つれづれに

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  今日のYoutube

 数日前から鼻風邪が続いている。夏場の風邪は、たちが良くない。
昨日も、今日も、早朝のチャリを止めている。それと昨日は、スポーツジムも休んだ。
今日は行くつもりだが、ヨガは止めておく。密室の中のクシャミは問題だ。




・・・・・・
3409, この国の終わり ー5
2010年07月26日(月)
 終始一貫、日本の現状と先行きに悲観的である。欧米人を知り尽くしている
からである。一神教は他の宗教に対して、奴隷か、死の二者択一ということを
である。共産主義圏の崩壊後は、それほど日本の位置づけは大きくなくなった。
 後は、日本からの借財をチャラにする、いつものコースである。それが、
911であり、915である。これは、仕掛けられた事件と見れば、
 以下の著者の論が理解できる。
  * 日本人なぶり殺しの条件は整った 
≪(P-107) この章では、考えることのできない日本民族の明日の運命が
 問題だ。その運命は‥、喩えれば、10メートル先の線路は切断されていて、
 目前の千尋の谷に渡した鉄橋は影形もなくなっているのに、時速5百キロほど
 の速度で突っ走る無人列車に乗っているような状態が日本民族の現実である。
 しかもそれは自然とそうなっているのではなく、完全に「彼ら」によって
 仕組まれている。それに気づき、かつ確認する方法は2つしかない。
・ひとつは私がここで紹介する何冊もの本を読み、その内容をまず最初に疑った
 後で、自分の努力で検討し、真偽を探り、試行錯誤を繰り返しながら深刻に
 悩み、時には身の危険を冒した個人的なリサーチを試み、また世界各地を自分
 の足で回り、最低1、2年の期間その場所に滞在し、実地に自らの経験を積み、
 見聞を広め、再び文献を洗い直して真贋を探るといった努力をすること。
 だが、これはほとんど、というより確実に不可能だろう。 問題は、私の時代
 と違って、それだけの時間的余裕がまだ残っているかどうかであり、それに
 関して私は百パーセント悲観的である。 日本滅亡の必然を学び取り、
 納得したときに、もうこの国はない。
・もうひとつの、より安易だが、さりとてしないよりはずっとましな方法は、
 この私の文章を最後まで読み、内容を信じ、私と一緒に立ち上がり、行動
 することだ。 しかし(そうするとしても)、最初からもう一度はっきり
 断っておこう。まず九分九厘すべては手遅れである――と。この国は終わる。 
 仮に私たちがその無人暴走列車に乗っていることを確認
 できたからといって、それを止める方法は何ひとつないのだから。
 何しろブレーキが「彼ら」によって破壊されているのだから。
 これは一種の完全犯罪なのだ。となれば、またしても奇跡が必要である。
 昭和では吹かなかった神風が、平成で吹くだろうか? 私たちは新しい
 『立正安国論』が生まれるのを祈るしかない。しかし―、時代が違う。
 21世紀の安国の実用にはならない。 ・・イルミナティの確信犯的犯罪など
 に対しては、もはや、いかんともしがたいのである。・・  ロスチャイルド
 やロックフェラーといった世界の超・大財閥から流れる彼らの資金は潤沢・
 膨大にある。見返りはそれ以上に膨大なのだから、彼らの出資を躊躇させる
 ものは何もない。  後は世界の他の部分の征服との兼ね合い、つまり一極
 支配へのスケジュール的なタイミングに過ぎない。 即ち彼らの言う
アジェンダ(実行予定順位)」だ。 ≫
▼ この文章が4年以上前に書かれている。2008年9月15日のリーマン・ブラザー
 の倒産から始った金融恐慌と、2012年末から起こる?大恐慌と新ドルなどの
通貨切り替えが、日本人、世界の弱者への「なぶり殺し」ということになる。
そこで著者の林秀彦は、99パーは、既に手遅れという。
この国は終わっているのか? 気がついても、どうにもならない!

・・・・・・
3034, バブル時と現在の比較は
2009年07月26日(日) 
 大よそ20年前と現在を比較した年表があった。 (日経新聞記事内)
比べてみると、なるほど面白い。如何に金融政策に我われが踊らされているかが
理解できる。 当時は、それだけ豊かというと、その実感はない。
(反対に、当時と比べて現在は貧しいかというと、それも感じない)
           ー1990年ー           ー2009年ー
日本の土地資産    2477兆円            1253兆(07年)
日経平均株価    3万8915円(89年年末) 9287円(07年7月10日)
日本の土地資産   2477兆円 (90年末)    1253兆円(08年末)
平均マンション価格  6123万円 (90年、首都圏)4775万円(08年、同)
新設住宅着工数     170万戸             109万戸(08年)
ゴルフ会員権価格   4388万円            325万円
サラリーマンの小遣い  76000円           45600円
大卒求人倍率       2・86倍            1・62倍
 ーー
土地資産は半分だが、今回の暴落を考えると、三~五分の一。
株価は四分の一だが、買い支えを考えると、五分の一。
サラリーマンの小遣いは6割は厳しい。
ゴルフ会員権が十三分の一は、喜ぶべきか悲しむべきか。
バブルが異常過ぎたとすれば、健全な数字。 いや、まだ高い。
株・土地・マンションなどは、まだまだ下がってよい。
20年前でなく、私が大学を卒業をした40年前からみたら、現在の半分以下の豊かさ。
半分以下になっても、情報化で自由と個人がより尊重されれば心は豊かになる?
 ただ、現在は、世代間ギャップがあまりに大きいので、マイナー世代が荒んでいるが、
荒みが荒みで無くなっていく。 人生は、その時々でやるべきことをこなしておけば
後悔はない。 いや、あるか!
・・・・・・・・・
2669, 日本経済の崩壊と資産防衛 ー2
2008年07月26日(土)

ドルが暴落をしたところで、アメリカは何の損失も受けることはない。金本位制度に
戻せばよいからだ。無制限に刷ったドルで金を買い占めておいて、権威の失墜した
ところで金本位制度に戻せばドルの価値は戻る。その時点でアメリカはドル本位制度に
戻す選択肢を持っている。ところが落ち込んだ日本円は、元に戻ることは無い。 
金そのものがアメリカの40分の1しかないのである。もちろん、アメリカは、金本位
制度のドルと、それまでのドルは交換できない仕組みにする。そう考えると、国家戦略
としての奪略である。日本を属国にしておく為に金の備蓄に異常なくらい圧力をかけた
という。日本など、使い捨てで最後は全てを剥奪する手はずになっている。残酷なもの。 
アメリカ本土には穀物だけは充分に生産能力がある。更にアラスカには資源が充分に
埋まっている。日本がアメリカの国債を500兆円近く持たされている事実をマスコミ
は騒がないが、既成の事実である。これらも価値として半分、いや三分の一になる
可能性も出てくる。地方は実感として、既に恐慌一歩手前になっている。これに
ガソリンの異常高とくれば、一人一台という所有が当たり前の地方では、深刻な家計の
問題が生じる。農業・漁業、公共事業で景気維持をしていた地方は、この一連の経済
崩壊の中で、更に悲惨な事態になる。その上に年寄りの多い地方は、年金破綻が大問題に。
実際には第二次大戦と、明治維新の時代より、大きな時代の変化に晒されているのである。
日本のバブルが弾けたときに株価が6分の一になったが、それからするとアメリカは
3千ドル代になる。ドルも60円を割ることになるだろう。これから10年スパンで
考えると、こと日本は最悪の道を辿るしかない。アメリカのドルは64間年で、
30分の一価値に落ちてしまった。それは金一オンス、一ドルの値段が、35ドルに
なってしまったことからも知ることが出来る。35年間つづいた米英の通貨支配が終わり、
多極化の時代に入りつつあるということだ。この時代にアメリカの属国だった日本が、
このプロセスの中で一番の劣化をするしかない冷徹な事実がある。
中国は製造工場として、インドはサービス業を特化して、それぞれ特性を生かし紆余
曲折を繰り返しながら成長をするだろう。 その中で日本は、企画製造型のメーカー
という生き方が主流になる。知恵を生かした会社経営が求められる。個人としては
知恵を生かした生き方である。ドラッガーは「知識社会」の到来を予測していた。
そのモデルが日本と言って無いが、充分に条件は揃っている。とりあえず、今年も
含め目先数年は、緊急事態である。 緊急処置をとらなければ手遅れになる。

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2007年07月26日(木)
2305, ぼくの血となり肉となった500冊・・・
          ー立花隆
                 ー読書日記ー
 6年の間、毎日一文章を書き上げてきてプロの物書きの凄みが見えてきた。
特に一流といわれる人の圧倒的読書量と、書き上げてきた多岐にわたる文章の多さに
唖然とする。問題の在りかを見つける感覚と、それを正確に文章に書きあげる能力は、
シッカリした下積みの基礎があるのだ。 どの世界でもプロは甘くはない。
底知れぬ能力ある人たちの中で頭角を現すのは、そう簡単でない。しかし、ここまで
見せつけられると納得をする・・もの書きの下積みのインプットは尋常ではない!
 ーその一部を抜粋するー
私はいちばん真剣にいちばん多くの本を読み、本格的な人格形成を行ったのは、
二十四歳で大学を卒業して文春に入り、三十四歳で「田中角栄研究」を書くにいたる
までの十年間である。その十年の間に、私はせっかく入った文春を辞めて大学に
戻ったり、はたまた大学をやめてもの書きになったり、もの書き稼業を捨てて、新宿
でバーを経営したり、かと思うと、何もかも捨てて、中近東とヨーロッパを放浪する
旅に出たりと、あまり尋常ではない人生の軌跡をたどっていた。その十年の間に、私は
はじめての著書『素手でのし上った男たち』を上梓し、つづいて第二の著書
『思考の技術』を出版した。またこの時期にゴーストライターとして、香月泰男名で
『私のシベリヤ』を刊行したし、立花隆とは別のもう一つのペンネームである菊入龍介
名義を用いて『日本経済・自壊の構造』という本を出した。同じ十年聞に、立花隆名で
「文藝春秋」「諸君!」「潮」「週刊文春」「週刊現代」に、多数の雑誌記事を書いたが、
実は、全くの匿名で、その何倍もの原稿をさまざまの週刊誌、月刊誌に書いていた。
そのような文筆活動を通して徐々に活字の世界で立花隆の名が知られるようになって
いったが、必ずしも世に広く知られるようになったわけではない。しかし、三十四歳
のときに書いた「田中角栄研究」によって人生が一変した。ということは、二十四歳
から三十四歳にかけての十年間を一言で表現すれば、「田中角栄研究」以前の十年間
になる。その十年聞は若干のアウトプットもしていたが、圧倒的時間をインプ・トに
さいていた。生活環境は次々に変わっていったが、とにかく読書にさく時間がいちばん
多かった。つまり、私の血肉になる読書の大半は、この時期になされたのである。
それがこの時期に焦点をあてようと思った最大の理由だ。
  (字数の関係で中略カット2008年07月26日)
    ー
 これを読んだだけでも、この人の圧倒的な知識を思いやられる。
 他人は他人とはいうが、それにしても知識という面で自分を対比すると、
 その貧弱さに呆然とする。外務省の佐藤優も、そうだが・・・

・・・・・・・・
2006年07月26日(水)
1940, 新潟活性化案ー3
         おっ w(゚Д゚)w  ハァョ?
7月の22日、三回目の新潟活性化のための会が、会社の事務所で開かれた。 県の??と、
長岡、三条、新潟の地区の経営者など7人の会であった。7月の28日に開かれる会の下準備
の意味もあった。当日の朝、それまで二回の会の主だった流れを以下の通り纏めてみた。
 ーー
・環日本海拠点基地としての位置づけを明確に打ち出す
 ?首都圏の日本海への窓口として物流や工場の基地としての機能を充実させる   
・環日本海基地としての拠点として 新幹線の東京駅から直接乗り入れの国際空港を打ち出す。
新潟駅再開発が、今年施工命令を出されたが、 その工事に重ねて新潟空港と機能を一体化。
 新幹線の延長線路に新潟駅と国際空港のリニアを共同運用をする。
 飛行場周辺に10~20万単位で土地を先行取得し、高層ビル特区として容積率を1000パーセント
 にアップして取得額の倍を目標にして売却。それを工事費用の一部に当てる。
 350億の試算になっているが、単線など考えられるあらゆる知恵を使い半額以内にコスト
 を抑える。そこの住民はリニアカーを格安で利用できるようにする。
 キーポイントは、
  *東京駅からの新幹線の飛行場乗り入れ
  *新潟駅再開発との共同事業
  *新潟駅と飛行場と飛行場周辺地域との一体化
  *飛行場周辺の高層ビル特区による事業費の捻出
  *飛行場周辺の特区構想ー養老特区、外国人特区、物流特区、中国人特区、レジャー特区・・
  *北陸新幹線への待ったなしの対策として完成を2015年(新潟再開発新駅の完成)を厳守する
   ーー 
 地元の経営者は、現在の新潟県の環境に非常に厳しい危機感がある。だから、こういう会が
開かれているのだろう。北陸三県対新潟県の地域間競争が切って落とされようとしている。
そして、どちらが勝利を収めるか誰の目にも明らかである、それに対して枝葉末節の対案も
出せないのが現状。2014年の北陸新幹線の開通までに新幹線の新潟空港の開通、そして
特区構想の推進。そのプロセスを通して環日本海拠点基地化を確固たるものにする。
その最終の計画を早急に決め、その手順に入らないと手遅れになること必定。
凡庸な?政治家ー前県知事などや地元国会議員・・
ーのお陰さまで手遅れなのかもしれない。このままでは新潟県の衰退が激しくなる。
このさい東京都新潟地区と割り切った方が良い(元々新潟は幕府の天領だったのだから)。
昨日の地元紙の新潟日報中越上越版で 「発車ベル9年前」?上越地域と北陸新幹線
という特集のシリーズが始まった。 かなりシビアな内容である。 タイミングもよい!
 全くどうなっているのだろうか、この県は? 野球場じゃないじゃないか!
同じ200億をかけるなら、東京駅からの直接乗り入れの飛行場だろう!
そして飛行場周辺の極東地区に向けての本格的な物流・情報拠点づくりじゃないか!
東京都新潟地区づくりでよい。「日本海を内海とみたてた長期的ビジョンの地域つくり」こそ、
早急にたてる骨組みである。何処かの新幹線駅建設が住民の反対意見で取り止めになり
そうだ、というレベルと、この延長工事は違うはずだ。
それさえ解らないのだ! 私はこの辺で、この論については打ち切りだが!
これは政治家がやるべきことである! 何で私がここでいわなくてはならないのか?
まあ、面白い経験であった!
  2007年7月26日ー後記 それもこれも、猿回しの猿でしかない! ということ。                                                     
・・・・・・・・
2005年07月26日(火)
1575, 道路公団副総裁が逮捕!

現職の道路公団の内田副総裁が逮捕された。道路公団に対する公聴会の席での猪瀬氏の
質問に、慇懃な返答をして中座した男である。道路公団発注の鋼鉄製橋梁工事をめぐる
談合事件が、現職の副総裁の逮捕になってきた。道路公団そのものが??の巣窟という
のは公然の秘密である。いや、猪瀬氏が暴露をしていたが。
歴代の総裁、副総裁を含めて、組織そのものが??集団ということだった?
こういう日本の談合体質が暴露されていくのは非常に良いことである。現在の日本の
役所とゼネコンの関係の象徴的なカタチと見てよい。と凄まれたことが記憶に新しい。
これでも今後も、この巣窟はそのままの体質でつづくだろう。改革のため新総裁になった
近藤総裁も知らないわけが無い。改革などしようという意志など全く感じられなかった。
この男も早かれ更迭をしなくてはならなくなるだろう。いままで、これで通ったことが
今後はそうはいかなくなったのだ。今後とも、内側から多くの暴露がドンドン出てくる
だろう。道路族議員の数匹が逮捕されるかどうかだが。改革の真っ只中の道路公団
副総裁が逮捕とは、全くの異常事態である。それにしてもよく逮捕したものである。
郵政の民営化の法案が参院を通るかどうかの瀬戸際に丁度良いタイミングである。
政治的な思惑はあったのかどうか?だが。

ーーーーーーー
産経新聞の記事から 2005年7月25日
  道路公団副総裁を逮捕 
 独禁法違反ほう助と背任 橋梁談合事件

 日本道路公団発注の鋼鉄製橋梁工事をめぐる談合事件で、東京地検特捜部は25日、
 受注調整を助け、道路公団に不要な支出をさせたとして、独禁法違反(不当な取引制限)
 ほう助と背任の疑いで、道路公団副総裁の内田道雄容疑者(60)=川崎市多摩区
 を逮捕、東京都千代田区の公団本社を家宅捜索した。
(字数の関係でカット 09年07月26日)
・・・・・・・・・・
2004年07月26日(月)
1210, つれづれなるままに

 ーアメリカの最終断末魔ー
アメリカの双子の赤字は何を意味するのかを考えると、底知れない恐ろしさをおぼえる。
石油の決済は、全てがドルでおこなわれている。 アメリカがイラクに侵攻したのも、
フランスやロシアがフセインとユーロダラーで決済をしようとしたからといわれている。
現在の世界の石油の決済は全てドルでおこなわれているが、ユーロでおこなわれれば、
ドルへの信頼感が薄れる。輪転機でドル札を刷って世界中から物資を集めていたシステム
が壊れてしまうからだ。アメリカにとって双子の赤字など、全く問題はない。
輪転機の紙切れの数字がマイナスをあらわしているだけである。それとアメリカ国債
同じく紙切れでしかない。 かろうじて、その二つの暴落を防いでいるが、ある日突然、
恐慌を引き起こして、その価値を落としてしまえばよいだけだ。
全く酷いものである。手形乱発とどこが違うというのだろうか。そのアメリカの属国が
日本である。日本がその一番被害を被ることになる。 アメリカの断末魔の後は世界
大恐慌となり、日本崩壊は?
 ー「有限会社」が廃止ー
再来年から、有限会社制度が廃止されて株式会社に一本化されるという。現在の実体
からして、中小の株式会社と有限会社を区別をする必要性が乏しいと判断された為だ。
これまでの中小の株式会社に規制を有限会社並に緩和をして、取締会や監査役の設置義務
を撤廃する。もともと有限会社は、資本と経営が分離してない中小企業を想定の制度。
中小企業でも、会社の格にこだわって株式会社を選択するところが多かった。
中小の株式会社に義務つけていた取締役三人以上で構成する取締役会や、監査役に関して、
約款で自由に決めることができるという。最低一人の取締役でも設立可能となる。
ただ、中小株式会社のうち、株式譲渡制限のない会社については、株主保護の
観点から取締役会と監査役の設置義務を残す方針という。

・・・・・・・
2003年07月26日(土)
843, SF小説作家・小松左京の21世紀検証

 今月号の「文芸春秋」で小松左京が「SF作家として21世紀が予測していたようになった
かどうかを自分で検証する」 レポートが面白い内容であった。本人が正直に「自分は
その頃は生きていないから、責任をとらなくていいや」 と思っていた。
それが「まさか21世紀に自分が生きているとは!」と。
 ー要旨を私の主観でまとめてみるとー
・一番の衝撃は平成7年の阪神大震災だという。
 本人が書いた「日本沈没」が現実になろうとは。 ほぼTPOS が酷似していた。
・三十年前は米ソの冷戦真っ只中、まさかソ連と共産圏がこれほどあっさりと
 崩壊するとは正直思ってもいなかった。
・今のエレクトロニクノロジーの発達で電卓、パソコンに、携帯電話、ロボット・・等 
 電子機器がこんなに「小型」「安価」になってしまったことは、本人の予測をはるかに 
 超えたことであった。 当時百億したコンピューターがいまやもっと性能が良くなって
 10万そこそこ買える時代は今でも信じられない。本人は現在この時代の速さに
 ついていけないので、携帯電話を持ってない
・宇宙開発はもっと進むと思っていたが、意外と進まなかった。
 今の人類にとっての、予測したほどの必要性が無かったためだ。
 しかし宇宙への進出は人類に必要である。
イラク戦争も衝撃的であったという。多くのビデオカメラが入って
 戦場の映像がリアルタイムで入ってくる。
高齢化社会と今の子供の問題は予測をしていた。
ー以上だが、
 ソ連と共産圏の崩壊、今の科学技術の発展、情報化社会の予想を超える進歩など、
私が感じたこととほぼ同じであった。この情報化の進歩はSF作家の想像をはるかに
超えていたようだ。 ソ連さえも、まずは軽く崩壊させたのだから。彼等のような
戦中派が今の時代の変化を見ていたら、これほど面白いものはない。特に戦争体験を
してきた人が、アフガンやイラク戦争アメリカのハイテク技術を駆使した武器はS
F小説をはるかに越えている。 アフガンのゲリラさえ消滅させてしまう。

・・・・・・・・
2001年07月26日(木)
[87] エルミタージュ宮殿

今回の旅行のハイライトはやはりエルミタージュだ。カテリーナ?の冬の宮殿といわれ、
ちょうどパリのルーブル美術館と匹敵する内容であった。300万点ある所蔵の一部しか
見れなかったが、ただ案内された壁画や展示物は見た事のある物ばかりであった。
制限された時間内で駆け足であったが、その印象は強いものだった。 エルミタージュ
はただ美術館と思っていったが、広大な宮殿でベルサエユ宮殿に似ていた。その豪華さ
にまずは驚かされた。夏の宮殿と言われるカテリーナ宮殿も行ってきたが、これもまた
目をみはる豪華さで感激してしまった。当時のカテリーナ女王の権勢は絶大である
ことは、この2つの宮殿を見てうかがい知ることが出来た。