つれづれに

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 今日のYoutube
http://www.youtube.com/watch?v=xEhaVhta7sI

 人生を振り返ることが多いが、思うことは、時代に、両親に、
恵まれていたこと。やはり、事業が、最期は、ギリギリ軟着陸?で、
終えたが、それでも、後悔も、無念さはゼロに近い。 
 行蔵は我が内にあり、残っているからだろう。

 それにしても、最前線は厳しい、と思うが・・・  
週に一度、晩酌用の酒とツマミを買いに出るが、消費税の5と
8%では、何か違う。これが、10%となったら、また違ってくるはず。
スーパーの原信と、ドラッグストアのアオキと、コンビニのローソンが、
至近距離にあって、競合をしているが、企業規模の総合力と、
システム力の、モロの戦いになっているのが分かる。 
 いち消費者として、見ている分には面白いが、経営者にとって、
命がけの戦いである。 負ければ、即、退場になる。


・・・・・
2359, ギリシャエーゲ海の旅 -5
2007年09月18日(火)         
                    才ノヽ∋―_φ(゚▽゚*)♪
  ーエーゲ海クルーズー
クルーズといえば、過去に香港クルーズの経験がある。
香港からフィリッピン周辺の海域をクルーズするのだが・・・・
何社かの旅行代理店の共同企画だったが、{参加者が少ないため体裁を整えるため
御得意に三分の一の値段でどうか}というので参加したことがあった。
クルーズが、こんなに楽しいとは実際、参加して初めて知った。
朝から晩まで何かしら船内で企画があり、それ以外は甲板で日光浴かウォーキング。
決して飽きさせないノウハウを企画者は持っているのである。
そこに日本の老女の未亡人が、ほぼエンドレスで参加していた。
日本で生活しているのと生活費は同額?なら、よほど国内より楽しいという。
スタッフは親切にしてくれるし解らないでもないが、
それは人生の甘い辛いの全てを経験した後のこと。

ところで、この実質三泊三日のクルーズ、朝から晩まで飽きることのない日程。
むしろ、時間、いや体が足りないぐらいである。
三日間、午前・午後と分け4時間、地中海の小島の遺跡や観光地に上陸する。
それぞれが深い歴史と味わいを持っていて世界中からの観光客に親しまれている。
確かにエーゲ海をバックに見ごたえのあるものばかりで、バカンスの極致だろう。
それをカジュアル?に組んであるのが、欧州の欧州たる所以である。

毎日午前と、午後か夕方に分けて、二回エーゲ海の島にある観光地に上陸。
移動は夜間か、昼飯から午後の暑い時間に船でするから合理的である。
客船を移動ホテルと見立てれば、これほど便利な手段はない。
それと、エーゲ海での甲板の日光浴が良い。
クルーズは、本来は大金持ちのお遊び、それを大型客船にして、
料金を下げて大衆化したのが大型客船のクルーズである。

今回のクルーズで立ち寄ったサントリーニ島や、ミコノス島などは、
珠玉の島という言葉がピッタリである。
地中海、エーゲ海沿岸の豊かさは観光地とはいえ目を見張るものがある。
世界の大金持ちのお遊び場を垣間見た思いである。

                   ヾ(・ω・`)ノバイ
・・・・・・・・
2006年09月18日(月)
1994, 悪筆ー2   (。^0^。)ノ オッ
  ーもっと「きれいな字!」が書ける本-2

 まずは自分の名前を原則に従って、漢字と平仮名で書いてみた。
なるほど、今まで何万回書いているため、その効果が解りやすい。
自宅の住所もそうだ。住所と名前を、まず練習すればよかったのだ。
漢字、カタカナ、平仮名と・・・

一章 ちょっとしたコツで、あなたの字は見違える!
 ー「上手な字」の大原則ー
?縦画はまっすぐ、横画は右上がりに
?起筆でアクセントをつける
 -これは漢字の場合、
 左上から右下に小さな点を書いて、一度止めてから引く
?字の中心をつかまえれば、崩れないし、曲がらない
 ー字の縦中心にラインを意識する
?点画を確実に接する
 点画を空けないことー
 (例ー美しいの場合、 羊と大の字を必ずつけること)
?のびやかに大きく書く
 字は大きく書けというが、下手な字は大きくかけないものだ。
?手本の見方にもコツがある
 ある人は方眼紙を手本の字に当てて、どのマス目にどの線があるか、
 を確かめて書く」という。それだけ手本に似せて書く努力が必要。
 
 ー「下手な字」の共通点ー
 ?「右上がりの字」は融通が利かない印象
 ?「右下がりの字」」は窮屈に見える
 ?「くねくね字」は下品で、大人の字に見えない
   -大人の字には格調と気品が必要。
 曲線は字を柔らかな雰囲気にする効果があるが、直線と、
 ほどよく組み合わさってこそよい。
 ?「角ばりすぎの字」はとげとげしい
 ?余計な飾りをつけない
 ?力を入れすぎない、抜きすぎない
 ?自分勝手な崩し字を書かない
 崩し字は「草書」というが、実は日常生活では殆んど使われていない。
 知ったかぶりの草書は書かないこと!これは漢字も平仮名も同じ。
 下手な人ほど勝手な草書?を、書こうとする。
 草書には、それぞれルールがある。
 それを無視して、勝手に崩し字を書くからクネクネ字になる。     
  我流の崩し字は、基本全てを崩してしまう

ここまでの私の反省と総括は・・・
・崩し字を、まずは止めること、
 線を組み合せる位の感覚で丁寧に一字一字ゆっくり書くこと。
・上手く書こうとするから下手になる。
 下手な字にならないよう基本を身につけることだ。
・私の下手な平仮名の行は、
  なにぬねの はひふへほ まみむめも
 である。この行を徹底的に練習する。
 な、む、の○結びが多い行である、この結び方のコツを意識する。
この歳になって初めて知ることがあまりに多い。
                             ー つづく
                  (。・ω・)ノ☆゚+.バイ!
・・・・・・・
2005年09月18日(日)
1629, 戦略的思考についてー3

戦略的思考としての「質問」を
 幾つかの本からランダムにとりあげてみた。
 (戦略的でないものも含まれるが)

・その意味は何だろうか?
 何故?何故?何故?何故?何故?何故?
 何?何?・・・・・
・私が長期にわたって成し遂げたいことは何だろうか?
   私にとっての価値あることとは何だろうか?
     自分を使って何をしたいのか?
・それが可能なことは解っている・・・
    しかし、やる必要があるだろうか?
・ここで新しく学んでいることは何ですか?
    その目的は?
・それを仕切るのがあなたなら、どんな手段をとりますか。
・なぜ、ずっとこの方法でやってきたのですか?
    その方法で本当によいのですか?
・もっと前向きな方向に進めるために一つ決断を下せるとしたら、 
  それは何ですか?
・お客にもっとも必要とされ、やりがいのあることは何でしょうか?
    お客に私たちが提供できるものは何でしょうか?
・顧客にどんなことを尋ねるべきでしょうか?
・自分のスキルを向上させるために、今日は何をしましたか?
・誰もが、果たすべき役割を持っている。
   その役割は何だか考えていますか?
・いま起きている変化は何ですか?
   そして、それに対する対応は如何しているのですか?
・あなたはどういう人生を送りたいのですか?
   今日、その一日を過ごしたといえますか?

・・・・・・・・・
2004年09月18日(土)
1264, 自己喪失感

10年から20年前のことだが、喪失感?に捉われたことが何度かあった。
自信喪失というか、虚無感というのか。
このような心理状態を、誰からも直接は聞いたことがない。
誰も黙って、こころの奥に閉まっているのだろうか。

「自分は全くの無能者で、何にも中味も蓄積もない。
今まで生きてきたが、全て上辺のことしか経験してこなかったし、学んだ蓄積も
何も無い。いや何も学んでこなかったのだ。ただ此処にいる自分は
無能の抜け殻があるのみ」という凍りつくような恐怖感である。
いや、真実の自己に気がついたということか!
これが虚無感というのか、それとも一種のノイローゼの心理状態なのか?

その無能感のためか、他の存在がいやに大きく感じる。
多くの挫折感を味わってきたが、その虚脱感とは違う底を抜けたような無能感だ。
心のある状態なのだが、底知れない心の深遠を覗きみた。
「心に穴が空いて、その下を恐怖感で見たときに,虚無に取り付かれた心理状態」である。

失業をしたり、離婚をして、山手線の駅の雑踏の中で自己喪失感に
とらわれた時に、思わず電車に飛び込でしまう自殺が多いという。
死を覚悟をした時に同じような感覚になるのかもしれない。

・・・・・・・
2003年09月18日(木)
897, イルカの話ー2

 先日、NHKで「野性の発見ーイルカとロビン・ウイリアム
という内容のドキュメントを放送していた。
ロビン・ウイリアムは私の数少ない好きな性格俳優の一人だ。

 そういえば去年の今頃、イルカの話を書いた。
イルカの能力は底知れぬものがある。
鏡を見て自分と認識できる動物は、一部の類人猿とイルカしかいない。
先日のTvで、イルカに鏡を見せている場面が何とも面白い。
自分の顔を人間のように、いろいろの角度から見たり、表情をつくっていた。
そして笑っているようにさえ見えた。

 イルカは牛がそのご先祖様で、進化して6000万年が過ぎている。
イルカのひれと牛の蹄は同じものであるという。
ーイルカの特殊能力をあげてみると
・ハワイの研究所のイルカは60の手話と2000の文章を理解できる。
・人間の動きをすばやく捉えて、そっくりの物まねをする。
・一致協力して、ボラを陸に追い上げて捕る漁法を持っている。
・セックスそのものを楽しむ数少ない動物の一つである。
・イルカは心に傷を持っている人をすぐに見分ける。
 その能力を取り入れたイルカ療法がある
 
 去年、NHKスペシャルで「漁民とイルカが共同で漁をする」内容を
特集していた-後記コピー

 彼等は自分のサインのような個々の音を持っている。
人間が違う知性と交流できるとしたら、イルカだろう。
人間の想像をはるかに超ている進化した動物の可能性がある。
 
 二つのドキュメントとインターネットの検索で、
ちょっとしたイルカ専門家きどりだ。 これが情報化というものか。

・・・・・・
510, イルカの話
- 2002年09月05日(木)

 最近癒しという面でイルカが話題になっている。
先日NHKでブラジルの漁村で野生のイルカと漁民の共同の
ボラの漁をドキュメントで放送していた。
湾の浅瀬でイルカが追い込んだボラを漁民が投げ網でとる。
イルカは、そこより逃れたボラを待っていて取るのだ。

 イルカが浅瀬に逃げ込まれる直前の一部のボラを取るのだ。
何代にわたっての親娘のイルカに、そのノウハウが受け継がれている。
その湾の60頭のうち20頭がそのノウハウを持っている。面白い内容だった。

 猿と犬の中間位の能力があると云われている。
特に彼らの出す音波言語で、かなりのレベルの情報の交換が
行われている。人間との言語交換は不可能といわれているが、
もし可能になった時は、コペルニクス的大転換がおこるはずだ。

いかなる状況においても遊びを忘れず、
また人間の気持ちに対して、非常に敏感に反応する。

検索で調べた「イルカのホームページ」の内容を
 コピーしておきます。
 -----------
[イルカは病人を特別扱いする ]
 イルカやクジラ、ゾウなどはけがをした仲間の動物をかばう性質があり、
イルカは人間の中から病人を選び出すことができるらしく、
その病人を特別扱いするらしい。
イルカは人間の血圧の状態や脈拍がわかるようであり、
右半身が麻痺している人が海に入れば、
イルカは必ず不自由な右側を支えるような位置にまわってきて泳ぐ。
多くの泳いでいる人の中に自閉症の人がいれば、その患者の側に行くそうだ。
イルカと一緒に泳いだ人は自分はイルカに特別扱いされたと言い、
自分の存在を認めてくれたと喜び、自分の存在価値も認めてもらえたと
自信をつけさせる効力まである。

ーーーーーー
523, 本屋と書籍出版社と問屋
- 2002年09月18日(水)

本屋の世界が特殊ということがあまり知られてない。
書店の問屋に2大勢力がある、日販と東販だ。

・荒利が20?、返品自由の世界。価格は再販制-定価販売で、値引いては売らない。
 問屋への注文は本の間に挟まっている注文書を販売時点で抜いて、
 注文をするシステムであるー現在はバーコードがついている。

・本屋の棚割とか在庫数は問屋の指導で決められている?
 問屋は情報システムを本屋に売っていることになる。
 解かりやすくいえばいえば、本屋は不動産業そのものといえる。
 ある立地を確保して、本屋をやる!といえば問屋が飛びついてくる。
 そして棚割りと在庫数の決定をする。
 フランチャイズシステムに酷似している。
 イトーヨカ堂の鈴木敏文社長は大手問屋の課長の転職者だ。
 小売は情報システムの販売という事を熟知していたから、
 社長まで登りつめたのだろう。

・20?の荒利の内訳はー人件費が40?、地代が7~8?、電気光熱費が
 などの経費が30?、万引きなどが3~4?のロスの世界だろう
 ーこれは私の推定だが。

・本の価格は、初版でコストが回収されるように値付けされている。
 大体の話だが、価格の分岐点は単行本で,
 。初版1~2万部で1700円あたりである。
 。2000~2500円だと初版は8000部あたり。
 。3000円にしておけば、3000部あたりでよい。

・単行本の中から、売れた本は文庫本に選ばれて書棚に残っていく。
 値段は半額から三分の一になる。

これからデジタルの時代といえ、本は残るといわれている。
それもビジュアルの要素が多く入った解りやすい本が。
そういえば本屋ではそういう本が多くなった。
文庫本にもカラー写真がたっぷり入った本も目に付くようになってきた。
かなり難しい哲学の本を3年前に買ったが、大きな絵入りと解りやすい
解説が空間にたっぷり入った本であった。居間のTVの横に置いてある。

最近は左のページが原書になっていて、右に難しい英語の解釈や
解説がしてある本もある。
これを読めば一応原書を読んだ事になるように、出版社もあの手この手で
知恵を絞っている。普通の人でも原書が読める時代だ。

そういえば、街の小さな書店がどんどん姿を消している。
大きなチェーン店にとって代わっているのは、どの業種も同じだ。

ーーーーーーー
[148] アフガン国境   2001/09/18
カイバル峠ーアレキサンダー大王が通った峠ー
ーー昨日間違ってけしたため今日改めて載せる
ー自宅のパソコンにコピーしてあったので助かった

中近東シリーズ、インド・パキスタン・シリーズとこの2年旅行して見てきたそのままが、
1~2年後大きいニュースになるのが必然か。その前がペルーやケニアであった。
異郷をキーワードに行っていたのが、こういう結果になってしまったのだろう。
しかしツアーレベル(観光客レベル)でしかないのもわかっているつもりだ。

もっとシビアに言えば旅行で帰ってきて、どうだった?ときかれてもベラベラ喋れない!
というのが本当のところだ。かなりのお金を払ってなんで?とは一回思ったことはない。
しかしそこで見たものは、感じたものは、得たものはその数十倍もあるからだ。
したがってこう言う機会にしかいえないからあえて言う。

シルクロード!の昨年の旅行、考えられない社会の連続であった。
パキスタンが注目の世界に入る事を前提にシルクロードのバスの世界で垣間見た世界を
書いてみよう。表面的の話を!

ーバスの中で現地添乗員ー
「ここの部落は自治区です!治外法権の世界です!排他的な民族です、外を見たら目を絶対に
あわせないでください!」
「ここの部落は近親相姦の平気な部落です!従がってかなり民度と部族としてレベルの低い
世界です!」

「ここは麻薬と銃器の世界に対する密輸基地です、あの大邸宅の内側はホワイトハウス
中より物理的にはるかに豪華な世界があります!警備もその数倍の仕掛けがあります!」

「この街は麻薬と銃の暗黒街ーマフィアにむけた秘密基地です、あの店の名前が麻薬やと
堂々と書いてあります」

「ここからアフガンまで2時間の街道の200メートルまではパキスタンの管理下、
その向こうの道路は密輸通り!みて見ぬふりです!」

芥子の花はその辺に咲き放題!その辺で石に混ざっているヒスイをさがしていたら、
ある女性が上から落ちてきた小さな石に当たった、しかしその速度のため頭は血だらけ
ーもちろん帽子の上でこうなるのだから!

あちこちで落石事故!自分たちだけは絶対大丈夫という信念の中で、
まずパキスタン添乗員が疲労で倒れ、次に我われの添乗員が倒れ!気を張っていた自分が、
最終のフライトの飛行機の中で、死ぬほどの下痢!脱水!トイレの前の席で30分ごとの
脱水状態!もちろん生まれて初めての経験

ーーーーーーーーーーー
参考に為にシルクロードの旅をコピーしておきます。

H12・07 シルクロード15日間の旅

"人生とは基本的には、うまくいかないものだ!"という誰かの本を読んで、
この命題をこの旅行で解いてやろうと出発した。そして帰ってきて、一つ解った事がある。
うまくいくカギとは、それがこの文章の内容であり、この旅行であった!
(少々のリスクと困難のむこうにあるもの、それは?)
うまくいかないのは困難を恐れてしまうからだ!

=旅は人生の縮図!=

北京に一泊、そしてウルムチに一泊。さらに天山、タクマカラン砂漠を越えた
西域南道のホータンに一泊。そこよりマイクロバスを乗りついでパキスタンへ。
世界の屋根、パミール高原を越えヒマラヤの桃源郷フンザ王国とペシャワールへの
二千km以上を走破してイスラマバードへ、文字通り命懸けの旅行であった。
軽い気持ちで行って、"とんでもない旅行をしてきた!"というのが、帰っての総括の気持ちだ。
やはり十日間入院したというツアー仲間よりの手紙が早速届いた。

こんなリスキーさは日本の常識をはるかに超えていた。でもこれこそ旅の醍醐味でもある。
旅とは異質との出会いであり、その接点で自己の異質(本質)に気付く事でもある。

その点で今回は異質の出会いの連続といってよかった。ホータンはその最たるものであった。
街の大部分はロバにひかれた荷車にあのウィグル族などの何ともいえない風貌の老人と
きれいな女性達、目の前がクラクラしそうな感激。

そして旅の仲間二十名を乗せた車はホータンより西域南道を右手に
タクマカラン砂漠を見ながら五〇〇kmの道のりカシュガルに向かう。カシュガルを二泊後、
シルクロード最大の試練といわれるクンジュラブ峠(標高四九四三m)の峠を越え、
七〇〇〇m超級の山々を間近に臨みながら、中国よりパキスタンへとバスは走りぬける。
ここで四名の仲間が軽い高山病になる。

ラクリ湖よりみたコングール峰と、ムスタガータ峰の七〇〇〇mを越えた
山の美しさに圧倒される。
翌日より右手にインダス川が流れ、カラコルム山脈が左右に続いている
カラコルム・ハイウェーに入る。
ハイウェーとは名ばかり、軍事道路の為安全面はゼロ。危険きわまりない。
あちこちで土砂崩れの工事の横をすりぬける。一万人の軍隊が待機して
一〇〇〇km以上のハイウェーを補修工事をしているという現地ガイドの話。
当然何回も足止めをくう。
三〇〇mの巾の土砂崩れの道路を現地人の臨時のサポーターを一人ずつ、
手をつないで落石の中を走りぬける。

そして向こう側で臨時にチャーターしたバスに乗りかえる。
ところが、ところがそのバスの運転手がスピード狂、六時間以上、右手が川の流域まで
一〇〇~二〇〇mの断崖の道路を一〇〇以上のスピードで突っ走ったのだ。

アメリカで"スピード"という暴走バスの映画があったが、そのカラコルム版そのもの。
まさしくジェット・コース!に乗っている気分!全員顔面蒼白、そして無言!
といって誰も文句をつけない! それを楽しんでいるのだ。
(以下は、字数の関係でカット・・・2007年09月18日)

         ー2000.6.2~6.15