つれづれに

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 昨夜から今朝にかけて積雪は一M以上。まだ一週間は降り続けるとか。
例年のように1・5~2M辺りか、今年は。  除雪を、これからする予定だが。
腰痛は、考えないことにする



・・・・・・
2841, 雲頓庵 -2
2009年01月14日(水)

 とにかく、この寺は何ともいえない磁力があり、新鮮だった。
勝沼という若い僧侶がいたが20年前に行ったところ新井石龍の養子?に収まり、
副住職になっていた。この坊主が面白い人物だった。次回に彼について書いてみる。
まずは石龍禅師から・・・

 ーS63・07 新井石龍禅師に学んだ事 ー�
夜十時頃、一人で本堂より三百m先に入った禅堂で坐禅のマネ事をしていた時の事。
我慢で時おり襲ってくる恐怖感に耐え、そろそろ本日の終了と思った矢先。
誰もいるはずのない堂内に何かの気配!雲水に因縁めいた話を聞いた事も手伝い
恐怖のどん底に落とされました。私の人生で二回の超恐怖体験の一つです。大声を
出し、逃げ出したいのをこらえ震える足で本堂にたどりつきました。
雲水と“医者の卵”と“弁護士の卵”と四人で、懐中電灯と棒を各々持ち、恐々
禅堂にその正体をたしかめに行ったところ、猫位の大きさの獣物だったのです。
逃げられないように禅堂の戸閉まりをして翌朝に持ちこみました。再び四人で棒を
持ってその獣物の正体をたしかめに行ったところ、何と“モモンガ”だった。そこで
“生け取り”と追いかけ回したのですが、途中から反対に歯をむき追いかけられる
仕末。野生の獣と直接対峙したのは初めてでしたが、その殺気には驚いてしまった。
その時騒ぎを聞きつけた老師が我々の一人の棒をとりあげるや、一撃でモモンガを
たたき殺してしまった。その気合のすごさに本当に驚いてしまいました。
二十才そこそこの大の男が四人逃げまわっているのに、九十近くの禅師が何のためらい
もなくただの一撃!私自身その時、合気道を三年近くやり、少し逆せていた時だけに、
その迫力にショックをうけてしまった。結局武道も禅よりみると枝葉でしかないのか?
等々。禅師の一面をみた事件でした。
 ---
 当時の日記が残っている、書き残すということは生きた痕跡を残すことである。
写真もしかりだが、日常の何気ないことほど細かく残すと数十年後に、それが網の
ようになり、多くの記憶が戻ってくる。過ぎてしまえば4年も40年も同じである。
・・・・・・・・・・・
-1968年8月31日日記帳より
今日雲頓庵(禅寺)に来る。卒論の勉強の為だが、予想どうりのところだ。早速座禅を
くんでみる。足が痛くなり無我の境地にさほど遠い。現在の自分が求めていたものの
ヒントを与えそうだ。ここに慶応大学を卒業して弁護士の試験勉強をしている高橋さんと、
立教女学院の短大生が10人位いる。面白い人ばかりで明日帰ると言う。
帳面を忘れてきた。これから当初の目標の計画立てだ。
  ー9月1日
朝5時に目が覚める。鐘の音が聞こえてくる。6時半に起き早速掃除をする。朝食前に
高橋さんと裏山に登ってみる。昼、彼女らが帰る。昼飯時にこの寺の後見人という人と話す。
午後は離れの一室で「流通革命」を100ページと「流通機構の話し」を60ページ繰り読む。
勉強の集中力が足りないのがいらだつ。明日より気を入れなおさなくては。
夜は10時にうとうとしてしまった。
 後記ー独りで夜30分禅堂で座禅をくんでみる。ロマンチックな感がする。
    誰も見ていないので自分との闘いだ。
  ー9月2日 六日町 雲頓庵
朝6時に目が覚める。6時半に顔をあらい掃除をする。食事の後、「