバブルが破裂する。 世界を覆う「百年に一度の津波」に
どう備えるか。> とある。9.15から一年半経つが、アメリカの投資銀行は瞬間的にホボ消滅、
GMとクライスラー、シティバンク、日本では日本航空が破綻した。それ以外は、あまり
目立った動きはなかったが、これからCDSの破綻が表面化してくる。これに比べたら
サブプライム問題は公園の散歩みたいなもの。一昨年の大晦日に発刊されたが、著者の予告
していた通り世界各国に国家破綻が現実に問題になってきている。アイスランド、ギリシャと
深刻な問題が表面化してきた。
・このスーパーバブルの崩壊は誰も止めることが出来ないし、アチコチで火山の噴火の
ように吹き出るのは時間の問題。
・オバマは、処理など出来ないで、その責任を問われる悲劇の大統領になる。
置き土産は、新ドルへのデノミか、大幅なドル安誘導。
・資本主義の崩壊は、これから始まりCDSを抱えた金融機関や、企業の淘汰が表面化する。
CDOは、まだ300兆円だが、これから5400兆円のCDSの問題が出てきざるをえない。
それを解決するのは、世界各国が現在の貨幣量を果てしなく増加して、ハイパーインフレにし、
その結果、新たな貨幣への切り替えを世界中が一斉に実施、CDSをチャラにするしか方法は
残されてない。まず、ハイパーインフレに転じるに、あと一年はかかるから来年から再来年
の2012年末辺りに標準を絞っているようだ。
・失業は欧米で9パーセントを超えているが、日本は救済処置で5パーを維持しているが
10パーは時間の問題。
~ まあ、そういうこと! これらを読む限り楽観論は、この数年は考えられない。
~ つづく
・・・・・・・
2877, 自分らしくあれ!
2009年02月19日(木)
クリントン女史が慌ただしく日本を駆け抜けていった。大学生との対話の中で、ある女子大生
の質問「女性なのに、どうして、そんなに強くなれるのですか」に、「自分らしくあることよ」
と、答えたのが印象的だった。
ーそこで「自分らしくある」ことを、哲学的に考えてみる。 まずその「自己」を考えると
「他者」の問題にぶつかる。他者の中の「これ=自分」は時間の経過と同時に発生?する。
さっき向こうから歩いていた「これ」が現在、橋に立っている。その時に、さっきの「これ」が
「自分」になる。生まれて今まで他者の間で生きてきた。その他者との境界線の内側が「私」である。
「自分らしさ」とは、それまでの人生で他者との接点の「あり方」、あるいはその内側の蓄積である。
その時点時点で、何かを追求している在りようが「自分らしさ」である。何かに没頭していて我を
忘れている姿に「自分らしさ」が生まれてくる。初めから「自分らしくあろうと振舞ってはならない」
ということである。役者が仮に信長を演じていたとすると、役者が自分の個性を意識した時、
大根役者に陥ってしまう。我を忘れて信長を演じた時に出てくる味が「自分らしい」のである。
(字数制限のためカット 2012年2月19日)
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2008年02月19日(火)
2512, iPod nanoを買ってみた! おっはぁ~。:.+.:*w(′┏▽┓`●)w
先日、長男が帰省のおりに、ソニーのウォークマンを見せてもらってビックリした。
そこでiMacのパソコンを導入したので、iPodを買ってみようと思い立った。
iPodの機種にはtouch、classic,nano,syaffleがあるが、その中で
何を選定するか、迷った末に、一番小型のnanoに決めた。アマゾンから注文したが、2時間ほど
夢中になって時間を忘れるほどであった。選定の最後の決め手は小ささであった。直ぐに分かった
ことはタッチとプッシュで簡単に操作でき、何よりシンプルなのが良い。Macのパソコン同様に、
売り場を何気なく遠くからみるだけで、難しそうで近づきがたかった。どのように数千曲もの音楽を、
小さな器械に入力できるのかが、まず不思議であったが、iMacを入れたおかげで、CDを差し
込むだけで入力できることが分かった。まずはミュージック、そしてライブラリーと開いて、
iPodとコードをつなぐだけで、自動的に入力をしてくれる。 だから若者を中心に多くの人
が飛びついたのである。iMac(パソコン)のライブラリーのコーナーにCDや、インターネット
で購入した曲を記憶させる手間が少しかかるが、これはいたし方がない。驚いたのは、CDで
入力した曲の情報を自動的にテーマや、作曲者、入力順、聞いた順に分類し、羅列してくれること。
さらに流れている音楽の広告も出てくる。これはアマゾンやグーグルと同じである。
(字数制限のためカット2011年02月19日)
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2007年02月19日(月)
2148, 幸福に驚く力 -1
オッ(*^○^*)ハ~ヨウサン!
大雑把に言ってしまえば{人は子供の本と物語の力によって、日常の中にある幸福に驚き、
人生を肯定的に生きることができる}が柱である。 幼児期、少年期の生活環境の重要なポイントが
見えてくる内容である。今回はテーマそのものの[幸福に驚く力]についての、要点を抜粋してみる。
ー幸福に目を凝らすー
大人の文学は、よくもまあ、これだけ不幸に目を凝らすものだと思われるほどに、重箱をつつく
ようにして不幸をえぐり出しますね。それはそれで面白いんです。では児童文学は何をやっているか
というと、幸福に目をこらしているな~ と思うんです。一見不幸と見えるなかに、よく目を凝らす
といっぱい喜びが潜んでいることを、ちゃんと取り出して書いている。不幸に驚くことは放っていても
誰でもする。 不幸に目を凝らすことは放っておいてもみんなする。でも、子供の文学はずっと
幸福に目を凝らしたり、幸福に驚いたりする心を持った人によって、書かれてきたんじゃないか
と思うようになりました。だから幼いときに昔話や優れた児童文学に出会うことは、非常に大事です。
「昔話を聞いたり読んだりして育った人は、それだけで人生に対する抵抗力がつく」とはよく聞くが、
そのことをやっと最近になってわかるようになった気がします。まあ昔話は人生のイメージ・
トレーニングをすることである。
ー人生を肯定する生き方ー
「昔話を聞いたり読んだりして育った人は、それだけで人生に対する抵抗力がつく」とは
よく聞くことですが、そのことが最近やっとわかってきたような気がします。昔話はだいたい、
主人公が一人いて、いつも前進し続けていて、最後には幸福になるという筋書きですね。これが
繰り返し繰り返し、いろんな物語に出てくる。これらに出会うことによって、なるほど人は
ひとつのイメージ・トレーニングができてくるのだろうなと思います。それから、必ず善が勝つのも
昔話の特徴でしょう。善が勝つ、善