つれづれに

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今日のYoutube
http://www.youtube.com/watch?v=3gzXSIMVJ1k
 
 村上龍の著書の中に、「人生の中で最も恐ろしいのは失敗ではなく、後悔です。」
という言葉があった。二年前の結果に対して、ほぼ後悔は無いと思っていたが、
時間が経つにつれて、「あの時、あの判断が間違っていたのでは?」とか、少しは
アブクのような思いが出てくることがある。「オセロと同じで、最後が白か黒になれば、
その間のコマが、全て変わってしまうのだから、思うだけ馬鹿馬鹿しい」と思ってもである。
 その意味で、この言葉は納得する。 精一杯だったのだから、どうであれ、仕方がない。
武藏の「我、ことにおいて後悔なし」という覚悟がなければ事業など立上げは不可能である。
 実際のところ、後悔の念など、あるのだろうか? 
「後悔などすると、後々、もっと後悔することになる」と、いうこと。
 

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1938, 急増“働く貧困層
2006年07月24日(月)
 昨夜のNHKスペシャルがシビアな内容であった。(急増“働く貧困層" 後09:00 >> 後10:15 )
 ▽400万世帯が生活保護水準以下
 ▽リストラで年収200万・父親の涙
 ▽仕事に就けない若者都会を漂流   等が、骨組みとして構成されていた。

 NHKも日曜日のゴールデンタイムの21時に思い切った番組を組むものだが、これが現実。
ーまずはNHKのHPから紹介文をコピーしてみるー
いくら働いても豊かになれない「ワーキングプア」と呼ばれる低所得者層の実態をリポートする。
働いているのに生活保護水準以下の暮らししかできないワーキングプア世帯は全世帯の約10分の1に
当たる400万世帯とも、それ以上ともいわれる。景気が回復に転じたとされる都会でも
正社員は狭き門で、3人に1人が非正規雇用で働いている。
子どもを抱える低所得世帯では食べるのに精いっぱいで、子どもの将来にも暗い影を落としている。
一方、地方では低収入が原因で税金を払えない人が急増している。基幹産業の農業は厳しい
価格競争にさらされ、離農する人が後を絶たず、集落の存続すら危ぶまれている。
高齢者世帯には医療費や介護保険料の負担増が追い打ちをかけている。憲法が保障する
「人間らしく生きる最低限の権利」さえ脅かされかねないワーキングプアの深刻な実態に迫り、
これから目指すべき社会の在り方を模索する。
ーー
現実の地方経済は信じられないような落ち込みなので、この番組は身近の現状の断面を
鋭く切り取った内容として受け止めることができた。
この番組の中での印象的なケースといえば
・30歳過ぎのホームレスが職を求めて彷徨う姿が生々しく深刻である。
 このままいって最後に食えなくなったとき、犯罪しか生きる道はなくなる?
・地方都市の寂れた商店街の洋服屋のお爺ちゃんの姿も現代の姿だ。
 妻は痴呆症で入院、国民年金の大部分はその支払いで消えていく。
 生活保護を受けるには、持ち家と預金が有ってはならない規定がある。
 それが人間としての尊厳の問題となって決断できないでいる。
・50歳のお父さん、中学生の少年二人を抱えて月に21~22万円で生活をしている。
 奥さんには先立たれ、数年前にはリストラされ、現在は3つのアルバイト先で
 働いている姿が映し出されていた。
身近で、これに近い姿を多く見ているので、他の世界の出来事ではない。
商家で生まれ育って、幼児の頃から生々しい浮き沈みの世界を見てきたので
 現実の問題として深く沈んだ時の恐ろしさには、さほど驚かないが・・・
今までは勝ち組?にスポットライトに当てられていたが、反対に、ワーキングプア
姿を通して現代を考えてみる必要がある!倒産、離婚、生活苦、そして自殺のケース。
もっと辛辣に時代を見つめた番組を作ってよい!
  普通の生活がしたいだけ!  という、言葉が重い

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2005年07月24日(日)
1573, 日本人の苗字
        -読書日記    
-30万苗字の調査から見えたことー
図書館で借りてきた本だが、身近なことのためか面白い内容であった。
知っていることといえば、佐藤などの藤は、藤原氏の藤から頂いたこと位である。
日本人の約30万姓をデータに日本人の苗字を探って、その苗字の驚くべき由来などを紹介している。
中国人の姓、約3500、韓国人の姓、約250。
欧州では、全てあわせても30000というから、いかに日本が多いかわかる。
まず「鈴木」がもともとは熊野方言で、稲束の中心の一本棒であると述べている。
江戸時代末期の人口が3000万人、そのうち苗字があったのが4㌫の100万人。
苗字の数は10000と推測されるから、明治以降から三十倍に増えたことになる。
この本によると、苗字の由来には様々なタイプがあるが、大体次の三つになる。
1、地名型
2、職業・屋号型
3、官職型

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2004年07月24日(土)
1208, 自殺 3万4427人
昨日の新聞の一面トップに、昨年の自殺者が前年より7㌫も増加して3万4427人と報じていた。
ー内容をまとめてみると

・原因として、病苦が45㌫、経済苦が25㌫ 特に経済苦の増加が目立って増えている
・40歳以上が、4分の3を占め
・男女の比率は、男子が70㌫、女子が30㌫
鬱病が30~70㌫。 他の精神疾患を入れると、殆んどが精神疾患があった
・1997年まで、年間2万~2万5千人と推移していたが、
 1998年から3万人台になり、ついに3万4千人になってしまった
・職業別に見ると、無職が半分近くだ
20万都市で一週間に一人が、日本全体では、毎日94人が自殺で亡くなっていることになる。
大都会の真ん中で失業をして、駅などの人ごみの中にいると、ふっと虚無が自分を覆いこみ電車に
飛び込みたくなる衝動に駆られるという。何か解るような気しないでもないが。
「自殺は最後に残された意思の遂行」というが、その心中は当人でなくては解るはずがない。
しかし自殺をしようとする人の大部分が「ほんとうは死にたくない、誰かに声をかけてもらいたい」という。
歳をとり、連れ添いに先立たれ、重い病に侵され、一人孤独に毎日を過ごしていたら、自分でも死にたくなるだろう。
簡単に「自殺はすべきでない」というが、絶望と孤独の岸辺に立っている人の立場からみれば、
その苦しみをから解放される唯一の方法かもしれない。
ゲーテの「若きウェルテルの悩み」の中で、主人公ウェルテルと愛するロッテの恋人(後の亭主)の
アルベルトとの自殺の議論があった。
ーウェルテルは人間の本性には限界があり、喜び、悩み、苦しみもある程度まで耐えられるが、
限界を超えると破壊してしまう。自殺は、けっしてバカな人間や卑怯者するのではなく、生きることに悩み、
迷ってどうしても出口が見つからない時に仕方なくとるものと主張した。
一方、アルベルトは、自殺に対して徹底的に反感を持つ。
彼は「苦しい人生を対し忍ぶ事ができない弱さから引き起こされる」と考えていた。
この世で最も尊いものは、愛である。しかし、人間に喜びを与えるはずの愛が悲劇のもとになることもある、
それがまさに、ウェルテルの悩みを引き起こした。最後には、そのウェルテルが自殺をしてしまった。
死ぬには死ぬなりの悩みと苦痛の蓄積がある。しかし、生きることも、生きるだけの理由もある。
自殺について語る資格は私にはない。ただ、死にたいと思ったことは一度もない!いや、若い時にあったか?
地獄も天国も、この世にあるものだ。地獄の業火(精神の激痛)に焼かれてこそ、自殺の意味が解る!

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2003年07月24日(木)
841, 初めての経験ーユースブック
 ある本を店頭で買おうとしたが、一度「アマゾンの中古本」を買ってみたかったことを思い出した。
そこで買うのを止めて、webのアマゾンで調べてみたら30㌫オフで出ていた。早速注文をしたら、
一週間で直接「持ち主」から本が送られてきた。大阪の女性の人からで、本は全く新品同様であった。
家内にそれを見せると「きれいに読んで、また売ったら」と考えも及ばない事をいう。
恐らくアマゾンは2回目のそれは受け付けないと思うが?そのシステムは革命的だ。
 アマゾンのweb書店に入ると「買った本を売りに出しませんかと?」、過去に買った本の一覧が出てきて、
その売値まで書いてある。汚さないように読み、手数料を払って売ればよいのだ。合理的そのものだ。
これでは益々本が売れなくなるだろう。本以外では楽天市場があるが、そこで買ったことはまだない。
消費者の立場で有利なシステムなら、早くやった方がよい。
今度アマゾンは、本だけでなく他の商品の販売を本格的に始めてきた。
本の半分近くは、週2回以上書店に行くにかかわらず、web書店で買っている。
恐らく今度はユースブックを買う頻度が多くなるだろう。
面白い時代である。数年後にはTVにインターネットが組み込まれて、
気楽にweb上で買い物をする時代になる。

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2002年07月24日(水)
466,内山由蔵さんからの葉書
W杯のお陰でアフリカの地図を引っ張り出すチャンスが多く、だいぶ勉強しました。
ホテル業も大変のようで、長岡のグランドホテルも市議の中では云々されています。
日本精機の永井さんが赤字のグランドホテル手本にして新潟の万代島の再開発の大ホテルを
やるとか云っていますが、永井さんでは経営はできませんね、どうするんでしょう。
貴方がメルクマールで誉めておられ、私もフアンになったユニクロ、一揃え買ったが
着こなせず若い者にやりました。ユニクロも元の元気はありませんね。
大手通も今月一杯で丸越と覚張も廃業、キッドも閉まったまま。
どうするか考えはありませんか?市民センターは一日600人の入場があるとか。
お会いして貴方の話を聞きたいと思っています。私は元気でいます。
ー葉書の日付は7月20日ー2002年
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2001年07月24日(火)
[85] NoSubject
先日も書いたがフィヨルド見物あとの登山列車のトンネルとトンネルの合間の空間で列車が停まった。
そこで全列車の乗客がおりて5分間の滝見物という。100メートルいくと突然空間が開けていた。
そこに大きなショール滝が現れた。
その滝に見とれ写真を撮り乗客の半分近く帰った時、突然音楽が鳴り出した。
ふと滝の中間に赤いものが見えた。赤いドレスの女が踊っている。写真を撮ろうか、
それとも見ることに集中しようか迷ったが両方にすることにした。
まさしく水の精が踊っているようであった。一生に残る感動的場面であった。
明日写真アルバムの載せます